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<title>ハルくんの音楽日記</title>
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<description>クラシックの名曲、名盤、名演奏家を語ろう</description>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4f1f.html">
<title>マーラー　交響曲第３番二短調　名盤</title>
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<description>マーラーの交響曲の中で第３番は第４番と並んで最も幸福感に溢れた作品です。そして３...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=170,height=242,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/13/alma_3_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Alma_3_2&quot; height=&quot;242&quot; alt=&quot;Alma_3_2&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/13/alma_3_2.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; マーラーの交響曲の中で第３番は第４番と並んで最も幸福感に溢れた作品です。そして３番はどれもが長いこの人の作品の中でも特に長い曲です（演奏時間は約１時間３０～４０分）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この曲はオーストリアのザルツブルク近くのアッター湖畔に在るシュタインバッハで過ごす夏の休暇中に作曲されました。ですので曲全体が&amp;quot;美しい自然賛歌&amp;quot;です。全６楽章構成ですが、マーラー自身は第１楽章を第１部、第２楽章以降を第２部と説明したそうです。初演は作曲から６年後の１９０２年ですが、その半年前にマーラーは１９歳も年下のアルマ・マリーアと結婚しました（おどりゃー犯罪じゃ～！）。こんなに若くて美人の女性と結婚すれば、さぞかし人生の幸せを感じていたことと思います。どうりでこの曲が幸福感で一杯に満たされているはずです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１部（第１楽章）のテーマは「夏の到来」です。&amp;quot;夏がやってくる&amp;quot;というこの楽章は行進曲風であり、美しくもユニークな音楽です。ただ、楽想は中々に魅力的なのですが、連続して３０分以上も続くと&amp;quot;夏&amp;quot;では無く&amp;quot;飽き（秋）&amp;quot;がやって来てしまいます。個人的にはこの楽章を２０分以内に凝縮してくれていれば全体のバランスがもっと良くなったと思うのですが。ブルックナーのように&amp;quot;改定版&amp;quot;を出してくれれば良かった（？？）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第２部の各楽章のテーマは以下の通りです。但し、これらのタイトルは楽譜には書かれていません。マーラーが誤解を招く事を恐れて意図的に書き記さなかったそうです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第２楽章　「野原の花々が私に語ること」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第３楽章　「森の動物たちが私に語ること」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第４楽章　「夜が私に語ること」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第５楽章　「天使たちが私に語ること」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　第６楽章　「愛が私に語ること」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それぞれの楽章はとても魅力的です。第２楽章は可憐で美しくチャーミング。第３楽章はエキゾチックでユーモラスで。中間部のポストホルンのソロも美しく夢見るようです。第４楽章ではアルトの独唱が「真夜中の歌」を静かに歌います。第５楽章は児童合唱が鐘の音を模倣して「ビム、バム！」と何度も繰り返し歌う可愛らしい曲です。そして終曲の第６楽章は再び長大で２０分以上を要しますが、弦楽合奏が静かに美しく延々と続いた後にフィナーレとなり壮大な大自然賛歌で曲を締めくくります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この曲はつまらない演奏で聴くと長過ぎて退屈するだけですが、良い演奏で聴きさえすれば非常に感動的です。ですのでご自分の気に入ったディスクを見つけ出すことが重要です。それでは僕の愛聴盤をご紹介します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=264,height=238,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/mah_sch03.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah_sch03&quot; height=&quot;135&quot; alt=&quot;Mah_sch03&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/mah_sch03.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; カール・シューリヒト指揮シュトゥットガルト放送響（１９６０年録音/archiphon盤）　シューリヒトは正に天才指揮者です。職人型で早いテンポを基調にしてモーツァルトを得意としているのにブルックナーも得意。更には時代に先駆けてマーラーも振っています。それも２番や３番という大曲を取り上げているのです。この時代のマーラー演奏はまだまだオケ、特に管楽器が苦戦している場合が多いです。それは多分演奏し慣れていないからでしょう。この演奏はそんな時代のライブとしては中々優れていると思いますし、モノラル録音ながら音質も明快です。曲想もシューリヒトの資質に適していると思います。脂ぎらない爽やかさを感じさせます。優秀な録音の名演奏盤が出ている現代でファーストチョイスに選ぶのは難しいですが、単なる記録として以上に楽しむ事が出来ます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/mahlerku3.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mahlerku3&quot; height=&quot;148&quot; alt=&quot;Mahlerku3&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/mahlerku3.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響（１９６７年録音/audite盤）　クーベリックはバーンスタインにやや遅れてグラモフォンに全集録音を行いました。それはバーンスタインの良くも悪くも&amp;quot;下品な&amp;quot;演奏に比べて少しも大げさなところの無い一種解毒剤のような演奏でしたので、両者を聴いてバランスを取ったものです。けれどもこの人は元々ライブで真価を発揮する指揮者ですし、当時のライブ演奏が多く正規盤で復刻された現在では主にライブ盤の方を聴いています。この３番もライブ盤で、やや早目のテンポで流れるノリの良い演奏ですが、決してうるささを感じる事は有りません。バイエルン放送響の音もべたつかずに爽快感が有るのでこの曲に適しています。これはやはりオーソドックスな良い演奏だと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=263,height=233,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/mah_aba03.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah_aba03&quot; height=&quot;132&quot; alt=&quot;Mah_aba03&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/mah_aba03.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クラウディオ・アバド指揮ウイーン・フィル（１９８０年録音/グラモフォン盤）　最近では顔つきからもすっかり精悍さが消えうせてしまったアバドですが、昔は中々良い演奏が有ったと思います。特にこの３番の演奏は突然覚醒した名演奏でした。そもそも、この曲や４番は出来ればやはりウイーンフィルの美音で聴きたいところです。第１楽章から何と柔らかく美しい響きでしょう。管楽も良く鳴りますが、決して騒々しくなることは有りません。弦楽の美しさも格別です。また特筆すべきは名コンマス、ヘッツェルのヴァイオリンソロで、とろけるように美しい弾き方に驚嘆します。中間楽章もとても美しいですが、白眉はやはり再び終楽章の弦楽合奏でしょう。これほどの美演を他のオケから聴くことは難しいと思います。フィナーレの壮大さもこけおどしで無く実に見事です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=265,height=267,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/mah_ten03.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah_ten03&quot; height=&quot;151&quot; alt=&quot;Mah_ten03&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/mah_ten03.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィル（１９８６年録音/Memories盤）　　テンシュッテットはこの曲を１９７９年にＥＭＩへ録音していますが、これは７年後のロンドンのロイヤルアルバートホールでのライブ演奏で、伊Memoriesの海賊盤マーラー選集に含まれます。ＦＭ放送から録音したようでテープヒスやノイズは有りますが、音自体はしっかりしていてとても聴き易い音質です。ロンドンフィルは決して一流のオケとは言い難いので、ライブでこそ命がけの大熱演で真価を発揮するテンシュテットのＣＤはなるべくライブ盤を選ぶべきです。またテンシュテットのドラマティックな演奏スタイルは２番、５盤、６番といった壮絶な曲に向いていますので、３番のような曲はどうかと思いましたが、これはこれで悪くは有りません。終楽章の息の長い盛り上げ方にも感心しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=286,height=266,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/22/mah3_bert.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah3_bert&quot; height=&quot;139&quot; alt=&quot;Mah3_bert&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/22/mah3_bert.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ガリー・ベルティーニ指揮ケルン放送響(１９８６年録音/ＥＭＩ盤）　ベルティーニもマーラーを得意とする指揮者で、ケルン放送と全集録音を残しましたし、日本でも全曲チクルスという画期的なコンサートを実現しました。知り合いの音楽業界人がベルティーニと親しかったので、演奏会後の楽屋に一緒に行って言葉を交わした事も有ります。「マエストロのコンサートはいつもとても楽しんで聴いています。」みたいな事を話すと、非常に喜んでくれました。とても優しくて良い人という印象でした。この３番の演奏も人柄と同様な印象の演奏です。但し少々健康的に過ぎるのが難点です。明るく軽くメリハリの利いた響きは何となく映画音楽かミュージカルのように聞こえてしまう事も有ります。彼は元々職人型のスタイルなので、素朴感を失って演出臭さを感じさせてしまうのも気になります。そこが良いという方もいらっしゃるのでしょうけれど。終楽章の弦楽は非常な弱音でやや聞き取り辛いのですが、耽美的で美しく良い演奏だと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=261,height=257,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/mah3bern.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah3bern&quot; height=&quot;147&quot; alt=&quot;Mah3bern&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/mah3bern.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル（１９８７年録音/グラモフォン盤）　世評の高い再録音盤です。冒頭のホルンから音がぎっしり詰まった力演なのですが、どうも音が固いのが気になります。この曲にはもっと柔らかさが欲しいところです。高いテンションを維持したまま長い１楽章を進めますが、演奏が凄まじ過ぎて心が安らぐ間が有りません。まるでプロレスラーに羽交い絞めにでもされて身動きが取れないような圧迫感を感じるのです。これでは&amp;quot;夏の到来&amp;quot;というよりも&amp;quot;大嵐の到来&amp;quot;という印象です。中間の４つの楽章は過不足無しですが、終楽章では弦楽がずっと弱過ぎるピアニシモを続けていたかと思うとフィナーレでは異常な程のクレッシェンドを見せます。このような芝居がかった演奏は僕は好みません。「復活」ではあれほどの超名演を残したバーンスタインでしたが、この曲には向いていないようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=289,height=263,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/mah_noe03.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah_noe03&quot; height=&quot;136&quot; alt=&quot;Mah_noe03&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/mah_noe03.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィル（１９９４年録音/CANYON盤）　冒頭のホルンにまず耳を奪われます。これほど力まずゆったりと広がりを持った鳴らし方は初めて聴きます。主部に入っても慌てず騒がず本当に遠くから夏が少しずつやってくるようです。一つ一つの音符が深い意味を持ち、デリカシーがこもっている点はまるで魔法のようで、アバド盤を完全に凌駕します。チェコ・フィルの音の美しさもウイーン・フィルと双璧です。これに比べたらバーンスタイン/ＮＹＰはまるで軍楽隊の行進としか思えません。中間楽章も同様にとても美しい出来栄えです。終楽章も音が弱くなり過ぎずによく歌うので旋律の美しさを楽しめます。神経質になり過ぎないところがこの曲に適しています。ですが時折見せる寂寥感やフィナーレの彼岸の雰囲気も実に味わい深く、ノイマンは一体どこまでこの曲を深く摑み切っているのか驚嘆します。疑い無く、彼の残したマーラー演奏の最高傑作だと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以上から、僕の段トツのベストはノイマン/チェコフィル盤です。この曲に中々馴染め無い方や、バーンスタインが最高だと思われている方にこそ聴いて頂くことをお薦めします。そして次点はアバド/ウイーン盤です。これも次点ではもったいないぐらい非常に気に入っています。３番目は無難な所でクーベリック盤でしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;他に興味の有るのはコバケン（小林研一郎）/チェコフィル盤です。いずれ聴いてみたいと思っています。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>マーラー</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-12-23T10:11:41+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-2207.html">
<title>ブルックナー　交響曲第２番ハ短調</title>
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<description>曲の完成順に「第１番」、「第０番」、「第２番」の３曲がブルックナーの初期の交響曲...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=158,height=200,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/200_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;200_2&quot; height=&quot;202&quot; alt=&quot;200_2&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/200_2.jpg&quot; width=&quot;160&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 曲の完成順に「第１番」、「第０番」、「第２番」の３曲がブルックナーの初期の交響曲です。後期の作品のあの深遠な世界に魅入られてファンになった（入信した？）人達にとっては初期の作品もまた大変味わい深い作品群です。これらを聴いて初めてブルックナー鑑賞の最終段階と言えるでしょう。ですが逆に初期作品から聴き始めると音楽の持つ魅力を理解する前に退屈してしまう恐れがあります。ですのでこれからブルックナーを聴いてみようかと思われる方には、中後期の「７番」辺りから聴き始めて「３番」「４番」「５番」「８番」「９番」と順に制覇して頂くことをお薦めします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;初期の３曲の中では、やはり最後の「第２番」の出来栄えが優れています。中期の「第３番」「第４番」よりも好む方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。第１楽章モデラートは、さながら心を弾ませてアルプスの野山を散策しているような雰囲気です。遠くの雄大な山々を眺めてみたり、足元に咲く花々に目を留めたり、爽やかな空気を吸ったりと、大自然の美しさを満喫できます。第２楽章アンダンテも同様なのですが、ゆったりとした曲想でもっとずっと瞑想的です。第３楽章スケルツオは、いかにも初期のブルックナー的な野趣に溢れたとても楽しい曲です。そして第４楽章フィナーレは非常に印象的で心が沸き立つような曲です。この楽章だけは初めて聴く方でも即座に魅了されることでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それでは僕の愛聴盤をご紹介します。後期の曲に比べると普段聴く回数がずっと少ないので所有するＣＤは限られています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/bru_yoh02.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bru_yoh02&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Bru_yoh02&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/bru_yoh02.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; オイゲン・ヨッフム指揮バイエルン放送響（１９６８年録音/グラモフォン盤）　ヨッフムの一度目の全集はベルリンフィルとバイエルン放送響とを曲によって振り分けていますが、音の傾向からするとバイエルン放送のほうがブルックナーには適していると思います。オーストリアに最も近く、アルプス山脈の麓と言っても良いミュンヘンの楽団は昔からブルックナーが得意です。恐らくはドイツの国の中でもオーストリアと気質が似ているのと素朴で明るい音が適しているのだと思います。この演奏はそんな特色が生かされた素晴らしい演奏です。曲の隅々までデリカシーに溢れて美しいですし、３、４楽章の切れの良さも最高です。現在は分売もされているので、これ１枚でこの曲を楽しむのにも何ら不足は有りません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=263,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/bru_holst.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bru_holst&quot; height=&quot;148&quot; alt=&quot;Bru_holst&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/bru_holst.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ホルスト・シュタイン指揮ウイーン・フィル（１９７３年録音/DECCA盤）　シュタインはわが国のＮ響を何度も指揮しましたのでオールドファンには良く知られるドイツ正統派ですが、僕はこれまで特別感動した演奏を聴いたことが有りません。全て中の中レベルどまりでした。とは言え、この演奏はウイーンフィルを指揮したブルックナーなので期待は高まります。ところが第１楽章は早めのテンポにどうも忙しなさを感じますし、響きも少々うるさい感じです。第２楽章はさすがにウイーンフィルでとても美しいのですが、第３、第４楽章になると切れの良い力演ではあるものの、やはり全体的にうるささを感じます。なお、この演奏はハース版ですが、ノヴァーク原典版の方が良いと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/cci00007.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00007&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cci00007&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/cci00007.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; オイゲン・ヨッフム指揮ドレスデン歌劇場管（１９８０年録音/ＥＭＩ盤）　ヨッフム二度目の全集への録音ですが、バイエルン盤の名演をも更に上回る最高の出来栄えです。基本的な表現は同じですし、どちらのオケも魅力的なので１、２楽章は甲乙付け難いですが、３楽章は新盤の方が幾分遅くスケールの大きいことがプラスです。後期の曲的な演奏と言えるでしょう。逆に終楽章はテンポを速めて緊迫感が増しており思わず惹きこまれます。これはブルックナーの指定の&amp;quot;速く&amp;quot;を徹底した結果です。僕はこの演奏を第２番のベスト盤にしたいのですが、現在出ている海外EMI盤のＢｏｘセットはＡｒｔリマスターであり、高音が強調されていてドレスデンの音らしからぬ響きに聞こえます。そこで旧盤（オランダ盤）に買い換えたところ、中低域の音がずっと厚くなり、本来のドレスデンらしい音になって非常に満足しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/19/bru_scro02.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bru_scro02&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Bru_scro02&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/19/bru_scro02.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮ザールブリュッケン放送響（１９９９年録音/ARTE NOVA盤）　スクロヴァチェフスキーの演奏も非常に魅力的です。この人のブルックナーの中でも特に優れた１枚ではないでしょうか。スタイルとしてはヨッフムの旧盤に似ています。１、２楽章は美しいですし、スケルツオや終楽章の切れの良さはヨッフムに比べても遜色有りません。ザールブリュッケン放送も中々優れたオケですし、音色に素朴さを失わないのがプラスです。廉価盤ですが録音も優秀ですし、この演奏だけでも曲の魅力を充分に味わうことが出来ると思います。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ブルックナー</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-12-19T13:04:08+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-c25d.html">
<title>ブルックナー　交響曲第０番二短調　</title>
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<description>ブルックナーの交響曲には第1番から９番の他にもへ短調交響曲と第０番が存在します。...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=250,height=250,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/12/bruckner.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bruckner&quot; height=&quot;170&quot; alt=&quot;Bruckner&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/12/bruckner.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ブルックナーの交響曲には第1番から９番の他にもへ短調交響曲と第０番が存在します。このうちのヘ短調は全くの習作ですが、第０番のほうは少々ややこしいのです。この曲に着手したのは第１番よりも以前ですが、完成したのは実は第１番よりも後だというのが現在の定説です。ですがブルックナー自身は２番の名称を与えることなく０番としました。その理由は分かりませんが、ちょっと可哀相な作品です。ですので一昔前には交響曲全集にも含まれませんでしたし、単独でも録音がされることは滅多に有りませんでした。けれども最近は全集に含まれるケースが増えましたし、ファンの間では結構愛聴されています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ブルックナーファンにとってはこの曲からアルプスの山々の美しさや悠久の自然を感じ取る事は容易です。第１楽章アレグロは少々変化に乏しく長ったるく感じないでも有りません。しかし第２楽章アンダンテは非常に美しい曲ですし、第３楽章スケルツオも素朴で野趣を感じるあたりは初期の作品としてよく出来ています。第４楽章モデラートはバロック的な対位法による旋律の絡みが主体の曲ですが、初期作品とはいえ音楽はとても立派です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とは言え僕は第１番も第２番も普段は余り聴きませんし、０番になると更に聴くことが少なくなります。ですので所有ＣＤも僅かに１種類だけなのですが、ご紹介します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/12/12/buru0.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Buru0&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Buru0&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/12/12/buru0.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮ザールブリュッケン放送響（１９９９年録音/ARTE NOVA盤）　ブルックナー指揮者には大きく分けてクナッパーツブッシュ、マタチッチ、ヨッフム、朝比奈などに代表される細部にこだわらない無手勝流豪快型と、細部を彫琢して積み重ねていくシューリヒトやヴァントに代表される職人型の二つのタイプが有ると思います。スクロヴァチェフスキーは完全に後者の職人型です。但しシューリヒトやヴァントは職人として１００％完成の域に到達しましたが、スクロヴァチェフスキーは２人と比べてしまうとせいぜい９０％というところでしょうか。何年か前にこの人がＮ響定期で振った８番を聴いてなかなか感心しましたが、後期の曲の場合には更なる高みを望んでしまいます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;とはいえザール・ブリュッケン放送響と残した全集の中でも初期の曲については、非常に満足のできるレベルです。初期の曲を後期の曲のように巨大に演奏するのも一つのやり方ですが、その曲の等身大の大きさの演奏というのもリファレンスとして貴重だと思います。そういう点でスクロヴァチェフスキー盤は安心して曲を楽しむ事が出来ます。ザールブリュッケン放送響は技術的にも問題は有りませんし、この曲に名演奏を残してくれた事を喜びたいと思います。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ブルックナー</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-12-14T23:46:55+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-904d.html">
<title>マーラー　交響曲第２番ハ短調「復活」　名盤</title>
<link>http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-904d.html</link>
<description>マーラーの「復活」は自分にとって特別な曲です。何故かと言うと、今から約３０年前の...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=363,height=473,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/28/mah140.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah140&quot; height=&quot;221&quot; alt=&quot;Mah140&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/28/mah140.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; マーラーの「復活」は自分にとって特別な曲です。何故かと言うと、今から約３０年前の学生時代に演奏をしたからです。会場は東京渋谷のＮＨＫホール。指揮は若き尾高忠明氏でした。それは「青少年音楽祭」というイベントコンサートで、ＮＨＫのスタジオで半年間、毎週練習を重ねて迎えた本番は教育ＴＶで全国放送もされました。自分のアマオケ活動の中でも記念碑的なコンサートです。そして正に”青春真っ只中！”という感じでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それにしても「復活」は凄い曲です。マーラーの大曲には、より声楽パートの割合が多い第８番や器楽のみの７番、９番と色々有りますが、器楽と声楽が拮抗して壮大に盛り上がる音楽としてはこの曲は随一です。自分は演奏経験から曲の隅から隅まで頭の中に入っているからかもしれませんが、この曲はとても分かり易いと思います。それでいて何度聴いても飽きが来ません。これが第２作目の交響曲とは何とも驚きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第１楽章アレグロ・モデラートは、既に「葬礼」と題された交響的断章に加筆したものです。マーラーはこの曲で、１９世紀の矛盾に満ちた社会に生きる人間として、人生とは何か、なぜ苦しむのか、人は死という厳粛な事実に直面してどう対処すべきなのか、ということを問いかけました。そしてその答えの全ては終楽章に有ります。長大なこの第１楽章は冒頭で激しい弦のトレモロに乗ってチェロとコントラバスが地の底からの響きのようにうめきます。やがて一転してヴァイオリンの天国的な調べに変わりますが、このように地獄と天国を何度も行ったり来たりしながら曲は進行します。それにしても何とも壮大な楽章です。マーラーはこの楽章の後は５分間空けてから第２楽章を始めるように指示しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第２楽章アンダンテ・モデラート　第１楽章とはうって変わって、ゆったりと優美に奏される歌謡的な楽章です。但し中間部では非常に荒々しくなり、また元に戻ります。この楽章は他の楽章での人生の戦いにおける、つかの間の休息であるかのようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第３楽章スケルツオ　ティンパニーの一撃で始まるこの楽章は自身の歌曲「子供の不思議な角笛」の中の「魚たちに説教するバドヴァの聖アントニウス」が転用されています。この楽章はとても楽しく魅力的なので大好きです。途中にビオラが歌う部分が有るので、自分のコンサートの時には一生懸命練習したものです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第４楽章　「原光」と題されるこの楽章も歌曲から転用されてものです。アルトの独唱で「私は神から出たもの、そして再び神の御許に戻るのだ」と歌われます。終楽章の前奏としてとても効果的で美しい音楽です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;第５楽章　いよいよこの交響曲の答えとなる終楽章は恐ろしい最後の審判と復活の音楽で、１８世紀の詩人クロプシュトックの詩句「復活する、そう、復活するだろう」が用いられています。ですがマーラーが行った加筆部分からは、ただのキリスト教の復活信仰ということでは無く、生と死を永遠に繰り返す宇宙、自然界の摂理を表わそうとしていることが分かります。この楽章だけで３５分～４０分かかる極めて長大、壮大な曲です。大きくは３部に分かれていて、順に「生の苦悩と葛藤」「生との激しい戦い」「永遠の生への勝利」という感じです。僕は２部の行進曲の途中で急に&amp;quot;Pesante（重く）&amp;quot;になる箇所が大好きで、いつも感動してしまいます。そして３部の最後には「よみがえる、そうだ、おまえはよみがえるだろう。おお、信ぜよ、私の心よ」と大合唱がオーケストラとパイプオルガンの大音響と共に高らかに歌われて曲が終ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;僕の愛聴盤をご紹介していきますが、この曲はどうしても多くなります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/28/514d4sfdkcl__ss500_.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;514d4sfdkcl__ss500_&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;514d4sfdkcl__ss500_&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/28/514d4sfdkcl__ss500_.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィル（１９５７年録音/ＣＢＳ盤）　最初にＬＰ盤で買った懐かしい演奏です。ワルターは最高のマーラー指揮者の一人ですが、気宇壮大なこの曲には少々スケール不足を感じます。従って物足りないのは第１楽章と終楽章ですが、それはこの曲では致命的です。逆に第２、３、４楽章はゆったりと非常に味わい深い演奏ですので残念です。なお、この録音に先立って行われた演奏会のライブ盤もＭ＆Ａから出ていますが未聴です。いずれ聴きたいと思っています。またウイーン・フィルを指揮したライブ録音も有りますが、録音が悪いので聴きません。　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=287,height=258,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/28/mahcci00006.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mahcci00006&quot; height=&quot;134&quot; alt=&quot;Mahcci00006&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/28/mahcci00006.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; カール・シューリヒト指揮ヘッセン放送響（１９６０年録音/Tresor盤）　シューリヒトは最高のブルックナー指揮者でしたが、実はマーラーも案外指揮しています。２番には１９５８年にフランス国立放送を指揮した壮絶なライブ録音も有りますが、いかんせん音質が悪すぎました。このヘッセン盤はモノラルですがずっと録音が良好なので楽しめます。早いテンポでぐんぐん進むあたりはいかにもシューリヒトですが、音楽の彫りが深いので物足りなさを感じさせません。それどころか、フランス放送盤ほどでは有りませんがこちらも相当に壮絶な演奏です。意外なのは終楽章の行進曲部分では、やや遅めのテンポでテヌート気味にたっぷりと奏させています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/28/mah106.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah106&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Mah106&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/28/mah106.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル（１９６３年録音/ＣＢＳ盤）　僕がこの曲を聴き始めた学生の頃には、ワルターとクレンペラー、それにこのバーンスタイン盤がポピュラーでした。中でもマーラーを指揮したときのバーンスタインは千変万化する楽曲をより一層振幅大きく雄弁に演奏しますので、その感動の巾は底知れずです。このようなスタイルはともすれば大げさでこけおどしのように感じられるものですが、彼の場合は真実に裏打ちされているので少しも不自然になりません。彼には新録音盤も有りますが、この旧盤も現役で充分通用する名盤だと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/28/mahcci00006b.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mahcci00006b&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Mahcci00006b&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/28/mahcci00006b.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ジョン・バルビローリ指揮シュトゥットガルト放送響（１９７０年録音/ＥＭＩ盤）　「２０世紀の偉大なコンダクター」シリーズの１枚です。バルビローリも素晴らしいマーラー指揮者であり、ＥＭＩへ録音した５、６、９番はいずれも名演奏でした。この２番は最晩年のシュトゥットガルトでのライブです。全体的に遅めのテンポでゆったりと歌わせた表情豊かな演奏ですが、決してもたれることは有りません。欠点はアンサンブルの乱れや管楽器のミスが結構見受けられることですが、さほど気にはなりません。終楽章はバルビローリが最後の力を振り絞っているようで感動的です。良好なステレオ録音なのも嬉しいです。彼には１９６６年のベルリンフィルとのライブ録音（Testament盤）も有り、オケの実力は言うまでも無くベルリンが上なのですが、モノラル録音で音質がパッとしないのが残念です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=266,height=262,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/mahler2_tenns_ndr.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mahler2_tenns_ndr&quot; height=&quot;147&quot; alt=&quot;Mahler2_tenns_ndr&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/mahler2_tenns_ndr.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クラウス・テンシュテット指揮北ドイツ放送響（１９８０年録音/First Classic盤）　テンシュテット・ファンには非常に有名な一世一代の名演です。海賊盤にもかかわらず極めて優秀な音質なのも価値を高めています。冒頭の低弦の表現力と気合からして圧倒されますし、余りに練習が厳しすぎて、このオケと長続きしなかったというのも理解できます。第1楽章は遅いテンポですが、バーンスタインの新盤ほどは粘らないのも普遍性が有ります。圧巻は終楽章で前半の神秘性はいまひとつかなと思っていると、後半の行進曲に入るとテンションが一気に上がってきて壮絶な演奏となります。そしてフィナーレの合唱とオケの壮大さには圧倒されます。現在は中古店でも滅多にお目にかかれない貴重盤なので７～８千円はするでしょうがそれだけの価値が有ると思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=218,height=216,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/htavcoverimage.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Htavcoverimage&quot; height=&quot;148&quot; alt=&quot;Htavcoverimage&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/htavcoverimage.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響（１９８２年録音/オルフェオ盤）　クーベリックの演奏はマーラーの音楽の持つドイツ的な要素とボヘミア的な雰囲気をバランス良く感じさせる点でとても優れていると思います。但し、不健康な情念の味わいには欠けています。ライブになるとこの人は熱く燃えるので素晴らしいのですが、この「復活」のような破格の曲の場合にはバーンスタインやテンシュテットといった破格の演奏を耳にしてしまうと、どうしても物足りなく感じてしまうのもやむを得ないところです。それでも終楽章の高揚感は相当なものですし、普通に曲に馴染むにはかえって良いのかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=263,height=263,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/41kjdyzoohl__ss500_.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;41kjdyzoohl__ss500_&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;41kjdyzoohl__ss500_&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/41kjdyzoohl__ss500_.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル（１９８７年録音/グラモフォン盤）　２３年の時を経てバーンスタインは再び手兵のニューヨークフィルとこの曲の録音を行いました。演奏の完成度としては遙かに上回ります。但し良くも悪くもバーンスタインの体臭が極限まで濃くなっています。それはマーラーの個性をも越えたバーンスタインの個性です。全体的に余りに遅いテンポで物々しく粘るので、普段聴くのにはどうかと思います。けれども集中してこの世界に入り込んでしまうと、感動の深さは計り知れません。それは全て聴き手次第です。特に終楽章が素晴らしく、行進曲&amp;quot;Pesante&amp;quot;の部分の感動も随一だと思います。反面、第２楽章は爽やかさのかけらも無いので好みません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/408.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;408&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;408&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/408.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ヴァーツラフ・ノイマン指揮チェコ・フィル（１９９３年録音/CANYON盤）　ノイマンは一度目のマーラーの交響曲全集をスプラフォンに録音しました。二度目の全集は未完成のまま他界してしまいましたが、マーラーに対する思いは強かったようです。これは二度目の録音です。第１楽章は早いテンポでかっちりと進めて、情念どっぷりのバーンスタインとはまるで対照的なスタイルです。これもなかなか悪く有りません。第２楽章も早めですが爽やかな美感を感じてなかなか良いです。反面、第３楽章は一貫したインテンポで音楽が堅苦し過ぎて面白くありません。しかし、さすがに終楽章になると少しも大げさでは無いのに聴いていて充実感が有ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=260,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/269.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;269&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;269&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/269.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 小林研一郎指揮チェコ・フィル（１９９７年録音/CANYON盤）　コバケンの「復活」は、かつてサントリーホールでハンガリー国立響との素晴らしい生演奏を聴きました。この演奏はノイマンと同じチェコフィルですが、スタイルが大きく異なります。冒頭は意外にあっさりと始まりますが、第二主題あたりから音楽の振幅がぐっと大きくなり、コバケン本来のドラマティックなスタイルになります。第２楽章は美しいですし、第３楽章は生き生きしたリズムがとても楽しく魅力的です。美しい４楽章を経て終楽章は淡々と開始されますが、壮大なファンファンーレから突入する行進曲も非常にスケールが大きいです。そして圧倒的なフィナーレと、彼にはマーラーの音楽が本当によく合います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=238,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/683.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;683&quot; height=&quot;137&quot; alt=&quot;683&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/683.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クリストフ・エッシェンバッハ指揮フィラデルフィア管（２００７年録音/ONDINE盤）　地元フィラデルフィアでのライブ盤です。かつての名ピアニストも、現在では素晴らしいマエストロです。この人の指揮は現代風では無く、古風な伝統を感じさせる濃厚でロマンティックな表現が多いのでとても好きです。フィラデルフィア管はヨーロッパのオケと比べると管楽器の音色が明るいのが気になりますが、むろん優秀なオケです。第１楽章から遅いテンポで情念の濃い演奏をたっぷりと聞かせます。ポルタメントを大きくかけるのも特徴です。第２楽章も懐かしさを一杯に湛えて心がこもり切っています。第３楽章も非常に良いテンポで楽しませてくれます。終楽章は行進曲の燃焼度がいまひとつの気がしますが、フィナーレの壮大さはかなりのものです。それにライブということを感じさせない完成度の高さです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これらの中で特に素晴らしいと思うのは、やはりバーンスタイン/ニューヨークの新旧両盤とテンシュテット/北ドイツ放送盤です。それにコバケン/チェコフィル盤が次点として肉薄します。エッシェンバッハ/フィラデルフィアには捨て難い魅力が有ります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;参考までに、上記以外ではヘルマン・シェルヘン指揮ウイーン国立歌劇場管、ズービン・メータ指揮ウイーン・フィルというマーラーゆかりのウイーンの演奏もＬＰ盤時代に聴きましたが、気に入らずに手放しました。オットー・クレンペラー指揮バイエルン放送響のライブ盤も意外と期待はずれでやはり手放しました。ずっと新しいところではブーレーズ指揮ウイーン・フィル盤を試聴しましたが気に入らずに購入しませんでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=267,height=267,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/p1000411.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;P1000411&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;P1000411&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/p1000411.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 最後に番外として一つ。尾高忠明指揮ジュネス・ミュジカル・シンフォニー・オーケストラ（１９７７年録音/ポリドール盤）　僕が参加した青少年音楽祭での演奏です。ＮＨＫが収録した録音を当時のポリドールがＬＰ盤で個人配布したものですが、三年前に自分で業者に依頼してＣＤ化しました。当時新進気鋭の尾高忠明がアマチュア学生を集めた特別オケと演奏した一期一会の記録です。トレーナーは現在仙台フィルを振る円光寺雅彦でした。自分が参加していてこう言うのも躊躇われますが、若き情熱のほとばしりを熱く熱く感じさせる点では、多くの名演と比べても遜色有りません。アマチュアとしても音大レベルの人が多く参加していて全体のレベルもかなりのものでした。アマオケの歴史的演奏として永遠に記憶されることと思います。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>マーラー</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-12-07T23:27:10+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-b1df.html">
<title>ゲルギエフ/マリインスキー歌劇場管弦楽団　来日公演</title>
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<description>帝政ロシアの古都サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場が日本に訪れています。今...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=594,height=816,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/29/cci00005.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00005&quot; height=&quot;233&quot; alt=&quot;Cci00005&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/29/cci00005.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt;帝政ロシアの古都サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場が日本に訪れています。今回はコンサートとバレエ公演を兼ねた大規模なツアーです。マリインスキー劇場のバレエは３年前に「白鳥の湖」を観ましたが、世界一美しいと思えるコールドバレエは圧巻でした。ですのでバレエ公演にも大いに惹かれましたが、今回は財政的都合で「仕分け」となり（笑）、コンサートのほうに予算配分となりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ゲルギエフ/マリインスキーを聴くのはこれで３回目です。最初は１０年前にストラヴィンスキーの「春の祭典」他、２度目がマーラーの「復活」でした。今回は東京ではサントリーホールで「オール・ロシアン・プログラム」として、ムソルグスキー、チャイコフスキー、ショスタコーヴィチ、ストラヴィンスキーという４人の大ロシア作曲家を一晩毎のコンサートで聞かせます。ストラヴィンスキーは一度聴いていますし、今回はチャイコフスキーが、序曲「１８１２年」、ピアノ協奏曲第１番、交響曲第４番という豪華プログラムでしたので、迷うことなくこれに決めました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今日のチケットは随分前に完売していただけあって、サントリーホールの前には開場前から多くのお客が集まっていました。入場して席に着くと本当に満席でした。そして演奏開始を心待ちにしたのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;オープニングの序曲「１８１２年」は非常に表情豊かな演奏でした。冒頭、弦が大きく歌うのにまず魅了されます。戦いのシーンの激しさも充分ですが、むしろ惹かれるのはロシアの民謡部分です。さすがは自国オケの演奏で雰囲気が満点でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;続いて２曲目はピアノ協奏曲第１番です。独奏は中国の若手イケ面ピアニスト、ユンディ・リでしたが、彼は２０００年のショパンコンクールの優勝者です。聴くのは初めてでしたが、非常に良いピアニストだと思いました。キーシンのように精密な訳でも無く、若きアルゲリッチのようにブリリアントな訳でもありません。ですが、とても陰影深く情緒に訴えかけるピアノを弾いてくれます。ゲルギエフのオケ伴奏と共に第１楽章の名旋律を遅いテンポでたっぷりと歌わせてくれたのには感動しました。また第３楽章の追い込みもなかなかのものでした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;メインの交響曲第４番は、マリインスキー劇場管で是非聴いてみたい曲でした。５番、６番はＣＤで聴くことが出来ますが（但し５番はＨａｒｖｅｓｔの海賊盤）、４番はウイーンフィルとの録音だけだからです。その演奏は実に素晴らしかったです。こういうロシア風の曲想が多い曲はやはり自国のオケが最高だと感じるからです。ゲルギエフの指揮は非常にオーソドックスなもので、目新しさは有りませんが我々がこの曲に要求することを全て兼ね備えています。ですので聴き終わって「良いチャイコフスキーを聴いたなぁ」という満足感で一杯になりました。但しオーケストラの技量で言うと、今日のマリインスキーよりも昨年のサンクトペテルブルク・フィルのほうが上かなという印象でした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;アンコールは「眠りの森の美女」のワルツと「くるみ割り人形」からのトレパックの２曲です。これは楽しさという点で文句有りませんでした。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>チャイコフスキー＆ロシア音楽</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-11-30T01:03:25+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-e626.html">
<title>ブルックナー　交響曲第１番ハ短調</title>
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<description>アントン・ブルックナーはオーストリアのリンツにある聖フローリアン教会でオルガニス...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/22/335pxantonbruckner_2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;335pxantonbruckner_2&quot; height=&quot;228&quot; alt=&quot;335pxantonbruckner_2&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/22/335pxantonbruckner_2.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; アントン・ブルックナーはオーストリアのリンツにある聖フローリアン教会でオルガニストを勤めていました。敬虔なカトリック信者である彼は自らの作品を神様に捧げようとしたのです。このことだけでも彼が随分浮世離れした人物であったことが分ります。彼の作品の中心は交響曲と宗教曲ですが、一般に人気の有るのは何と言っても一連の交響曲作品です。よく彼の作品は「オルガン的」と言われますが、それは単に管弦楽の響きの方法論であって、決して音楽の本質では有りません。本質は、浮世（俗世間）を離れた、あたかも自然界や宇宙界、森羅万象の世界を想像させる、およそ他のいかなる作曲家とも異なる独自のものです。けれども、このような音楽というのは、自然や季節の移り変わりや&amp;quot;もののあはれ&amp;quot;を理解する日本人にとっては感覚的に案外受け入れ易いと思います。ですので日本には本国ドイツ、オーストリア以上にブルックナー・ファンが大勢居ます。数年前迄は朝比奈隆やギュンター・ヴァントというブルックナーを得意とする指揮者が現役でしたので、ブルックナー・ファン達も非常に賑やかでしたが、最近は少々沈静化してしまった感が有ります。巨匠の時代の終わりと共に、ブルックナー演奏の時代も区切りが付いてしまったとすれば大変残念な事です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ブルックナーの交響曲には第１番から未完成で終わった９番迄の作品の他にも、第０番、習作の第００番が有ります。近年は全集盤に０番と００番が入るものも増えています。ところで僕はブルックナーは大好きですが、全ての交響曲を万遍無く聴いている訳でも有りません。愛聴していると言えるのは後期の大曲である５番、７番、８番、９番ぐらいです。次いでは３番、４番でしょうか。１番、２番、６番ももちろん好きですが、普段はほとんど聴きません。ところが熱烈なブルックナーファンは初期の０、１、２番も愛好しますし、８番、９番あたりの曲は、あらゆる録音を全て聴くという人も決して珍しくは有りません。事実自分の友人にも存在します。そういう意味では自分は熱烈なブルックナーファンでも無いかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;交響曲第１番は１８６８年にブルックナー自身の指揮で初演されました。マーラーの第１番の初演が１８８９年ですので、先んじること２１年です。規律正しくいかにも独欧系の音楽という風情で進行する第１楽章アレグロ、オーストリアの美しい自然を想わせる第２楽章アダージョ、野趣に溢れた第３楽章スケルツオ、激しく高揚する第４楽章フィナーレと、いずれも魅力的です。ブルックナーファンにとっては無条件で楽しめます。しかしファン以外が聴いて楽しめるかというと果たしてどうでしょうか。正直よく分かりません。これからブルックナーを聴かれるという方は、まず先に３、４、５、７、８、９番を聴かれた後からでも遅くないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この曲は普段聴く事が無いので所有するＣＤの種類もごく限られてはいますが、ご紹介しておきます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=266,height=263,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/22/41kqn94kz0l__ss500_.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;41kqn94kz0l__ss500_&quot; height=&quot;148&quot; alt=&quot;41kqn94kz0l__ss500_&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/22/41kqn94kz0l__ss500_.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・フィル（１９６５年録音/グラモフォン盤）　ヨッフムもブルックナーを得意にしていた名指揮者です。特に晩年の幾つかのライブ録音はいずれも最上のブルックナーでした。この１番はグラモフォンでの最初の交響曲全集の中の録音で、宇野功芳先生が昔から絶賛している演奏です。ベルリンフィルがフルトヴェングラー時代のドイツ的な音色をかろうじて残している時期の録音なので幸運でした。元々パワフルなオケが音楽を踏み外さずに、力強く、かつ美しく響かせているのはやはりヨッフムの実力だと思います。終楽章などは実に見事です。アダージョの美感やスケルツオの切れの良いリズム感などにも惚れ惚れします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=248,height=246,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/22/2059c48ea678dc0cfe8109975a4bb3591.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;2059c48ea678dc0cfe8109975a4bb3591&quot; height=&quot;148&quot; alt=&quot;2059c48ea678dc0cfe8109975a4bb3591&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/22/2059c48ea678dc0cfe8109975a4bb3591.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; オイゲン・ヨッフム指揮ドレスデン国立歌劇場管（１９７８年録音/ＥＭＩ盤）　グラモフォン盤に続いて二度目の全集の中の録音です。完全無欠のベルリンフィル盤に対して、ドレスデン盤はどこか集中力にスキが有るような気がします。それはオケの持つ性格も有るのかもしれません。宇野先生などは明らかにベルリン盤の方が上と言われています。ところが人の好みというのは面白いもので、僕はむしろドレスデン盤に惹かれます。聴きようによってはややメカニカルな音に聞こえるベルリンフィルよりも、音に素朴さが有るドレスデンの方が聴いていて心地よいのです。とは言え、どちらか片方を選んでも問題は有りませんし、両方を聴かれればもちろん更に良いと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ヨッフム以外であれば、たぶんヴァントかスクロヴァチェフスキー辺りが無難なところではないでしょうか。但し僕は聴いていません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ブルックナー</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-11-24T22:24:37+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-117a.html">
<title>マーラー　交響曲第１番ニ長調　名盤</title>
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<description>マーラーが完成させた交響曲は全部で１０曲です。第１番から９番までと、８番の後に書...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=351,height=480,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/mah26803.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mah26803&quot; height=&quot;232&quot; alt=&quot;Mah26803&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/14/mah26803.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; マーラーが完成させた交響曲は全部で１０曲です。第１番から９番までと、８番の後に書かれた番号無しの「大地の歌」が有ります。僕はどの曲も好きですが、聴く回数が多い曲というと、１番、２番、５番、６番、９番、大地の歌、です。基準は自分でも良く分かりません。音楽的な内容とは余り関係が無いような気がします。ということで、ここはやはり若きマーラーの記念すべき交響曲第１番からスタートしたいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この曲は初めは２部構成、全５楽章の交響詩として書かれました。それが第１稿です。その後それを改訂したのが第２稿で、その時に副題の「巨人（タイタン）」が付けられました。ですが最終的に第３稿で全４楽章構成の「交響曲第１番」としました。除かれたのが元の第２楽章「花の章」です。合わせて副題の「巨人」も除かれました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この曲は併行して書かれていた歌曲「さすらう若人の歌」ととても密接な関係に有ります。第１楽章には歌曲の第２曲「朝の野辺を行けば」が使われています。心が浮き浮きするような実に爽やかなメロディです。僕が数年前ミュンヘンに行った時、早朝にイングリッシュガーデン（市の中心部に有るだだっ広い自然公園）を散歩したのですが、緑の草っ原や小川の脇を歩いていると、頭の中にこのメロディが流れっぱなしになりました。この楽章の中では、ある時は美しく、ある時は力強く壮大に鳴り響きます。僕は歌曲と共に大好きです。第２楽章はスケルツォに相当しますが、ゆったりとしたとても楽しい楽章です。第３楽章はコントラバスの独奏でユニークに始まる葬送行進曲です。ですが余り暗さはなく、懐かしい哀愁が漂っています。中間部にはやはり歌曲の第４曲「愛する人の青い２つの瞳が」が使われていますが、震えるほどに美しい音楽です。第４楽章は「嵐のように」と指示が有り、激しく壮大な曲です。音楽が少々派手に過ぎて、こけおどし的にも感じられますが、何か若者の止むに止まれぬ情熱を耳にしているようなので許せてしまいます。終結部の前の静かなロマンも大変に魅力的です。なお、最近は「花の章」を２楽章に入れる録音が多く見受けられますが、僕はやはりマーラーの意図を尊重して除外すべきだと思っています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ところでもしも史上最高の「交響曲第１番」を選ぶとすれば誰の曲だと思いますか？ブラームス？やはり最有力でしょう。他にはブルックナー、シューマン、シベリウス、チャイコフスキーと秀作が色々と有りますが、僕はブラームスとマーラーが双璧だと思っています。番外としては番号無しのベルリオーズの「幻想交響曲」が有りますけれど。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;それでは僕の愛聴盤をご紹介させて頂きます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/15/marcci00002.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Marcci00002&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Marcci00002&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/15/marcci00002.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響（/ＣＢＳ盤）　「巨人」（と敢えて呼びます）と言えばワルターと言われるほど有名な演奏です。ゆったりとしたテンポで魅力的な旋律をたっぷりと歌いきって心の底から曲を堪能させてくれます。かといって音楽がもたれるような事は決して無く、ワルターのマーラー指揮者としての素晴らしさを改めて認識します。コロンビア響の力量はとても最上とは言いがたいのですが、実際に聞こえる物理的な音とは離れて音楽が実に感動的に響きます。そういう意味ではこの演奏はワルターが同じオケで録音した「田園」のように正に神業としか言いようがありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=252,height=252,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/17/105.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;105&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;105&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/17/105.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル（１９６６年録音/ＣＢＳ盤）　バーンスタインは恐らく史上最高のマーラー指揮者です。その彼が若い頃にＣＢＳに録音した旧盤です。この曲の持つ「情熱のほとばしり」を最も端的に表現し切った演奏です。全楽章に渡りテンポの緩急は大きく自由自在。テンポアップする箇所では、なだれ込むような迫力です。このあたりはバーンスタインの独壇場です。よく言われるようにオケのアンサンブルに甘い部分は有りますが、音楽の勢いの前にはさほど気になりません。彼は後にグラモフォンにコンセルトへボウ管と新盤を録音しましたが、それは粘りに粘って重ったるく、若者のイメージとは異なる演奏です。僕はニューヨークとの旧盤のほうがずっと好きです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=287,height=265,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/mahcci00045.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mahcci00045&quot; height=&quot;138&quot; alt=&quot;Mahcci00045&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/14/mahcci00045.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; イーゴリ・マルケヴィッチ指揮フランス国立管（１９６７年録音/ＰＥＣＯ盤）　パリのシャンゼリゼ劇場でのライブ録音です。ストラヴィンスキーなどの近代音楽も得意にしていたマルケヴィッチのマーラー演奏を興味深く聴くことが出来ます。第１楽章はかなり早めで、もう少し歌って欲しい気がします。第２楽章も同様で少々せかせかし過ぎです。第３楽章の哀愁漂う鄙びた雰囲気は中々よく出ています。第４楽章はマルケヴィッチに向いているのか緊迫感の有る演奏です。録音は残響が少なめなのでオケの粗が聞き取れてしまい易いですが、当時としての標準には達しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=252,height=252,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/28/cd233.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cd233&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cd233&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/28/cd233.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 小澤征爾指揮ボストン響（１９７７年録音/グラモフォン盤）　小澤がまだ４０代の初め、ボストン響の常任指揮者になった直後の録音です。当時はＬＰで購入して愛聴しました。現在聴いても、若々しさに溢れて瑞々しいとても良い演奏だと思います。終楽章のオケの壮麗な鳴りっぷりも実に見事です。ひたすら健康的な音楽なのがいかにも小澤らしいですが、この曲の場合にはマイナスには成りません。ＣＤ化されてＬＰの時には無かった「花の章」も追加されました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=228,height=224,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/4d7eda94486dc5df5d8531552ea8e633.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;4d7eda94486dc5df5d8531552ea8e633&quot; height=&quot;147&quot; alt=&quot;4d7eda94486dc5df5d8531552ea8e633&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/14/4d7eda94486dc5df5d8531552ea8e633.jpg&quot; width=&quot;149&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響（１９７９年録音/audite盤）　ミュンヘンのヘラクレスザールでのライブ録音です。クーベリックはグラモフォンにスタジオ録音の全集を残していますが、この人が本領を発揮するのはやはりライブ録音なので、auditeがミュンヘンでのライブをＣＤ化してくれたのは大きな喜びです。第１楽章は案外落ち着いて進みますが、終結部の爆発力はさすがにクーベリックです。第２楽章はゆったりとして味が有ります。第３楽章は少々ピアニシモが弱すぎて味が薄くなってしまいました。本領発揮は終楽章です。後半の壮大な盛り上がりは実に見事です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/14/mahcci00045b.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Mahcci00045b&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Mahcci00045b&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/14/mahcci00045b.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ロリン・マゼール指揮ウイーンフィル（１９８５年録音/CBS盤）　後期ロマン派の音楽を演奏した時のウイーンフィルの魅力は絶大です。５０年代までの甘く柔らかい音は失われましたが依然として魅力的な事には変わり有りません。第１楽章は弱音に傾き過ぎて旋律線が弱くなっています。ゆったりとした第２楽章では本領発揮です。ところが第３楽章はまたしても弱音に過ぎて楽しめません。終楽章になってようやくウイーンフィルは全開ですが、冷静さを失うことは有りません。それにしてもオケの美音は本当に魅力的です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=268,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/15/marcci00002b.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Marcci00002b&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Marcci00002b&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/15/marcci00002b.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クラウス・テンシュテット指揮北ドイツ放送響（１９８１年録音/First Classic盤）　海賊盤ですがマニアの間では同じ北ドイツ放送との「復活」と並んで有名な演奏です。衝撃度では「復活」に適いませんが、第１番の演奏としてはやはり群を抜いています。テンシュテットは疑いなく最も偉大なマーラー指揮者の一人ですが、どんなにスケールが大きくても晩年のバーンスタインほどには重く粘りません。その為に演奏に自然に引き込まれていき、最後には感動と共感で満たされるのです。北ドイツ放送はやや地味な音色ですが、テンシュテットに叩き込まれた細部にまで徹底的にこだわった表現を忠実に再現しています。第２、第３楽章もとても美しいのですが、終楽章の壮大な盛り上がりとスケールの大きさは最高です。海賊盤ですが録音も大変優秀です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=263,height=261,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/15/4109010847.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;4109010847&quot; height=&quot;148&quot; alt=&quot;4109010847&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/15/4109010847.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クラウス・テンシュテット指揮シカゴ響（１９９０年録音/ＥＭＩ盤）　テンシュテットがシカゴ響に客演した際のライブ演奏です。彼は手兵のロンドン・フィルを振ってマーラーの交響曲全集やライブ録音を数多く残していますが、北ドイツ放送やこの演奏を聴いてしまうと、やはりロンドン・フィルの非力さを感じない訳にはいきません。その点これはオーケストラビルダーのライナー、ショルティに鍛え上げられたシカゴ響がテンシュテットの要求に１２０％応えた凄い演奏です。全楽章を通じて音の彫りが深く、終楽章の壮大さも驚異的です。但し北ドイツ放送のほうが音に含蓄の深さを感じます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=267,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/15/marcci00001.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Marcci00001&quot; height=&quot;149&quot; alt=&quot;Marcci00001&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/15/marcci00001.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 小林研一郎指揮ハンガリー国立響（１９９２年録音/CANYON盤)　小林研一郎（通称コバケン）が音楽監督の時代に来日してサントリーホールで行ったライブ演奏です。このコンビのマーラーは「復活」の生演奏を聴きましたが素晴らしいオーケストラでした。マジャール民族の熱い血とコバケンの熱い血が組み合わさった最高のコンビだったと思います。その後オケの名称もフィルハーモニーへ変わりましたが、このコンビはもっと長く聴いて居たかったです。この録音も曲の若々しさ、清清しさを充分に湛えて、尚且つ激しさと振幅の大きさを備えた素晴らしい演奏です。ところで余談ですが、コバケンが某アマチュアオケを指揮してこの曲を演奏するのを聴いたことが有ります。それは凄まじい演奏でした。この人はアマオケを振るとリミッターを取り払った情熱２００％の演奏をするので、感動の度合いはむしろプロ以上になります。コバケンが指揮するアマオケのマーラー、チャイコフスキーは必聴です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=268,height=267,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/15/marcci00001b.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Marcci00001b&quot; height=&quot;149&quot; alt=&quot;Marcci00001b&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/15/marcci00001b.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; 小林研一郎指揮チェコ・フィル（１９９８年録音/CANYON盤）　コバケンの活動の中心はハンガリーからチェコに移りました。個人的にはボヘミアン（チェコ）よりもマジャール（ハンガリー）の方がコバケンの良さが最大限発揮されると思っています。とは言えチェコフィルは世界的に優秀な楽団ですので、そこで長期間活躍出来るというのは彼の実力に違い有りません。この演奏は非常に美しくデリカシーをたたえた表情に溢れ、ボヘミアの自然を爽やかに感じさせながらも壮大なスケールを併せ持った素晴らしい演奏です。この曲のイメージに最も近いのかもしれません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以上の中で特に好きなのは、ワルター盤、バーンスタイン/ニューヨーク盤、テンシュテット/北ドイツ放送盤、コバケン/チェコ盤です。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>マーラー</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-11-19T20:49:19+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-cc27.html">
<title>～後期ロマン派交響曲作曲家の巨人～　マーラーとブルックナー</title>
<link>http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-cc27.html</link>
<description>ブログを初めてから１年３ヶ月が過ぎましたが、これまで一度も記事を書いていない作曲...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/11/14/brumar226058822.jpg&quot;&gt;&lt;img class=&quot;image-full&quot; title=&quot;Brumar226058822&quot; alt=&quot;Brumar226058822&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/photos/uncategorized/2009/11/14/brumar226058822.jpg&quot; border=&quot;0&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ブログを初めてから１年３ヶ月が過ぎましたが、これまで一度も記事を書いていない作曲家が居ます。グスタフ・マーラーです。その理由は決して興味が無いからでは無くて、大好きだからなのです。どうしても気軽には書けないのです。アントン・ブルックナーについてもやはり同じです。第４番「ロマンティック」だけは記事にしましたが、それはむしろ気楽に書けるからであって、４番より好きな曲は他に幾つも有ります。それが正直なところです。同じような意味で、ベートーヴェンやモーツァルトもほとんど記事にしていません。名作が余りに多過ぎて一体どこから手をつけて良いのか見当がつかないからなのですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ともかくはマーラーとブルックナーの記事をしばらく続けようと思っています。２人は同じ後期ロマン派の交響曲作曲家として並び立つ存在ですが、作風はまるで正反対です。教会のオルガニストであり、俗世間を超越して森羅万象を音にしたような作品を神様に捧げようとしたブルックナー。コンサートオーケストラの指揮者であり精神分裂的と思えるほどに人間の喜びや悲しみ、あるいは厭世感を音楽にしたマーラー。しかし両者はどちらも真の大作曲家です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なにせ多忙のサラリーマンの身ですので、これまでの「名曲名盤案内もどき」のスタイルでは書くのに結構時間がかかってしまい、週一ペースではとても更新が出来ないかもしれません。そこはどうぞ気長にお付き合い頂ければと思います。そして気軽にコメントを頂けることを楽しみにしていますので、どうぞ宜しくお願いします。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ドイツ・オーストリア音楽</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-11-12T00:37:32+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-255c.html">
<title>ブラームス　ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲イ短調op.102　名盤</title>
<link>http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-255c.html</link>
<description>いよいよ秋が深まってきました。いやでも「もののあはれ」を感じる季節です。 秋は夕...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;いよいよ秋が深まってきました。いやでも「もののあはれ」を感じる季節です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;秋は夕暮。夕日のさして、山の端はいと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などのつらねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音などはたいふべきにあらず。（「枕草子」清少納言）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=260,height=310,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/b0087557_20323156.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;B0087557_20323156&quot; height=&quot;202&quot; alt=&quot;B0087557_20323156&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/b0087557_20323156.jpg&quot; width=&quot;170&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: right; MARGIN: 0px 0px 5px 5px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; この季節にはやはりブラームスの音楽が一番心にしみわたります。昨年の秋にはブラームス特集として主要な曲をご紹介しましたが、今秋は一曲も取り上げていません。そこで、未だ触れていなかった「ヴァイオリンとチェロの為の二重協奏曲」を取り上げてみます。この曲には２人のソリストが登場します。ヴァイオリン協奏曲が「独身の曲」だとすれば、二重協奏曲は「夫婦の曲」をイメージできるかもしれません。事実、ブラームスはこの曲に「夫婦」の意味を込めて書いたとも言われています。しかしこの曲の２人のソリストは時に寄り添い、時に激しくぶつかり合い、と正に実際の夫婦の縮図のようです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;何はともあれ、この曲は大変充実しています。この曲もやはり、初めは交響曲になるはずでしたが、作曲途中で協奏曲に変更されました。ブラームスの協奏曲はオーケストラパートが充実しているので、どの曲も「独奏付き交響曲」という雰囲気ですが、この曲は管弦楽をバックにヴァイオリンとチェロがぴたりと寄り添ったり対峙したりする様が絶妙です。これはやはり室内楽作品を得意とするブラームスならではでしょう。第1楽章の展開部に入る前の２つの楽器の重奏にも圧倒されます。そして全体の曲想も大変に魅力的です。第1楽章の主題のカッコ良さにも惚れ惚れしますが、第２楽章の昔を懐かしく回想するような趣きはたまりません。第３楽章も実に充実しています。僕は、この曲がヴァイオリン協奏曲に負けず劣らず好きなのです。それでは僕の愛聴盤のご紹介です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=254,height=254,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/cci00052.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00052&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cci00052&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/cci00052.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; アドルフ・ブッシュ（Vn)、ヘルマン・ブッシュ（Vc)、クレツキ指揮フランス国立放送（１９４９年録音/Music&amp;amp;Arts盤）　戦後、ヨーロッパのフランスでのライブ録音です。戦前のドイツロマン派の最後の大家アドルフ・ブッシュは四重奏団の活動が多かった為に、コンチェルトの録音はブラームスやベートーヴェンといった僅かのものに限られています。ですので二重協奏曲の録音が聴けるのは貴重です。この演奏は正にドイツ浪漫の何物でもありません。第２楽章の主題にボルタメントをかけて大きく歌うあたり、懐かしくもロマンティックな表現には圧倒されることでしょう。他の演奏とは全く次元が異なります。ただ、第１、第３楽章は録音が古い分聴き応えが半減するのが残念です。この録音は他レーベルでも出ていますが、１楽章冒頭の音消えが有りますのでご注意ください。Music&amp;amp;Arts盤は大丈夫です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=254,height=254,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/bura005.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bura005&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Bura005&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/bura005.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; シュナイダーハン（Vn)、シュタルケル（Vc)、フリッチャイ指揮ベルリン放送響（１９６２年録音/グラモフォン盤）　決して派手ではないですが、聴いていて自然に心に染み入るような演奏です。ウイーンの名手シュナイダーハンのヴァイオリンは非常に心のこもった良い演奏ですし、シュタルケルの男気の有るチェロはブラームスにぴったりだと思います。またフリッチャイの伴奏指揮もとても素晴らしいです。彼らはブッシュ達ほど表現が濃厚では有りませんが、何度でも聴きたくなるような、実にしっとりとした魅力的なブラームスを聞かせてくれます。個人的にはとても気に入っている演奏です。　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=258,height=258,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/41rvqx5595l__ss500_.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;41rvqx5595l__ss500_&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;41rvqx5595l__ss500_&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/41rvqx5595l__ss500_.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; オイストラフ（Vn)、ロストロポーヴィチ（Vc)、セル指揮クリーヴランド管（１９６９年録音/EMI盤）　この曲を初めて聴いた演奏です。豪華な顔合わせで、当時は決定盤の名を欲しいがままにしていました。現在よくよく聴いてみると、オイストラフもロストロポーヴィチも元々深刻な演奏はしないためにブラームスにはいま一つの共感を感じません。もっともそれは僕の個人的な感想なので、余り暗くならないブラームスの方が良いと言う人も居るでしょう。そのような方には丁度良い演奏ではないでしょうか。技術的には全員充分に優れていますが、重奏の部分なんかは２人とも勝手に弾いている印象なので意外に凄みが感じられません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=254,height=254,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/bura006.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bura006&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Bura006&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/bura006.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; エーリッヒ・レーン（Vn)、トレスター（Vc)、シュミット＝イッセルシュテット指揮北ドイツ放送（１９７０年録音/米JOY盤）　これは海賊盤ですが、北ドイツ放送響創設２５周年記念演奏会の貴重なライブ演奏です。レーンは１９４０年代のベルリンフィルのコンサート・マスターでした。この時、既に技術的に衰えてしまっていたのか怪しい所が多々有りますし、チェロとの重奏箇所なんかもピタリとは合っていません。けれども第２楽章の深々とした雰囲気なんかを聴いていると、やはりドイツの魂を感じさせてくれる気がします。イッセルシュテットも手兵の北ドイツ放送を指揮して、いかにもドイツ的で味わいのある演奏を聞かせています。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=254,height=254,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/bura007.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bura007&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Bura007&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/bura007.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; シェリング（Vn)、シュタルケル（Vc)、ハイティンク指揮コンセルトへボウ管（１９７１年録音/フィリップス盤）　シェリングは僕の最も好きなヴェイオリニストの一人ですし、シュタルケルも相変わらずブラームスに合う男っぽい演奏です。両者のアンサンブルも申し分が有りません。但し、とても美しい演奏には間違いが無いのですが、いまひとつ高揚感や情熱に不足を感じ無いでもありません。シェリング/ハイティンクのヴァイオリン協奏曲もやはり似たような印象でした。これはもしやハイティンクに問題が有るのではと個人的には思っています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=255,height=255,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/511kp95dojl__ss500_.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;511kp95dojl__ss500_&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;511kp95dojl__ss500_&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/511kp95dojl__ss500_.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クレーメル（Vn)、マイスキー（Vc)、バーンスタイン指揮ウイーンフィル（１９８２年録音/グラモフォン盤）　バーンスタインの引きずるようなリズムはドイツ風とは違いますが、重量感が有って悪くありません。また、ブラームスではとかく透明感の有り過ぎる響きとなるウイーンフィルも厚味の有る音を聞かせています。クレーメルとマイスキーのテクニック、アンサンブルは優秀ですし、独特の繊細な叙情性も持ち合わせていて魅力的です。クレーメルはアーノンクールの伴奏で再録音しましたが、バーンスタインとの旧盤のほうがずっと良いと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=254,height=254,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/03/bura008.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Bura008&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Bura008&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/03/bura008.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; スターン（Vn)、ヨーヨー・マ（Vc)、アバド指揮シカゴ響（１９８７年録音/SONY盤）　ドイツ系のプレーヤーが誰も居ない演奏であるからか、ドイツ風のブラームスからは程遠い、非常に爽やかなブラームスです。アバド/シカゴのオケ演奏は常に腰が浮いた感じで重圧感は有りません。ヨーヨー・マのチェロも上手いのだけれどブラームスらしい含蓄が無く、えらくお気楽な感じがします。スターンは意外に音の衰えを感じさせません。全体としては大変まとまりが良いのですが、全く北ドイツ風でない点が僕の好みからは外れます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;以上の中で、僕に一番しっくり来るのはシュナイダーハン/シュタルケル/フリッチャイ盤です。オイストラフ/ロストロポーヴィチ盤はソリストの２人が、クレーメル/マイスキー盤はバーンスタインの指揮が、どうも「牛刀をもって鶏を割く」という大げさな雰囲気なのでそれほどは好んでいません。これは全くの好みの問題です。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ブラームス</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-11-07T08:23:35+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/op120-0c49.html">
<title>～浪漫と幻想～　シューマン　交響曲第４番ニ短調op.120</title>
<link>http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/op120-0c49.html</link>
<description>シューマンは生涯に交響曲を４曲書きました。僕は第１番「春」や第２番もとても好きな...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=300,height=303,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/10/31/schumann.jpg&quot;&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=300,height=303,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/01/schumann.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Schumann&quot; height=&quot;161&quot; alt=&quot;Schumann&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/01/schumann.jpg&quot; width=&quot;160&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; シューマンは生涯に交響曲を４曲書きました。僕は第１番「春」や第２番もとても好きなのですが、第３番と４番を特に好みます。そのうち第３番「ライン」については以前、僕自身のドイツ・ライン地方への旅行記としてご紹介したことが有りました。&lt;a href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-5fe3.html&quot;&gt;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-5fe3.html&lt;/a&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;そこで今回は第４番についてです。この曲は最もシューマンらしいシンフォニーだと思います。シューマンの最大の特徴である「ロマン的で、幻想的」な要素が一番出ています。正にシューマネスクな作品です。「幻想的交響曲」とでも副題を付けてもらいたいところですが、ベルリオーズに先を越されてしまいましたからね。それにしてもこの曲は１楽章導入部からなんとも幻想的です。ほの暗いロマンの香りがプンプンです。「生き生きと」と指示のある主部に入っても危うい香りがそのまま続きます。音楽の屈折した雰囲気もシューマンの本領発揮です。第２楽章「ロマンス」はタイトルどおりロマンの極み。孤独感いっぱいに沈滞します。中間部のロマンティックなヴァイオリンソロはこたえられません。第３楽章スケルツォにも「生き生きと」と指示が有りますが、まるで楽しい雰囲気にはほど遠い印象です。しかしこの楽章も極めて魅力的です。第４楽章の遅い序奏部を終えると「生き生きと」の主部が始まります。この楽章でようやく明るさを取り戻します。途中から始まる、付点付きリズムは「交響的練習曲」の終曲に代表されるシューマンのお得意リズムです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さてこの曲にはフルトヴェングラーの歴史的名盤が有りますが、それを中心にご紹介したいと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a onclick=&quot;window.open(this.href, &#39;_blank&#39;, &#39;width=255,height=255,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0&#39;); return false&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/11/01/41zjc1rtd0l__ss500__2.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;41zjc1rtd0l__ss500__2&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;41zjc1rtd0l__ss500__2&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/11/01/41zjc1rtd0l__ss500__2.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ウイルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル（１９５３年録音/グラモフォン盤）　フルトヴェングラーが亡くなる前の年の演奏です。「シューマンの４番と言えばフルトヴェングラー」と言われるぐらい有名な録音です。比類無いほどにロマン的で情熱的な演奏ですが、とにかく凄いのはオーケストラがまるで生き物のように自由自在。楽器の音が全くせずに音楽そのものしか感じさせません。この曲の第１楽章は中間部がとても鳴りにくく、しばしば演奏に失望することが多いですが、フルトヴェングラーの場合は情熱が迸るように立派に鳴り渡ります。第２楽章のロマンも最高。当時のベルリンフィルのコンサートマスター、ジークフリート・ボリスの奏でるヴァイオリン・ソロは甘いポルタメントを効かせて耳がとろけるようです。過去最高の演奏と言えるでしょう。第４楽章も極めてドラマティックであり、中間部の付点リズムの生命力も他の指揮者とは次元が異なります。既に５０年以上も昔の録音ですが、いまだに最高の演奏であり続けています。モノラル録音ですが、フルトヴェングラーの録音の中でも最も音質の良い一つなので鑑賞には全く差支え有りません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/09/cci00034.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00034&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cci00034&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/05/09/cci00034.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管（１９６０年録音/BerlinClassics）　ゲヴァントハウスの音が魅力的です。管楽器と弦楽器とが美しく一体にブレンドされたくすんだ響きは伝統的なドイツの音です。ここまで古風な音は現在ではちょっと聞けないと思います。コンヴィチュニーの指揮も同様にオーソドックスで良いです。けれども、この曲にしては少々落ち着き過ぎている気はします。第２楽章はもっと強いロマンの香りが欲しいですし、第３、４楽章は更に情熱の高ぶりを見せたほうが魅力が増すと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/09/p2_g3245420w.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;P2_g3245420w&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;P2_g3245420w&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/05/09/p2_g3245420w.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ウォルフガング・サヴァリッシュ指揮ドレスデン国立歌劇場管（１９７２年録音/ＥＭＩ盤）　３番「ライン」でも書きましたが、シュターツカペレ・ドレスデンの全盛期の音を聴くことが出来る素晴らしい録音です。柔らかくも厚みが有り、正に「いぶし銀」としか表現のしようの無い素晴らしい音です。ゲヴァントハウスを「野武士」の響きとすれば、ドレスデンはさしずめ「大納言」の響きでしょう。その響きを忠実に捉えた名録音でもあります。サヴァリッシュは早めのテンポで若々しく新鮮な指揮ぶりで、ドレスデンの響きと融合して魅力的です。但しその反面、余りに健康的過ぎるので、彼らの全集の中では１番や３番のほうが曲想に適していると思います。　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/09/cci00034b.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00034b&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cci00034b&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/05/09/cci00034b.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響（１９７９年録音/ＳＯＮＹ盤）　クーベリックは６０年代にベルリンフィルとこの曲を録音しましたが、それは緊張感の無い演奏で好きではありませんでした。このバイエルンとの新盤の方が優れていると思います。管と弦とが柔らかく混じり合った響きも魅力的です。第１楽章はゆったりし過ぎていて情熱の高まりに不足を感じますが、第２楽章や第３楽章のほの暗いロマンの香りは良く出ています。終楽章も付点リズムの処理にシューマネスクな味が良く出ていますし、徐々に高まっていく情熱が見事です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/09/cci00035b.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00035b&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cci00035b&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/05/09/cci00035b.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル（１９８８年録音/ＥＭＩ盤）　遅いテンポによるいかにもチェリビダッケらしい演奏です。第１楽章は柔らかい響きでスケールが大きいのは悪くないのですが、情熱の高まりが感じられないのが気に入りません。第２楽章の深々としたロマンの香りは魅力的です。ヴァイオリン・ソロも味わい深いです。第３楽章は遅いテンポで暗くロマンティックな雰囲気に満ちていて良いと思います。極端に遅い第４楽章冒頭のブリッジ部分はユニークですが違和感を感じます。主部も遅いテンポで聴いていて段々もたれてくるのも事実です。但し、最後は普通にアッチェレランドして終わります。一貫性の無さを感じないでもありません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a class=&quot;mb&quot; href=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2009/05/09/cci00036.jpg&quot;&gt;&lt;img title=&quot;Cci00036&quot; height=&quot;150&quot; alt=&quot;Cci00036&quot; src=&quot;http://harucla.cocolog-nifty.com/blog/images/2009/05/09/cci00036.jpg&quot; width=&quot;150&quot; border=&quot;0&quot; style=&quot;FLOAT: left; MARGIN: 0px 5px 5px 0px&quot; /&gt;&lt;/a&gt; クリストフ・エッシェンバッハ指揮北ドイツ放送響（１９９９年録音/RCA盤）　ハンブルグを本拠地とする北ドイツ放送響は今では数少ない古風でドイツ的な音を持つオーケストラです。柔らかく混じり合ったほの暗い響きはシューマンの音楽に実に適しています。エッシェンバッハも暗くロマンティックな演奏を得意としているのでシューマンに向いています。第１楽章は中間部の爆発力はフルトヴェングラーには及びませんが、全体としては優れています。第２楽章は深々というよりも早めのテンポで軽いながらも優しい雰囲気が独特です。第３楽章も早めですが暗い情熱を感じて悪く有りません。終楽章の情熱の高まりも大変素晴らしいです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;これ以外の演奏では、友人に聴かせて貰ったクナッパーツブッシュ/ウイーンフィルの１９６２年盤がどうしても忘れられません。評論家の福嶋章恭さんが最高の演奏と述べておられる演奏です。確かにスケールが大きく非常に立派でフルトヴェングラーに対抗し得る唯一の名演奏だとは思いますが、シューマネスクな演奏という点ではやはりフルトヴェングラーのほうが上に感じるのです。&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>シューマン</dc:subject>

<dc:creator>ハルくん</dc:creator>
<dc:date>2009-11-01T00:45:50+09:00</dc:date>
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