ベートーヴェン(室内楽)

2012年5月11日 (金)

~名曲シリーズ~ ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調op47「クロイツェル」 名盤

Kreutzer_sonata_3
ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番に「クロイツェル」というタイトルが付けられているのは、この曲が当時のフランスの名ヴァイオリニスであるルドルフ・クロイツェルに捧げられたからです。ベートーヴェン以前のヴァイオリン・ソナタというのは、「ヴァイオリンを伴うピアノ・ソナタ」と呼ばれたように、とても優雅で、音楽好きな貴族のために書かれたような雰囲気を持っていました。ところが、この曲ではピアノとヴァイオリンが、まるで格闘でもするかのような激しさを持って両者譲らず競い合います。

ロシアの文豪トルストイは、この曲に影響されて、小説「クロイツェル・ソナタ」を書きました。ヴァイオリニストの男への嫉妬心がもとで妻を殺してしまう主人公の独白という形で物語は進んでゆきますが、その中で、彼の妻はピアノを弾き、この曲をヴァイオリニストと共演します。そして主人公はこの曲の第1楽章について、「これは貴婦人の前で演奏してはいけない曲だ」と述べます。貞節な淑女の心をも挑発してしまう恐ろしい曲だ、ということを言いたかったのです。

また、モラヴィアの作曲家ヤナーチェクは、そのトルストイの小説を読んで大きな衝撃を受けて、弦楽四重奏曲「クロイツェル・ソナタ」を書きました。

ブリネという画家も、やはりトルストイの小説に刺激されて、同じタイトルの絵を書きました(上の写真です)。愛欲に憑りつかれた男と女という、いかにも妖しい雰囲気の漂ってくる絵ですね。

というように、ベートーヴェンの書いた曲が、次々と連鎖を生んで行きます。それほど想像力を掻き立てられる名曲だと言えるのでしょう。

第1楽章アダージョ・ソステヌート-プレスト 荘重なアダージョの導入が終わるとプレストに突入して、余りの激しさに息をつく間を与えません。これには貴婦人ならずとも、強く感情を揺さぶられることでしょう。

第2楽章アンダンテ・コン・ヴァリアツィオーニ トルストイは、この楽章についても小説の中で主人公に語らせています。それは「美しいが月並みで新味がない」のだそうです。随分と手厳しいですね。確かに平凡な演奏では、それは事実なのですが、優れた演奏で聴いた場合は、実に高貴な音楽になると思っています。

第3楽章プレスト この楽章にはトルストイは更に「極めて出来が悪い」とまでこきおろしています。もちろん第1楽章に比べると平凡な印象は有りますが、この楽章も演奏さえ良ければ中々に面白く聴けると思っています。

この曲は、やはり第1楽章の魅力が全てです。そこで、女性の方に是非お尋ねをしてみたいと思うのですが、もしも男性のヴァイオリニストに目の前でこの曲を演奏されたら、心が乱れますか? それでしたら、僕も弾いてみたいところですが、残念ながら僕の楽器はヴィオラです。「スプリング・ソナタ」ならば、ヴィオラ編曲版で友人にピアノをひいてもらって弾いたことは有りますが、「クロイツェル・ソナタ」では、まったりしたヴィオラで弾いても淑女の心を乱すのはちょっと無理でしょうね。(しょんぼり)

さて、馬鹿な事を言っていないで、僕の愛聴盤のご紹介です。

Cci00061b ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)、イグナツ・フリードマン(Pf)(1930年録音/EMI盤) 20世紀最大のヴルトゥオーゾ、フーベルマンこそはトルストイの書いたヴァイオリニストのイメージに最も近いのかもしれません。即興的な歌い回しや艶めかしいポルタメントのオン・パレードで、テンポの崩しもへいちゃらです。妖艶なこと、この上ありません。フリードマンのピアノもフーベルマンと息がぴったりです。録音年代の割には音がしっかりしていますので、鑑賞には支障ありません。

Shigeti8ヨゼフ・シゲティ(Vn)、ベラ・バルトーク(Pf)(1940年録音/ヴァンガード盤) シゲティは大好きなヴァイオリニストですが、共演がバルトークという歴史的演奏です。但し古いライブ録音ですので音質には余り期待できません。二人ともハンガリー人ですのでマジャール民族の熱い血を想わせる白熱の演奏です。シゲティはまだ晩年のボウイングの衰えは見せていませんし、気迫が凄まじいです。やはりこの曲はこういう男性的な演奏で楽しみたいものです。

379アドルフ・ブッシュ(Vn)、ルドルフ・ゼルキン(P)(1941年録音/NAXOS盤) この曲の一番凄い演奏は誰か。フーベルマン?シゲティ?ハイフェッツ?違います。僕なら、迷うことなくアドルフ・ブッシュが第二次大戦中にアメリカに渡って残したこの演奏を上げます。第1楽章では、若きゼルキンの素晴らしいピアノと共に、阿修羅のごとく燃え上がる演奏を繰り広げています。これには淑女ならずとも、いかなる冷静な紳士でも興奮させられてしまうでしょう。一転して、2楽章の高貴さはどうでしょう。この楽章が決して美しいだけの音楽では無いことを証明しています。これぞ偉大なるドイツの魂です。鑑賞するには昔の米CBSのアナログ盤が良いのですが、CDではNAXOSレーベルがSP盤の板起しで復刻しています。これは中々に力強く明瞭な音で聴くことが出来ます。biddulphレーベルからもゼルキン/ワルターの「皇帝」とカップリングで出ていますが、アナログ的な低域の量感は魅力的なものの、音のクリアーさではNAXOS盤のほうが上です。

Betocci00015_2 ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、ヴィルヘルム・ケンプ(P)(1952年録音/グラモフォン盤) ウイーン出身のシュナイダーハンは、とても好きなヴァイオリニストです。少しもヴィルトゥオーゾっぽく無いところが良いです。このコンビの「スプリング・ソナタ」はステレオ盤以上に魅力的でした。但し「クロイツェル」の場合は、1楽章が迫力不足に感じます。音程やフィンガリングにも、僅かの箇所ですが、おや?と思うところが有ります。従って、この曲の場合は、後述のステレオ盤に軍配を上げたいと思います。

Beethoguryucci00015 アルトゥール・グリュミオー(Vn)、クララ・ハスキル(P)(1957年録音/フィリップス盤) アルトゥール青年とクララおばちゃまのコンビは非常に品格を感じさせるので、トルストイの書いたような荒々しさは感じません。青年紳士と貴婦人の二重奏というところでしょうか。それでも彼らのモーツァルト演奏とは、また異なる男性的な印象も受けます。若きグリュミオーのヴァイオリンは切れが良く、躍動感が有って素晴らしく思います。ハスキルも、いぶし銀の音色がまた素晴らしいですが、案外と力強さも感じさせます。第2楽章も抒情的でとても美しいです。

636 ヘンリク・シェリング(Vn)、アルトゥール・ルービンシュタイン(P)(1958年録音/RCA盤) 移住先のメキシコで音大の教師をしていたシェリングの演奏を聴いて、余りの上手さに驚いた同じポーランド出身のルービンシュタインがシェリングを世に知らせるために共演した録音です。導入のアダージョから、あのバッハの「無伴奏」のような荘重で美しい和音が響きます。プレストでは、イン・テンポで格調の高さを感じますし、テクニックは完璧、気迫も相当なものです。シェリングに触発されたのか、ルービンシュタインがいつになく真剣で力強い音を響かせています。両者のアンサンブルも見事の一言です。2楽章も気品が有って、変奏部分でも少しも退屈になりません。これほど音楽的に充実した演奏は稀だと思います。

726ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、カール・ゼーマン(P)(1959年録音/グラモフォン盤) 昔、アナログ盤で愛聴しましたが、現在はCDの全集で聴いています。特に第1楽章の出来栄えが非常に素晴らしく、「クロイツェル」に関しては、モノラル盤よりもステレオ盤を取ります。技術的にも進歩していて完璧です。ゼーマンのピアノも力強くて良いです。欠点は2楽章の気高さに少々不足することですが、1、3楽章の魅力がそれを補っています。

225ダヴィド・オイストラフ(Vn)、レフ・オボーリン(Pf)(1962年録音/フィリップス盤) オイストラフはシゲティとは逆に楽器から美音を引き出して温かみのある演奏を聴かせます。それが「スプリング・ソナタ」では魅力を感じたのですが、この曲の場合には場違いに聞こえます。どこまでも楽天的で、音楽と闘争するような印象は皆無です。上手いことは確かなのですが、変なところでポルタメント気味に音を引っ張ったりと違和感を与えます。オボーリンのピアノもぬるま湯的で締まりに欠けています。

Beethocci00016 カール・ズスケ(Vn)、ワルター・オルベルツ(P)(1969年録音/シャルプラッテン盤) かつてベルリン弦楽四重奏団(後にズスケSQに改名)の第1奏者として生で聴いた音に近い、緻密で瑞々しい演奏です。他の大ソリスト達に比べると幾らかスケールの小ささを感じますが、室内楽的な緻密さとキレの良さが彼らの魅力なのでしょう。速めのテンポで追い込んでゆく迫力にも不足しませんし、オルベルツのピアノはズスケと息がピタリと合っていて好演だと言えます。

1198031330 ユーディ・メニューイン(Vn)、ヴィルヘルム・ケンプ(P)(1970年録音/グラモフォン盤) メニューイン50代半ばの録音で、「スプリング・ソナタ」が非常に好きでしたが、この「クロイツェル」も素晴らしい演奏です。初めはおっとり刀で始まったかと思って聴いているうちに、じわじわと増してゆく気迫に飲み込まれてゆきます。何という大きな音楽なのでしょう。美音にはほど遠いヴァイオリンですが、綺麗ごとでは無い真実味を感じます。2楽章も高貴さがあって少しも飽きさせません。ケンプのピアノは外面的な迫力は幾らか不足気味ですが、大家ならではの長年の間に熟成されたような深い味わいに満ち溢れています。

Bcd9165ヘンリク・シェリング(Vn)、ゲリー・グラフマン(P)(1970年録音/BRIDGE盤) シェリングのアメリカでのライブ録音です。この人はスタジオでもライブでもテクニックや造形の完璧性に違いは有りません。とは言え、59年の録音に比べると、ほんの僅かにロマンティシズムと即興性、そして熱気が加わっている印象です。どちらを好むかは人によるでしょうが、どちらも最高度に素晴らしい演奏だというのは間違いありません。グラフマンのピアノは、男性的な迫力が充分で、ルービンシュタインの品格には及ばないものの優れています。録音は優秀です。

41k49wvcpkl__sl500_aa300_ギドン・クレーメル(Vn)、マルタ・アルゲリッチ(Pf)(1994年録音/グラモフォン盤) この二人のシューマンのソナタの演奏は好きなのですが、この「クロイツェル」のほうは余り好きではありません。演奏をリードしているのは明らかにアルゲリッチですが、表現意欲が旺盛すぎて、逆に煩わしさを感じてしまいます。このように変化球多用の演奏は、ベートーヴェンではどうかなと思ってしまいます。もっとストレート球で勝負して欲しいのです。但し、これは僕の感覚ですので、これがお好きなファンも多いと思います。

これ以外では、ヴァイオリンの魔人ハイフェッツのライブによる演奏が有ります。唖然とするほど上手いのですが、僕はこの人の演奏が何となく苦手です。おそらくブッシュのように、魂が燃え尽きてしまうかのような感覚が得られないからだと思います。

また、我が愛しの諏訪内晶子さまも録音をしていますが、購入はしていません。もしも、あの美しい晶子さまに妖艶に弾かれたら、この貞節な心をかき乱されてしまうのが目に見えているからです。「キケン!キケン!」(←宇宙家族ロビンソンのロボット、フライデー)

というわけで、さすがにこの曲には名演奏が揃っていますが、ベートーヴェンの魂に最も肉薄している演奏としては、何を置いてもブッシュ/ゼルキン盤を上げたいです。次点にはシェリングの2種類、それに個人的にはメニューイン/ケンプ盤を上げたいです。あとはシュナイダーハン/ゼーマン盤、ズスケ/オルベルツ盤が、中々に捨てがたいところです。

さて、皆さんの心をかき乱される演奏はどれでしょうか?

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2010年4月17日 (土)

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ第5番「春」op.24 名盤

Ecfdc52e_2東京では桜も散って、いよいよこれから春まっさかりかと思いきや、この寒さ。おまけにとうとう41年ぶりの遅い時期の雪まで降る始末です。いったい春ちゃんはどこへ行ってしまったのでしょうね。そこで春ちゃんを呼び戻すために、今週はブルックナーとマーラーはお休みして、冬を吹き飛ばすのにふさわしい曲を聴きましょう。

ということでベートーヴェンのおなじみのピアノとヴァイオリンの為のソナタから「スプリング・ソナタ」です。ベートーヴェンはこのジャンルで10曲を書きましたが、僕が好きなのは、やはりこの曲と「クロイツェル・ソナタ」の2曲です。

この曲はベートーヴェンくんの『不滅の恋人』の一人とされる伯爵令嬢のジュリエッタに恋をしていた時期に作曲されたものと言われています。どうりで明るく甘く、身も心もとろけるように美しいメロディですよね。やっぱり人間はいつでも恋をしていないといけません!

この曲は皆さんご存知の通り4楽章構成です。最も有名な第1楽章は最高に美しい旋律が魅力的ですが、僕は「春の夢」のような趣きの第2楽章も、心が本当に浮き浮きしてくるような喜びに溢れた第4楽章も大好きです。本当にいい曲ですよね。ハ~ルよ来い!!

僕の愛聴盤のご紹介です。但し、どうしても僕好みのドイツ・オーストリア系の地味な演奏家が中心になっています。

379 アドルフ・ブッシュ(Vn)、ルドルフ・ゼルキン(P)(1933年録音/NAXOS盤) ドイツ・ロマン派の伝統の最後の偉大な継承者アドルフ・ブッシュの残した戦前の録音です。速めのテンポですが、適度なポルタメントが古き良き時代の味わいを感じさせます。とても「懐かしさ」を感じさせる素晴らしい演奏です。若きゼルキンのピアノもとても上手く生命力に満ちて優れています。僕の所有しているのはNAXOSレーベルのSP盤からの板起し盤ですが、音質にはやはり限界が有ります。一般の鑑賞向けとはちょっと言えないのが残念です。

Betocci00015_2 ヴォルフガング・シュナイダーハン(Vn)、ヴィルヘルム・ケンプ(P)(1952年録音/グラモフォン盤) オーストリア出身の大ヴァイオリニストは案外少なくて、クライスラー以降にはこの人しか思い当たりません。僕はこの人が大好きで、昔からベートヴェンの協奏曲なんかを愛聴していました。カール・ゼーマンと組んだステレオ録音も有ってLP時代に愛聴しましたが、この曲に関してはケンプの優しい表情溢れるピアノの良さから、モノラル録音のほうを好んで聴いています。地味で派手さは少しも無いのに、得も言われぬ味わい深さが有ります。ああ、これぞオーストリアの味!

Beethoguryucci00015 アルトゥール・グリュミオー(Vn)、クララ・ハスキル(P)(1957年録音/フィリップス盤) モーツァルトのヴァイオリンソナタの名盤で余りに有名なアルトゥール青年とクララおばちゃまのコンビです。このベートーヴェンも、喜びと生命力に溢れた、とても素晴らしい演奏です。ベルギー派のグリュミオーのヴァイオリンはドイツ・オーストリア系の演奏家と比べるとやや小股の切れ上がった感じがしますが、この曲なんかではそれが魅力的に感じられます。これがアウアー派の豊潤さにまでなると行き過ぎに感じてしまいますけれども。モノラル末期の録音はヴァイオリンの音がとても美しく捉えられています。

636 ヘンリク・シェリング(Vn)、アルトゥール・ルービンシュタイン(P)(1958年録音/RCA盤) ベートーヴェンの曲でシェリングを外すわけには行きません。素晴らしい演奏です。但しこの曲には大ヴァイオリニストと大ピアニストのコンビは少々立派過ぎる感が無きにしもあらずです。ケチの付けようが無いのが不満と言ったら贅沢ですか?僕としてはもっと緩くてのんびりできる演奏がいいなぁと思うのです。そのあたりは奥さんと一緒ですね。あんまりきっちりし過ぎて口うるさいよりも、多少ユルい方が心安らぐのですよ。といってあまりユル過ぎても困りますが。(笑)

225ダヴィド・オイストラフ(Vn)、レフ・オボーリン(P)(1962年録音/フィリップス盤) よく音楽評論家には推薦されますし、オイストラフの歌いまわしが大きいですし、表情が温かいのもこの曲に向いていそうです。オボーリンの音はさほど評判は良くないようですが、派手さの無い音は悪くありません。「荒い」と言う人も居ますが、そんなに荒くもないと思います。オイストラフのドイツものの演奏は概して楽天的に過ぎて余り好まないのですが、この曲は例外的に気に入っています。やはり曲の性格でしょう。

Beethocci00016 カール・ズスケ(Vn)、ワルター・オルベルツ(P)(1969年録音/シャルプラッテン盤) ドイツの名ヴァイオリニストで室内楽奏者のズスケは、かつてベルリン弦楽四重奏団(後にズスケSQに改名)の第1奏者時代に生で聴きました。僕がまだ20代の頃です。いかにも地味ですが美しい音でした。地味が滋味につながるとは正にこの事です。この録音も派手さの無いドイツ風の演奏ですが、それはかつてのブッシュ時代の古めかしい印象ではなくて、もっとずっとスタイリッシュです。良い演奏なのですが、ひとつだけ気になるのが、第1楽章でオルベルツのスフォルツァンドが強過ぎることです。これはマイナスポイントです。惜しい!

1198031330 ユーディ・メニューイン(Vn)、ヴィルヘルム・ケンプ(P)(1970年録音/グラモフォン盤) 実はメニューインという人は昔LPで聴いたフルトヴェングラーとのベートーヴェンの協奏曲がモノラルを擬似ステレオ化したもので、余りに音が酷かったので印象を悪くしてしまいました。それ以来ほとんど聴かなかったのですが、実は大変な名ヴァイオリニストだと気が付いたのが、この演奏でした。ゆったりとしたテンポで滋味深く奏でる演奏はかつて聴いたことの無いものです。この時メニューインは50代半ば、ケンプは70代ですが、まるで長年連れ添った仲睦まじい夫婦の見本のような雰囲気です。これは現実の夫婦では極めて稀なことなので憧れてしまいますよね~。(笑) 

ということで、僕が最も好きな演奏はメニューイン/ケンプ盤です。より若々しさを保った演奏としては、シュナイーダーハン/ケンプ盤(もしくはゼーマンとのステレオ再録音盤)とグリュミオー/ハスキル盤が良いですね。オイストラフも中々に良いです。

<補足>後からオイストラフ/オボーリン盤を追記しました。

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