« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »

2017年1月

2017年1月13日 (金)

ルッツ・レスコヴィッツ ヴァイオリン・リサイタルのお知らせ

15895938_1213716498715064_717432504

巨匠ピアニストのイエルク・デームスと50年間もの長い間デュオを組み、バドゥラ=スコダやケンプ、その他大勢の有名演奏家と共演し、現在も世界中で活躍されているヴァイオリニスト、ルッツ・レスコヴィッツさんが洗足のプリモ芸術工房に出演します。
現在では本国でも希少となりつつあるウィーン伝統の演奏スタイルと名器ストラディヴァリウスの美しい響きによる至福のひと時になることは間違いなしです!

この日は無伴奏ヴァイオリン、ピアノとの二重奏、ピアノ三重奏と大変バラエティに富んだ精力的なプログラムです。どうぞお聴き逃し無く。ぜひご一緒にウイーンの音楽を満喫しましょう。

日時
  2017年3月11日(土)14:00開演(13:30開場)

出演
  ヴァイオリン:ルッツ・レスコヴィッツ
  ピアノ:長谷川美沙
   チェロ:大島純

プログラム
  バッハ:無伴奏ヴァイオリンソナタBWV1001よりアダージョ
  シューベルト:ヴァイオリンソナタ D574
  ブラームス:ヴァイオリンソナタ第2番 Op.100
  ハイドン:ピアノ三重奏曲「ジプシー」 Hob. XV; 25
  メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番 Op.49

チケット
  一般 4000円(当日一般 4500円)

※お問合せ&お申込み
  プリモ芸術企画 03-6421-6917 info@primoart.jp 
  (ホームページへのリンクはこちら

Pc37ue1484295141827

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月12日 (木)

シューベルト歌曲集「冬の旅」 ユリアン・プレガルディエン(T)と鈴木優人(Pf)のコンサート

Dsc_0166

今日は寒い冬の夜、四谷の紀尾井ホールまで旅してシューベルトの歌曲集「冬の旅」を聴いて来ました。ユリアン・プレガルディエンのテノールと鈴木優人のフォルテピアノです。二人ともその道で有名な父親を持ちますので優秀な二世同士ということですね。

このコンサートを聴いてみたくなったのは「冬の旅」の原譜のテノールで歌われること(最近は家でもテノールで聴くのが好き)。二人とも30歳そこそこの同世代であり、シューベルトが「冬の旅」を作曲した年齢に近いこと。演奏に使われるフォルテピアノの製造時期が「冬の旅」が書かれた頃であること。などなどです。

ユリアンの声は非常に美しく、父上のクリストフに良く似ていますね。黙って聞かされたら分からなそうです。歌唱については父上のリートの域に届くにはもう少し時間がかかるかな、という印象ですが、この若さでこれだけの表現力が有るのは凄く、今後増々期待が出来るのは間違い無しです。
優人さんのフォルテピアノの伴奏も美しく表現力豊かでとても良かったです。古い楽器ですが大変綺麗な音がしていました。
驚いたのは終曲の「辻音楽師」で、明らかに辻音楽師の持つ”ドレーライヤー”の調べを模写するような細く金属的な音色でした。どういう仕掛けであのような音に出来たのか気になりますが、素晴らしいアイディアでした。

ということでコンサートは良かったのですが、本厚木の我が家まで帰るには冬の旅をして2時間です。満員電車でコンサートの余韻も消え去り、何をしにしに行ったのかな、と。平日の夜の都心のコンサートには二度と行くまい!と毎回思うのですが、懲りずにまた行っている自分が居ます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年1月 9日 (月)

バッハのコンチェルト ~愛聴曲三昧~

三連休も今日で終わり、年末年始気分もとうとう完全に消え去りそうです。気持ちを切り替えなくてはいけません。YOU CAN CHANGE!

でもその前に新年に聴いた音楽についてまとめてみます。新年にはやはり厳かな音楽が聴きたくなるので、毎年バッハかベートーヴェンを聴くのが恒例のようになっています。ということで、今年はバッハの協奏曲で好きなものを良く聴いていました。今回上げているCDはこれまでの記事には無かったものですので、以前のものと比べてみると新しい発見が有ったりして面白いです。

ブランデンブルク協奏曲集BWV1046-1051

Bach_41y6243pysl
ベルリン古楽アカデミー(1997年録音/ハルモニアムンディ盤)

以前は古楽器の音を「干物の魚みたい」などと酷いことを書いていましたが、時と共に耳や感覚は変わるもので、最近ではバロックはむしろ古楽器が良いような気もします(今頃!)。
そこで新たに聴いたのがベルリン古楽アカデミー盤です。巷での評判も良く、ゲーベル/ムジカ・アンティク・ケルン盤と並べて評されることも有るので期待しました。但しこのCDは1枚目に1番、3番、5番、2枚目に2番、6番、4番の順で変則に並んでいるのが少々微妙です。
演奏は確かに素晴らしいもので、音色、技術、楽しさはゲーベル盤と比べても遜色有りません。それでいてベルリンの団体だけあって、どこかドイツの香りを感じさせるのが良いです。問題が有るとすれば第1番です。ディナーミクの変化(クレッシェンド、ディミヌエンド)が自然でなく、とって付けたようなわざとらしさを感じます。管楽器の音も大き過ぎて、弦楽をかき消し気味です。アカデミーということでも無いでしょうに、まだまだ青いですね。その点ゲーベル盤は面白くても自然でした。
けれども逆に第6番は、ゲーベル盤が余りにテンポが速過ぎて何をやっているのか分かりませんでしたが、こちらは速いながらも程良いテンポなのでこの曲の滋味深い旋律を充分に楽しませんてくれます。
総合的にどちらと言うのは難しいですが、僕は第6番が大好きなのでベルリン古楽アカデミー盤に惹かれます。
但し、いまだにリヒター盤やパウムガルトナー盤をこよなく愛することに変わりは有りません。
<関連記事>ブランデンブルク協奏曲 名盤

ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲ニ短調BWV1060

Bach2_g6087987w
コレギウム・アウレウム合奏団、フランツヨーゼフ・マイアー(Vn)、ヘルムート・フッケ(Ob) (1976年録音/ハルモニアムンディ盤)

この曲は短めの曲ながら大変溺愛しています。往年のオーボエの巨匠へルムート・ヴィンシャーマンの貫禄ある演奏を偏聴しているために、これまで古楽器の演奏には余り食指が伸びませんでした。しかし、いつまでもそれではいけないと思い、選んだのがこのコレギウム・アウレウム盤です。バロック・ファンには「何を今更」と叱られそうな、かなり以前の録音ですが、まぁ、お許しを。
しかしこれが録音された1976年当時では古楽器の先端を行っていたのでしょうが、古楽器使用といえども、ヴァイオリンはヴィブラートを普通に付けていますし、まだモダンからピリオドへの過渡期のような印象です。だからこそ、いまだモダン楽器の演奏にも大いに惹かれる自分のようなリスナーにとってはちょうど良いのかもしれません。
ヴィンシャーマンの遅いテンポによる重厚な演奏に比べればずっと速いですが、過激なスピード演奏とは異なり落ち着いてこの名曲を楽しむことが出来ます。
なお、このCDにはフルート、ヴァイオリンとチェンバロのための協奏曲BWV1044、チェンバロ協奏曲第1番BVW1052の2曲が収められています。
<関連記事>ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 名盤

ヴァイオリン協奏曲集

Bach_41j8e36b5nl
ユーディ・メニューイン(Vn独奏、指揮バース祝祭管弦楽団)(1958-62年録音/EMI盤)

さて、お次に登場はバリバリのモダン楽器演奏です。メニューインはとても好きなヴァイオリニストで、バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲」のCDは愛聴盤の一つです。
まぁ古楽器派全盛の時代では『古めかしい』と片付けられそうな演奏ですが、しかしこのヒューマニズム溢れる演奏には強く惹きつけられます。古いといっても更に時代を遡った戦前のバッハに比べれば現代の感覚にも十分受け入れられると思います。
特に優れているのが第2ヴァイオリンに当時の若き名手クリスティアン・フェラスを擁した「2台のヴァイオリンのための協奏曲」で、かのヘンリク・シェリングとペーター・リバールの名盤に匹敵するとまでは言いませんが、両者の温かいヴァイオリンの掛け合いに心は幸福感で満たされてしまいます。
また同様に素晴らしいのが第1番です。ゆったりと情感たっぷりに奏でられるメニューインのヴァイオリンにはスタイルを越えた素晴らしさが感じられます。
残る第2番は少々まったりし過ぎかなとも思えます。もちろんそれが特徴ではあるのですが。
なお、このCDには「ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲」も含まれていて、オールドファンには懐かしい名手ユージン・グーセンスがオーボエを演奏しています。
<関連記事>バッハ ヴァイオリン協奏曲集 名盤

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2017年1月 1日 (日)

~迎春~ 2017 元旦

New_year_2011
皆さま、あけましておめでとうございます。

この二年ほど様々なリアル音楽活動を始めたためにブログの更新ペースががだいぶ落ちてしまい、特にCDの紹介記事に関しては激減していました。

けれども本当に有難いと思うのは、その間にも何年も前の古い記事を読んで下さり、コメントを寄せてくださる方がいらっしゃることです。

そのたびに『ああ、CDの記事を書きたいなぁ・・・』と思わずにいられません。実際にはCDを購入しても聴く時間が足りずに記事を書けないのですが、いずれは必ず復活したいと思い続けていました。

しかし昨年地元で立ち上げた県央音楽家協会の設立記念コンサートを無事に9月に終えることが出来たので一区切りが付き、ようやくCD記事を書けるようになりつつあります。

もちろん今年もリアル音楽活動は続けてゆきますし、新しい企画も色々と増えます。そんな中でもCD紹介記事を出来るだけアップしてゆきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

この新たな一年が皆様にとりまして幸多き年となりますようにお祈り申し上げます。

           2017年 元旦 ハルくん

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2016年12月 | トップページ | 2017年2月 »