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2016年9月

2016年9月29日 (木)

県央音楽家協会・祝賀コンサート 明日9/30開催します!

県央音楽家協会・祝賀コンサートがいよいよ明日開催となります。

コンサートでは私はステージマネージャーを務めますので責任重大です。ガラコンサートで出演者も大勢いますし舞台転換が多いので大変なことでしょう。しかしこのような素晴らしいコンサートを開ける喜びで一杯ですので頑張ります!私もステージで顔をお見せすることもあると思います。

当日券は出ますので、お近くの方は是非お越しください。

(以下は、以前のコンサート紹介記事の再掲載です)

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神奈川県の県央地域の音楽家達によって”県央音楽家協会”が設立されました。私は音楽家ではありませんが、事務方として参画をしています。

今回、設立を記念して9月30日に祝賀コンサートを海老名市文化会館小ホールにて開催致します。

特別ゲストとして先日のNHK FM放送「ベストオブクラシック」に登場したチェリストの伊藤悠貴さんや”遠音”の尺八奏者三塚幸彦さんも出演して頂けます。

他にも素晴らしい地元演奏家やゲストが多数参加してくれて盛大なコンサートに成りますので、お近くの方のお越しを心よりお待ち申し上げます。

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2016年9月25日 (日)

プラドでのパブロ・カザルス音楽祭LIVE録音23枚組CD‐BOX

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購入しました!パブロ・カザルス音楽祭のLIVE録音23枚組CDーBOXです。発売元(海外):Artis (Classical)  ARTIS004

かつてスペインのプラドで開催されていた音楽祭での1950年から1961年までの11年間に渡るカザルスのチェロ、それに指揮の名演奏の数々を聴くことができます。

昔CBSが発売していたのはおおよそ持っていて、あとはM&Aなどのレーベルから出ていましたが、これだけの録音がまとまっていて、しかも安いです。

音質に関しても、SONYのリマスターよりもハイ下がり(要は無理に高域を強調していない!)ですので、むしろアナログ的な柔らかめの音で聴きやすいかもです。

それにしても、スターン、メニューイン、ゴールドベルク、フェラス、ヴェーグ、シュナイダー、シゲティ、ゼルキン、ケンプ、コルトー、イストミン、ヘス、ホルショフスキー・・・

ああ、なんて素晴らしい共演者ばかりなのでしょう。そして演奏の何という凄さ! ああ、ああ、ああ・・・・

<詳細はこちらをご参照>
http://tower.jp/…/Pablo-Casals-Edition-Vol-2---Festivals-at…

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2016年9月19日 (月)

東京二期会 ワーグナー「トリスタンとイゾルデ」

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昨日は東京二期会の「トリスタンとイゾルデ」を聴きに行きました。上野の東京文化会館で先週と今週で全4公演というプロジェクトです。

「トリスタンとイゾルデ」を生で聴くのは2007年にバレンボイムがベルリン国立歌劇場を指揮した来日公演以来ですので随分久しぶりです。あの時はワルトラウト・マイヤーのイゾルデが実に素晴らしく、あれ以上の「トリスタン」を日本で聴くのは中々に難しいと思います。

昨日の公演は最終日でしたがキャストは下の写真の通りです。

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トリスタンのブライアン・レジスター以外は全員が日本人歌手です。これはAプロですが、Bプロではすべて日本人が歌いました。

歌手は総じて非常にレベルが高く、特にマルケ王の清水那由太の深く広がりのある歌唱は圧巻で主役を食うほどでした。イゾルデの横山恵子は綺麗な声を生かしたしっとりとした歌唱が秀逸でした。トリスタンのレジスターは流石に堂に入っていて、演技も含めて申し分なしなのですが、この日は圧倒されるほどのヘルデンテノール特有の声の張りは感じられず、もっと実力が有るのではと思いました。その他の配役も穴がなく大変満足のできるものでした。

指揮のヘスス・ロペス=コボスはベテランですが、ことさら力むこと無く、ワグナーの書いた美しい響きを美しく再現していました。ですので聴きようによっては物足りなく感じるかもしれません。特に第一幕ではオケも歌手もエンジンがかかっていない(あるいは、わざとかけていない?)様子で、たとえばベームやクライバーのバイロイトライブのようなたたみ掛ける迫力と興奮は全く有りません。

しかし、コボスの解釈は、巨大で絶叫するワグナーを目指すものではなく、この悲劇に登場する人物たちの心の内面を無理なく表すことに主眼を置いていると感じました。その結果、彼らの悲しみがじわりじわりと静かに深まって来ます。

第二幕のあのトリスタンとイゾルデの愛の二重唱でさえ、いずれ終幕の悲劇につながってゆくことを想うと哀しみを誘います。第3幕の最後に向かって、マルケ王の後悔、そしてイゾルデの愛と死と、沈み込むような深い悲しみが有ります。

それは多分に演出のヴィリー・デッカーの意図したところでしょうし、コボスが忠実に音楽を作っていたと思われます。デッカーの舞台は「絵画的」と評されたそうですが、本当に美しい絵を見ているような雰囲気でした。”光と影”の演出に”色彩感”を多く加えたそれは見事な舞台です。

オーケストラを担当したのは、余りオペラのピットに入ることの多くない読売日本交響楽団でしたが、下手に場慣れをしていない演奏の真摯さが気に入りました。ワーグナーの管弦楽にしては総じて金管群の音の質がもうワンランク上がればなぁと感じますが、これは日本のオケどこにも共通したことなのでやむをえません。それでも第3幕ともなると響きの充実ぶりが増してとても聴きごたえがありました。

ほぼオール日本人のキャスト、在京オケでこれだけのワーグナーが出来るのだとすこぶる感銘を受けた素晴らしい公演でした。

<関連記事>
ワーグナー 楽劇「トリスタンとイゾルデ」 名盤

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