« クラシック名曲鑑賞会第5回「カフェで聴くウイーンの音楽」 | トップページ | ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送響 2015日本公演 »

2015年11月 1日 (日)

伊藤悠貴チェロリサイタル 「チェロ名曲欧州ロマン紀行」

12191508_10153446092758751_779212_2
昨日は伊藤悠貴さんのチェロリサイタルを聴きに行きました。「チェロ名曲欧州ロマン紀行」と題した内容で、ヨーロッパ各国の作曲家の小品をずらりと並べていました。

と、それならば秋に相応しいセンスの良い企画だなぁと普通に思うのですが、どっこいプログラムには、ブラームスやマーラーの歌曲のチェロ&ピアノ編曲版が何曲か含まれていました。これは楽しい!

ですが、僕が一番面白く感じたのは、あのワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲の編曲版です。これは伊藤さんの友人による編曲で、恐らく日本ではこれが二度目(伊藤君が以前にも一度弾いている)の演奏では無いかということです。

チェロとピアノが技巧を駆使して繰り広げる愛と悲劇のトリスタンの世界。いやぁ、凄いものを聴いてしまいました。こんな曲は普通のチェリストが弾いてもサマにはならないのでしょうが、あの若さでヨーロッパで活躍し、音楽の本場に流れるロマン派気質を天性として持っている伊藤さんが演奏したからこそ面白かったのでしょう。

もっとも伊藤さんは「演奏家」としてのスケールの大きさだけでなく、「国際人」として「人間」として素晴らしく大きな器を持っています。彼は将来きっと日本の音楽界全体をリードしてゆくことだろうなぁと確信をしています。

1週間後の11月7日には、大井町駅前のきゅりあん大ホールで大友直人指揮東京交響楽団との共演が予定されています。曲目が僕の溺愛するドヴォルザークのチェロ協奏曲です。これはもう本当に楽しみでワクワクしています。

Itouyuki

|

« クラシック名曲鑑賞会第5回「カフェで聴くウイーンの音楽」 | トップページ | ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送響 2015日本公演 »

演奏会(オムニバス)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1080200/62315590

この記事へのトラックバック一覧です: 伊藤悠貴チェロリサイタル 「チェロ名曲欧州ロマン紀行」 :

« クラシック名曲鑑賞会第5回「カフェで聴くウイーンの音楽」 | トップページ | ハンヌ・リントゥ指揮フィンランド放送響 2015日本公演 »