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2015年1月31日 (土)

J.S.バッハ ゴルトベルク変奏曲BWV988 名盤 ~眠れぬ夜~

♪眠れない夜と雨の日には 
 忘れかけてた 愛が蘇る♪

 (小田和正「眠れぬ夜」)

「眠れぬ夜」は小田和正がオフコース時代の初期にヒットさせた曲です。元々はバラードとして書かれただけあってメロディラインの綺麗な素敵な名曲ですね。

という話はひとまず置いておき、バッハのゴルトベルク変奏曲に纏わる逸話は、バッハの良き理解者であったロシア公使のカイザーリンク伯爵が不眠症にかかり、眠れぬ夜の慰安のためにバッハに変奏曲を書いてくれるように依頼をしたというものです。
伯爵お抱えの音楽家でバッハの弟子でもあったヨハン・ゴットリープ・ゴルトベルクがこの曲を弾いて伯爵に聴かせたことから「ゴルトベルク(もしくはゴールドベルク)変奏曲」という呼び名が生まれました。但し、このタイトルは俗称で、正しくは「二段鍵盤付きクラヴィチェンバロのためのアリアと種々の変奏」であり、「クラヴィーア練習曲集第4巻」として出版されたものです。

この曲はバッハの鍵盤楽器曲の中でも特に人気の高い晩年の大傑作ですが、演奏には高度な技術が必要であり、ゴルトベルクが当時まだ14歳の少年であったことから、その逸話の信憑性は少々疑われています。

どちらにしても、眠れない夜にバッハを聴きながら、忘れかけていた愛を思い出す・・・それもまた味わい深い夜の過ごし方ですね。

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曲は主題のアリアが最初と最後に置かれ、その間にアリアの30の変奏曲が展開されて全部で32曲から構成されます。3/4拍子のアリアは『アンナ・マクダレーナのためのクラヴィーア小曲集』第2巻の中に書かれていたフランス風サラバンドですが、変奏のベースとなるのは美しい旋律では無く、低音部の方です。曲全体は幾つもの秩序の元に構成されていますが、変奏曲は前半と後半に分かれていて、ちょうど真ん中に位置する第16変奏がフランス風の「序曲」と題されていて、後半の開始を示します。

二段チェンバロを使用する目的としては、音色や音量に変化を与える為ですのでバッハは変奏曲ごとに使用する鍵盤を一段か二段かの指示をしています。

チェンバロがクラヴィーアに鍵盤楽器の主役の座を奪われる時代になってからは、この曲が演奏される機会は無くなりました。けれどもワンダ・ランドフスカが自ら考案したモダン・チェンバロを使用してレコード録音を行い、更にはグレン・グールドがレコード会社に反対されながらもデビュー盤としてこの曲をリリースすると世界的な大ヒットとなりました。この曲が広く愛好されているのは、二人の功績が大きいです。

この曲はグールドのピアノ演奏で広く知られたことから、ピアノによる演奏が注目されがちですが、忘れてならないのはこの曲がチェンバロの為に書かれた曲であることです。同じ鍵盤楽器と言っても、チェンバロとピアノでは構造が全く異なりますし、ピアノで演奏を行うということは、例えてみれば同じ管楽器だからと言ってオーボエの曲をフルートで演奏することに等しいのです。

ということから、自分はこの曲はチェンバロで演奏するのが正道だと思っています。ただ、必ずしもピリオド・チェンバロに固執はしません。モダン・チェンバロの音の豊かさも中々に捨て難いからです。更に、ピアノも楽器としての表現能力に格段の広がりを持ちますので、ピアノによる演奏も否定しません。むしろ大いに楽しんで聴いています。

ということで愛聴盤のご紹介です。まずはチェンバロからです。

Goldberg876ヘルムート・ヴァルヒャ(Cemb)(1961年録音/EMI盤) ヴァルヒャはアンマー・チェンバロを使っていますが、この楽器は一般的なモダン・チェンバロの中では弦の張力が弱いので、なめらかな音質と余韻の美しさを持つのが特徴です。確かに低音域の音などは明らかに「弦楽器」に聞こえて魅力的です。EMIの柔らかい音の録音もプラスに働いています。ヴァルヒャの演奏は質実剛健そのもので古き良きドイツを想わせます。それは”チェンバロのバックハウス”とでも言えるでしょうか。”音楽に真摯に向き合うこと以外は何も考えない”という孤高の姿勢にはつくづく胸を打たれます。

Goldberg3552カール・リヒター(Cemb)(1970年録音/アルヒーフ盤) ピリオド楽器が主流となった現在では、華やかな音色のモダン・チェンバロを使用したリヒター盤は”時代遅れ”かもしれません。しかしそれならば、彼の偉大な宗教曲の録音も同じことです。元々この人はトーマスカントルへの招きを断って、アマチュアのミュンヘンバッハ合唱団に人生を捧げたような人ですから、権威とか楽器の学究的な事に執着するようなことは無かったように思います。ここで聴かれるのは、間違っても”気軽に聴くバロック音楽”なんかでは無く、あの偉大な受難曲を書き上げた大バッハの魂です。中低音域はパイプオルガンの様に響きますし、この曲がこれほどまでに壮大に、まるで大伽藍のように感じられる演奏が一体他に有るのでしょうか。

Goldberg_2グスタフ・レオンハルト(Cemb)(1976年録音/Harmonia mundi:RCA盤) 現在のピリオド・チェンバロの普及にレオンハルトの貢献は欠かせません。この録音は、ゆったりとしたテンポでありながら楽譜の反復を全て省略しているので50分弱の演奏時間ですし、演奏も硬直したリズムでは無く、呼吸の自然な変化が感じられるので退屈することが有りません。音楽にいかに呼吸が大切かを感じさせてくれます。それはバロック音楽に於いても同じなのですね。正に声楽曲の分野においても偉大な足跡を残したレオンハルトならではの演奏だと思います。舞曲風の変奏ではリズム感が強く表れますし、曲によっては非常に壮麗さを感じさせます。最新の録音ではありませんが音はとても明瞭です。

Goldberg51fzmdbhnqlスコット・ロス(Cemb)(1985年録音/ERATO盤) 38歳でエイズの為に他界したロスの「ゴルトベルク」の録音には3年後のEMI録音も有りますが未聴です。こちらはカナダのオタワ大学でのライブ録音です。全ての反復を行なって演奏時間が70分以下という超快速の演奏ですが、音楽に不自然さが少しも感じられないのは正に天才の証です。持てるテクニックの素晴らしさだけでなく、「演奏には常に霊感を追求している」と生前に語っていたロスならではの必聴の凄演です。録音も優れています。それにしても若くして命を落とす芸術家に天才が多いのは何故でしょうか。

Goldberg_asperen_9109162c988ボブ・ファン・アスぺレン(Cemb)(1990年録音/Virgin盤) 今回新たに入手して聴いた演奏でしたが、これは凄かった。古楽オケを率いて指揮もするアスぺレンですが、この壮大なスケールの音楽は明らかに鍵盤楽器の枠を大きく超えています。そういう点ではリヒターの印象に近いところが有ります。但しリヒターがあくまで求道的な大きさを感じさせるのに対して、アスぺレンは指揮者として大オーケストラを率いるかのような印象なのです。ある意味、効果を狙う表現意欲を強く感じます。鮮やかなテクニックも凄いですが、テンポの緩急やダイナミクスの巾が非常に大きく、チェンバロの音色が虹色のような変幻自在さを聞かせるのに驚かされます。ピアノも顔色を失う古楽チェンバロの演奏というところでしょうか。

続いてはピアノによる演奏です。

Goldberg__sl500_aa300_グレン・グールド(Pf)(1955年録音/SONY盤) この曲を世に大きく広めた歴史的な価値は絶対に否定できるものでは無く、そういう意味でも必聴の名盤だと言えます。変奏の大半を速いスピードで弾き切る演奏は当時は極めて新鮮で衝撃的だったと思います。反面、テンポが速過ぎて舞曲的な曲にリズム感が得られないマイナスが生じてはいます。音質も録音年にしては優れ、グールド特有のノン・レガートのタッチが良く捉えられています。

Goldberg14_largeグレン・グールド(Pf)(1981録音/SONY盤) グールドの新盤も世に定評のある名盤ですが、ダイナミクスの変化を駆使した極めてピアノ的な演奏です。演奏テンポが旧盤に比べてかなり緩やかに変化していますが、元々この人は同じ曲をどのようなテンポでも演奏できるという性格を持ちますし、これは恐らく円熟による自然な変化では無く、旧盤とは別の解釈を行いたいというグールドの意思の表れではないかと思います。特に後半へ入ってからの音楽の深さは尋常でありません。グールドの新旧盤どちらか一つだけ選ぶとすれば、音質も優れ、スリリングさと余裕とのバランスの絶妙な新盤を取ります。

Goldberg415hnbfcjvl__sy300_マレイ・ペライア(Pf)(2000年録音/SONY盤) グールドのようなバロック音楽の枠をはみ出した衝撃性は有りません。美しいピアノタッチからつぐみ出される、限りない優しさに溢れた演奏です。しかめっ面のバッハでは無く微笑みを一杯に湛えたバッハです。現在もカイザーリンク伯爵が生きていたら、こういう演奏で聴きたがるのではないでしょうか。何の抵抗も無く音楽に親しむことが出来るので最初に聴くのには一番良いかもしれません。

今回所有ディスクを改めて聴き直してみて、マイ・フェイヴァリット盤を上げてみると、チェンバロでは古い奴だとお思いでしょうが、ヴァルヒャとリヒターの両モダン・チェンバロ演奏に強く惹かれます。けれどもどれかたった一つを選ぶとすれば、ずばりスコット・ロス盤です。
新たに聴いたボブ・ファン・アスぺレン盤は驚きですが、個人的な好みではまだ琴線に触れてまではいません。

ピアノではやはりグールドの新盤。これで決まりですが、ピアノには聴いていない録音が沢山有りますので、気に入る演奏がまだまだ隠れて居そうです。皆さんのお気に入りのディスクを教えて頂けると有り難いです。

<追記>
ボブ・ファン・アスぺレン盤を後から加筆しました。

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コメント

こんばんは。

ハルくんさんはチェンバロ派ですか、私はピアノ派です(汗)。グールドの新盤は空前絶後の名演なので、それ以外ということになるとペライア、シフ、ユーディナあたりでしょうか。

個人的に好きなのはラインベルガー/レーガー編曲の2台ピアノ版。これはとても面白いです。こういうものは正道ではないという意見も多いのですが、編曲ものとしては最高級の出来栄えで、一種のエンターテイメントですね。いつか楽譜も見てみたいと思っています。

投稿: NY | 2015年2月 1日 (日) 00時41分

ハルくんさん、こんにちは。
「ゴールドベルク変奏曲」
確かに チェンバロとピアノでは印象が違いますね。チェンバロで聴いていると 心が癒やされますし、ピアノの演奏は ワクワクした気持ちになります。
私は 夜、寝る前に聴く時はチェンバロで聴いています。
(グールドの新盤なんかを聴いたりしたら かえって目が冴えてしまいます…(笑))

CDは チェンバロ演奏で、ヴァルヒャ、レオンハルト、スコット・ロス、ベルダー 、ピアノの演奏は グールド新盤とケンプ盤を持っています。その中で、良く聴いているものは、チェンバロの響きが美しい ベルダー盤でしょうか。ピアノ版のケンプは、最初聴いた時、アリアの演奏が(超)個性的なので「何事か…!?」と ぶっ飛びましたが(笑)、今では グールドと並んで 愛聴しています。

投稿: ヨシツグカ | 2015年2月 1日 (日) 09時26分

NYさん、こんにちは。

記事で「正道」などと書きはしましたが、実際はチェンバロもピアノも大好きです。
シフ、ユーディナは聴いていないので聴いてみたいですね。ありがとうございます。

この曲は鍵盤楽器以外にも、弦楽三重奏、弦楽合奏、管楽合奏、ギターなど色々な演奏が有りますね。それだけ演奏意欲に駆られる傑作ということなのでしょうね。

投稿: ハルくん | 2015年2月 1日 (日) 11時42分

ヨシツグカさん、こんにちは。

バッハはチェンバロとピアノ、どちらも異なる魅力が有って良いですね。TPOに合わせて聴き分けを楽しむのが一番です。

ご紹介のベルダー盤とケンプ盤はまだ聴いたことが無いのでいずれ聴いてみたいですね。どうもありがとうございます。

投稿: ハルくん | 2015年2月 1日 (日) 11時48分

ハルくんさん、おはようございます。

ランドフスカの弾くチェンパロは本来のチェンバロとは異なる特注品で、確かに言われてみれば少し違った印象を受けます(華やかに感じます)。しかし、その楽器を使ったランドフスカの演奏は、自在な動きで大変豊かな表情を持っていて、一気にこの曲を聴かせてしまう勢いさえ感じます。この曲を聴こうとする時、CDに復刻されたランドフスカの演奏を最初に思い浮かべます。

投稿: HABABI | 2015年2月 2日 (月) 03時46分

HABABIさん、こんばんは。

ランドフスカの「ゴルトベルク」はYouTubeで一部しか聴いていませんが、崩しが大きいので時代を感じます。この時代のバッハは例えばカザルスの無伴奏チェロ組曲とかアドルフ・ブッシュのヴァイオリン協奏曲とか、個人的には必ずしも好みとは言えません。
しかし歴史を知ると言う点では大変貴重ですね。

投稿: ハルくん | 2015年2月 3日 (火) 23時05分

邪道と言われる方が多いでしょうが、キース・ジャレットも好きです。

投稿: Leikon | 2015年2月 6日 (金) 09時56分

Leikonさん

キース・ジャレットの演奏は聴いた記憶が有りませんが、仮に「邪道」であるとしても「好き」であれば大いに楽しめば良いですからね。

反対に理屈では「正道」と思っても、それが必ずしも好きな演奏とは限りませんし。

投稿: ハルくん | 2015年2月 7日 (土) 00時01分

こんにちは。
ジャズ畑の自分には入口に良いのではと、Beatles/Revolverと共に教えて貰ったのがグールド/81年盤でした。

昨夜、グールド/ザルツブルグ'59を聴いていたら、最後にコノ曲が入っていました。いつも眠りに落ちて最後まで聴いていなかったので、貴Blogで取り上げられたのもあり、強い気持ちで笑、最後まで聴きました。抜粋の演奏かと思ってたら、通して収録されてました。

55年デビュー盤は未聴なのですが、近い演奏に思われます。聴いてみると、81年盤は終着点に感じます。

ヴァルヒャ盤は以前から興味が在ります。

投稿: source man | 2015年2月 7日 (土) 16時45分

source manさん、こんばんは。

JAZZファンでバッハの好きな方は多いですからね。但しピアノに限る、のかもしれませんが。

ザルツブルグ・ライブは聴いていませんが、55年盤と81年盤はどちらも凄いと思います。
ヴァルヒャ、リヒターは忘れられてはいけない歴史的な演奏だと思います。

投稿: ハルくん | 2015年2月10日 (火) 23時17分

ハルくんさん、こんばんは。
ちょっと 気になっていた、ランドフスカの「ゴールドベルク」('33年盤)を入手。聴いてみました。
同じ頃の演奏のブッシュやカザルスの「無伴奏」(ブッシュは パルティータ第2番です)などと比べて 意外な程、抵抗なく聴くことが出来ました。
確かに 初期のモダン・チェンバロの「音色」や 時々聴かれる 変奏の終結時のロマン的な表情には"時代"を感じますが、通して聴くと、ランドフスカが、「崩し」の無い演奏を目指しているように感じるのです。
まあ、これは私個人の感想なので、ご参考まで。
「崩し」が大きいと感じられる方がいらしても それは それで、不思議ではありません。

 
興味深い"演奏"です。

投稿: ヨシツグカ | 2015年2月12日 (木) 18時55分

ヨシツグカさん、こんばんは。

ランドフスカ盤のご感想ありがとうございました。

>意外な程、抵抗なく聴くことが出来ました。

そうですか。HABABIさんもお気に入りの演奏ですし、YouTubeでしか聴いたことが無いので、ちゃんとディスクで聴いてみたいですね。

投稿: ハルくん | 2015年2月12日 (木) 22時45分

私はピアノ派で,マリア・ティーポの演奏を好んで聴きます。
あの音色の美しさ,透明感は,とても聴き心地が良いです。
入手しづらいかもしれませんが,ぜひ一聴を。

投稿: シグレイン | 2015年2月16日 (月) 22時26分

シグレインさん、コメントありがとうございます。

お勧めのマリア・ティーポの演奏の一部ですがさっそく試聴してみました。いかにもピアノらしい演奏のように感じます。ピアノ好きの方には応えられないでしょうね。
機会があれば是非ちゃんと聴いてみたいと思います。ご紹介ありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2015年2月16日 (月) 23時27分

こんにちは。
先日コンビニで立ち読みした男性ファッション誌「UOMO」に、各界3名がクラシック愛聴盤を紹介しており、菊地成孔氏がパドヴァを「ゴルトベルクの演奏ではいちばんいい」と書かれていました。

バッハ推しで、ちなみに平均律クラヴィアは「他にも好きなのはあるけどグールド」と回答されてます。過日の書き込みでの返信に、ジャズ好きはバッハ好きというご意見そのものです笑。

以前から一目置き、ルパン新OVA第1弾「峰不二子という女」で圧倒的な音楽を書かれた氏のご意見なので、検索するとイタリア人、つべには本人と思しきアカウントで序曲だけ上がっており、中古を探して入手して昨夜と先程の2度聴きました。

発売の2012年付近には、来日して各所でリサイタルを開いていた様です。近年のデジタルな音でなく柔らかい音が好みだし、テンポもグールドに比べると遅く、とても心地よいです。

グールドって、Miles Davis先生と同じで、よし聴くぞという気持ちがまず必要なので笑、以前から気軽に手を伸ばせる盤を欲しいと思っていましたし、コレは大正解でした。もし中古で見つけられた際は、是非ご試聴下さい。

投稿: source man | 2015年2月28日 (土) 13時03分

source manさん、こんにちは。

さっそくバドヴァ盤をWEBで一部を試聴してみました。日本盤とイタリア盤が有るようですが、同じ演奏なのでしょうか?試聴したのはイタリア盤です。
確かに音色が少し前の世代のピアノの様で良いですね。Jazzファンには特に好まれそうです。「演奏者の個性が感じられない演奏」というのとは違ってやはり個性を感じます。
ちなみに「気軽に聴ける盤」という点では、自分にとっては今のところペライア盤でしょうか。

バドヴァ盤、定価では考えてしまいますが、中古盤が安値で出ていたら入手してちゃんと聴いてみたいです。ご紹介ありがとうございました

投稿: ハルくん | 2015年2月28日 (土) 14時09分

再びこんにちは。

padova bach でamazon検索すると、2012年盤と、近日発売盤と2種類出てきたので自分も迷い、雑誌UOMOで紹介されてたのと同じジャケットので中古を探しました。

http://www.amazon.co.jp/J-S-BACH-VARIATIONS-Andrea-Padova/dp/B0094GPITY/ref=sr_1_2?s=music&ie=UTF8&qid=1425100617&sr=1-2&keywords=%E3%83%91%E3%83%89%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%80%80%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%8F

自分も定価では買う気が起こらず、中古で見つかったので購入した次第です笑。

投稿: source man | 2015年2月28日 (土) 14時21分

source manさん、

色々と聴いてみたい演奏は有りますが、購入候補の一つとしておきたいと思います。
ディスク情報を詳しく教えて下さりありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2015年2月28日 (土) 14時50分

昨日、スコット・ロスのご紹介盤である旧録をようやく入手、夜に早速聴きました。

このERATO盤で聴きたかったのですが、ずーっと縁が無くて心が折れ、EMI盤を入手したものの、バッハは或る程度の残響も欲しいので、乾いた響きが嗜好に合いませんでした。

>超快速の演奏

自分には、聴き始めはやや速いと感じる程度で、よりも、使用の楽器なのか、音響なのか、伝わってくる真摯さなのか、心が鎮まっていく感覚になります。チェンバロでは現時点イチバンです。

>音楽に不自然さが少しも感じられない

言い回しに感服です。貴blogが皆を引き付ける真骨頂です。自分もこういう表現力を身に付けたいです。

投稿: source man | 2017年3月19日 (日) 09時10分

source manさん、こんにちは。

スコット・ロス盤気に入られたのですね!
少なくとも自分が聴いたチェンバロの演奏では一番好きです。
バッハの鍵盤曲はピアノでも良いのですが、最近はやはりチェンバロで聴くことが多いです。
となるとロス盤がマイベストということになりますかね。

投稿: ハルくん | 2017年3月21日 (火) 12時45分

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