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2014年8月23日 (土)

パリ留学の若手演奏家によるサロンコンサート

今日は先日ご紹介した(その記事はこちら)、パリへ留学した若手演奏家三人によるサロンコンサートを聴いてきました。会場の三軒茶屋サロンテッセラは客席が最大80席のこじんまりとしたホールですので、そこで聴く演奏というのも楽しみでした。
ホールに入ってみると、なるほど写真通りの落ち着きある良い雰囲気のデザインと造りです。

演奏をした三人は、いずれもパリの音楽院で研鑽を積まれていますが、ヴァイオリニストの國本樹里さんはこの夏に修了されました。ピアニストの福田美成子さんと山田磨依さんは引き続きパリで研鑽されるそうです。

今日のプログラムの中心となるのはやはりプーランクのヴァイオリン・ソナタとブラームスのヴァイオリン・ソナタ第2番ですが、どちらも聴き応えがありました。國本さんの情熱的なヴァイオリン演奏はどちらの曲でも共通していますが、ピアノはプーランクを弾いた山田さんとブラームスを弾いた福田さんとの二人の個性の違いがとても楽しめました。「たぶん二人の嗜好する作曲家もそれぞれなのだろうなぁ」などと勝手に想像しました。間違ってたらごめんなさい。

今日演奏された曲全てがフランスものではありませんが、意外にフランス人に好まれるブラームスや、パリの香りが漂うチャイコフスキーのワルツなどが含まれていて、多分にパリの空気が感じられる大変洒脱なプログラムでした。

演奏会のタイトルが「Reveries」(フランス語で”夢想”の意)というのも、とても粋です。これから演奏家として活動を始めて、将来の夢を追い求めるという意味でも、三人にピッタリのタイトルです。

自分も若い頃にはアマチュアながらもヴィオラを弾き、NHKホールで尾高忠明の指揮の下、マーラーの「復活」を演奏できたのは青春時代の夢のような一ページです。けれども、それは過ぎ去った過去のこと。それに対して彼女たちの夢は未来への夢です。
これから三人が素晴らしい夢を実現できるように心から声援を送りたいと思います。

なお、このうち國本さんと山田さんのお二人には、世田谷のコミュニティスペース、シェア奥沢でも生演奏をして頂けることになっています。こちらは更にこじんまりとした会場ですので、席数に制限は有りますが、ご興味をお持ちの方は是非お越しください。
(詳しいご案内はこちら

(9/6追記:ピアニストの山田磨依さんが、ご自身のブログでこの日のコンサートを記事にされています。)

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