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2014年6月 9日 (月)

天安門事件の学生運動リーダーへのインタビュー記事を読んで

中国の民主化運動が軍によって弾圧された天安門事件の悲劇から25年を迎えました。当時の学生運動のリーダーであった、ウアルカイシ氏が民主化運動の集会とデモに参加するために来日しましたが、日本の新聞の取材に応えています。同氏へのインタビューの記事詳細はこちらから。

その中で、記者の質問に答えた一つが非常に考えさせられましたので、特にご紹介しようと思います。

記者: 民主活動家として今後、日本にどのようなことを期待するか。

ウアルカイシ氏: まず民主活動家は自らの責任を明確に理解しておかなければいけない。(ノーベル平和賞受賞者の)劉暁波は私の先生だが、彼は身をもって範を示した。体制への反対者として、恐れず勇敢に、この歴史段階において自らの責任を果たしたのだ。
特に日本のようなアジアの民主国家は、中国共産党と直接対話することが可能であり、より大きな責任がある。しかしながら、過去、日本が中国に対してとった立場は、われわれを非常に失望させた。遠慮なく言わせてもらうと、自由と民主という普遍的価値への裏切りだったと認識している。過去二十数年間、日本政府は中国との交渉においてほとんど人権問題を提起してこなかった。日本は中国の人権状況を気にかけておらず、関心があるのは経済や貿易だけだという誤ったシグナルを出している。

以上なのですが、日本が東アジアにおける少数民族の弾圧や人権問題の解決、民主化に向けて出来ることは沢山あるはずですね。それこそがあの大戦の最大の贖罪であり、日本が世界の国々から信用され尊敬されるようになる唯一の道でなのではないでしょうか。

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政治・経済問題」カテゴリの記事

コメント

ハイ、ハルくんさん~。

お久しぶりです。お元気でしょうか? ん~、天安門事件の学生運動リーダー・ウアルカイシー氏への、インタビュー記事~非常に感銘深く、また胸痛く拝読致しました!

そうです!正に東アジアの民主国家のリーダーたるべき日本が~、人権問題のイニシアティヴを取って、中国の少数民族弾圧・人権侵害問題に対して、真正面から抗議していくべきだと思います。

そもそも、中国の思想及び宗教の弾圧・人権侵害は~あの!悪名高き毛沢東主席の、文化大革命に始まっており、それこそ何百何千万人の人たちが~、思想犯・政治犯・反逆者として強制収容所に送られ、闇に葬り去られました。あの文革の十年間は、中国現代史で最低最悪の暗黒時代だったとおもいますね!

毛沢東世を去り、鄧小平氏の開放改革政策によって、中国は~日本をも凌駕する経済大国になりましたが、共産党一党独裁の思想統制・弾圧の構造は~何ら変わらず、天安門事件は勿論~、最近では法輪功弾圧事件、ウイグル・チベットなど少数民族への弾圧、民主運動家たちの自宅軟禁etc.~、枚挙にいとまがありません!

このような思想の自由がない、人権の自由もない牢獄のような中国の政治状況に対して、敢然と真正面から抗議し議論交渉する、真の政治家・知識人・外交官・国際人が日本から続々と輩出して来るべきなのです! 私はそう考えています。

投稿: kazuma | 2014年6月12日 (木) 20時16分

kazumaさん、こんにちは。

全く同感です。自分たち国家指導部と富裕層の為に、貧困層や少数民族を犠牲にして、更には隣国への侵略行為を平然と行う非民主主義の独裁国家中国をこのままにしておいては絶対にいけません。
我が国が率先して中国の民主化を進めるように全力を尽くすことが不可欠です。
それに、目先の利益獲得を目的として、結果的に中国の国力を巨大化させるような商業行為は日本だけでなく世界中の国が慎むべきですね。その分をもっと民主主義的な国に力を注いだ方が絶対に良いです。

投稿: ハルくん | 2014年6月13日 (金) 17時54分

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