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2014年5月28日 (水)

中国というモンスター国家

映画「オロ」を見たことも有って、改めて中国という国について考えてしまいました。おりしもウイグル自治区でのテロが過激化していますが、これも中国政府のウイグル民族への弾圧が強くなったことへの反動なのでしょう。
中国政府はまたしてもウイグルの独立運動派を公開裁判にかけて、50人以上に死刑判決を出したそうです(関連記事)。恐らく、これまで行ってきたように、何千人も収容可能な大きな競技場で公開処刑するのでしょう。一党独裁の恐怖政治による「見せしめ」のために・・・

中国は第二次大戦終了後のドサクサに乗じて、ウイグル、チベットに侵攻し、そのまま広大な土地を占領し続けて、民族独立を絶対に認めようとしません。それもそのはず、両地域には膨大な地下資源が有るからです。しかし問題は、民族を徹底的に迫害、粛清して、漢民族に純化させる行為を行っていることです。「歴史の改ざんは認めない」 これは、中国が日本に対して良く使う言葉ですが、それを倍返し、いえ千倍返ししたいです。

けれども中国は今や超大国。軍事費を20数年前の何と40倍にも膨らましています。周辺国を力でねじ伏せるというアジアの脅威、世界の脅威のモンスター国家になっています。
ただ、考えてみれば、日本にも中国をモンスターにした責任が少なからず有りそうです。1972年の日中国交正常化以降、どれだけ巨額な資金援助、技術開発支援を行ったか計り知れません。当時の中国は完全に発展途上の国でしたから、日本の援助が無ければ、発展のスピードは随分遅れたことでしょう。そのほうが良かったのではないかとさえ思えてしまいます。

中国のモンスター化に手を貸して、さらに日中国交正常化を優先するために、台湾を独立国家として認めず、チベット、ウイグル問題に対しても口を挟まずに人権問題に封印をしてきた日本の政策というのは、これで良かったのでしょうか。ことによると日中国交正常化に調印をした田中角栄の罪は大きいかもしれません。その後に中国に膨大な経済支援を続けた自民党政権の罪も大きいのではないでしょうか。日本は多くの見返りも受けましたが、失うものも大きかったような気がします。
そんな歴史を知ってか知らずか、これからは中国と友愛の関係になろうと主張していた極楽とんぼの鳩山元総理のような人もいまだに存在しますけれど。

ようやくウイグル問題に真剣に取り組みだした自民党、安倍総理たちには幾らか希望の光を感じています。チベット問題にも積極的に取り組んで貰いたいですし、これまでのように中国の顔色をうかがって、重大な人権問題に目を閉じるようなことは、もう止めにしててもらいたいです。日本はそういうことでアジアのリーダーシップを是非取って欲しいです。

今後ますます領土問題、人権問題、環境破壊問題などで、モンスター国家の存在が世界の秩序を破壊しかねないことを本気で心配しているからです。

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