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2014年1月16日 (木)

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 グリゴリー・ソコロフ&フェドセーエフ/バイエルン放送響のライブ

このところチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を聴く機会が多いです。元々チャイコはスキ~なのですが、この曲は旋律の美しさとロシアの情緒が際立っていて本当に大好きです。

ところで先に、ロシアの幻の大ピアニスト、グリゴリー・ソコロフがワレリー・ゲルギエフ/キーロフ管と共演したライブのチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番の海賊CD-R盤のご紹介をしましたが、ソコロフはこの曲を何度も演奏していたようです。但し、正規ディスクはデビュー時の古いセッション録音盤(露メロディア)しか存在しません。

そのソコロフが、この曲を1990年代(詳細不明)にウラジーミル・フェドセーエフ/バイエルン放送響と共演したライブ演奏が、やはり海賊CD-R盤(En Larmes)でリリースされています。このディスクはショスタコーヴィチの「レニングラード」とカップリングされていて少々高価ですので購入はしていませんが、演奏をYouTubeで聴くことが出来ます。ゲルギエフとの演奏に全く遜色の無い素晴らしさです。これを聴けばソコロフのテクニックの凄さと、とてつもない表現力がお分かり頂けると思います。フェドセーエフも素晴らしい伴奏ぶりです。演奏後の聴衆の凄まじい拍手と歓声も収録されています。


チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番
グリゴリー・ソコロフ&フェドセーエフ/バイエルン放送響(1990年代の録音)

※その後、En LarmesのCD-R盤を購入しました。
音質が優れている分、凄まじさが更に感じられて、ゲルギエフ盤を凌ぐ史上最高の演奏であることを確信しました。

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コメント

 こんにちわ。

 YOUTUBEを拝聴しました。
今迄聴いてきた演奏とは随分異なると感じました。
テンポやリズムに変化をつけていて、豊かな曲想でとっても良い演奏と思いました。
こんなに凄い演奏は、ホロヴィッツとトスカニーニの演奏以来です。
オーケストラもピアニストにぴったしあわせており盛り上がりがある演奏ですね。
素晴らしい演奏に出会えて感謝です。

 このところの寒さのせいか家族全員が風邪をひいてしまい、久し振りにクリニックで薬を飲むハメになりました。
味の感覚が鈍っていますが、聴覚だけは風に冒されていないようです。


 

投稿: たつ | 2014年1月17日 (金) 12時02分

たつさん、こんにちは。

ソコロフのテンポは緩急の巾がとても大きいですね。それが全体の造形性を損なわないのが凄く、なにか非常に大きなスケール感を覚えます。打鍵は弱音部がとても美しく、強音部も決して音が濁りませんね。凄いです。

ホロヴィッツとトスカニーニ、あるいはセルとの演奏以来の凄さと言っても全然オーバーでは無いと思います。

毎日本当に寒いですね。ご家族みなさんお風邪が早く治られますようお大事になさってください。

投稿: ハルくん | 2014年1月17日 (金) 16時54分

こんにちは。

チャイコフスキーはロシアの作曲家によく見られるアイロニカルな作風にも染まらずに抒情に徹したところが偉大だと思います。ソロのピアノ曲はあまりパッとしない反面、協奏曲や室内楽のピアノパートは異常に充実しているところが興味深いです。

ソコロフは今のところあまり聴かないです。ご紹介の協奏曲は冒頭からテンポがかなりズレている気がしますが、持ち味なのでしょうか。レパートリーが広いので虚心坦懐に聴いてみようとは思うものの、ソロの音源ではペダルの残響がかなり大きいようですね。

投稿: NY | 2014年1月31日 (金) 22時13分

NYさん、こんにちは。

チャイコフスキーの魅力は何と言っても天才的なメロディの美しさ(プッチーニと並ぶと思っています)とロシアの抒情性ですね。
確かに器楽曲よりも管弦楽曲や協奏曲といった編成の大きなもので実力が充分に発揮されていますね。

ソコロフのとるテンポは緩急の巾が非常に大きいのが特徴で、それが正に持ち味ですね。でも不思議と全体の造形が保たれているように感じられるので、これは凄いことだと思います。パースペクティヴの感覚がよほど優れているのでしょう。
ペダルの残響が深いのでしょうかね。音は本当に綺麗ですね。

投稿: ハルくん | 2014年2月 1日 (土) 14時50分

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