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2013年9月21日 (土)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲全集 名盤 ~汲めども尽きない魅力~

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楽聖ベートーヴェンの作品ジャンルのうち「三本の矢」と言えば、もちろん交響曲、ピアノソナタ、弦楽四重奏曲の三つでしょう。このうちの弦楽四重奏曲は一般的には地味な存在ですが、ベートーヴェンの愛好家にとっては交響曲以上に奥深く、汲めども尽きない魅力のあるジャンルです。外向的な性格の交響曲に対して、弦楽四重奏曲は極めて繊細で内向的な性格を持っています。そこが愛好家にとっては何よりも大切に思える理由なのです。

4月から足掛け6ヵ月かけて、弦楽四重奏曲を作品ごとに記事にしてきましたが、今回はそれを「全集盤」として総括してみたいと思います。むろん全作品の演奏のどれもが最高の演奏家などというのは存在しません。毎回多くの演奏家を聴き比べてみたものの、曲によって気に入った演奏家は予想したよりもずっとバラバラだったのです。ですので鑑賞する際には、それぞれの曲のお気に入りのディスクを取り出すことが多くなると思います。ただ、同じ演奏家で全曲を通して聴いてみるのも大切なことで、演奏家の個性よりも、曲の個性の違いを比較しやすくなります。するとまた多くの事が聞こえてくると思うのです。

さて、その全集盤を選択するに当たって、個々の作品ごとに気に入った演奏の上位にポイントを付けてゆく方法を考えました。具体的には、一番のお気に入りには5点。次点には3点。三番手グループには1点としました。けれども実際には自分の好きな曲というのが有るわけで、それと他の曲とのポイントの付け方が同じでは、愛聴盤としては不合理を感じます。そこで、自分の特に好きな曲、すなわち「ラズモフスキー第1番」、第13番(大フーガ付)、第14番、第15番の4曲については、1位に+3点(計8点)、2位に+2点(計5点)、3位に+1点(計2点)というように、ボーナス・ポイントを加算しました。

それでは、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲の総合得点結果です。

第1位 43点 ブダペストSQ
第2位 29点 エマーソンSQ
第3位 18点 ヴェーグSQ
第3位 18点 ジュリアードSQ新盤
第5位 10点 ゲヴァントハウスSQ
(第5位相当にジュリアードSQ旧盤)

あくまでも全集盤ということなので、曲によってはベストに選んだブッシュSQやヴェラーSQは入って来ません。それと意外に点が伸びなかったのが、往年のバリリSQ、スメタナSQと、音楽雑誌では評価の高いアルバン・ベルクSQでした。ズスケSQ、メロスSQ、ウイーン・ムジーク・フェラインSQは健闘したものの入賞までには及びませんでした。

それでは、並み居る名カルテットの演奏の中から見事に上位入賞した団体のご紹介です。

<第1位>
90650dc0bfe3c81c14f641d351d90ca5ブダペスト弦楽四重奏団(CBS盤) 何故かメンバーが4人ともロシアの出身で、ベルリンで勉強したのちにハンガリーに移ってこのカルテットのメンバーに加わります。アメリカに渡った後の歴史的な名声は古いファンなら良くご存知です。第1Vnのヨーゼフ・ロイスマンは大変な名奏者ですが、第2Vnのアレクサンダー・シュナイダーも劣らぬ名手です。更にヴィオラ、チェロの上手さ、音楽性も素晴らしい為、それまでの四重奏団の第1Vn専制君主型から4人が互角に渡り合う民主主義型を初めて確立した団体だと言えます。彼らの存在無しにジュリアードSQ以降の近代型のカルテットは有り得ないのです。驚くことに、彼らの合奏能力は1940年代頃から既に完成の域に達しています。その証拠が40年代に録音したベートーヴェンの四重奏曲集です。全集では有りませんが、主要な曲をほぼ録音しています。これは復刻盤の音質も優秀なので、彼らのファンは必聴です。また1950年代にもモノラル録音で全集盤を残しました。人によってはステレオ盤よりも高く評価する声も聞かれますが、この時期はシュナイダーが自分のカルテットを主催するためにメンバーから抜けていましたし、僕としては彼らの音楽が最高に熟した晩年のステレオ録音盤を最上位に置きます。曲としては、ラズモフスキー第3番、「ハープ」、第14番、第15番という重要な曲でトップを押さえましたし、多くの曲で万遍なくポイントを稼いでいますので第1位は当然です。残響の少ない当時のCBS録音が、CD化により更に高音がきつくなっているので聴き慣れないリスナーには音質面で幾らか抵抗が有るかもしれません。けれども彼らは元々禁欲的な厳しい音ですので、慣れてしまえば、むしろ魅力にすら感じられます。最初に全集を購入される方に薦めるのには躊躇をを感じないわけではありませんが、色々と聴いた後に最後にたどり着くべき全集だと断言します。

<第2位>
Emersonbeethovenエマーソン弦楽四重奏団(グラモフォン盤) 現代最高と言えるカルテットの全集は何とライブ収録です。ジュリアードSQやアルバン・ベルクSQがスタジオ録音の全集に続く二度目の全集をライブで録音したのは理解できますが、最初からライブというのは無謀とも思えました。ところがこの全集の完成度は他のあらゆる団体のスタジオ録音を凌駕します。アンサンブルの精緻さはもちろん、音程が完璧でハーモニーが極上の美しさです。更にダイナミックに迫力を聞かせる部分と、柔らかく歌う部分の対比が実に見事で千辺万化する表情の豊かさが素晴らしいのです。彼らはドイツ的でもウイーン的でも有りませんが、真に「音楽的な」名演奏だと思います。それを成し遂げる大きな理由は第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンの力量が五分で、曲によって完全に交替出来ることです。強いて言えばユージン・ドラッカーの歌いまわしのセンスの良さを好みますが、もう一人のフィリップ・ゼルツァーの音楽性も劣りません。4つの楽器が完全にコントロールされている点では、全盛期のジュリアードSQに匹敵するか、それ以上だと思いますが、幅広い表現力を兼ね備えていることからするとジュリアードを越えた最高の団体だと思います。曲としては、ラズモフスキー第3番、第12番、第16番でトップを押さえました。次点にも多く入っています。

<第3位>
V4871ヴェーグ弦楽四重奏団(仏Naive盤) もしも家で折に触れて鑑賞する全集を選ぶとすれば、ブダペストSQとエマーソンSQになると思いますが、もしも『無人島にたった一つだけ持ってゆける全集』を選ぶとすれば、僕はヴェーグSQの新盤を選びそうな気がします。シャーンドル・ヴェーグこそはハンガリーの生んだ大ヴァイオリニストであり、彼が主催するこのカルテットは、完全にヴェーグの担当する第1Vnの主導型です。この新盤の録音時、技術的には全盛期をとっくに過ぎていますので完璧ではありません。けれども、表現意欲が全て心の内側へ向けられていて、外面的に「聴かせよう」などという煩悩を少しも感じさせないこの演奏からは、限りない「癒し」のオーラを与えられます。苦悩から解放されたベートーヴェンと大ヴァイオリニストであるヴェーグ晩年の魂の語らいを、その傍らでただただ聴き惚れるしかないでしょう。千利休の「わび」「さび」の世界を感じさせる「枯淡の境地」とも表現できる素晴らしい全集です。曲としては、作品18、第13番でトップを押さえました。

<第3位>
51065xicuplジュリアード弦楽四重奏団(CBS盤) ワシントンの国会図書館ホールでのライブ録音による新盤です。彼らの旧盤では、合奏を極限まで追い込み、切り詰めた精緻で透徹した演奏を聞かせましたので、ジュリアードと言えば一般にはその印象が強いのですが、この新盤では時の流れと実演という条件のもとで、驚くほど印象が異なります。もちろん緻密さも感じますが、それよりも遥かに大きな感情のうねりを感じさせるのです。その要因は第1ヴァイオリンのロバート・マンの表情豊かな演奏ぶりに有りますが、まるでかつての4人平等の合奏体のイメージが第1Vn中心の専制君主型に戻ったかのようです。それぐらいマンの持つ音楽が大きく凄かったからです。これも絶対に外せない素晴らしい全集です。トップを押さえたのは「ハープ」のみですが、次点に多く入ってポイントを稼ぎました。

ところで、彼らの旧盤は昔、LP盤で聴いたものの余り好きにはなれずに手放してしまいました。けれども、最近もう一度聴き直してみたくなり、CDで買い直しました。機能的で無駄の無い印象は変わりませんが、それがジョージ・セルとクリ―ヴランド管の、あの透徹したベートーヴェンのイメージとピタリ重なり、昔よりもずっと楽しめます。やはり「良いものは良いなぁ」と考えを改めました。主要な曲の演奏は既に個々の曲の記事に書き加えてありますが、全集の得点としては第5位に相当するか、それ以上の結果になりそうです。

<第5位>
312ゲヴァントハウス弦楽四重奏団(NCA盤) ゲヴァントハウス管弦楽団の首席奏者で構成するこのカルテットは、かつてのゲルハルト・ボッセ時代からのファンなのですが、現在のメンバーも非常に素晴らしいのは紀尾井ホールでの生演奏を聴いて実感しました。古き良きドイツの伝統をベースに、優秀なテクニックで現代的な先鋭性も持ち合わせますので、どの曲も高水準の素晴らしさです。メンバーの音程も録音も優秀なので、ハーモニーが非常に美しく感じられます。『ドイツ的で古臭く無いベートーヴェンの演奏』という条件であれば、最右翼なのは間違いありません。それに、もしも全集盤を初めて購入してみようという方がおられれば、是非お勧めしたいです。輸入盤で非常に安値で買えるのも有り難いです。CDのケースがツーピースの箱型なのは好みもあるでしょうが、意外と扱いやすいと思います。

ゲヴァントハウス四重奏団を、同じドイツ的でも、もうう少ししなやかな演奏で、ということならばズスケ四重奏団という選択肢も有ります。あるいはメロス四重奏団もお勧めできます。また、ウイーン的な演奏で、ということであれば、ウイーン・ムジーク・フェライン四重奏団がお勧めできます。本当はウイーンの団体ではヴェラー四重奏団の全集が聴いてみたかったのですが、録音は僅か数曲に限られます。彼らがもしも全集を残していたら、ことによるとベスト・スリーを争うぐらいの全集になった可能性が有りますので、非常に残念です。

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コメント

ハルくんさん、こんにちは。
ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は その楽想の 多様性や深さから、1組のカルテットを聴いただけでは 十分な理解は不可能ではないでしょうか。
私が 最初に聴いたCDは アルバンベルグQの後期セットでしたが、フルトヴェングラーやワルター、あるいはバックハウス等の演奏での感動を期待して 聴いたので、ガッカリして その後しばらくは聴く事がありませんでした。
ある時、思い立って全集を買ったのが モーツァルトの演奏が気に入っていた、ブダペストQ盤で ラズモフスキーの3曲や、何より第14番での感動をきっかけに 弦楽四重奏曲にハマって行きました。3年~5年おきに全集セットが増えている気がします。(笑)
もし私が 他人に薦めるとしたら 初めて ベートーヴェンの四重奏曲を聴く方には ゲヴァントハウスQ盤をじっくり聴く事を、フルトヴェングラーやワルターの演奏が好きな方には、ブダペストQとズスケQの聴き比べを、ストラヴィンスキーや新ウィーン楽派を聴いてこられた方には、エマーソンQ盤を オススメしたいと思いますが、いかがでしょうか?

投稿: ヨシツグカ | 2013年9月21日 (土) 12時16分

ハルくん様

morokomanです。

前人未到のこの企画、今回は総括編といった感じですね。

今までの文章から言って、読む前からある程度の予測はついていました。

「おそらく1位はブダペストだろう。2位はエマーソンかな」と言った感じです。

しかし、3位までは読めませんでした。ヴェーグでしたか。しかも「無人島の一組」というきわめて高い評価ですね。うう~む。名前のみ知っている団体でしたが、これはあなどれませんね。

もっともここで紹介されている団体は、どれもこれもが超一流……。その中での評価です。ヴェーグの3位も不思議なことではありませんね。

入賞に届かなかった団体も、いざ買ってみればどれも満足できるできなのではないかと思います。実際、自分がかつて持っていたズスケも優れた演奏でした。失われてことが本当に惜しまれます。

投稿: morokoman | 2013年9月21日 (土) 21時13分

ハルくん様、はじめまして。
初めてコメントいたします。
今年に入ってからこちらのブログに出会いました。
皆様のコメントも含め、肩の凝らない、平易ながら大変見識の広いハルくん様の解説と、膨大な名盤データを教科書のように拝見しております。
最大の収穫はブダペスト弦楽四重奏団の全集を入手できたことです。
昨年、ロータスカルテットの演奏会に接する機会があり、弦楽四重奏曲に俄然興味が出てきたところへ映画『25年目の弦楽四重奏』
http://25years-gengaku.jp/ 
が公開され、ハルくん様のブログが大変参考になりました。
私自身も少し枯れてきたためか(笑)、装飾の少ない、音楽の本質を抉るように奏でられるブダペストSQの演奏が最適だと思いますが、なんと私にとって初めて手にするベートーヴェン弦楽四重奏曲なので、皆様のご意見も参考に、これから現代の演奏家の作品にもチャレンジしていきたいと思います。
それにしても、私の中のブラームスのシーズンがなかなか来てくれず、あちこち寄り道が続いています。

投稿: pao | 2013年9月23日 (月) 10時34分

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲踏破!
本当におめでとうございます。
私自身、まだまだ、きちんとベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲に向かい合っていたとは言えません。本当に情けない限りです。
さて私が持っている唯一の弦楽四重奏曲全集が第5位で本当に嬉しいです。
いつかはブダペスト弦楽四重奏団やエマーソン弦楽四重奏団の全集も聴いてみて、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲と言う大きな山々に登ってみたいと思います。

投稿: オペラファン | 2013年9月23日 (月) 17時02分

ヨシツグカさん、こんにちは。

3連休に家を離れていた為にレスが遅れてしまい申し訳ありません。

もちろん演奏家の好みも人それぞれですので絶対ということは無いのですが、アルバンベルクQが評論家や雑誌で激賞されているほど素晴らしいとはどうしても思えません。
やはりブダペストQのステレオ盤が自分にとってはベストですね。それとても「これだけ有れば」ということでは決してありません。やはり色々と聴いてみるのが理想ですね。

初めて聴く方にはゲヴァントハウスQ盤というのは同感です。最上の選択だと思います。

フルトヴェングラーファンであれば全集では有りませんがブッシュQが必聴ですね。非常に共通点が有りますので。

ワルターファンにはバリリQ、ベームの壮絶ライブが好きな方にはブダぺストQがお勧めでしょうか。そして息子CクライバーファンにはエマーソンQですね。

投稿: ハルくん | 2013年9月24日 (火) 11時19分

morokomanさん、こんにちは。

3連休に家を離れていた為にレスが遅れてしまい申し訳ありません。

これは、あくまでも僕個人の好みによる順位ですので、他人とは大きく異なることも有ると思います。
もちろん自分のことなのでおおよその予想は付きましたが、実際に連続して聴き比べてみると、予想外の印象を受けたことも多く起こりました。最近聴き直したジュリアードQの旧盤などは正直ショックでした。なにしろ昔は嫌いだったわけですから。
時間と共に自分自身の好みが変化するのも、音楽鑑賞の大きな楽しみであり奥の深さですね。

投稿: ハルくん | 2013年9月24日 (火) 11時29分

paoさん、こんにちは、初めまして。

コメントを頂きましてどうも有難うございました。本当に嬉しく思います。

残念なことに、映画『25年目の弦楽四重奏』はまだ観たことが無いのですが、皆さん良いとおっしゃられていますので是非観たいと思っています。

作曲家や曲目の好みは人それぞれですので、実際に聴いてみないと判りませんし、自分の好みも刻々と変化するので、非常に面白さが有りますね。結局は巾広く聴いてみて、自分で少しづつ絞り込んでゆくしかないと思いますが、他人の感想や意見が参考になるのも事実です。そういう意味で、このブログが少しでもご参考になれば、こんな嬉しいことはありません。

ちょうどこれから秋ですのでブラームスを聴くには最適な季節です。もうじきブラームス特集の予定ですので、よろしければご一緒に如何ですか?(笑)

それはともかく、いつでもまたお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしています。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

投稿: ハルくん | 2013年9月24日 (火) 11時53分

オペラファンさん、どうもありがとうございました。

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は曲数も多いですし、とっつきにくい曲も多いので、中々馴染みにくさは有ると思います。けれども途方も無く高い頂きの連なる大山脈であるのは間違いないと思います。
ゲヴァントハウスSQは全曲を鑑賞するのに相応しい名盤だと思いますので、是非ともじっくり聴かれてください。

ブダペストSQやエマーソンSQも、いずれは是非。それも特にブダペストでしょうか。

投稿: ハルくん | 2013年9月24日 (火) 12時29分

ハルくん様

以前よりこちらのブログでベートーヴェンの弦楽4重奏の記事を拝見していました。ハルくん様がとても評価されているヴェーグ四重奏楽団を一度聞いてみたいと思い、探していたのですが、中古でもかなりの高額で、「これは諦めるしかないのか」と思っていた矢先、先日アマゾンで再発売されているのを見つけ、早速購入しました。手元につくのはもう少し先ですが、今から楽しみでなりません。聞いたらまたコメントさせていただきますね。

投稿: kinさん | 2013年12月 1日 (日) 18時31分

kinさん、はじめまして。
コメントを頂けて大変嬉しく思います。

ヴェーグSQの全集はしばらく入手性に問題が有りましたが、今回再プレスされるようですね。良かったです。

演奏については、記事の中でご紹介した内容そのままで、現代的でメカニカルな表現からはほど遠いものです。実際にkinさんがお聴きになられて、気に入られるかどうかは分かりませんが、非常に個性的な演奏であることは確かです。
忌憚のないご感想をお聞かせください。楽しみにお待ちしております。

投稿: ハルくん | 2013年12月 2日 (月) 11時34分

始めまして。
興味をもって拝読させて貰いました。
つきましてはお願いがあります。

レコード音楽を楽しむ上で、それを語り、評する場合、欠かせないのがオーディオ装置とリスニング環境(部屋)と通常の音量があります。
その前提が共通であれば、より深い理解と洞察が可能かと考えております。

あくまで趣味の世界の話でありましょうから、共通項目が多ければ多いほど信頼を覚えることでしょう。
そんな期待から是非、貴兄の上記の項目、お差支えない範囲でご紹介頂ければうれしく思います。

投稿: 田舎爺 | 2014年7月11日 (金) 09時34分

田舎爺様、はじめまして。
コメントを頂きましてありがとうございます。
大変嬉しく思います。

おっしゃるとおりレコード鑑賞にオーディオ環境は絶対に無視できないですね。
但し、「オーディオ鑑賞」と「音楽鑑賞」は限りなく深く結びついているものの、完全なイコールでは無いと思っています。極論を言えば、「ラジカセでは音楽鑑賞が不可能かと言えば、そんなことも無い」というのが自論です。

それはさておき、私の場合は予算の都合上から、装置そのものはごく一般的なレベルに留まっていますのでご承知おきください。おおよそは下記の通りです。

スピーカー:ヤマハ NS1000M
アンプ:デノン PMA1500RE
CDプレーヤー:デノン DCD755RE
アナログプレーヤー:テクニクス SL1200MK3

部屋は洋室6畳のフローリングで、高さ20cmほどのウッドブロックを並べてその上にスピーカーを載せています。設置場所は部屋の長手方向の奥に約1mほどの間隔をおいて並べています。

音量は普段は小さめですが、ディスクを聴き比べる時には、管弦楽はそれなりの音量で、室内楽、器楽はそれよりも小さ目に、といった感じです。

友人、知人には遥かに優れた装置を持たれている方が居るので羨ましい限りですが、身分相応ということである程度の満足はしています。

投稿: ハルくん | 2014年7月11日 (金) 11時40分

拝復、丁寧なresを頂き恐縮です。また嬉しくもあります。
実は、弦四のリポート少しばかり拝読いたしましたが、各SQの音色とか音質には
触れられていないのでお伺いしました。

ご自論には全く同感です。でも「オーディオ鑑賞」なんて言葉は初めて聞きまして
、そういう方も居られるのかも、と思いました。

何を隠しましょう、私もその昔、5球スーパーでベートーヴェンのラズモフ1番を
偶然耳にして、興奮のあまり寝付かれなくなった者です。
これが弦楽四重奏への入門となりました。(歳がバレますねー笑)
今のラジカセはそのときのラジオとは比較にならない性能ですね。

装置をお伺いして、貴兄がどういう基盤に立ってレビューされているのかが、大よそ理解が可能となり、いっそう興味を深めることが出来そうです。

私もご同様「分相応」のセットで鑑賞しております。

ヤマハ NS1000Mは、自作スピーカ(貧乏人の反骨精神で挑戦)の
リファランスとして永らく使用しておりました。
今は部屋が狭いので(8畳 木造洋室)やむなく放出しましたが、信頼のおける名器と断じておりました。
その他のデノンもテクにクスもどちらかと言うとニュートラルなコンセプトで造られていると思いますので、失礼ながら持ち主様の耳も信頼に足るものと存じ上げます。

私もアナログソフトが相当ありまして、LPプレーヤ(自作)も現役です。

今後ともちょくちょくお邪魔致しますので、よろしくお相手頂きたいとお願いいたします。
有り難うございました。

投稿: 田舎爺 | 2014年7月11日 (金) 15時58分

田舎爺様

音色や音質に関する記述が無かった点、そう言われてみればほとんど有りませんね。
確かに装置や環境で変わってしまうことが多々有りますので難しいですが、もう少し意識して触れる必要は有りますね。良きアドヴァイスをどうも有難うございました。

繰り返しますが、私はいわゆるオーディオマニアではありませんが、”良い音”というのは”コンサート会場での生の音に近い音”という理念を持っています。ところが実際は、コンサートホールも建築構造や座席位置によって変わりますので一筋縄には行きませんね。

また、良く言われる”アナログの音がベスト”という単純な思想には必ずしも賛同しません。アナログ盤の柔らかく温かな音が魅力なのは間違いありませんが、それが本物の生の音だとは限りませんね。
また、レコード盤のプレスや再生条件によって評価が大きく変わることが有り得ますよね。
アナログ再生は、盤の選択や装置の組み合わせで自分の好みを生かしも殺しも出来るという難しさが有りますが、それがまた魅力なのだと思います。

だんだん話が反れてきましたが、今後ともどうぞお気軽にお越し下さい。楽しみにお待ちしております。

投稿: ハルくん | 2014年7月11日 (金) 16時46分

はじめまして。
ブダペスト弦楽四重奏団がトップとは、小生もほぼ同意見です。
「ベートーヴェンの精神を聴く」とすれば、ブダペストは必聴の名盤だと思いますね。
ただし、貴兄のラインナップには、ハンガリー弦楽四重奏団のモノラル盤が含まれていないことが惜しまれてなりません。
是非、ハンガリーも試聴されて、その評価をしていただきたいものです。

投稿: 西方の音 | 2014年7月17日 (木) 15時31分

西方の音さん、はじめまして。
コメント頂きましてありがとうございます。
大変嬉しく思います。

>ベートーヴェンの精神を聴くとすれば、ブダペストは必聴の名盤

全く同感です。それに迫るのはせいぜいブッシュSQぐらいだと思います。
ハンガリーSQについては、以前所有をしていたステレオ盤全集がそれほど気に入らなかったので手放してしまい、それっきりです。もう長いこと聴いていないのでまた聴いてみたい気もしていましたが、モノラル盤のほうがお勧めですか?
私は総じて”アンサンブル”よりは”表現力”を重要視するタイプですがどうでしょうね。
機会あれば是非両方を聴き比べてみたいものです。
ご紹介どうも有難うございました。

またいつでもお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしております。

投稿: ハルくん | 2014年7月17日 (木) 18時45分

こんばんは、またお邪魔させていただきます。

先日の貴兄のresを頂きまして、そこに、言外に私メにオーディオフリークの烙印を押されたように感じてしまいましたが、それはいささか困りますね^^)
確かにオーディオに強い関心を持ってはいますが、それはあくまでもより詳しく音楽の内容を知りたいための手段に過ぎませんので、くれぐれも誤解なきようお願いいたします。

実は、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲全集ものをここまで集めてお聴きになっている事に、畏敬の念さえ覚えて投稿させてもらったという次第です。
出来得れば今後も、同じ音楽の愛好者と言う仲間意識の和の中で、色々と交流を持たせて頂きたいと願っております。

そこで先ず私のレコード音楽に対するスタンスを知って頂きたいです。

>“良い音”というのは”コンサート会場での生の音に近い音”という  理念を持っています。

それは云うを待たずそのとおりで、誰も異論を挟む余地は無いでしょう。
以下の貴兄のコンサートホールでの音響状況の記述も全く同感です。
私の少ない経験では、より十全な音で聴ける席は意外と少なく、たいていの場合、2階席の舞台の両サイド前方の(Box席となることが多い)くらいのようでした。
生の音もそういう諸事情でBox席で聴いた者と、1階のやや後ろの席で聴いた者との受け取り方は相当な開きがあり、感想を話し合ってもかみ合わないことがしばしばです。

そんな理由から、私はレコード音楽はレコード音楽として、生とは切り離して考えております。
つまり、記録された音楽は、ある一定の条件下(録音ホールなど)でなされ、かつ又、録音機材を含めた録音スタッフ陣のコンセプトや感性が加わった作品だと思うのです。

卑近な例では、例えばブダペストSQの場合、前期、中期、後期では
印象が相当違っていると思われませんか?
担当エンジニアやスタジオがどう変わったかは調べられませんが、
明らかにそのソノリティーは異なっていますね。

ならばその記録された音をリアルに(正確に)引き出すことは重要なことだと思います。
オーディオはそう云う使命を負わされていると思うんです。

私はレコード暦は長いほうだと思いますが(約50年)、オーディオ界が未熟な時代から聴いて来て、装置が貧しいがために、その演奏に対して誤った認識のまま他者に対して発言した言葉を、なんども恥ずかしいと反省した苦い経験を持っております。

音楽から受ける感動はその人の人生がバックにあると思います。
そして置かれている現在の環境の中で音楽を受け取るしかないんだと思います。
感動の大小はラジカセと100万円のステレオで決まるものでもないでしょう。
でも、良いオーディオはより詳しく音楽を届けてくれると思います。
しゃがれ声のフォールクローレのおじさんの声も透けるような女声合唱の声も、ありのまま響いてくれるのが望ましいと私は考えています。

アハハ、ちょっとオーディオマニア擁護論に傾いてしまったようですが、私自身の立場を解析するためにも、真面目に考えてみました。
実はヴェーグSQをネットで試聴して、面白いと感じ、そのあたりに話を持っていきたかったのですが、脱線してしまいました。
次の機会にまわします。
下手の長談義を陳謝致します。_(_^_)_

投稿: 田舎爺 | 2014年7月23日 (水) 22時28分

田舎爺さん、こんばんは。

最初の書き込みを頂いた時には正直オーディオフリークの方なのかなと思いましたが、次のコメントでそうではなかったのだと理解しておりますよ。誤解はしておりませんのでご安心ください。

何をもって「良い音」と感じるかは、各自の好みも有りますからね、一概には言えませんね。
コンサートホールとて、一番良いと思う席のチケットを普段購入する訳では在りません。価格と相談して決めています。

スタジオ録音ともなると、更に状態が様々ですね。ブダペストSQをはじめとするCBSの室内楽録音は非常にデッドで、スタジオ内の目の前で演奏されているように聞こえますが、それに慣れれば、自分には残響の過剰なEMIよりもずっと好ましく思えます。CBSの音造りの大きな特徴の中では、自分は録音時期の差はそれほど大きくは感じていません。

>感動の大小はラジカセと100万円のステレオで決まるものでもないでしょう。でも、良いオーディオはより詳しく音楽を届けてくれると思います。

同感です。先日の自分のラジカセの例えは極論ですので、貴殿の上記の意見の方が間違いなく的を得ていますね。

次回のヴェーグSQのお話、楽しみにお待ちします。

投稿: ハルくん | 2014年7月23日 (水) 23時43分

ハルくんさん こんにちは。
「ハルくんさん」でいいんでしょうか、皆さんに習ってそう呼ばせていただきます。

ヴェーグSQという名は知っていたのですが、実際の(レコード上での)演奏は聴いていたかも知れませんけれど記憶には残っていません。
昔は今のように簡単には演奏内容を聞く事は叶いませんでした。
レコード雑誌などでの紹介文を見て、これはと思うものをレコード店から取り寄せてもらうしか試聴の手段はなかったですから。

海山の区別もつかず、ぶっつけ本番で2000円前後の小遣いをはたいて1枚のLPを手にするのは、ま、宝くじを買うに似て「運」を買うようなものでした。
便りとした拠り所は、評論家先生の文筆力のみであり、いわば運は他人頼みだったです。ー笑
それだけに今日のCD時代が定着した環境は、当時では想像もつかない恵まれた時代になったもんだと思います。

さて、ヴェーグなんですが、私が面白いと感じたのはネットで断片的にではありますが、モーツァルトの弦四を耳にしてです。
勿論ハルくんさんの「孤島に持っていくなら・・・」との話を聞いての上で探したわけです。

残念ながら試聴できるベートーヴェンの作品はなかったですが、モーツァルトのカルテットから受けた印象は、弦楽四重奏の美しさの原型と言ったらいいでしょうか、現代のカルテットが全く忘れている素朴さとも云える歌ではないかと・・・。
52年の録音にしては随分音が貧しく歪んでいるものですが、それでも透明度がある弦の美音が想像できる屈託の無い演奏が新鮮に聞こえましたね。
そこにはコンペティションを勝ち抜いて頭角を持ち上げようと言うような気負いなど微塵も無い音楽が息づいている。
ふとカペーのソノリティーを思い出しましたが、勿論カペーのようなアゴーギクを伴う美意識とはまったく違って、ザッハリッヒカイトの洗礼を受けた、20世紀のスコアに重点を置いたスタンスであると思います。
弦の持つ本来の音の美しさを大切にしたアプローチは魅力です。

これがベートーヴェンの演奏でどのようなものかは判りませんが、緊張感の強い中期の作品でとるスタイルはどんなだろうと興味が湧きますね。

現代のブダペスト以後のカルテットは、総じてディナーミクを大きくとり、緊張感の演出にウエイトを置いた鋭い合奏の色合い濃厚なものが犇めいていて、違いと言えば録音のコンセプトの相違が一番に耳に付くといった感じが拭えません。
台本は同じ、辛うじてト書きを自ら書き込みセリフを読み上げる標準語の役者さんのようで、固有のカラーは微々たるもの・・・
極論ですが、芸術がコスモポリタン化すると面白くないと思います。

蛇足ですが、私は今でもアマデウスSQをよく聴いています。

投稿: 田舎爺 | 2014年7月28日 (月) 14時49分

田舎爺さん、こんばんは。

呼名は適当で構いませんよ。「ハルくん」でも「ハルくんさん」でも。「ハルクンクン」はイヌみたいでいけませんが。(笑)

ヴェーグQのベートーヴェンは大気に入りの自分ですが、モーツァルトの弦四は聴いていません。モーツァルトの演奏ではクラ五が素晴らしいのですが、ベートーヴェンほどには良さが出ないという印象です。音の”滑らかさ”にやや欠ける気がします。ブダペストQとスタイルは異なりますが、どちらもベートーヴェンが最高です。

>芸術がコスモポリタン化すると面白くない

200%同感です。芸術も文化も料理もみな同じですね。其々の個性、特色が有るからこそ面白いのですね。

投稿: ハルくん | 2014年7月28日 (月) 23時54分

こんばんは。ベートーヴェンの弦楽四重奏曲のブダペストSQ盤のことを調べている過程で、このホームページを拝見させていただきました。たいへん勉強になります!
そこで、今回は上記の ベートーヴェン「弦楽四重奏曲」/ブダペストSQ盤について質問です。現在手に入りやすいのは RCA から出ている 88697776782 (http://tower.jp/item/2764228)
の盤ですが、これを最近入手しました。一つ目の質問は、/ この盤は、第12番の第一楽章冒頭でブツッという音が入ります。このブツッという音は、今回ハルくんさんが貼付けているブダペストSQの画像の盤でも同じですか?二つ目の質問は / 両盤の音質の違いはありますか?あるとすれば両盤の違いはどのような印象ですか?三つ目の質問は、 / どちらか片方の盤だけでも、リマスターの有無をぜひ教えてください! / ブダペストSQ盤のハルくんさんの貼付けている画像の盤は現在は生産されていないようで、手に入りづらいので質問させていただきました。しかし、二つ目の質問の音質の違いについてはお返事いただくにしてもRCA盤が必要なので、ハルくんさんがお持ちでなかったり入手する予定が無い場合、構いません!

投稿: ハヤテ | 2015年1月 3日 (土) 02時22分

ハヤテさん、初めまして。
コメントを頂きまして誠にありがとうございます。

一つ目のご質問ですが、僕の所有しているのはタワーレコード盤ですが、これは国内SONYのOEMですので、基本的にSONYから出ていた旧盤と同じだと思います。第12番の冒頭に特にノイズは有りません。

二つ目の質問ですが、お持ちのRCA盤は海外盤ですので、マスターが恐らく異なるのでしょうね。こちらは聴いていませんので解りませんが、マスターやプレスが異なると音の違いは当然生まれものと思います。

三つ目の質問ですが、このようにオリジナルがアナログ録音の場合には必ずデジタルリマスターが行われます。そのCDを再リリースするときに前回のリマスターをそのまま使用せずに、再度リマスターされれば異なる音に変わります。けれども、その違いの大きさや、気になるかどうかは人によって違いますし、使用機器によっても変わりますので、最終的には実際にご自分で聴いてみるしかありませんね。

こんな風にしかお答えできませんが宜しいでしょうか?

また何でもお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしております。

投稿: ハルくん | 2015年1月 4日 (日) 19時01分

ハルくんさん、こんばんは。

ブダペストQの全集ですが、私の現在所有しているものが、ハヤテ様と同じパッケージですが、第12番の冒頭部分にはノイズらしきものは確認出来ませんでした。
念のため、アンプ、ヘッドホンを他のものに入れ替えましたが、結果は同じようです。
ちなみに、レーベルはソニー・ミュージックです。
ご参考になれば幸いです。

投稿: ヨシツグカ | 2015年1月 4日 (日) 22時52分

ヨシツグカさん、こんばんは。

いつも情報をありがとうございます。

ハヤテさん、ということはノイズはプレスミスか何かの可能性が考えられますね。
購入先にその旨を問い合わせた方が良いのではないかと思います。

投稿: ハルくん | 2015年1月 4日 (日) 22時57分

ハルくんさん、ヨシツグカさん、ご返信ありがとうございます!!
前回書き忘れてしまったのですが、「第12番の冒頭のノイズ」は、第一楽章の 0:52 できこえます。また、同じ楽章の別の箇所にも、同じノイズがきこえます。この箇所では、3:12 ~ 3:22 の間に何回か聞こえます。
このコメント欄で質問させていただく前に、同じパッケージをもう一つ購入していたのですが、こちらでも同じノイズが同じ箇所で聞こえます。このパッケージは二つともAmazonで購入したものです。Amazonにあるものがプレスミス品だったとすれば、タワーレコードで購入すれば、このノイズは入っていないかもしれません。

投稿: ハヤテ | 2015年1月 6日 (火) 16時35分

ハヤテさん、こんにちは。

二つ購入して同じ結果とは問題ですね。
となると同じものをタワーレコードで購入してもやはり同じ可能性がありそうです。
一方、タワーレコードが2007年に発売したセットは既に在庫が無いようですし、中古でも高値ですね。そうなるとディスクユニオンなどの中古店で、その2007年のものか1997年のソニー国内盤で安値のものを気長に探すのが良さそうです。

amazonにはとりあえず1セットを事情を伝えたうえで返品交換して貰い、再度確認されるべきです。万一良いものが届けば万歳ですね。

投稿: ハルくん | 2015年1月 6日 (火) 21時32分

ちょうど今日、タワレコにて同じパッケージのものを一つ購入してきました。
やはり同じノイズがみられるため、この盤自体がこのようなノイズの入っているものであるようです。
ハルくんさんのおっしゃるように、過去に出た盤を探していきます。2007年盤に関しては幸運なことに、DiskUnionでは注文が可能のようですので、注文してみます!
また、ハルくんさんのほかのページでも今後コメントさせていただくので、よろしくおねがいします!!

投稿: ハヤテ | 2015年1月 6日 (火) 22時15分

ハヤテさん

このディスクに関するクレームが見うけられないのが不思議ですね。
amazonとタワーには購入品を全て苦情返品されると良いです。その分できっと旧盤が手に入れられるでしょうから。
いつでもどうぞお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしています!

投稿: ハルくん | 2015年1月 6日 (火) 22時33分

ハルくん様
手元の全集は、ブダペストのステレオ再録音、ジュリアードの1回目のステレオ、アルバン・ベルクの旧盤のみです。割高な国内盤はSRCR1814~1823の番号のジュリアード、後の2点は桁数の多い数字のみが羅列の、輸入バジェット・ボックスです。
各曲の性格に特質が様々なせいか、各団体の成熟段階のどの時期に録音さあれたかと言う原因によるものか、この1組さえあればまずまず満足と言うものは、見当たらないのではないでしょうか。
例えばジュリアードは第8番ホ短調が、あまりに線がきつく素っ気ないうらみがありますね。バルトーク全集の旧盤で、ブイブイいわしていた頃ですかね(笑)。

投稿: リゴレットさん | 2018年3月 7日 (水) 16時42分

アルバン・ベルクはEMIに移籍後、東芝音工からEAC90000番台でリリースされていた頃は、専門誌の月評で好評でしたが、あれ、こんなモノか?と言う印象でした。天下の名四重奏団に不躾な発言ですけれども、アメリカの団体の機能性とヨーロッパの四重奏団の情感を兼備しようとして、どっち付かずに終わったのでは?と言う気も致します。ブダペストが曲の核心に切り込もうとする真摯さですが、時には美しさが疎かになる嫌いもありますし。ジュリアードもラズモフスキー四重奏曲の内、第9番ハ長調は推進力に満ちた快演でした。はてさて、難しいですね。

投稿: リゴレットさん | 2018年3月 7日 (水) 17時00分

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