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2013年7月 9日 (火)

参議院選挙にむけて ~ねじれ国会が悪なの?~

7.21参議院選挙に向けて各政党が必死の選挙運動を展開しています。そのホットさに日本列島全体がヒートアップしたかのような熱い熱い夏になりました。

民主党政権時代には、とても黙っていられずに、たびたび政治もの記事を書きましたが、自公政権に戻ってからは余り記事を書くことが有りませんでした。あのやることなすことに危うさを感じた民主党政権に比べると、何だかんだ言いながらも自公政権には安定感を感じます。先の国会で久しぶりに登場した野田元首相が安倍首相に対して、「歌の文句ではありませんが、だましたあなたが悪いのか、だまされた私が悪いのか・・・」などと口にしていましたが、それを言いたいのは国民が民主党に対してじゃないでしょうかねぇ。

依然として自民党の上げ潮ムードは続いていますが、安倍首相は、こう言います。「何としても衆参国会のねじれを解消しなければなりません!」
先の参院では、野党が安倍首相の問責決議案を提出したために、重要法案がことごとく時間切れで廃案に成ってしまいましたが、野党の行動は全くもって不可解です。政争のつもりなのでしょうが、まるで無意味なことです。国会がこのような有様では、やはりねじれを解消しなければならないのかと思えてしまいます。

けれども、本当にねじれが悪なのでしょうか?そもそも衆参二院制の意義は、政権を司る政党を置く衆議院に対して、それが一元的な見方に傾いた独裁、暴走に走らないようにバックアップを行う「良識の府」が参議院のはずですよね。ところが現在の参議院は、自公政権に何でも反対する民主党を中心とした野党が幅を利かせているがために、審議が進まない状態に陥っています。とりわけ「参院のドン」と呼ばれる民主党の古参コシイシ議員の悪影響が大だと思っています。党利党略重視の政争にのみ明け暮れているのでは、二院制の意義が果たせません。自分は決して「ねじれ」そのものが悪いとは思いません。本来、衆参は「ねじれ」ていても良いのです。参院が良識の府として、衆院の間違いは正す、正しいは賛すると、きちんと機能を果たせばよいだけです。それが現在のように単なる政争の具にしかならないのであれば、参院不要論が叫ばれても当然です。

少なくとも現在の野党集団が参院の過半数を維持することは、間違いなく政治の停滞を招くでしょうから、それは困ります。国会の停滞を解消するためには、ねじれからの脱却はやむなしでしょう。ですので、政権党のどちらかに一票を投じようと考えています。自分は自民党の経済政策や国防政策には大いに期待していますが、原発政策に関しては、「脱原発」というのが自分の考え方ですので、恐らく今回は原発推進を掲げない公明党のほうに投票することになりそうです。

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政治・経済問題」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
吉田元所長が死去された昨日は、夜にビクトリア/レクイエムを掛けました。両親の経験から、ストレスが死期を早めてしまったと思います。

今朝ニッカンに飯島参与が、野田議員は取り巻きが悪過ぎたと答えています。それ以前に、総理の器ではなかったですけど。

原発・年金・天下り...与党野党関係なく、解決の目的地点は同じになって然りなのにそうならない。イチ国民には不思議で仕方ないです。

投稿: source man | 2013年7月10日 (水) 08時49分

こんにちは。

若い人の投票率が低いというのが心配ですね。ブラック企業が暗躍する昨今、正社員も含めてあらゆる労働条件を改悪しようとしている政党が圧勝する見込みというのは実に不思議です。労組も異常に弱くなりましたし、労働法も最賃法も不要とかいう暴論さえ出てきそうな気配。

右傾化しつつある日本で硬性憲法すら守れなくなったら危険ではないのでしょうか。不況と右傾化に密接な関連があることは歴史的にも明らかですし、それに国民が気づかないというのが一番怖いわけです。

投稿: NY | 2013年7月10日 (水) 19時47分

source manさん、こんにちは。

所長は元々から癌だったのでしょうが、疲労とストレスで抵抗力が一辺に落ちてしまったのではないでしょうか。親方日の丸でいい加減な体質の東電にあって、命がけで職務を遂行した現場のリーダーだったのだろうなと思います。お気の毒でした。

野田さんだけでなく、民主党そのものが政権党の器では無かったのでしょう。ハトヤマ氏や、初代のマツモト震災復興大臣、あれはホントに酷かった。

投稿: ハルくん | 2013年7月11日 (木) 00時23分

NYさん、こんにちは。

自分も若い頃には政治に余り興味は有りませんでした。選挙にも行ったり行かなかったりでした。現代の若者は、政治に対して諦めの無力感が強いのでしょうか。本当はそれではいけないのですがねぇ。

改憲に対しては、自分の考えは少々異なります。現在の憲法下では他国の侵略に対しては充分に対応ができないと思っています。本当に世界が平和な世の中であれば問題ありませんが、最近の近隣情勢では自己満足の平和憲法になりかねないと思うのです。自国を侵略から守ることが右傾化だとすれば、自分自身も右傾化なのかもしれません。

投稿: ハルくん | 2013年7月11日 (木) 00時37分

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