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2013年4月14日 (日)

千住真理子・長谷川陽子・仲道郁代コンサート ~女神(ミューズ)たちの愛のうた~

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昨日は、横浜みなとみらいホールに出かけて「女神(ミューズ)たちの愛のうた」というコンサートを聴いてきました。タイトルを見てお分りの通り、僕の大好きな美女演奏家が登場しました♡

まずは仲道郁代さま(以下苗字略)!やっと生身の郁代さまに会えました!彼女は写真を眺めているだけでクラクラするほど美しいので、本物を見たら一体どうなることか・・・天にも昇る気持ちでした。(ドキドキ)

そして千住真理子さま(同)!あの知性が滲み出ている顔立ちが好きなのです。諏訪内晶子さまは美女ヴァイオリニストNo.1ですが(ボクの基準でです)、真理子さまもイイんですよ。(ドキドキ)

それと長谷川陽子さま(同)!昔、勤めていた会社の上司がなんでも彼女のお母さんと知り合いだったらしく、彼女のデビュー間もない頃の話を憶えています。その上司も今や故人となり、特別な思い出が残っています。(シンミリ)

演奏曲目をざっと紹介しますと、

サン=サーンス:白鳥
カザルス:鳥の歌
(予定の「ひまわり」から変更)
ピアソラ:リベルタンゴ
 (以上、陽子さま/郁代さま)

ショパン:練習曲 Op.25-1  エオリアンハープ
      練習曲 Op.10-12 革命 
      練習曲 Op.10-3  別れの曲

 (以上、郁代さま)

クライスラー:ロンドンデリーの歌
        :ジプシー奇想曲

 (以上、真理子さま/郁代さま)

クライスラー:レチタティーヴォとスケルツォ・カプリース
 (真理子さま)

メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番
 (以上、真理子さま/陽子さま/郁代さま)

いやぁ、素晴らしい選曲と構成ですね。三人を見たかったこともありますが、曲目が良いのもこの演奏会が気に入りました。
座席はバックステージの中央3列目ですので、美女たちをステージ近くで上方から眺められるという最高の席です。

ドラ(このホールではベルではありません)が鳴って、いよいよ開演しました。

最初は郁代さまと陽子さまの登場。郁代さまは淡いベージュの上品なドレスでとっても素敵です。陽子さまはブルー系の爽やかなドレス、これも素敵です。

実は演奏の前後に彼女らのトークが入るのがこの演奏会のポイントです。いやぁ、郁代さまは優しい語り口が実に素敵だ!演奏前からボルテージが上がります。(笑)

そして「白鳥」の演奏がもう最高です。陽子さまの豊かなチェロの響きも素晴らしいですが、郁代さまのピアノがまた素晴らしい!白く綺麗な指先が鍵盤の上を正にさざ波のように優しく流れてゆきます。あー、あのピアノになりたい!

♪もしも~ピアノに~なれーたなら~♪思いの~すべてを~音にして~君に伝える~ことーだろう~♪ (By 西田ハル行??)

ホント、あのピアノになって郁代さまの指でさざ波のように撫でてもらいたいです。(笑) それにしても郁代さまはもうフィフティのはずなのに、なんであんなに美しいのでしょうか。ああ女神さまだぁ!

「鳥の歌」もとても良かったです。平和への祈りが心に浸みわたりました。
ピアソラの「リベルタンゴ」はヨーヨー・マでお馴染みですが、こういうコンサートで聴けると言うのは楽しいです。

郁代さま独奏のショパンでは「エオリアンハープ」が美しさの極みでした。ハープのように会場にフワッと広がる響きを強く意識した演奏で本当にハープの音のような美しさです。郁代さまはこういう曲は最高です。反面、「革命」や「別れの曲」の中間部ではちょっと上品過ぎるかなぁ。更に荒々しさを求めたいですが、これは郁代さまの性格でしょう。

そして、真理子さまの登場です。真っ赤なドレスに銀の靴という派手なドレスですが、スラリとした体型の彼女によく似合います。背中がポッカリ開いているので、綺麗な背中が実に良く見えます。うーん参った!真理子さまももうじきフィフティのはずなのにホント美しいなぁ。

でも、ストラディヴァリウスが良い音をしていました。もちろん当たり前と言えばそうなのですが、幾ら楽器が良くても弾き手が悪くては良いとは出ません。真理子さまの最近の音はとても太く厚くなったようです。やはり楽器が自分のものに成って来たのでしょう。歌いまわしも自由で、演奏家としての自信が増したような印象です。

最後のメンデルスゾーンのピアノトリオ。これは期待以上に良い演奏でした。太く大胆に歌う真理子さまのヴァイオリン、豊かな響きでスケール大きな陽子さま、幾らか控え目にしっかりと全体を支える郁代さま、三人のバランスが素晴らしいのです。単に、ミューズの小奇麗な演奏というわけでは全く有りません。演奏後のブラヴォーも決してお世辞では有りませんね。

客席の大きな拍手に応えたアンコール曲は、エルガーの「朝のあいさつ」でした。ヴァイオリンの後にチェロが歌うピアノ・トリオ版がとても良かったです。

さすがに三人のソリストが揃うと非常に聴き応えが有ります。今度は、このトリオで本格的な演奏会を聴きたいですね。ブラームスやベートーヴェン、シューマン、シューベルトのピアノトリオを是非とも聴いてみたいです。演奏してくれないかなぁ。

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演奏会(オムニバス)」カテゴリの記事

コメント

ハルさ~ん!いいないいな。そんな素敵過ぎる演奏会に行けたなんて。羨ましいを通り越して嫉妬してます。郁代さま、綺麗だったでしょう。4年前と昨年、いずれもため息モノでした。去年の暮れ、お値段お高めフルオケ晶子さまか、単独でもリーズナブルな郁代さまか迷っているうちに、晶子さまは仕事の都合で行けず、郁代さまはソールドアウト…泣きました(;_;)
真理子さまは20代のピッチピチの時も、40代の熟してからも理知的な美しさは健在でしたね。
長谷川陽子さまは実物拝見していませんが、すっきり顔の知的美人ですね。
女神三人を前に、どんな顔で聴いていたのかしら、ハルくんは。鼻の下は何センチくらい伸びたんでしょうね?
しかし私って何故、かっこいい男性より美しい女性の方に目が行くのかなぁ…

投稿: from Seiko | 2013年4月14日 (日) 19時42分

Seikoさん、こんばんは。

いやぁ郁代さま、美しかったです!
息が止まって溜息も出なくなるほどでしたよ。
齢の話も下世話ですが、あれでフィフティだなんて信じ難いです。
ピアノも本当に優しい音で弾きますね。
演奏の方もこのまま頑張り続けてほしいです。

実は鼻の下が伸びすぎて別人の顔になってしまいました。(笑)
今日もまだ元に戻りません。明日、出社しても職場仲間に誰だか気づかれないかもしれませんよ。

投稿: ハルくん | 2013年4月14日 (日) 22時04分

こんにちは。

仲道さんのCDはあまり持っていないのですが、シューマンのピアノソナタ3番はとても素晴らしい演奏だと思います。長いせいか2番に比べていまひとつ人気がなく、録音は少ないようです。3番は2番より質的に上だと思うのですが。仲道さんは何かのイベントで聴いた記憶がありますが、詳細は忘れました(歳ですかね)。千住さんと長谷川さんは生で聴いたことがありません。

私は日本人のリサイタル、それも小さなサロン形式的なものが好きで、トークなんかがあるととても嬉しいのです。ショパンもフォーレもそうやって生活していたのでは? 大会場の人混みはどうも苦手です。

投稿: NY | 2013年4月17日 (水) 22時06分

NYさん、こんばんは。

シューマンの3番は余り聴いていません。というかソナタを余り聴かないのですね。ソナタ以外の方がシューマンのインスピレーションを強く感じるからでしょうか。

仲道さんの3番は聴いていませんが、彼女のシューマンは独特の良さが有るので好きです。いわゆる大家の演奏家の押しの強さは有りませんが、とっても優しさを感じるからです。
彼女はサロン的なコンサートも多く行っているみたいなので、次回はそのようなのに行ってみたいです。

投稿: ハルくん | 2013年4月17日 (水) 23時42分

ハルくんさん、こんにちは

10年以上前のことになりますが、ミュンヘンかハンブルクの空港の中の待合室で、長谷川陽子さんを見掛けました、というより、歩いていて、目を上げたら、すぐそこに立っていました。写真でしか見たことがありませんでしたが、すぐ分かりました。じろじろ見るのは失礼だろうと思って通り過ぎましたが、名前を聞くたび、その時のことを思い出します。HABABI

投稿: HABABI | 2013年4月20日 (土) 13時21分

HABABIさん、こんにちは。

ドイツの空港辺りでは演奏家に遭遇するチャンスも案外多いのかもしれませんね。僕は元々そういう機会はほとんど有りませんでしたが。
いっそお声を賭けられたら良かったかもしれませんね。一言ぐらいなら迷惑ということも無いのではないでしょうか。

投稿: ハルくん | 2013年4月20日 (土) 13時56分

いーなー、ずるいなー、しあわせすぎるー!

すごい取り合わせですね、これは。
性別を超えても、日本人奏者で最も好きな部類の皆様が、一堂に会してのステージですか!

郁代さまのシューマンは最高ですがトークも最高です。真理子さまの演奏は近頃一段と磨きがかかってきましたね、知性を感じます。陽子さまはシベリウスアカデミー時代から注目しておりました。

人気ある3人が日程を調整するだけでもたいへんだったでしょうに。だれがこんな企画考えたんでしょう、よく見たら入場料も高くないし。自ら考えたのかな。田舎暮らしには高嶺の花でございます。

投稿: かげっち | 2013年4月20日 (土) 15時18分

かげっちさん、こんにちは。

いーでしょー、ボクはシアワセです。(笑)

郁代さまのシューマンって良いですよね。優しい雰囲気の彼女に一番合っていると思います。

真理子さまの演奏は随分変わってきたと思いますよ。弾き方が大きくなりました。ブラームスなんて本当に聴いてみたいです。

陽子さまも音が素晴らしいです。楽器を深々と鳴らせていました。

バックステージ席は破格の安さでしたが、真理子さまのスリムな体の背中と腰をまじまじと眺められましたし、郁代さまの綺麗な腕と脇腹をじっーと眺められたので、もう胸がドキドキでした。隣席の家内に悟られないように、涼しい横顔を見せていましたけどネ。内緒の話。(笑)

投稿: ハルくん | 2013年4月20日 (土) 19時01分

こんにちは。

仲道さんのショパンはルバートが少なく端正ですね。さっきバラードと舟歌のCDを聴きました。抑制のきいた名演だと思います。バラードは最近ではブニアティシヴィリの爆演が気になりますが、舟歌は有名な大家の演奏でもいまひとつしっくり来ません。誰が弾いてもどこかでだれてしまい、表現が非常に難しい曲だと思います。

それにしても、仲道さんはある時期から輪をかけて美人になられましたね。

投稿: NY | 2013年5月 1日 (水) 22時51分

NYさん、こんにちは。

ルバートを多用して良い演奏に感じる場合と、逆に抵抗感を覚える演奏と様々ですが、要は演奏家が素晴らしければどのようなスタイルでも魅力は感じられるものですよね。
仲道さんの場合は非常に端正で、演出的な演奏は全くといって良いぐらい行わないように思います。それが曲にハマればとても心地良く感じられます。「舟歌」なんかは特に向いているのではないでしょうか。

若いころの写真を見ると、可愛いけれどそれほどの美人でもないように(失礼!)思いますが、近年では重ねた年輪がそのまま美しく花を咲かせているような不思議な魅力を感じます。でも、やはり上手いプロがメイクしているのでしょうかねぇ??

投稿: ハルくん | 2013年5月 2日 (木) 12時52分

今晩は、ハルくん。 今、仲道郁代様が出演されているCM、関東圏で流れているか分かりませんが、新潟市が本社の会社なんですよね。第一建設工業という地方の中堅ゼネコンなんですけど郁代様を起用するとは、なかなかお目が高いと思いませんか? 最近のCM女王の剛力彩芽ちゃんや武井咲ちゃんも可愛いけれど、郁代様の大人の美しさはそれ以上の魅力ですもの。マンションの一室で風を受けながら優雅に郁代様がピアノを奏でるCMの映像は、ため息ものですぅ。

無粋な話になっちゃいますが、橋下発言どう思います?
それと飯島参与の放朝に関する各国の反応…日本のスタンドプレーを批判するむきが大半の様ですが米中韓に断らなきゃいけないですかね?隠密に事を進める筈がバレバレでしたが拉致問題に進展があれば嬉しいことですが。。。民主から政権が移って良かったかどうか、じっくり見ていきたいと思います。

投稿: from Seiko | 2013年5月19日 (日) 21時24分

Seikoさん、こんばんは。

実は週末に上越高田に行っていたので、そのCM観ましたよ!関東では観たことが無いので新潟限定かもしれませんね。
リストの「愛の夢」を奏でる郁代さま。ホントに美しさにうっとりです。正に大人の女性の魅力が滲み出ていますね。

橋本知事の発言・・・いろいろと考えさせられました。言っていることは確かに「事実」だとは思います。

『当時は従軍慰安婦は必要とされたのでしょうね。』

当時というのは戦争中ですよね。戦争と言う異常な状況下で、戦争を遂行するためには必要とされたというのは、彼が言うように事実だと思います。
男性は国に強制連行させられて生きる自由を奪われました。女性も自由意志に反して尊厳を奪われたわけです。人権を奪われたのは必ずしも女性だけではなく全ての人たちだったのですから、人権の議論をするならば、戦争そのものが悪だったということから離れてはいけないでしょう。人権を尊重する戦争なんて存在しないと思います。

米軍の司令官に語ったことももっともだと思います。
20代や30代の男性の性欲を基地内のカラオケやバーベキューで解消させられるぐらいなら苦労しないでしょう。兵士になれるような男性の性欲が、もしもそんな程度だったら人類の種は途絶えると思いますよ。「売春」とはあえて言いませんが、何らかの形で女性に接しさせてあげるしか性欲の解消は果たせないと思います。
アメリカの上層部が言っているのは建前だけの綺麗ごとですね。実際の兵士にインタビューしてみてほしいです。

ただ、これらは相当深い問題なので、橋本知事の話の仕方が適切だったとは思えませんね。反日国家の韓国、中国や、反維新の政党から、ここぞとばかりに批判や攻撃を受けるのは当たり前です。
仮にも国家運営を目指す政党党首としての資質は少々疑います。

飯島参与の訪朝問題については、今日も国会で安倍さんの答弁が有りましたね。拉致問題は日本として主体性を持って交渉に当たらなければならないという内容でしたが、僕は支持しますよ。

投稿: ハルくん | 2013年5月20日 (月) 22時47分

舟歌(ショパン)の名演は少ないと思っていたのですが、最近、1928年のルービンシュタインの演奏を聴くことができました。ハイテンポのワルツ調、とてもお洒落な演奏で、音が良ければもっと評価されていたのではないかと思います。当時40歳前後ですから、実質的には彼の絶頂期でしょうか。1962年のものが最もよく出回っているようですが、若い頃の試行錯誤の時期のほうが魅力があります。ルービンシュタインも初期はスタイルが受け容れられずに苦労したらしいですね。

舟歌は生々流転の美学を好む日本人に合ってますね。小山実稚恵さんのCD買おうかなあ。あと八代亜紀さんとか(それは舟唄でしょって...失礼)

投稿: NY | 2013年6月 1日 (土) 14時48分

NYさん、こんにちは。

40にして惑わずと言いますが、ピアニスト、それと指揮者にとってはまだまだ試行錯誤の年齢なのでしょうね。なにしろ80歳で活躍する巨匠はザラです。三浦雄一郎氏にも負けていませんね。

ルービンシュタインの若い頃の演奏は余り聴いていませんが、家にあるCDを探してみたところ舟歌は見当たりませんでした。同時代のコルトーの演奏はとても洒落っ気の多い演奏で好んでいます。

舟歌も良いですが、舟唄も良いですねー。演歌は大して好きではありませんが、この歌はとても好きです。一人でお酒を飲みたくなりますね。

投稿: ハルくん | 2013年6月 2日 (日) 09時25分

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