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2013年3月29日 (金)

ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第1番~第6番 作品18 名盤

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ベートーヴェンの作品ジャンルの金字塔と言えば、交響曲(9曲)、ピアノソナタ(32曲)、それに弦楽四重奏曲(16曲)の三つというのは、誰もが意見一致するところでしょう。ただ、僕にとって交響曲と並ぶ重要な存在であるのが弦楽四重奏曲です。その理由は多分、かつて自分がヴィオラを弾いていたので、どうしても弦楽器に対する思い入れが強いからだと思います。

外向的な性格の交響曲に対して、弦楽四重奏曲は極めて内向的な性格を持っています。これまでこのブログで一度も取り上げなかったのも、余りに深い領域に足を踏み入れるような気がして、中々手を出す気にならなかったからです。でも、それではいつになっても記事を書けませんからね。肩の力を抜いて書いてみることにします。ということで、しばらくはベートーヴェンの弦楽四重奏曲の特集です。

さて、良く知られている通り、ベートーヴェンの創作期は大きく3つに分れています。

-初期- 生れ故郷のボンからウィーンに移り住んでからの最初の10年間

-中期- 難聴となり自殺まで考えるものの不屈の精神で立ち直り、作曲に邁進する10年間(いわゆる「傑作の森」の時期)

-後期- 私生活における多くのトラブルに巻き込まれつつも、芸術的に益々深化していく晩年

弦楽四重奏曲は、1番から6番までが「初期」、7番から11番までが「中期」、12番から16番までが「後期」というように、はっきりと分かれていますので、それぞれの曲の位置づけが非常に分かり易いです。

このうち「初期」の1番から6番までの6曲については、1798年から1800年の2年間に集中して書かれていて、「作品18」として6曲をまとめた形で楽譜出版されました。まだまだハイドンやモーツァルトの影響を強く残していますし、あの中期以降の傑作群と比べてしまえば、どうしても物足りなさを感じます。でも、決して未熟だということでは無く、のちのベートーヴェン作品の芽をあちこちに聴くことが出来ます。また、熟達の演奏家用に書かれた中期以降の演奏難易度の高い作品とは違って、アマチュアの演奏家でも手を出す余地が残されているので、楽器の心得の有る人が集まれば、演奏を楽しむことも可能です。

6曲の実際に書かれた順番は、3番、1番、2番、5番、6番、4番という順番です。出版の際に順番を入れ替えたのは、ヴァイオリニストで友人でもあったシュパンツィッヒのアドヴァイスによるものだそうです。

この中では、最後に書かれた第4番だけが短調で、しかもハ短調というベートーヴェン的な調で書かれているので、悲壮感を伴う傑作として人気が高く、最もよく演奏されます。僕も大学オケ時代には、仲の良いメンバーとカルテットを組んで演奏を楽しんだことが有りました。特に魅力的なのは緊迫感と激しさを持つ1楽章と4楽章で、中々に初期の作品とは思えません。

次に演奏されることが多いのは第1番ですが、これは第2楽章のアダージョが非常に深刻な雰囲気を湛えていて、ベートーヴェン自身がこの楽章を「ロメオとジュリエットの墓場の場面を思い描いた」という逸話が残されているからでしょう。第4楽章の中間部では、「エロイカ」の終楽章によく似た音型が登場します。この作品は確かに魅力作です。

けれども、曲として一層充実していて飽きのこないのは、やはり第5番と第6番だと思います。

第5番では、美しいメヌエットの2楽章に続く、3楽章の長大なアンダンテ・カンタービレが傑作です。変奏形式ですが、穏やかな主題が変奏ごとに力強さを増してゆき、最後にはいかにもベートーヴェンらしい高らかな勝利の行進の歌となるのがユニークです。終楽章では「運命交響曲」の第1楽章の原型となるような音型が登場するのが面白いです。

第6番では、2楽章の悟ったような美しさと哀しみは中期以降を想わせます。終楽章に<メランコリー>と名付けた序奏を置くのもユニークで、完全にベートーヴェンそのものの独創性を感じます。この序奏は中間でも再び登場します。曲全体の和音と転調の魅力も素晴らしく、とても初期作品とは思えません。

残る第2番や第3番は地味ですが、これらも決してつまらない作品では有りません。
要するに、既に「ポスト・ハイドン&モーツァルト」であって「プリ・ベートーヴェン」という時期の作品として、尽きせぬ魅力を持っているのが作品18の6曲だと思います。

それでは、僕の愛聴盤をご紹介します。

474b3550lバリリ弦楽四重奏団(1952‐53年録音/MCAビクター盤) 有名なウエストミンスター録音の全集です。かつてはバリリかブダペストかと比較された栄光の時代が有りました。厳しい音のブダペストSQに対して、ウイーン的な柔らかい音を持つバリリSQは現在でも根強いファンを持っています。テンポは速過ぎず、遅過ぎず、常に中庸で、意外に解釈はスマートですが、メヌエットのトリオなどではゆったりと歌っていて本当に美しいです。どのメンバーの音からもウイーンの情緒がこぼれる辺りは伝統なのでしょう。機械的な息苦しさとは無縁の、心を癒される音楽がここにはあります。

90650dc0bfe3c81c14f641d351d90ca5ブダペスト弦楽四重奏団(1958年録音/CBS盤) 20世紀の最も偉大なカルテットである彼らはSP、モノラル、ステレオ各時代に全集録音を行なっています。この当時のブダペストSQは全員ロシア出身のメンバーで、アメリカに居住していましたが、演奏スタイルはハンガリー的というユニークな団体でした。彼らの重厚で彫が深く、厳しい音造りには畏怖心を覚えます。初期の作品も、まるで中期以降の作品のように聞えます。余りの真剣勝負の姿勢が辛口に過ぎるために、日常的に聴くには不向きかもしれません。当時のCBSのオンマイクで残響の少ない録音もそれを助長します。けれどもベートーヴェンの音楽に真剣に向かい合いたいと思った時には、彼ら以上の演奏は有りません。たとえ新しい団体がどれほどメカニカルな方向性で突き詰めたところで、とても越えられる音楽では無いからです。最初のSP時代の演奏も素晴らしいのですが、僕は最後のステレオ録音盤を好んでいます。

0031832bcゲヴァントハウス弦楽四重奏団(1967年録音/ETERNA盤) 当時の古色蒼然としたゲヴァントハウス管の音そのままの カルテットです。頑固で無愛想だし冗談を言ったりもしないけれど、本当は優しいドイツ親父のようなイメージです。第1Vnのゲルハルト・ボッセ教授は晩年は指揮者として知られていますが、当時はゲヴァントハウス管の名コンマスです。端正で禁欲的な音が素晴らしいです。第2Vnを弾いているのがカール・ズスケというのも豪華です。全体のアンサンブルは非常に堅牢ですが、少しもメカニカルな印象がしないのは、さすがにドイツの歴史ある団体です。

V4871ヴェーグ弦楽四重奏団(1973-74年録音/仏Naive盤) ウエストミンスターにウイーン・コンツェルトハウスSQの作品18の録音が無いのが残念ですが、その代替えになるのがヴェーグSQです。この古き良き時代の田舎風の情緒満点の演奏と比べると、バリリSQの方がよほどスマートで都会的に聞こえます(あくまで比較の上の話)。第5番のアンダンテ・カンタービレの懐かしさは最高です。音に翳の濃いのはいかにもハンガリーですが、ブダペストSQを聴くのには緊張感を強いられますが、ヴェーグには心からの癒しを与えられます。どちらが好きということでは無く、両方ともかけがえのない演奏です。倍音のよく捉えられたアナログ的なリマスターですので余計レトロに感じられるのも幸いです。

51i52fglul__sl500_ss500_ズスケ弦楽四重奏団(1976-77年録音/Berlin Classics盤) 20代の頃に来日公演を聴きに行った頃は”ベルリン弦楽四重奏団”の名称でしたので、今でもその方が親しみが有ります。その時にも第4番を聴いた覚えが有りますが、ズスケの音はゲヴァントハウスのボッセに比べるとしなやかで、瑞々しさが優っていました。その美しい音がこのCDには忠実に捉えられています。ドイツといいながらも、ウイーンに近い柔らかい印象の音が魅力です。第2Vn以下のメンバーのレベルが高く、アンサンブルが優秀なので聴き応えが有ります。

G7138122wスメタナ弦楽四重奏団(1976-78年録音/DENON盤) 大学オケでヴィオラを弾いていた頃には、このメンバーのシュカンパさんの大ファンでした。生で聴いた彼らのチェコものやベートーヴェンの演奏は最高の思い出です。ですが、ベートーヴェンの作品18に関する限り、現在CDで改めて聴き直すと、少々爽やかに過ぎるように感じます。いくら初期の作品でも、もう少し個性を表に出して欲しかったかなぁというのが正直なところです。

D0021969_10143431アルバン・ベルク弦楽四重奏団(1980-81年録音/EMI盤) スメタナSQ時代に取って替わって一世を風靡した彼らのベストセラー全集です。ウイーン出身団体としての柔らかさも持ちますが、それよりも(録音当時は)新世代としての先鋭的な側面の印象を強く感じます。演奏表現のダイナミックレンジが広い割に、大ホールで聴くような遠い録音で楽器の微細が聴き取りにくいのが難点です。楽章ごとのテンポ設定にも幾らか不自然さを感じますし、少なくとも作品18に関しては特別な愛着を感じてはいません。但し、第6番だけは先鋭的な演奏が成功していて素晴らしい出来栄えです。この全集盤の欠点は、6曲があちこちに分散して収められているのが不便です。
尚、彼らには1989年のライブ録音による新盤が有りますが、録音は細部が明瞭で良いものの、演奏自体は「こんな風に演奏できるのだぞ」という表現意欲が旧盤以上に旺盛なので、少なくとも初期の作品については正直言ってわずらわしさを感じます。

61vvfzeifl__sl500_aa300_ウイーン・ムジークフェライン弦楽四重奏団(1990-92年録音/PLATZ盤) ライナー・キュッヘルを中心としたウイーン・フィルの団体です。バリリSQの名盤以降に、ワルター・ウェラーやヘッツェルが成し得なかった全集を完成させてくれたのは意義深いです。同じウイーンの団体でもアルバン・ベルクSQの先鋭的な演奏とは異なり、あくまでもウイーンの伝統の色濃い演奏であり、そこが正に魅力です。ウイーン情緒に溢れた柔らかな弦楽器が紡ぎ合う響きの何という美しさでしょう。その割に第6番あたりはアルバン・ベルクSQを意識したのか、意外に先鋭的な面も見せています。録音も優秀ですし、日常的に聴くには最適だと思います。

Emersonbeethovenエマーソン弦楽四重奏団(1994-95年録音/グラモフォン盤) ライブ収録による全集盤からです。エマーソンというと、僕はいまだにエマーソン、レイク&パーマーを連想してしまいます(苦笑)。しかも、この演奏は、ウイーン情緒などには目もくれず、疾走するテンポと激しさが、あたかもELPの「タルカス」のようです。聴いていると、これは作品18では無くて中期以降の作品のように思えてくるほどです。第1ヴァイオリン以外の楽器も、極めて雄弁なことは特筆に値します。ライブというのも彼らの自信の表れでしょう。同じライブでも精緻さにおいてアルバン・ベルクSQを凌駕します。この演奏から連想するのはカルロス・クライバーのベートーヴェンですが、あれが好きな方は手放しで気に入られることと思います。自分はというと、少々とまどいを感じますが、反面彼らの演奏の中毒にかかりそうでもあります。

312ゲヴァントハウス弦楽四重奏団(2003年録音/NCA盤) 全集盤からです。ボッセ時代から40年近くも経っているのですから、母体のオケも変わったように、音が変わっても当たり前です。それでも演奏のベースにはしっかりとドイツ的な堅牢さが有って、そこへアンサンブルの緻密さとダイナミズムをブレンドさせている印象です。これは新しい世代の素晴らしい演奏です。アルバン・ベルクSQがウイーン的なら、こちらはやはりドイツ的です。ずっと新しい録音だけあって音質も非常に優れています。

これ以外では、ディスクを手放してしまいましたが、セーケイ・ゾルターン率いるハンガリー弦楽四重奏団の演奏が案外良かったように記憶しています。これはもう一度聴き直してみたい気がします。

また第1番のみでは、あの偉大なブッシュ弦楽四重奏団のEMI録音が有ります。演奏の歴史において貴重な記録です。

ということで、作品18のマイ・フィヴァリットは、ブダペストSQ盤とヴェーグSQ盤のふたつです。もちろんバリリSQやズスケSQも忘れることは出来ません。
ただ、これでは「古い奴だ」と思われそうなので、新しい世代から、ウイーンの情緒と新しさが上手くブレンドされたウイーン・ムジークフェラインSQを選びます。

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コメント

ハルくんさん、こんにちは。
いよいよ、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲ですね。私がペートーヴェンの本音を最も感じるのが この弦楽四重奏曲なんです。全集は ブダペストQ、ズスケQ、ゲヴァントハウスQ(新盤の方)の3セットを持っていますが、これで十分だと思っています。
作品18では、第4番と第5番が好きです。特に、5番の第3楽章はいつ聴いてもイイですねぇ。     演奏は "これぞベートーヴェン!"と感じる ブダペストQ盤、音色は美しいのに あくまでドイツ的なズスケQ盤、より若々しくフレッシュな ゲヴァントハウスQ盤と それぞれの個性を楽しんでいます。

投稿: ヨシツグカ | 2013年3月30日 (土) 15時44分

ヨシツグカさん、こんにちは。

弦楽四重奏曲はベートーヴェンにとって特別な存在ですね。確かに心の奥の本音を感じます。

ブダペストQの演奏は特別です。これほどまでに畏怖心を感じさせる演奏は無いですね。
ただ、ベートーベンの凄さは様々な演奏スタイルでも魅力を失わないことです。七番以降で愛聴盤をあらためて聞き直すのが楽しみなんです。

投稿: ハルくん | 2013年3月30日 (土) 18時41分

ハルくん様 こんにちは

わたしは初期のSQをあまり聴いていないのですが、ベルクSQの評価が低いので驚きました。ほかの曲ではけっこう好きなんですけどね。入院中の後半は、彼らの演奏で「病が癒えた人の感謝」を聴いていました。もちろんブダペストSQの素晴らしさは言わずもがなですが。

トウキョウSQなんかは録音してないんでしょうか?

投稿: かげっち | 2013年4月 3日 (水) 12時19分

かげっちさん、こんにちは。

「評価」と言うよりは、僕の好みというだけですよ。アルバン・ベルクSQは好きですし、確かに第15番は良いですね。初期の曲についてはダイナミックが少々わずらわしいと感じたからです。それと、世に言われているほど彼らが群を抜いた上手さだとは感じていません。

東京カルテットは全集を2回は録音しているみたいですね。ただ、このカルテットはどうしても創立者の原田幸一郎のイメージが強くて、第1ヴァイオリンが外国人に変わってからは余り興味を持てずに居ます。でも、もうじき解散するんですね。

投稿: ハルくん | 2013年4月 3日 (水) 20時55分

こんにちは。

初期の弦楽四重奏はあまり聴いていないです。ピアノソナタの初期作品でもカルテットを意識した書法が目立ちますので、ベートーヴェン自身も好きな分野だったのでしょうね。4番はやはり人気があるのですか。ベートーヴェンはよほどハ短調が得意なのですね。私も弦楽器を習っておけばよかったかな...

投稿: NY | 2013年4月 6日 (土) 14時49分

NYさん、こんにちは。

ハ短調という調性もありますが、6曲の中では4番が一番ベートーヴェンらしくて人気が有ると思います。5番、6番もとても良い曲ですけどね。

ヴァイオリンは子供のころから弾いていないとちょっと難しいですが、チェロやヴィオラであれば大人になってから始めても、簡単な室内楽曲やオーケストラで合奏するぐらいには成れますよ。
今からでも如何ですか?

投稿: ハルくん | 2013年4月 6日 (土) 15時57分

ベートーヴェンの弦楽四重奏曲はこの作曲家の前期、中期、後期それぞれを象徴する音楽であり、特に後期は交響曲やピアノソナタが全て終わった後の時期で、カルテットでしか味わえない作曲家の世界がそこにあります。
 録音はどれかひとつだけ選ぶのはなかなか難しいと思います。アルバンベルクの人気が一般的に高いけれど、技術的に傑出しているのは確かだけど、どれもテンポが速くて攻撃的で、本当に深みのある演奏はあまりないのではないでしょうか。人気ありませんが、イタリア四重奏団はイタリア人らしくない堅実な演奏で、悪くないと思います。
 ここで、どなたも触れられていないようですが、カールズスケはボッセの直弟子で、ゲバントハウス管弦楽団に一度入った後、ベルリンに移り(東側です)、その後、ボッセのあとを継ぐ形でゲバントハウスのコンマスになっています。彼は独奏の録音もたくさん残していて、ベートーヴェンのコンチェルトなど、最も美しい演奏ではないかと思っています。そして、現在のゲバントハウス弦楽四重奏団で第2ヴァイオリンを弾いているのが、息子のコンラートズスケです。
 先日、サントリーの小ホールでクアルテットエクセルシオの15番その他を聞きましたが、相当聞き応えのある演奏でした。過去の記録(録音)ばかりでなく、生の演奏にも(日本の演奏かも)興味を持ってあげるべきだと思います。

投稿: 993 | 2016年8月12日 (金) 16時33分

993さん、初めまして。
大変詳しいコメントを頂きましてありがとうございます。系譜については他の色々な記事にも書かれているので詳しくは触れていません。
ここではGボッセ、ズスケ親子、それぞれの生の音を聴いた際の印象を加えて個人的な感想を述べてみました。
こちらの記事のテーマはあくまで「名盤」ですので、必然的に過去の録音になります。生の演奏を聴いた感想についてはその都度個別の記事にしております。ご理解下されば幸いです。

投稿: ハルくん | 2016年8月12日 (金) 22時32分

こんにちは。

ワンコインに釣られ、ヴェーグ旧録を。特に1,5,6番が好きです。1,5番は第2楽章、6番は第4楽章が魅惑だからです。

中期で満足して他を未聴だった苦笑ブダペスト新録も聴きました。

後者は録音で優っているのもあるでしょうが、合奏での厚み、引き締まった音色はベートーヴェンを感じさせてくれます。

前者は独奏では音質も聴き劣りしませんし、強弱をかなりつけているのがドラマ性を感じるので、特に1番はヴェーグ旧録に魅かれます。1stコンタクトだったのも大きいと思います。

新録は入手困難なので、スクリベンダムの復刻盤で旧録の全集を入手しようか悩みます。

投稿: source man | 2016年10月26日 (水) 10時30分

source manさん、こんにちは。

ヴェーグSQの新盤よりも旧盤を好む人は多いみたいです。
自分としては、個性的な新盤に抗しがたい魅力を感じますが、好みは人それぞれですし、聴かれてみるのは良いのではないでしょうか。

投稿: ハルくん | 2016年10月26日 (水) 14時52分

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