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2012年12月 9日 (日)

ブラームス 晩年のピアノ小品集op.116~119 ~自らの苦悩の子守歌~

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晩年に再び取り戻した創作意欲により、室内楽作品の最高傑作「クラリネット五重奏曲イ短調」作品115を書き上げたブラームスでしたが、その後はピアノの小品集を続けて書いてゆきます。

「幻想曲集」作品116
「3つの間奏曲」作品117
「6つのピアノ小品」作品118
「4つのピアノ小品」作品119

4つの小品集に収められた曲には、それぞれに「カプリチオ」「間奏曲」「バラード」「ロマンス」「ラプソディ」というタイトルが付けられています。ブラームスのタイトル名の付け方には余りこだわりというものは無かったようで、面白いことに半分以上の曲に「間奏曲」と付けられています。どうやらラプソディックでも情熱的でもない穏やかな曲は、みな「間奏曲」にしてしまったようにも見受けられます。いずれの曲も演奏時間にして数分程度の短い作品ばかりです。

それにしても、一度は引退宣言までしたブラームスは既に59歳。一人静かにピアノに向かって作ったこれらの曲は、ブラームスが、『自らの苦悩の子守歌』と呼んだそうです。その意味合いは、それまで楽譜を出版する為や、あるいは演奏家の為に、苦心して作曲したのとは異なって、初めて心の趣くままに、自分自身の子守歌として書いたからでしょう。それは、あたかもブラームスが生涯を振り返ったモノローグです。

僕も、もうじきブラームスのその時と同じ年齢になりますが、これらの作品を聴いていると、ブラームスの心境が少しでも感じられるような気持になります。

全部を合わせると20曲にもなる4つの小品集ですが、その中で特に好きな曲は、と聞かれれば、やはり作品118です。第2曲「間奏曲」の持つ深い味わいは最高ですし、第3曲「バラード」の凛とした男っぽさにも惚れ惚れします。第5曲「ロマンス」もとても魅力的な曲で、中間部でバロック調の爽やかなトリルを入れて何となくバッハへのオマージュを想わせるのが逆に新鮮です。そして力強く勇壮な第6曲「間奏曲」は、まさに男のブラームス。決して他人に涙は見せない、けれども後ろ姿で泣いている、そんな男のイメージです。

作品116では、第3曲「カプリチオ」に惹かれます。中間部の勇壮な雰囲気は正にブラームスそのものです。第6曲の「間奏曲」も美しいです。

作品117では、第1曲変ホ長調の静かな美しさに惹きつけられます。詩人ヘルダーの”不幸な母の子守歌”の詩を引用したこの曲は、息子を亡くしたばかりのクララへ慰めの為に捧げられました。第2曲変ロ短調も哀愁が漂って美しいですが、第3曲嬰ハ短調の暗く気難しい年寄りのような主題はちょっと微妙です。ブラームスらしいと言えば、その通りなのですが。

作品119では、第4曲「ラプソディ」が愉しいです。底抜けの明るさでは無く、アイロニ―を感じさせるのがいかにもブラームスです。

さて、それでは僕の愛聴盤のご紹介に行きます。もちろん4作品が収録されたCDがベストです.

0vvknyuwヴィルヘルム・ケンプ(1963年録音/グラモフォン盤) 確か国内盤では作品116が抜けていたように記憶しますが、独ガレリア盤では作品116から119まで全て収められています。どの曲においてもブラームスの心と一体化しているかのような印象を受けます。ひとつの大きな理由は、ブラームスが曲を書いた年齢を越えた、ケンプが68歳の時の録音であることが言えると思います。淡々と自分自身の為にピアノを弾いているような趣なのです。時々テクニック的に「おや?」と思う箇所は有りますが、ピアノの音そのものはしっかりとしていますし、全体的に不満はほとんど感じさせません。元々そのような種類の音楽ですし。

1d1b1a5581e73419a8f6faf44112dcf5ラドゥ・ルプー(1971、1978年録音/DECCA盤) 作品116を除く作品117から119までに加えて作品79「二つのラプソディ」が収められています。デビューして間もない若い時代のルプーらしく、美しく澄んだ音でリリシズムに溢れた演奏をしています。但し、ブラームス晩年の音楽の奥行や深みには幾らか不足しているような感が無きにしもあらずです。1990年代末に実演で聴いたこの人のブラームスは次元の違うピアノを聴かせていたので、再録音を行なってくれれば良いのになぁ、と思わずにいられません。

15a335a8bf8d2ea19c433995ec28cb15ヴァレリー・アファナシエフ(1992年録音/DENON盤) 作品116だけが別CDに分かれているのが不便ですが、とにかく4作品が聴けます。例によって、どの曲も他のピアニストの1.5倍は遅いテンポで演奏をしています。ですので、暗く重く、孤独感が倍増されている印象です。静寂の美というものを非常に感じさせますし、ラプソディックな曲での途方もないスケール感は凄いの一言です。但し、どの曲でもブラームスの晩年の心中に遠慮なく分け入るかのような怖い演奏ばかりなので、聴いていて少々息苦さを覚えるのも事実です。好き嫌いは分れるとは思いますが、これは一度は聴いておくべき演奏であることは確かです。

Brahms_grimaud_60805エレーヌ・グリモー(1995年録音/ワーナー・クラシックス盤) ザンデルリンクと組んだブラームスのコンチェルトの第1番は、とてつもない名盤でしたが、晩年の小品集も実に見事です。これは決して枯れたブラームスではありません。カプリチオやラプソディでは、狂ったように荒れ狂います。一方で、沈滞するような曲では、深く深く沈み込みます。表現力が半端でないのです。彼女の凄さは、それでいて後年のアルゲリッチのように恣意的には少しも感じさせないことです。例えば作品117や118での深く感動的なピアノはどうでしょう。ニュアンスの豊かさは比類無いですし、表情があれほど大胆であるにもかかわらず、自然さを全く失わないのは正に驚きです。

41xntcxq1yl__sl500_ヴィルヘルム・バックハウス(1956年/DECCA盤) これは番外の扱いです。何故なら、まとまって録音されたのは作品118のみだからです。本当に残念ですが、逆に118だけでも録音してくれたのは幸せです。既に録音当時72歳のバックハウスは人に聴かせようという力みもこれっぽっちも感じさせません。極めて淡々と弾いています。もしもブラームスが自分の部屋で一人でピアノを弾けば、こんな演奏になるのではないかと思います。美しくも素朴なピアノの音が余計にそのように感じさせます。これはバックハウスにしか成し得ない演奏です。

というわけで、どの演奏にも魅力を感じますが、どれか一つと言われれば、エレーヌ・グリモーを選びます。さらにもう一つと言われたら・・・アファナシエフでしょうか。バックハウスは作品118のみですが、これは絶対に捨て難いです。

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ブラームス(器楽曲)」カテゴリの記事

コメント

ハルくんさん、こんにちは。 ブラームスの晩年の鍵盤楽器のための作品(遺作となった"オルガンのためのコラール集"Op122を含めて)を聴いていると なんともロマンチックな曲に聴こえます。「3つの間奏曲Op117」など最高です。    ブラームスって、やはり最後までロマンチストだったんですよね。でも、CDで聴く時、私は なるべくなら 簡素でひそやかな演奏で聴きたいです。 グリモーの演奏も素晴らしいですが 私はケンプの 「飾らない、でも深い味わいのある演奏」に惹かれてしまいます。

投稿: ヨシツグカ | 2012年12月 9日 (日) 14時16分

ヨシツグカさん、こんにちは。

ブラームスは間違いなくロマンティストですよ。ですので男性にファンが多いのではないでしょうか。いや、これは女性のファンに対して失礼でした。
でも男の身としては、あの雰囲気はどうしても「男のロマン」に感じられてしまいます。

ケンプももちろん好きですよ。グリモーではなく、ケンプやバックハウスで聴きたい時もしょっちゅうです。

オルガンコラールは、余りに特別な音楽ですね。胸が傷むので滅多に聴きませんが、ブラームス特集の最後はやはりこの曲にしようと思っています。

投稿: ハルくん | 2012年12月 9日 (日) 14時53分

表現が難しい後期のピアノ曲は若手より大家のほうがいいですね。ケンプはところどころ線が細く感じられますが、上品で繊細な名演として忘れがたいです。

個人的な思い入れがあるのは晩年のグールド盤で、凝縮された音楽がいかにもグールド好みな感じです。作品117ではベストではないかと思っております。

バックハウスはフレージングにやや粗っぽいところがあり、この作品群ではなぜか音色が異常に平坦なのでどうも苦手ですが、確かに自分の部屋で自分のために弾くとこうなるのかもしれませんね。

投稿: NY | 2012年12月 9日 (日) 15時40分

間奏曲集のグールド盤は晩年ではなかったですね(汗)。バラードとラプソディの録音が亡くなる直前だったので混同してしまいました。すみません。

投稿: NY | 2012年12月 9日 (日) 16時49分

ハルくん様


で、で、で、で……

   出たぁぁぁぁぁぁーーーー!


(^O^)← 喜びの声


ついに出ました! ブラームスの最晩年のピアノ小品集。これぞまさに人類の至宝! 大バッハもベートーヴェンも成し得なかった


       虚 無
 

を描ききった偉大な作品だと思います。

morokomanはアファナシエフ盤でこの作品を知りました。

>どの曲も他の奏者の1.5倍は遅いテンポで演奏しています。ですので、暗く重く、孤独感が倍増されている印象です。静寂の美というものを非常に感じさせますし、ラプソディックな曲での途方もないスケール感は凄いの一言です。


本当に凄い演奏で、これでなければ愚かなmorokomanはこの一連の作品集の偉大さはわからなかったと思います。


>但し、どれもがブラームスの晩年の心の中に遠慮なく分け入るかのような怖い演ばかりで、聴いていて少々息苦さを覚えるのも事実です。

人生の儚さ、虚しさをこれほど描ききった演奏はありません。morokomanは愚かな人間ですが、だからこそ、この演奏を聴きながら、自分の馬鹿な振る舞いを振り返って涙することは多々ありました。

ある事情から、この演奏を泣く泣く手放さざるを得なくなりましたが……。今思い出しても残念でなりません(いつか取り戻そうと思いますが)。

しかし、morokomanにとって幸いなことに、そのような状況にあって、もう一つの演奏が残ったことは大いなる慰めでした。


       ペーター・レーゼル


の若い頃の録音で、アファナシエフと対局の演奏です。演奏家の個性バリバリなアファナシエフに比べて、レーゼルは逆に自分の気配すら完璧に消し去っている感じです。

これは実に恐るべきことで、これほどの実力者が知られていなかったことは、当時の状況を考慮しても残念至極なことでした。でも現在多くの人々に認められ、脚光を浴びるのは誠にもって慶賀の至りです。
(^^)

たまたま、縁あってこの二種類を所有できましたが、自分にとっては、この偉大な作品集を対局の角度で鑑賞する上では理想の組み合わせだったと思います。

とは言え、ハルくん様の記事を読み、他の演奏にも興味を惹かれるようになりました。

エリーヌ・グリモー……そんなにすごいピアニストなのですか。うう~む。今まで名前しか知りませんでした。聴いたことがなかったので、とても気持ちが動きますね。

ルプーは紹介されたCDよりも、現在の演奏を聴いてみたいです。「演奏家の年齢」による深みは増していると思います。

でも、なんとなくルプーは目立たなくなった印象がありますが……レーゼルと真逆ですね。「若い頃のイメージ」強ければ強いほど、その印象と、現在のスタイルとの齟齬をきたしているだけなのだと思いますが。だからこそ「現在のルプー」で聴いてみたいです。

それから、ハルくん様はmorokomanよりも10歳ほど年上の方なのだと思いました。

良かった……「ハルくんさん」などと書かなくて……。思わず礼を失するところでした。なので、安心して「ハルくん様」と書く事ができますね。(^_^)

投稿: morokoman | 2012年12月 9日 (日) 22時52分

NYさん、こんばんは。

わざわざ訂正下さりありがとうございます。

曲想からして、大家の落ち着いた演奏がやはり向いているだろうとは思いますね。
ところがグリモーとかの若い頃の録音でも非常に惹かれる演奏もありますので、中々単純には行きません。

グールドも聴いてみたいなぁと思いながら、まだ未聴なんです。機会あれば聴いてみますね。
どうもありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2012年12月 9日 (日) 23時38分

morokomanさん、こんばんは。

アファナシエフは本当に凄いですね。
でもいつもあればかり聴いているのではたまりません。そこでグリモーやケンプが良いなぁと思うのです。

レーゼルは評判が良いですね。ブラームスの演奏はまだ聴いていませんけど興味はあります。

ルプーは後年の深さを知る者にとっては若い頃の演奏は綺麗すぎて物足りません。良い演奏には違いありませんけれどね。

WEBの世界では年齢は余り気にしなくて良いと思うのですよ。お互いに敬意さえ払っていれば年の差は関係ありません。それが、この世界の良いところですから。

投稿: ハルくん | 2012年12月 9日 (日) 23時58分

後期のだいぶ手前ですが、作品76(8つのピアノ曲)は質的にとても充実していますね。特にハ長調の終曲は萌えてます! 我が家にはヴァルシという非常に上手な女流のディスクがありまして、グリュミオーと録音したルクーのヴァイオリン・ソナタで有名な人らしいです。

最近は以前よりヴァイオリン曲もいいなと思うようになりました。今年楽しく拝読させて頂いたおかげだと思っております。どうぞ良いお年をお迎え下さい。

投稿: NY | 2012年12月27日 (木) 22時27分

NYさん、こんばんは。

作品76は、まだ聴いたことが有りません。(汗)
でも作品116以降の小品集の先駆けですものね。是非とも聴いてみたいと思います。
ご紹介頂きましてありがとうございます。

人それぞれに楽器の好みは有るに違いありませんが、ヴァイオリンもピアノも全く異なった良さが有りますからね。どちらも存分に味合わなければソンというものですよね。

こちらこそ色々と教えて頂きまして、どうもありがとうございました。ピアノ曲ももっともっと聴いてゆきたいなぁと思いました。
NYさんもどうぞ良いお年をお迎えください。

投稿: ハルくん | 2012年12月27日 (木) 23時06分

ご無沙汰してます。
ブラームスの最後のピアノ曲以降の曲について、少しずつ知りたいと思っていたところでした。とくに121、122は聴いたことがないので、こちらでのご紹介を参考に少しずつ聴いていきたいと思っております。
ブラームスは好きなんですけど、オリジナルのピアノ曲はあまり弾いておらず、弾いたのは76-1と119-1のくらいなんです。
アファナシェフのディスクは時々聴きますけど・・・凍ります・・でもたまに聴きたくなる・・という感じです。グリモーはノーチェックでした。イメージしたこともなかったので、ちょっとびっくりです。機会があれば聴いてみたいです。
実は以前師匠に「なにを弾いたらいいですかね?」とたずねたところ、118をとても大切なレパートリーとし、繰り返しリサイタルでも取り上げている彼から「118はどうですか?」と言っていただいたのです。ありがたいことだとは思ったのですが、なんだかまだ自分の精神がそこまで追いついてないような気がしたり、それこそこの曲は男性のメンタリティーなのでは・・と思ったりで、まだ手をつけていないのです。いつか弾いてみたいとは思っております。
ブラームスの記事も今後もたまにはお願いします。楽しみにしております。

投稿: いぞるで | 2013年1月 3日 (木) 01時25分

saraiです。
ブラームスのピアノ曲は若い頃は敬遠していましたが、今は晩年のこの4曲はかけがえのないものです。アファナシエフのCDは素晴らしいですね。今年のリサイタルで聴けると喜んでいましたが、その時期は残念ながらヨーロッパ遠征中で聴けません。
ペライアのOp.118、Op.119のCDも素晴らしいです。実演はもっと凄かったですよ。
アラウがCDを残してくれなかったのが、かえすがえすも残念です。

投稿: sarai | 2013年1月 3日 (木) 01時51分

いぞるでさん、こんにちは。

(小さな声で→)ブラームスの記事はやめませんよ。脱ブラームスなんて空公約です。(笑)

作品118は大好きですので是非弾いて頂きたいですね。出来れば聴かせて頂きたいです。

作品116から119は、1枚のCDで網羅されているものが有りますから聴くには便利ですよ。
「男の音楽」なんて勝手なことを言っていますが、実は女性ファンも非常に多いことが分りました。
演奏については本当に人それぞれですのでお薦めはし難いです。何人かのレビューを参考にされてみてはいかがでしょう。

投稿: ハルくん | 2013年1月 3日 (木) 16時14分

saraiさん、コメントありがとうございます。

ブラームス晩年のこの4曲は本当に良いですね。決して枯れているばかりではないのが好きです。

晩年のアラウもきっと良かったでしょうね。残念です。他にも聴いてみたい人は色々と居ますけど。

投稿: ハルくん | 2013年1月 3日 (木) 16時20分

こんにちは。
間奏曲集はグールドが世評高いので以前に入手してたのですが、余りにも淡々と弾かれてるので曲自体にも興味がもてず...。ようやく入手し昨日聴いたルプーは正解でした。

>ブラームス晩年の音楽の奥行や深みには少々不足しているような感が無きにしもあらず

同感で、弱音ではリリシズムを感じるのですが総じて若さが前面に出てる印象です。同じく新録を願います。

投稿: source man | 2013年6月 2日 (日) 10時59分

source manさん、こんにちは。

若い頃のルプーのリリシズムは素晴らしいと思いますが、聴きごたえに幾らか不足する印象を受ける場合が少なからず有りますね。

ブラームス晩年の作品は是非とも再録音してほしいところです。

投稿: ハルくん | 2013年6月 2日 (日) 13時00分

ブラームスには名曲の宝庫である室内楽、そしてハマってしまったら抜け出せないと思われるピアノ曲があります。
最近はその両ジャンルにも首を突っ込んできています。
室内楽の方はブリリアントの12枚組のものから勉強中ですがカザルスに良い演奏があるのですねえ。プラド音楽祭のピアノ三重奏曲第一番作品8は途轍もない名演奏でした。
いや、今回はピアノ曲です。カッチエンの全集ものを少しづつ聴いていますが、ケンプの小曲集は作品116から作品119までどれもこれも大人の音楽っていう感じです。就寝時には今はまいにちこれをきいています。聴き通せないうちに眠っていますけどね!
では私のブラームス情報はこれまでにします。

投稿: まつやす | 2013年10月20日 (日) 12時54分

まつやすさんも同時開催の”ブラームス祭り”ですね。(笑)

シンフォニー、コンチェルトは決して作品の数が多い訳ではありませんが、どれも充実した聴きごたえの有る傑作ですね。室内楽とピアノ曲は作品数が多く、尚且つ傑作揃いなのにつくづく驚かされます。

カザルスの一連の室内楽は凄過ぎます。幾ら共演メンバーが凄いと言っても、中心になるのはやはりカザルスですからね。

”ブラームスのピアノを聴き通せないうちに眠ってしまう”なんて、理想的ではありませんか。不眠症に悩む方にとっては羨ましい話でしょう。この音楽をお勧めすれば良いですね。

投稿: ハルくん | 2013年10月20日 (日) 14時10分

ルプーのCDをゲットしたのでゆっくりと聴いてみました。いちばん感じたことは実にしっとりと落ち着いた心にしみるブラームスだということです。作品79の第1番、作品117 作品118 作品119の中では私には作品117が良かったかもしれません。ルプーのブラームス いいですね^_^

投稿: まつやす | 2013年11月11日 (月) 21時50分

まつやすさん

若い頃のルプーのブラームスはやはりリリシズムが魅力ですね。とても良いです。
ただ、もっと後で聴いたブラームスの協奏曲第1番は深みがずっと加わって最高でした。
ですので小品集の再録音を願っているのですが、なかなか実現しませんね。

投稿: ハルくん | 2013年11月11日 (月) 22時29分

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