« ブラームス クラリネット五重奏曲 続々・名盤 | トップページ | ブラームス 晩年のピアノ小品集op.116~119 ~自らの苦悩の子守歌~ »

2012年12月 8日 (土)

追悼・中村勘三郎 ~よっ!中村屋!~

Man_20121205dyo00m200005000c_thum50
なんということでしょう。今週、勘三郎さんが逝ってしまいました。

歌舞伎という、それまでは少々敷居の高い伝統芸能というイメージを、庶民の芝居という感覚へ変えて、我々を楽しませてくれた稀有の歌舞伎者でした。天性の役者であり、型破りのプロモーターであった彼に代わる人は、今後もそう簡単には現れないと思います。

特に演劇の野田秀樹と協同した幾つかの新作歌舞伎は、保守的な歌舞伎愛好家には、眉をひそめられたのかもしれませんが、自分のような、にわかファンには最高のエンターテイメントでした。多くの人もそう感じたはずです。

とても悔やまれるのは、自分は勘三郎の舞台を一、二度しか観ていなかったことです。いつでも見られるからと思っていたのは大間違いでした。もう二度と観ることが出来ません。

けれども幸いなことは、松竹が「歌舞伎シネマ」という生の舞台を彷彿させる映画撮影を幾つも行ってくれたことです。勘三郎作品を映画館で味わうことができます。DVDも出ていますが、やはり客席の雰囲気を少しでも味わうためには劇場に足を運びたいと思っています。そして、周りの人と一緒に勘三郎の演技を心から懐かしみ、楽しもうと思います。

勘三郎さん、どうもありがとう。
天国でも「中村座」の芝居をやって下さいね。僕が逝った時には、今度こそ生の舞台を何度でも見せてもらいますので。よっ!中村屋!

松竹 シネマ歌舞伎に関するWEBサイト はこちらへ

|

« ブラームス クラリネット五重奏曲 続々・名盤 | トップページ | ブラームス 晩年のピアノ小品集op.116~119 ~自らの苦悩の子守歌~ »

歌舞伎」カテゴリの記事

コメント

ハルくんさん、おはようございます

勘三郎の死は、ショックでしたねぇ。私より5歳若く、テレビで勘九郎の時から見ていました。元気の塊で、やんちゃ小僧がそのまま大人になった様な人、という印象がありました。
手術の後の肺疾患の病名がはっきりしていませんでしたが、もしかする同様の病気の方への気遣いだったのではと、勝手に推測しています。
幸い、子息がおられるので、何かは引き継がれて行くものと期待します。HABABI

投稿: HABABI | 2012年12月 8日 (土) 10時21分

HABABIさん、おはようございます。

勘三郎さんは私と同じ年生れですので、子役の頃から同じように成長してきたような印象です。
大人になってもやんちゃ小僧だったからこそ、あれだけ精力的に新しいことに挑戦して、成功させてきたのでしょうね。

子息や門下たちには、この偉大な流れを途絶えさせないように頑張って欲しいと思います。

投稿: ハルくん | 2012年12月 9日 (日) 09時08分

ハルくん、こんばんはnight

中村勘三郎さん、亡くなってメチャクチャショックデスねぇ…。実は私、中村勘三郎さんの追悼の番組ちらっと見たことがありますよheart04heart04heart04歌舞伎の世界ではメチャクチャ有名ですねぇheart02heart02heart02息子達に厳しくしつけてるシーンを見たことがありますよ(-^〇^-)中村勘三郎さんの厳しさのお陰で息子達がより凛々しくしっかりしてますねheart04heart0412月5日に亡くなったっけ12月7日にお葬式しましたよね実はその日、私のお誕生日birthdayだったんですよ中村勘三郎さんも素敵ですが、森光子さんも大好きですよ(^з^)-☆Chu!!heart04heart04heart04heart04

投稿: 上原よう子 | 2012年12月 9日 (日) 22時01分

よう子さん

今日も追悼特番をTVで観ていました。
本当に演技力の有るスゴイ人でした。
早死にしたのはかえすがえすも残念ですよ。

投稿: ハルくん | 2012年12月 9日 (日) 23時49分

勘三郎さんの訃報から一週間。追悼番組や映画を見ながら、改めて才能ある人だった事を思い知らされる日が続きます。先代勘三郎さんの偉大さの前に、自分はまだまだヒヨッコと言っていた勘三郎さん。ある意味、先代を越える存在になっていましたね。その勘三郎さんをご子息たちが追いかけていく…素晴らしいことです。力強く男っぽい勘九郎さんも素敵ですが、私は線が細くて優男だけど七之助さんの方が好きなんです。女形も似合うし。男の色気とも女の色気ともどちらとも言える色気があって良いわぁ(ため息) この二人が父を越える日を楽しみに待ちましょう(生きてるかな?)
勘三郎さんを思いながらも、俗人の私はお高いけれどフルオーケストラの諏訪内晶子様のコンサートかリーズナブルな仲道郁代様のリサイタルのどちらに行くかかで悩んでいるのですよ。俗っぽくない贅沢で真っ当な悩みだと言うハルくんのセリフが聞こえたみたい…

投稿: from Seiko | 2012年12月12日 (水) 01時30分

Seikoさん、こんばんは。

勘三郎さんの子息たちには是非とも頑張ってもらいたいですね。偉大な父上を誇りに思って。

>諏訪内晶子のコンサートか仲道郁代のリサイタルのどちらに行くかという悩み

少しも俗っぽくない贅沢で真っ当な悩みですよ。僕もさんざん悩んだ挙句に、新年は千住真理子のリサイタルに行くことにしました。できれば3人とも見たかった。(「聴きたい」とは言わない俗人だぁ)(笑)

投稿: ハルくん | 2012年12月12日 (水) 23時52分

今晩は、ハルくん様。
今日の昼休み、食堂でたまたま見ていたテレビ番組で三津五郎さんの会見をやっていました。
やはり腫瘍は悪性だったのですね。
粋でいなせな、やんちゃ坊主みたいな勘三郎さんと対照的な物静かで上品な三津五郎さん。同学年の二人は余りに性格が違うので、逆に喧嘩もした事がない間柄とのこと。素敵ですね。早い段階での発見本当に良かったです。勘三郎・団十郎に続いて…などと考えたくありません。
八十助時代から素敵な人(要するに好みのタイプなんです)だなぁと心トキメかせてましたのでね…元気で戻ってきて下さって嬉しいです。若手が育っているとは言え、まだまだ活躍していただかなくては。
三津五郎さん、お帰りなさい。1月の復帰心待ちにしています。
天国の勘三郎さん、見守っていてください。

投稿: from Seiko | 2013年10月 3日 (木) 18時24分

Seikoさん、こんばんは!

三津五郎さんの腫瘍手術は心配でしたね。なにしろ立て続けに巨星を失っていますから、「またか!」という気持ちでした。幸い早期発見で手術も成功したようですし、これからも健康で頑張ってほしいです。
勘三郎さんと三津五郎さんってボクと同じ学年なんですよ。ホント同世代。

それはそうと、お好みのタイプなのですね~。カッコいいけど男性の身としては、二人もの美しい女性と結婚して別れるとは許せませんねぇ。いやー別れた奥様お二人とも、好みのタイプなんですよ~(笑)

投稿: ハルくん | 2013年10月 3日 (木) 22時30分

今晩は、ハルくん様。
早いですね、昨日で勘三郎さんの訃報から丸一年が過ぎました。納骨もされ、ご家族も一応の気持ちの整理をつけられたのでしょうか。
本当のところ、ご家族も我々ファンも勘三郎さんがいないという現実がまだピンと来ていない気がしますが…でも先月末には菊之助さんに男子誕生と嬉しいニュースもありました。吉右衛門丈じぃじも、どんなにか嬉しかった事でしょうね。こんな風に召される命があり、生まれくる命があり時は過ぎていくんだなぁ…なんて考えながら、忠さん指揮札響演奏のエルガー1番をジャケットをニヤけて見つつ、しみじみ聴いております♪
ハルくんと忠さんは長生きして下さいませね(祈)

投稿: from Seiko | 2013年12月 6日 (金) 23時17分

Seikoさん、こんばんは。

勘三郎さんが無くなって1年ですね。
年末にシネマ歌舞伎の「鼠小僧」の上映が有るので、また観に行きたいなと思っています。
ラストの鼠小僧(勘三郎さん)が死んでゆくシーンには涙が出てしまうかもしれませんけれど。

ボクはもちろん長生きしますとも。Seikoさんもですよ。

エルガーの1番とは良い曲をお聴きですね。しかも忠さんの演奏とは!
こちらはリムスキー=コルサコフの交響曲を順に聴いているところです。今夜はW杯の組み合わせ抽選会のTV中継まで起きていなくては。

新潟も来週になると雪が降るみたいですね。
寒くなるでしょうからお風邪など召されませんように。

投稿: ハルくん | 2013年12月 6日 (金) 23時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1080200/48124777

この記事へのトラックバック一覧です: 追悼・中村勘三郎 ~よっ!中村屋!~:

« ブラームス クラリネット五重奏曲 続々・名盤 | トップページ | ブラームス 晩年のピアノ小品集op.116~119 ~自らの苦悩の子守歌~ »