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2011年11月26日 (土)

ブラームス ピアノ協奏曲第2番 続々・名盤

ブラームスのピアノ協奏曲の第1番に続いては第2番です。昔は1番に比べて2番のほうを好きな度合いがずっと強かったのですが、ルプーの素晴らしい1番の生演奏に触れてからはその差がずっと縮まりました。それでもやはり2番を上位に置きたいのは、スケルツォに相当する素晴らしい第2楽章が有るからです。もしも2番にこの楽章が無くて、1番と同じ3楽章構成だったとしたら、2曲のポジションは逆転するかもしれません。ブラームジアーナーの心をぐらぐらと揺さぶるこの楽章の存在は大きいと思います。

この曲は既にブラームス ピアノ協奏曲第2番 名盤、それにブラームス ピアノ協奏曲第2番 続・名盤で愛聴盤をご紹介しました。今回はそれ以外のディスクについてのご紹介なのですが、ところがどっこい、それは単なる落穂拾いなどでは無く、大変に個性的なつわもの達が登場します。

129クリフォード・カーゾン独奏、クナッパーツブッシュ指揮ウイーン・フィル(1958年録音/DECCA盤) 昔LP盤で聴いていた頃には、締まりの無い気の抜けた演奏に思っていました。それが今では、実にゆったりとして味わい深い演奏に感じられます。年齢のせいでしょうね(苦笑)。まず当時のウイーン・フィルの弦と管の柔らかい音が素敵です。3楽章など絶品と言えます。クナもライブの豪快さとは違って、気楽にくつろいでいるかのような演奏ですが、それでいて所々で聞かせる濃い味わいはさすがに巨人指揮者です。カーゾンも力みやハッタリの全く感じられない誠実なピアノで好感が持てます。音質もオリジナルのモノラルでリマスタリングされて明解になり、ステレオ録音と間違えるほどです。

51yrcvk8tl__sl500_aa300_エミール・ギレリス独奏、ヨッフム指揮ベルリン・フィル(1972年録音/グラモフォン盤) 旧記事では「嫌いだ」と書いた演奏ですが、昔は愛聴していましたし、評価される方も多いので追記します。但し、実際はアナログ盤しか所有していません。一番のマイナス点は、カラヤン時代のベルリン・フィルの余りに押し出しの強過ぎる音です。(カラヤンのブラームスの交響曲も同傾向の演奏でした。)ブラームスに外面的な迫力は不要です。ギレリスもブラームスやベートーヴェンなどのドイツものには今一つピンと来ません。力強い打鍵は立派なのですが、弱音にデリカシーが一見有りそうでいて案外と心に響いてこないからです。もっとも、これはあくまで僕個人の印象ですので、もしも未聴の方は是非ご自分の耳でお聴きになられてみて下さい。

Evgeny_mravinskyimg600x578128540626クラウディオ・アラウ独奏、マルケヴィチ指揮フランス国立管(1976年録音/INA盤) クナの後にはマルケヴィチと大変な指揮者が続きます。しかもピアノはアラウですので、興味芯々です。これはローザンヌ音楽祭のライブ録音ですが、音質は明瞭です。冒頭から両者が相手に合わせると言うよりも自分のペースで演奏する感が実に楽しいです。これでこそ一期一会のライブです。それでいて、いつの間にか両者ががっぷり四つに組み合ったスケール大きい演奏にぐいぐい惹きこまれてしまいます。スタジオ録音だと案外と退屈してしまうことのあるアラウは実演のほうが断然面白いと思います。

659スティーヴン・コヴァセヴィチ独奏、サヴァリッシュ指揮ロンドン・フィル(1993年録音/EMI盤) 実はコヴァセヴィチの演奏は、このブログでひゅーいさんから教えて頂いて聴いてみたのですが、確かに非常に素晴らしいです。1番の演奏も良いですが、2番は更に良いと思います。遅めのテンポでゆったりとした構えにとても安心感が有ります。音も美しく、テクニックにも充分余裕が有りますが、聴き手を驚かすようなこれ見よがしな表現が全くありません。サヴァリッシュの指揮も同様で、とてもピアノに相応しい極めて誠実な音楽造りをしています。

Brahms_pcon2_axエマニュエル・アックス独奏、ザンデルリンク指揮ベルリン・ドイツ響(1997年録音/sardana盤) ブラームス演奏にかけては比類の無いザンデルリンクのこの曲の正規盤が存在しないのは残念ですが、海賊盤CD-Rで最晩年のライブを聴くことが出来ます。ピアノはアックスです。この演奏には、あの交響曲全集の重厚で味わい深いブラームスそのものが有ります。例によって念押しするリズムが極めてドイツ的ですが、もたれることはありません。内声部の音が大きく物を言っているのも流石はザンデルリンクです。驚かされるのはアックスが、実にドイツ的で重厚なピアノを弾いていることです。この人って、こんなに素晴らしい演奏家でしたっけ?アメリカ人かと思っていたら、ユダヤ系のポーランド人なのですね。両者の演奏は、1楽章から素晴らしいですが、2楽章の巨大な波に揺さぶられるような音楽の大きさはどうでしょう。3楽章の味わいの深さも並みではありません。4楽章は肩に力の入らない悠然とした歩みですが、やはり味が有ります。デジタル録音による音質も優秀で、正規盤でも充分に通用するほどです。

<後日記事>
ブラームス ピアノ協奏曲第2番 新・名盤

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ブラームス(協奏曲:ピアノ)」カテゴリの記事

コメント

ハルくん、こんにちわ

以前にも書いたような気がしますが、やはり、「バックハウス(pf)・ベーム」盤が一番だと思っています。後は、モノラルですが、「バックハウス(pf)・シューリヒト」で、こちらは技巧的にも全盛の時ですから。

これ以外には、上げられていないステレオ録音では、「ゼルキン(pf)・オーマンディ」なんて言うのも持っています。

投稿: matsumo | 2011年11月27日 (日) 18時58分

ハルくんさん、こんばんは~。

どうも、ご無沙汰しております。私は断然ブラームスのピアノ協奏曲は、第2番の方ですね。まずは、やはり~バックハウス/べーム/VPO盤が最高だと思います。

2番手は、いろいろ悩みましたが~私的には、ギレリス/ヨッフム/BPO盤が味わい深いように思います。

投稿: kazuma | 2011年11月27日 (日) 21時25分

matsumoさん、こんばんは。

僕もいまだにバックハウス/ベームが一番好きですね。旧盤はシューリヒトがブラームスにしては重厚さが足りないのと、バックハウスも音楽の深さ、大きさにおいてステレオ盤には及ばないからです。

ゼルキンはセル/クリーヴランドのほうを愛聴していますが、これも大好きな演奏です。

投稿: ハルくん | 2011年11月27日 (日) 22時32分

kazumaさん、こんばんは。

僕も昔は断然2番派でしたが、最近は1番も非常に好きです。それにしても2番はシンフォニーと同じ4楽章構成なのと、シンフォニーよりも演奏時間が長いことなど、驚くほど充実した曲ですね。

バックハウス/ベームが最高とのご意見、全くもって同感です。
ギレリス/ヨッフム盤は昔の愛聴盤ですが、あるときから嫌いになり、最近はまた時々聴いてもいます。マイナスなのはベルリンフィルの音が余りに強すぎる点です。

投稿: ハルくん | 2011年11月27日 (日) 22時42分

めずらしい構成の曲ですよね。ピアノ入りシンフォニーとでも言いたくなります。

投稿: かげっち | 2011年11月30日 (水) 12時18分

こんばんは。アラウのライブ録音なら、ギブソン指揮の63年録音(BBCLegends)もありますが、これは60歳前後の演奏なので、やっぱりテンション高いです。
マルケヴィッチとのライブ録音は76年なので、この曲を弾くには技巧的に少し不安な気がするので、まだ未聴ですが..。

アックスのライブ録音もあるのですね。スタジオ録音は聴きましたが、第4楽章が軽快でわりと良いと思ったのですが、全体的に印象が弱い気がしました。

ザンデルリンクなら、第1番のレーゼルとのライブ録音を最近手に入れました。レーゼルの2番のライブ録音(別の指揮者だったはずです)も出てますが、どちらもブラームスにしては、さっぱりした叙情感で、コクがない感じがします。
レーゼルは、やっぱりベートーヴェンの方が好きですね。

投稿: yoshimi | 2011年11月30日 (水) 23時13分

かげっちさん、こんにちは。

この曲は実際に「ピアノ独奏付きの交響曲」とも呼ばれていた様です。何しろ交響曲以上に長大ですからね。

投稿: ハルくん | 2011年11月30日 (水) 23時50分

yoshimiさん、こんばんは。

アラウのマルケヴィチ盤は確かにそれ以前のものと比べると技巧的には怪しい感じがします。けれども逆に音楽が大きさを増している感じがするので、僕はとても好きです。この辺りは好みが有るので何とも言えないところです。

アックスのザンデルリンク盤は凄いと思います。この人のピアノを見直してしまいました。恐らくは最晩年のザンデルリンクに感化されたのだと思います。

ザンデルリンクのレーゼルとの1番のライブも有るのですね。聴いてはいませんが、確かにレーゼルはブラームスにはちょっと爽やか過ぎる気はしますね。

投稿: ハルくん | 2011年12月 1日 (木) 00時01分

 こんにちわ。

バックハウス(pf)ベーム(con)ウィーンフィルのCD(decca)を職場の後輩から借りました。
早速、聴いてみましたがご解説のとおり、よろしいですね~。
私のCD、ホロヴィッツ(pf)トスカニーニ(con)より張りつめていなく穏やかで録音の音質もいいです。貸してくれた職員は43歳の男ですが、私なんかより広く音楽を聴いていました。
クラシック離れの時世にあって、クラシックの愛好仲間ができたことは喜ばしいことです。
また、隣の席の女性職員も携帯電話に音楽を入れて聴いているとのことなので、なんの音楽か尋ねたところ「のだめのカンタービレからダウンロードして聴いています」とのことでした。
タイトルを見ましたらベートーヴェンのピアノソナタ31番やショパンのピアノソナタ3番などでした。
のだめ、とやら漫画が元らしいですが、クラシックを気楽に広めてくれて、大したものですね。
私は、のりやすい人間なので、ショパンのピアノソナタ3番の出だしを口ずさんだところ、ちゃんと次のメロディーを彼女が続けて口ずさんだので、人は見かけによらずクラシックを好きなのだと再認識しました。
これで身近なところにクラシックを語れる人がいるので、職場も楽しいですよ。

それで、毎日の通勤電車ではブラームスの交響曲第2番を聴き続けています。(ジュリーニ:ウィーンフィル)

投稿: たつ | 2011年12月 3日 (土) 22時07分

たつさん、こんにちは。

職場にクラシックファンがいらっしゃるとは素晴らしいですね。僕の職場には見当たらないので羨ましいですよ。

それにしても「のだめカンタービレ」はクラシックファン層の広がりにたいへんな貢献をしましたね。素晴らしいです。

バックハウス/ベーム盤は何度聴いても飽きのこない素晴らしい演奏だと思っています。気に入られてとても良かったです。

投稿: ハルくん | 2011年12月 4日 (日) 10時30分

こんにちわ、まつやすです。
暑いですねえ!
この暑いなかにブラームスのピアノ協奏曲ばかり聴いています。先日のポリーニのSKDとのライブを見て急に旧録音が聴きたくなりベームとの一番とアバドとの二番をゲットついでグティエレスとプレヴィンの一番と二番も仕入れてきました。
ポリーニのテレビ放送での映像は大変に感心したので若いときの演奏を急に聴きたくなったのです。ベームとの一番は悪くはないのですが良い点が私には見つけられませんでした。ところがアバドとの二番は大変気に入りました。明るいのです。この曲は南向きの要素がたぶんにあることが知られていてこういうブラームスってありなのです。二楽章に引き付けられました。なんでこんな演奏を今まで聴かなかったのだろう、いや聞いていたはずだけどわすれていたんですね、きっと。
そしてオラシオ‐グティエレスというピアニストで録音されたプレヴィンとロイヤルフィルのもの。これも一番の第一楽章は少し弱いものの楽章を追うにつれ素晴らしくなっていく。こういう明るい一番私は好きなのです、そして二番
こちらはさらに素晴らしく理想的な二番の演奏と言えるほど私にはしっくりときました。ともかくプレヴィンのブラームスはどれをとってもやさしく明るいのです。余白のハイドンバリエーションも悲劇的序曲も素晴らしいものでした。
長くなりましたが、昨日の感想でした。

投稿: まつやす | 2013年8月11日 (日) 11時03分

まつやすさん、こんばんは。

ポリーニ/ティーレマンの放送は観ていませんが、昔からポリーニのブラームスっていまひとつしっくりこないのです。でも、これは好みの問題ですからね。

オラシオ‐グティエレス盤は残念ながら聴いたことが有りません。でも、まつやすさんの最近のお気に入りのラローチャとヨッフムの盤を手に入れましたよ。正に癒しのブラームスですね。詳しい感想は秋のブラームス特集になりそうですけど。

投稿: ハルくん | 2013年8月11日 (日) 21時54分

ハルくんさん、こんにちは。
ブラームスピアノ協奏曲2番の推奨版興味深く拝見しました。ちなみに私はアシュケナージの演奏が好きでずっと聴いているのですが、こちらのサイトでは取り上げていただいていないようで、残念です。バックハウス版は推奨されているようですが、当時バックハウスは84歳で技巧の衰えは覆うべくもないように感じるのですがどうなんでしょう?

投稿: ケイファーム | 2014年3月18日 (火) 15時21分

ケイファームさん、はじめまして。
コメントを頂きましてありがとうございます。
とても嬉しく思います。

アシュケナージというとハイティンク盤でしょうか?
元々アシュケナージは余り好まないので、未聴です。ただ、聴かず嫌いもいけないので、そのうちにとは思っています。

当時のバックハウスは何しろ高齢ですからね。でも、84歳には思えない演奏だと思いますが。
バックハウスの晩年の演奏が好きな方は、技巧が決め手では無いと思いますよ。
例えてみれば、人間国宝のような味わい深い芸風は、技巧の冴えだけでは真似のできないものだと思います。
結局のところは好みの問題であり、聴き手が演奏に何を求めるかの違いなのではないでしょうか。

どうもありがとうございました。またいつでもお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしております。

投稿: ハルくん | 2014年3月18日 (火) 16時26分

元HNそうかです。神奈川県藤沢市に住んでいるので、このHNの方がしっくりきます(笑)

指揮:ヨッフム
演奏:ベルリンフィルハーモニー管弦楽団
ピアニスト:ギレリス
ピアノ協奏曲第1&2番を買いました。

1番は交響曲とピアノ○重奏曲が部分部分使われている感じで、全体のコンセプトが分からなく、私は好きではありません。

2番はこういうピアノ協奏曲を作りたかったんだと感じました。美しさと力強さを兼ね備え、渋いだけがブラームスじゃないぞと思いました。

1番の良さを感じれる様になるまで時間がかかりそうです_| ̄|○
正直ブラームスは室内音楽の方が好きです(ヴァイオリン協奏曲を除いて)

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 1日 (水) 00時45分

藤沢市民さん、こんにちは。

私は厚木市の住人ですので、割とお近くですね。あらためて宜しくお願いします。

ブラームスのピアノ協奏曲は交響曲以上に長大でシンフォニックですので、とっつきにくさは有りますが、噛めば噛むほど味が出てくるスルメのような曲です。私はこの2曲は古今のピアノ協奏曲で1、2を争うほど好きです。
ご自分のツボにピタリとハマる演奏に出会ったときに曲への印象が大きく変わる可能性は有りますね。

投稿: ハルくん | 2017年3月 1日 (水) 12時57分

ハルくん様は厚木なんですね。戦闘機がうるさくないですか?私の家でもうるさいと感じます。

ピアノ協奏曲1番は、出だしから好みじゃありません。小生がクラシックファンとして成長すれば変わると思います。

今はヴァイオリン協奏曲をよく聴きます。
https://www.youtube.com/watch?v=3qDJyJ-mOZA
上記の7:36から、ヴァイオリンで1音から2音、また1音から2音になる所が好きです。やってみると難しいです。
2音のまま音階を変えていく曲が多いですが、ブラームスは一味違います。

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 2日 (木) 01時31分

藤沢市民さん、こんにちは。

誤解されている方が多いのですが、「厚木基地」は厚木にはありません。あれは大和市と綾瀬市に有ります。それがどうして「厚木基地」なのかと言えば、基地が出来たころは周囲がまだ田舎で、近隣には”厚木”ぐらいしか知られた地名が無かったためらしいです。
ですので厚木を戦闘機が飛ぶことは無く静かなものです。むしろ藤沢とか座間とか飛行ルートのほうがうるさいのでしょうね。

第1番の導入部が嫌いというのは理解できます。ブラームスというよりもワーグナーのようですからね。特に聴かれているギレリス盤ではベルリンフィルの音が物凄く、更にそのように感じます。別の演奏もぜひ聴かれてみて欲しいです。私が好きなのは、エレーヌ・グリモーの旧盤でザンデルリンク/シュターツカペレ・ベルリンの演奏です。

また今度試しに第2楽章だけを聴いてみてください。夜、部屋を暗くして、窓から月明かりでも差し込めば最高の条件なのですけれど。

ブラームスの凝った職人技法は独特のもので本当に素晴らしいです。それでいてヴァイオリン協奏曲などは無条件に楽しいですよね。

投稿: ハルくん | 2017年3月 2日 (木) 10時28分

先に書かなくて恐縮なんですが、厚木基地は行ったことがありますので、場所を把握しております。なんで厚木基地という名称になったかは知らなかったので勉強になりました。厚木や海老名に住んでいる人は戦闘機がうるさくないのかな?と思い書き込みました。

ブラームスが好きなので、ピアノ協奏曲第1番を毛嫌いせず、ちゃんと聴いておきたいです。おすすめの盤を教えていただきありがとうございます。

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 2日 (木) 23時34分

藤沢市民さん、そうだったのですね。
それは失礼いたしました。

ブラームスの室内楽の良さのわかる人なら、嫌いなブラームス作品は無いのじゃないかと思っています。
それはともかくとして色々と聴かれてみてください。

投稿: ハルくん | 2017年3月 3日 (金) 14時06分

ピアノ協奏曲第1番
指揮:クルト・ザンデルリンク
ピアノ:エレーヌ・グリモー
演奏:ベルリン・シュターツカペレ
ハルくん様がおすすめの上記を購入しました。
導入部を聴いたらあまりうるさいと感じませんでした(ギレリス盤と比べて)
全体では交響曲とピアノソロを混ぜた様な曲と感じました。ギレリス盤では嫌いな曲となりましたが、グリモー盤ではピアノソロ部が美しい曲で嫌いではない曲となりました。

ピアノ協奏曲第2番はバックハウス盤(DECCA)を買いました。モーツァルトの同第27番がカップリングされているCDです。ギレリス盤で第2番は好印象だったので、聴くのが楽しみです。これから聴きます。

ちなみに私はショスタコーヴィチのヴァイオリンとピアノのためのソナタを雑音と感じる感性の持ち主です。

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 5日 (日) 23時55分

藤沢市民さん、こんにちは。

早いですね!グリモーの旧盤をもう買われたのですか。でもどうやらお気に入られたようなので良かったです。

バックハウスのブラームスもモーツァルトも私は最高に好きな演奏なのですが、もちろん好みは有りますので、どうぞ無心でじっくりとお聴きになられて下さい。
またご感想を楽しみにしております。

投稿: ハルくん | 2017年3月 6日 (月) 13時37分

バックハウス盤の第2盤を聴きました。
録音が古いのもあってマイルドな演奏。ピアノが前に出る演奏でした。ギレリス盤は交響曲より、バックハウス盤は協奏曲よりだと感じました。
私はどちらも好きです。その時の気分によって、どういう曲が聴きたいかで決めます。

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 7日 (火) 00時32分

ブラームスのピアノ協奏曲に対する考え方を、私なりに考察してみました。あくまで私個人の考えで正しいとは限りません。ですので読まれた方は気分を悪くされないでください。

ブラームスに限らず協奏曲は第3楽章で終わる曲が多い中、第2番は第4楽章まで書いています。これは多くの交響曲と同じです。
第4楽章まで書いた事により、ブラームスは交響曲的ピアノ協奏曲を作りたかったのではないか?という思いが私の中で強くなりました。

第1番では交響曲とピアノが分かれてしまい、融合が出来なかったので第3楽章まで。
第2番では交響曲とピアノが上手く融合が出来たので、第4楽章まで作った。
と思います。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 7日 (火) 00時50分

藤沢市民さん、こんにちは。

そのお考えは正しいと思いますよ。
第1番は作品完成までに紆余曲がありましたが、結局はそれまでのピアノ協奏曲の延長線上にあります。といってもスケールの大きさはとても25歳の作品ではありませんね。
第2番こそが、新しい形のピアノ協奏曲であり、それは「交響的ピアノ協奏曲」なのですよね。ピアノソロ以外の管弦楽の活躍が圧倒的です。仰られる通り、これは管弦楽(シンフォニー)とピアノとの「融合」ですね。
そのためにもわざわざスケルツォを置くことで4楽章構成にしたのでしょう。

投稿: ハルくん | 2017年3月 8日 (水) 11時10分

専門的な音楽の知識がなく、思ったまま感じたままで書き込みをさせていただきました。
ハルくん様のblogには音楽の知識をお持ちの方が多くいらっしゃるので、どんな返事が来るかドキドキして書き込みました。

ハルくん様に同意していただけて、とても嬉しいです。

投稿: 藤沢市民 | 2017年3月 9日 (木) 00時17分

藤沢市民さん、こんにちは。

人の考え方は千差万別ですし、意見は自由に書かれて良いと思うのです。それに対して別の意見があれば、また自由に書かれて良いと思うのです。
でも案外難しいのはそれがついつい「批判的」な書き方に成り易いことですね。お互いに敬意を失っては不味いですからね。
私も随分怪しいことを書いていると思いますし、これはあくまで趣味の交流の場なのですから皆さん気兼ねなく楽しみたいものです。
いつでもまたお気軽にコメントください!

投稿: ハルくん | 2017年3月 9日 (木) 13時18分

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