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2011年11月23日 (水)

ブラームス ピアノ協奏曲第1番 続・名盤 ~ポリーニ/ティーレマン盤 他~

ブラームスは自身が名ピアニストであっただけに、ピアノの為の協奏曲やピアノを含む室内楽曲は、どれもが大変な力作です。中でも2曲の協奏曲は充実仕切った傑作中の傑作なので、何度聴いても飽きることが有りません。その第1番については旧記事の「ブラームス ピアノ協奏曲第1番 名盤」で、愛聴盤をご紹介しました。その中のルプー盤とグリモー盤は、どちらもザンデルリンクの比類ないオーケストラ伴奏もあって、現在でも不動のトップ2の位置を占めています。 けれども、その時に触れていなかった演奏にも素晴らしいものがまだまだ有りますので、続編としてご紹介させて頂きます。一番新しいものは、今年の6月に録音されたポリーニとティーレマンの共演したライブ盤です。初めはこのディスクを単独で記事にしようかとも思いましたが、他のディスクも皆素晴らしいことから、まとめた形で取り上げました。

4111090512マウリツィオ・ポリーニ独奏、ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデン(2011年録音/グラモフォン盤) ポリーニのブラームスが特に好きなわけではありませんが、ティーレマン/SKドレスデンの伴奏とあっては興味芯々でした。これはドレスデンのゼンパーオーパーでのライブ演奏です。ティーレマンの指揮はイン・テンポでは無く、幾らかテンポを動かして効果を狙っています。そこが面白くも有る反面、やや矮小さを感じるという結果を生んでいます。SKドレスデンの響きは期待通り柔らかさと深みが有って素晴らしいです。録音も僕が二度聞いた生の音色にとても近いと思います。ポリーニのピアノは、30年前のベーム盤に比べて力んだ硬さは取れていますが、基本的なスタイルは大きく変わりません。とても立派ですが、少なくとも僕にとっては心に浸み渡るようなブラームスの音ではありません。2楽章が良い例で、曲に陶酔させてくれないのです。この人が老練な円熟したピアノを聞かせるようなことは果たしてこの先あるのでしょうか。けれども面白く感じたのは3楽章です。大抵の演奏が、速いテンポの熱演になりますが、この演奏にはある種の余裕を感じます。両者が”楽しんで”演奏している印象です。結論を言うと、優れた録音で今が旬のティーレマンとSKドレスデンのいぶし銀の音と、ポリーニの現在が聴けるこの演奏は、それだけでも充分に聴く価値が有ると思います。先に何となく否定的な感想を書いてしまいましたが、是非ともご自分の耳と感性でお聴きになられてみて下さい。そして感想をお聞かせ頂ければ嬉しく思います。

129クリフォード・カーゾン独奏、セル指揮ロンドン響(1962年録音/DECCA盤) 冒頭のセルの指揮するロンドン響の音の充実ぶりに驚きます。翌年のモントゥーの演奏とはまるで別のオケに聞こえます。カーゾンのピアノは少しも力んだところが無く、淡々としていながらも、しみじみとした味わいに溢れています。テクニックにも特に不足を感じることは有りません。この深い音楽を表現するのには充分過ぎます。デッカの録音も優秀です。

Schucci00019bジュリアス・カッチェン独奏、モントゥー指揮ロンドン響(1963年録音/DECCA盤) カッチェンのブラームスは、やはり素晴らしいです。力強く骨太のフォルテとデリカシーに富んだピアニシモのタッチがブラームスにピッタリです。1、3楽章の荒々しいほどの男っぽさと、2楽章の優しさとロマンティックで陰影の深い情感が、どちらも素晴らしいです。モントゥーの指揮も気力充分で良いのですが、ロンドン響の音が粗削りなのに少々不満が残ります。なお、同時期のコンヴィチュニー/ゲヴァントハウスとのライブ盤も素晴らしい演奏なのですが、モノラル録音なのが残念でした。

569クラウディオ・アラウ独奏、クーベリック指揮バイエルン放送響(1964年録音/オルフェオ盤) ミュンヘンでのライブ録音です。アラウのピアノは、ゆったりとした構えで少しもせせこましさを感じない大家風の演奏です。底光りするような音色も美しいですが、フォルテの幾らか荒々しいほどの力強さも曲にピッタリです。何よりも大人の味わいがブラームスに実に向いています。特に2楽章の味わいは格別です。オーケストラのスケール大きく厚い音も素晴らしいですし、録音が優秀なのも非常に嬉しいです。

200911102140181beマウリツィオ・ポリーニ独奏、ベーム指揮ウイーン・フィル(1979年録音/グラモフォン盤) ポリーニのこの曲の最初の録音です。まずベームがウイーン・フィルから醸し出す重厚な響きに魅了されます。そして、音楽全体の主導はベームにあるように思います。若きポリーニのピアノは剛鍵とも言えるもので、力強く迫力ある音には圧倒されますが、反面硬さを感じます。繊細な部分の情感にもそれほど深みを感じません。大変立派な演奏には違いありませんが、心に浸み渡って来る具合がどうも今ひとつです。

659スティーヴン・コヴァセヴィチ独奏、サヴァリッシュ指揮ロンドン・フィル(1991年録音/EMI盤) この人の生演奏は日本でも聴いたことが有りますが、とても誠実でオーソドックスな印象でした。この演奏でも、自然な流れで味わいの深いブラームスを聞かせてくれます。タッチも美しいですし、力強さとテクニックにも不足は有りません。サヴァリッシュの指揮も素晴らしく、音の薄いロンドン・フィルに精一杯の力演をさせています。一聴したところそれほど強い印象は残らないのですが、不思議と後味の良い演奏です。繰り返し聴くほどに味の出てくるスルメのような演奏でもあります。

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ブラームス(協奏曲:ピアノ)」カテゴリの記事

コメント

ハルくん、こんにちわ

ブラームスのピアノ協奏曲第1番ですか、交響曲第1番と同様に、ブラームスが気負い過ぎている感じがして、あまり、好きな曲ではありません。反対に第2番は大好きですが。

旧記事を含めて、私の持っている録音は1枚も上げられていないと思います。

投稿: matsumo | 2011年11月23日 (水) 16時31分

matsumoさん、こんばんは。

僕も1番と2番のどちらが好きかと聞かれれば、やはり2番と答えます。けれども1番も非常に内容の充実した曲で、これだけの曲は他の人にもそうそう見当たりません。2曲とも「ピアノを伴う交響曲」と呼べるのではないでしょうか。

投稿: ハルくん | 2011年11月23日 (水) 22時05分

ハルくんさん、お早うございます。
ポリーニのブラームスはまだ未聴ながらすいません。
このピアニストはいわゆる情感に訴えるようなピアノは弾かない人ですよね。ただ、日本に何人かいる指もよく回らないのに、やたら人気があるタレントピアニストではないとも言えると思ってしまいます。(ちょっと意地悪ですいません)。ポリーニは若いピアノ弾きの方々は一聴してみて欲しいピアニストです。
しかしポリーニも来年で70歳だそうで、「円熟したポリーニ」というのも聴きたいものです。円熟するかな?彼は。
まあ、真似のできないピアニストだそうですから。(ポリーニ信者のうちの嫁が言うには)
ブラームスピアノ協奏曲第1番聴いてみます。その時またコメントいたします。

投稿: sasa yo | 2011年11月24日 (木) 05時13分

sasa yoさん、こんばんは。

ポリーニの若い時代の演奏は、技術も表情も透徹仕切ったピアノで本当に凄いと思います。
それが齢を重ねて行き、指が思うように回らなくなった時にどのような演奏をするのか非常に興味あります。バックハウスやルービンシュタインの晩年のような演奏を果たして出来るのでしょうか?

ブラームスのピアノ協奏曲1番、是非奥様とご一緒にお聴きになられてください。お二人のご感想を楽しみにしておりますので。

投稿: ハルくん | 2011年11月24日 (木) 22時29分

こんばんは。
いつもながらの緻密なレビューに感服しております。私もこの曲は大好きです。
記事中、ちょうど80年代の演奏が無かったようでしたので(笑)、以前アップした記事をトラックバックさせていただきました。
"ハルくん"さんは、アバド・ブレンデル盤はいかがでしょうかね・・
トラックバック、差し支えなければ宜しくお願いいたします。

投稿: sucala | 2011年11月25日 (金) 22時05分

sucalaさん、こんばんは。

トラックバックを頂きありがとうございました。
ただ・・・(冷汗)、ブレンデルのこの曲はイッセルシュテット/北ドイツ放送との旧盤が気に入らなかったので、アバドとの新盤は聴いていませんでした。ブレンデルのタッチというか打鍵が苦手なのです。どうもカタカタ、ガタガタいう感じに聞こえます。
さっそく新盤を聴かせて頂きましたが、やはり同じように感じます。これはたぶんMP3だからというわけでは無いと思います。

あくまで僕の好みということですので、どうぞご理解ください。

投稿: ハルくん | 2011年11月25日 (金) 23時07分

こんにちは。第1番は数あるピアノ協奏曲のなかでも、特に好きな曲の一つなので、CDがかなり溜まってます。
この中では、ポリーニの新盤とコヴァセヴィチ以外はCD持ってます。
クーベリック&アラウは、ライブながら音が良いですね。スタジオ録音とは違った覇気がありますし、テンポが速めで気合充分。アラウのライブ録音(晩年は別として)は、全般的にスタジオ録音よりもテンションが高いものが多いです。
カッチェン&モントゥーのスタジオ録音は、ベールのかかったような音質にあまり馴染めず、いつもライブ録音を聴いてます。ライブ録音は4種類ありますが、指揮者がケンペ、コンヴィチュニー、ローターの録音は、カッチェンの演奏はどれも良いですね。
音質の違いで印象がかわりますが、ローター指揮の1961年のライブ録音が、量感のある線の太い音がよく捉えられていて、テンポも速くて、今のところ一番良く思えます。CD化されていないのが残念です。

ブレンデル、苦手なのですね~。私は大好きですよ。旧盤のイッセルシュテットとデイヴィス指揮のライブ録音、両方とも気に入ってます。
音に切れと力感がありブレンデルにしてはパッショネイトな雰囲気があります。ライブの方が若干音が少し柔らかくて色彩感もあります。
でも、グリモーがお好きなら、逆方向のブレンデルは合わないでしょうね。

投稿: yoshimi | 2011年11月25日 (金) 23時24分

こんばんは。
トラックバックご許可ありがとうございます。
そうですか、私、打鍵までは気にしていませんでした・・(笑)
私の場合、聴いた後、何か心に残れば良い演奏だなあ、と思う方なので・・そういう意味では、結構大雑把です。

聴いていただきありがとうございました。

投稿: sucala | 2011年11月25日 (金) 23時25分

こんばんは、深夜に再びお邪魔いたします。
ポリーニ/ティーレマン聴きました。嫁さんの感想は、男性的逞さ、余裕、凛としている、2楽章がきらびやか、テクニックの衰えを余り感じない、情熱的な3楽章、貫禄、オケとの一体感、でした。
僕としては、ポリーニは、全盛期のテクニックはもうないけれど、まだまだテクニックに余裕があり、でもちょっと大味な雰囲気を感じました。しかしまだピアニストとしての若さを余り失っていないと思いました。
これからもっと長生きして、円熟したピアノを聴かせて欲しいピアニストですね。ぜひそうあって欲しいです。

投稿: sasa yo | 2011年11月26日 (土) 02時46分

yoshimiさん、こんにちは。

貴女は1番が大好きなのですね。僕も最近は2番と同じぐらい好きですよ。

アラウはどうもスタジオよりはライヴ、若い時よりも晩年のほうが好きかもしれません。もっとも、それはバックハウスやルービンシュタインなどにも言えます。ゼルキンはどちらも好きですが。

カッチェンのDECCA盤は僕のオーストラリア盤(写真の)は中々音質明瞭だと思うのですが、どうなのでしょう。ローター、ケンぺ盤はどちらも残念ながら聴いたことが有りません。

ブレンデルはモーツァルトの演奏も好まなくて本当に苦手です。むしろリート伴奏なんかの方が好きかも知れません。デイヴィスとのライブが有るのでしたね。それでも一度は聴いてみたいです。

投稿: ハルくん | 2011年11月26日 (土) 10時14分

sucalaさん、こんにちは。

僕も結局の決め手は、聴き終えた後に心に何かが残ったかどうかですよ。
とはいえオーケストラ演奏などでもどんなに熱演されていても、響きが気に入らなければダメな場合も有ります。
ブレンデルの場合には打鍵が自分にはちょっと抵抗があるだけなのです。

投稿: ハルくん | 2011年11月26日 (土) 10時29分

sasa yoさん、こんにちは。

おおっ、もうお聴きになられたのですか。はやっ!(笑)

奥様のご感想、全て納得です。3楽章だけは僕の場合は「情熱的」というよりも「余裕」「楽しさ」「貫禄」という印象でしょうか。

テクニックについては若いころの名刀の切れ味のようなものは感じられませんね。といって衰えを感じることも無いのですけれど。
やや大味に感じられるというのは、ライブのせいもあるかもしれませんよ。若いころもレコードでは無く、コンサート演奏をFM放送などで聴くとそんな印象が有りました。ポリーニといえども決して機械では無かったのでしょう。

投稿: ハルくん | 2011年11月26日 (土) 10時39分

こんにちは。
カッチェンのDECCA盤は、私も同じCDを持ってます。
たしかに音質はクリアですが、ステレオのスピーカーで聴くと、薄い絹のベールを一枚被ったような音に聴こえます。パソコンのPCスピーカーで聴くと、若干篭もった感じがします。
コンヴィチュニー盤CDのブックレットでは、このDECCA盤は”奇妙な音質のリマスタリング”とか書いてました。
でも、再生装置によって音質は変わりますから、特に気にならないのであればそれで良いと思います。
カッチェンの演奏自体は素敵ですね!(オケ伴奏はあまり好きではないのですが)
この曲はカッチェンとアラウが刷りこみ状態になっているので、線がしっかりした量感のある音が、ブラームスのイメージなのです。
ブレンデルの打鍵のカタカタ音ですが、彼自身も爪が鍵盤にあたる音が嫌いだと言って、指にテープを巻いて弾いてます。
この音のことかなとも思いましたが、彼は線が細めな硬質のタッチなので、たしかにカチカチと硬い感じはしますね。

投稿: yoshimi | 2011年11月26日 (土) 11時22分

yoshimiさん、こんにちは。

色々と詳しくありがとうございます。
アナログで録音された演奏がデジタルリマスターされる場合は、ある程度の音の変化は宿命です。酷い場合は聞くに絶えないほどになることもあります。それはアナログで慣れ親しんだ方の記事かも知れないですね。おそらく。
仰る通り、再生装置によって変わることも事実ですし、僕はむしろオーケストラの音が高音部でキンキンするように感じます。むしろそちらの方が気になります。

ブレンデルで好みで無いのは、フィンガリングです。一音一音がハッキリし過ぎて、なんだか目の前に無理やり楽譜を見せつけられているようです。どうしても滑らかなピアノには感じられないのです。気が抜けなくて耳が疲れてしまいます。明瞭な音と曖昧な音が上手くブレンドされているようなピアノのほうが好きですね。

投稿: ハルくん | 2011年11月26日 (土) 12時58分

今晩は、ハルくんさま。早いものでもう今年も1か月をきりましたね。
コメントの中で度々登場させてきたお気に入りCDショップの「コンチェルト」が12月25日をもって閉店する事になりショックを受けてます。早速走りましたよ。グリモー(なるほどハルくんの鼻の下が伸びそうな正当派美人だ!)のブラームスピアノ協奏曲1番。アンダのモーツァルト23番。他にも数枚買い求めました。全て3割引の上に千円お買い上げにつき、中古多少難ありCD1枚お持ち帰りOKと泣けそうなサービス。無料お持ち帰りの中に89年のエリザベートコンクールの晶子さまのパガニーニヴァイ協1番があったので有り難く頂いて参りました。
多くの新潟のクラシックファンががっかりしてます。こうした素敵なお店が生きにくい時代なんでしょうか?悲しい悔しい寂しいの感情のミックスサンド状態です(涙)

投稿: from Seiko | 2011年12月 4日 (日) 00時17分

ハルくん、ごめんなさい。肝心のグリモーを聞いた感想を書くのを忘れてました。素晴らしい演奏でした。特にピアニシモの美しさといったらまぁ、ため息がでちゃう。ハルくんが推薦するだけの事はあります。ルックスも含めてね(笑)
最後に観客の拍手50秒入っているのもgood!それから、89年のまだ少女の様な晶子ちゃんのカバー写真。全然美人じゃな~い!年齢を重ねた今の方がずっと綺麗だなぁ♪

投稿: from Seiko | 2011年12月 4日 (日) 00時40分

Seikoさん、こんにちは。

ホントに、残り一か月無くなりましたね。いやー早いものです。

「コンチェルト」無くなってしまうのですねー。やはり近年のインターネット販売普及の影響も有るのでしょうか。残念なことですね。

グリモー盤良いでしょう!とても気に入られた様子で嬉しいです。(もしも美人でなくても??)この演奏を聴かされたらうっとりしますよね。(笑)

晶子さまのそのパガニーニCDは持っていません。若いときの可愛い晶子さまも好きですが、本当に魅力を感じるのはやはり人生の喜びも苦労も味わって年輪を重ねた最近の晶子さまですね。でも、それは男性も女性も皆誰でも同じだと思いますよ。素敵に齢を重ねて行きましょう!

投稿: ハルくん | 2011年12月 4日 (日) 10時52分

ハルくん様、Seiko様~、こんにちは~。

ええ~、新潟のクラシックの最後の砦だと思っていた、「コンチェルト」が閉店ですってぇ~?!ショック、大ショック~!ああ~、これは懐の貧しい現在、結局行けずじまいかぁ~、残念無念~。やっぱり、ハルくんのおっしゃるように、ネット販売の普及とネット動画のダウンロードで、気軽にクラシックを楽しめるようになったからでしょうねぇ~。でも何だかとっても寂しいです。

さて、ハルくんさんとSeikoさんお薦めのグリモー盤ですが、これはFMで初めて聞いて、フランスの女流ピアニストにしては、随分と重厚で情熱的で味の濃い素晴らしい演奏~!いっぺんで、このピアニストに魅了され、更に「レコード芸術」で彼女の美貌を拝見して、またまた魅了され~、ん~ブラームスの第1番もなかなかいいなあ~、と彼女のお陰で、このコンチェルトの良さに目覚めましたかなぁ~?

投稿: kazuma | 2011年12月 4日 (日) 11時37分

はい、ハルくんさん、Seikoさん。

またまたコメントを~。ん~、諏訪内の晶子ちゃんの弾いた、パガニーニのコンチェルトは以前~チャイコフスキー・コンクールで優勝した直後の、ガラコンサートのLDでたっぷり視聴していました。僕は、その時の初々しくてハツラツとした、彼女の演奏と美貌にすっかり参ってしまったので~(いわゆる、一目惚れってやつです。)最近の彼女にはあまり魅力は感じません。

ん~、何て言ったらいいか解りませんが、例の脱税問題云々が、ニュースになった前後から~、どうも彼女のイメージが悪くなり、CDジャケットを拝見しても、昔の初々しさと可愛らしさが消え失せてしまった感じで、僕は逆に、彼女の演奏は聞きたくなくなりましたねぇ~ ……

投稿: kazuma | 2011年12月 4日 (日) 11時56分

kazumaさん、こんにちは。

グリモーいいでしょう!でもザンデルリンクの引き出すオーケストラの響きの素晴らしさも是非お忘れなく!どちらにしてもこの1番も聴けば聞くほど良い曲ですよ。

諏訪内さんの脱税事件というのは、週刊誌記事的に書けばそういう風にとらえられますが、実際は「海外で得た収入を海外で納税し、日本で申告していなかった」ということだそうです。そのような場合、申告すれば日本での税金は免除されるらしいので、別に隠す必要も無かったそうですよ。どうかマスコミの面白おかしく書かれる記事を鵜呑みにされませんように。

投稿: ハルくん | 2011年12月 4日 (日) 15時38分

ハルくんさま。申し訳ありませんが、またまた貴殿のブログお借りします。
kazumaさま。本当に残念ですが「コンチェルト」と12/25をもってお別れです(涙)是非一度来て頂きたかったですよ。
小さなお店でしたが、ゆっくりお気に入りの作曲家や演奏家のCDを物色する楽しみを味わえる素敵な場所でしたから。12/23~12/25は5割引も有り…らしいのでもし都合がお付きになる様でしたら足をお運び下さいませ。ではまた…

投稿: from Seiko | 2011年12月 7日 (水) 00時37分

ハルくん様、Seiko様~。こんばんは~。

まずは、諏訪内さんの件に関して、僕の不明と浅はかさを、お詫び申し上げなければなりません。ハルくんさん、そういうことだったのですね。マスコミの興味本位の記事を鵜呑みにしてしまった僕が馬鹿でしたよ。

それから最近~、ネット動画で思わぬ掘り出し物というか、諏訪内さんのお宝映像を発見~!去年の5月に、中国に渡って「上海の春」フェスティヴァル・コンサートに参加し、上海交響楽団と協演した~民族色豊かな「梁祝小提琴協奏曲」なる25分位のヴァイオリンコンチェルトの映像なんです。

かいつまんで、ご説明致しますと~梁祝というのは、中国東晋王朝時代に~書生仲間で相思相愛の恋に落ちた、梁山伯と祝英台という美男美女のことで、その行く末は~梁山伯の若死にで、一人残された祝英台嬢が、悲しみのあまり~梁山伯の墓前で延々と泣き続け、ついにその涙が血涙となり、墓前の大地を真っ二つに切り裂き、自分もその大地の裂け目に落ちて死んでしまう。しかし、後日にその大地の裂け目から、つがいの二羽の蝶々が仲良く飛び立って行ったという、悲恋の伝説~。中国では誰でも知っているラブストーリーらしいです。

まあ~、いかにも中国らしい気宇壮大というか、多少大げさな話ですけど、対外的には~「バタフライ・ラヴァーズ」と、何か「マダム・バタフライ」をぱくっているみたいですけど、盛んに広報宣伝しているようですよぉ~。

因みに、この日の諏訪内晶子さんのお召し物は、ワインカラーのロングドレスで、ますます成熟した女性の色香を湛え、エレガントで情熱的な演奏~!なんか、晶子さんに惚れ直しちゃったぁ~!(笑)

投稿: kazuma | 2011年12月 7日 (水) 20時15分

kazumaさん、こんばんは。

晶子さまですが、演奏活動の割にはCD録音が非常に少ないのが残念ですが、ネット動画にはそんなのも有るのですね。

「梁祝小提琴協奏曲」の詳しいご説明、どうも有難うございます。これは是非とも聴いてみたいものです。

投稿: ハルくん | 2011年12月 7日 (水) 23時05分

現在nhkの「お願い!編集長」と云うサイトで下記の2つの番組を再放送するように要請しております。2014/5/23までに各100人の賛同が集まれば再放送されます。是非ご協力ください。
「n響アワー ポリーニとサヴァリッシュ」~1978年のポリーニをソリストに迎えたブラームスのピアノ協奏曲第1番の公演~http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/33021.html#main_section
「サヴァリッシュ ワーグナーを語る」http://www.nhk.or.jp/e-tele/onegai/detail/33021.html#main_section

投稿: がんばれ!公共放送NHK | 2014年5月17日 (土) 14時56分

頑張れ公共放送さん

ピアノ協奏曲のリンクが間違いのようですね。訂正して頂けますか。

投稿: ハルくん | 2014年5月17日 (土) 16時53分

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ちょっとブラームス続きます。 今日は、アバド&ブレンデルのブラームス "ピアノ協奏曲第1番"です。 私は記憶には無かったのですが、このCD、その年の『レコード芸術誌』のレコード・アカデミー賞を受賞したそうです。 当時、グラモフォン所属だったアバドがブレンデルとの競演ということで、特別にフィリップスに登場し実現した一枚です。 分厚いハーモニーの堂々とした演奏。 お聴きください。 【ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15】 アルフレート・... [続きを読む]

受信: 2011年11月25日 (金) 21時56分

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