« ヴォーン・ウイリアムス「グリーンスリーヴスによる幻想曲」 ~サマースペシャル・名曲シリーズ~ | トップページ | ~サマースペシャル~ ニール・ヤング その2 愛聴盤 »

2011年8月14日 (日)

~サマースペシャル~ ニール・ヤング その1 「Heart of Gold/孤独の旅路」

Neilyoung

サマースペシャル第2弾です。けれどもクラシックではありません。僕の大好きなロック・シンガー、ニール・ヤングです。

僕は中学時代から高校前半あたりまではロック・ミュージックを愛する少年でしたが、ブリティッシュロック、ハードロック、ソフトロック、プログレッシブロック、カントリーロック、など、色々なロックを聴きました。その中で、ジャンル的にはカントリーロックに含めて良いであろう、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングという4人組のグループが大好きでした。この4人は各自がソロ活動を行う人気グループでしたが、中でも一番好きだったのが、最後の「ヤング」ことニール・ヤングです。なにしろこの人は個性的です。顔はと言えば、ハンサムには縁遠い、なんだか類人猿みたいな顔をしていますし、声といったら鼻に詰まったようなへんてこりんな声ですし、エレキ・ギターを弾けば、およそ上手くは無くガリガリ、キリキリとノイジーな音を出します。ところが、それにも拘わらず、音楽が非常に心に響くんです。たぶんそれは、うわべごとや綺麗ごとでは無く、正に真実の歌や演奏だからだと思うんです。それと、この人の書く曲はどれもがとてもシンプルなメロディーでいて、何度聴いても飽きないような素晴らしいメロディーなんです。ですので、この人のファンは熱烈なファンが決して少なくなかったと思います。意外なことにこの人はカナダの出身ですが、不思議なぐらいカントリー・テイストに溢れた素敵な音楽を書いています。

4月に丹沢山麓に引っ越してからは、車を運転する時にはよくニール・ヤングを聴いています。周囲の畑や田んぼや山並みや川の見える景色に実に良く似合っています。

そこで、この人の曲を一度も耳にしたことが無い方のために1曲だけ、代表曲をご紹介します。当時、日本でもヒット・チャートに上がった「Heart of Gold」(邦題:孤独の旅路)です。英語のHeart of goldというのは直訳すれば金の心ですが、やさしい心という意味を持っています。この歌での金の心は、自分自身の心のことだと僕は考えていますが、色々な解釈が可能だと思います。歌の中で鉱夫だと言うのは、金さがしになぞらえて言っているだけです。下記の和訳は自分流ですので、正しいとは限りません。各自がそれぞれに解釈すれば良いことだと思います。ちなみに邦題の「孤独の旅路」というのは、ファンの間では余り評判が良くないようですが、僕はそんなに悪くないんじゃないかなぁと思っています。

YouTubeで生演奏のビデオを観ることができますので、どうぞお聴きください。

「Heart of Gold/孤独の旅路」 by ニール・ヤング (from YouTube)

I wanna live, I wanna give
I've been a miner for a heart of gold.
It's these expressions I never give
That keep me searching for a heart of gold
And I'm getting old
Keep me searching for a heart of gold
And I'm getting old

私は生きていたい
私は与えていたい
私は(やさしい)金の心を求める鉱夫だ
決してこういう言葉は口には出さないが
私はやさしい心を求め続けて、年をとっていく

I've been to Hollywood I've been to Redwood
I crossed the ocean for a heart of gold
I've been in my mind, it's such a fine line
That keeps me searching for a heart of gold
And I'm getting old.
Keeps me searching for a heart of gold
And I'm getting old.

私はハリウッドに行ったことがある
レッドウッドにも行ったことがある
やさしい心を求めて海をも渡った
素晴らしい言葉が心の中にいつもあった
私はやさしい心を求め続けて、年をとっていく

Keep me searching
for a heart of gold
You keep me searching
for a heart of gold
And I'm getting old.
I've been a miner
for a heart of gold.

やさしい心を求め続けさせてくれ
私はやさしい心を求め続けて、年をとっていく

日本語訳:ハルくん

この曲、いかがでしたか?

ニール・ヤングはアルバムを数多く出していますが、僕が特に愛聴しているアルバムを、その2でご紹介したいと思います。

|

« ヴォーン・ウイリアムス「グリーンスリーヴスによる幻想曲」 ~サマースペシャル・名曲シリーズ~ | トップページ | ~サマースペシャル~ ニール・ヤング その2 愛聴盤 »

音楽(ロック)」カテゴリの記事

コメント

ハルくんさん、おはようございます

ニール・ヤングの素敵な歌詞のご紹介、ありがとうございます!
昨日、私もこのアルバムのことが頭に浮かびました。でも、実際に聴いたのは、数年前にC,S,N&Yが集まって行ったイラク戦争に抗議するコンサート、”デジャ・ブ ライブ”のCDでした。このコンサートは若い人達が行動しないのを危惧してニール・ヤング達が企画して行ったと何かで読みました。昔のハーモニーはありませんが、彼らの元気な様子が窺えます。
雑誌記事によると、ヤングが使っていた黒のレスポール(ギター)は、マイクが壊れていて、それでガーガーピーピー鳴っていたとのことです。
29年前、ナッシュビルでヤングのコンサートに行ったことや、その近くの所でC,S&Nのコンサートに行ったことが良い思い出になっています。
ハルくんさんの次の記事を楽しみにしています。

投稿: HABABI | 2011年8月14日 (日) 07時28分

HABABIさん、こんにちは。

アメリカで生のコンサートを聴かれたことがあるのですねー。それは大変羨ましいですね。二ール・ヤングが何年か前にFUJI ROCK FESTIBALに出演したときには、よっぽど聴きに行こうかとも思いましたが、行けませんでした。

彼のエレキギターはマイクが壊れていたのですか?そのほうがかえって声に合って良かったのかもしれないですね。

こちらこそ、大変楽しいコメントを頂きましてどうもありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2011年8月15日 (月) 11時16分

ひらけんです。
サマースペシャルで、洋楽とは、恐れ入りました。ハルくんの音楽の幅の広さ・深さに感服するばかりです。
さて、ニール・ヤングは、名前だけで、今まで聴いた記憶はありませんが、私が最近好んで聴いているSuperflyのカバー・アルバムに「Heart Of Gold」が入っています。と、いいますか、入っていました、ニールと意識せずに聴いてきました。素晴らしい曲ですよね。
なお、Superflyは日本人女性ボーカルでなかなか骨太に歌っていますよ。アルバムには名曲「Desperado」ほか、いろいろ古き良きロックが収録されていますので、愛聴盤の一つとなっています。

投稿: ひらけん | 2011年8月17日 (水) 07時27分

ひらけんさん、こんにちは。

いえいえ僕は若いころはポピュラーミュージック大好き人間だっただけです。

Superflyというのは全然知りませんでした。でも、いい歌をたくさん歌っているのですね。機会あれば聴いてみたいと思います。どうもありがとうございます。

投稿: ハルくん | 2011年8月17日 (水) 21時01分

最近ボブディランを聞いてますが、ニール・ヤングのOLDMANがYOUTUBEで出てきて懐かしく思い出しましました。 独特の声で別世界に導かれる感じがあります。
真実の歌や演奏と言えば、ボブディランもなかなかのものだなと再度聞いてみて思います。
若い時から高齢までボブディランの歌唱には、独特の味わい深さを感じます。(高齢のボブ・ディランも素晴らしい)
そして、ボブディランを発掘したジョーンバエズのGuantanameraも素晴らしい。

投稿: pp | 2018年9月30日 (日) 18時47分

PPさん、こんにちは。

これはまた古い記事へのコメントを頂戴してありがとうございます。

ボブ・ディランは良いですよね。ニールもそうですし、ジョン・レノンとか決して美声では無いのに味わいや説得力が有るというのは歌の「真実性」に他ならないような気がします。
ボブ・ディランが久しぶりに聴いてみたくなりました。

投稿: ハルくん | 2018年10月 1日 (月) 14時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1080200/41194694

この記事へのトラックバック一覧です: ~サマースペシャル~ ニール・ヤング その1 「Heart of Gold/孤独の旅路」:

« ヴォーン・ウイリアムス「グリーンスリーヴスによる幻想曲」 ~サマースペシャル・名曲シリーズ~ | トップページ | ~サマースペシャル~ ニール・ヤング その2 愛聴盤 »