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2011年4月17日 (日)

広大な土地は被災、領土も奪われてゆく・・・

今朝の産経WEBニュースです。TVでも報道されていることと思います。

<記事要約>

韓国が不法占拠している竹島(韓国名・独島)付近の日本領海内で計画中の「総合海洋科学基地」建設工事の落札が終わり、近く基礎工事が始まることが分かった。 基地は竹島の北西約1キロに建設され、韓国政府が300億ウォン(約22億円)かけ、2013(平成25)年の竣工(しゅんこう)を目指している。不法占拠の既成事実化を狙った不当な工事である。しかも、日本は今、東日本大震災の復旧・復興に向けて悪戦苦闘している最中だ。そのような時期に工事を始めるとは、隣国としての信義にももとる。松本剛明外相は衆院外務委員会で、ソウルの日本大使館を通じて韓国に抗議したことを明らかにし、「韓国の竹島への措置は到底、受け入れられない」と強調した。当然である。  ー以上ー

現在の民主党政権に変わってから、沖縄の普天間基地の移転問題、中国漁船衝突事件、ロシアとの北方領土問題などの外交問題が次々と起きては、政府の対応には正直首をかしげ続けていました。けれども、いよいよ韓国による竹島の実効支配が強固なものになりそうな危機的状況です。自民党では石破さんが中心になって対応策を進めているようですが、ただでさえ危うい政府外交では現在のような状況下では、まず何も期待できないだろうな、と思ってしまいます。日本はこれで良いのでしょうか。

これは、自宅の庭に隣の家が自由に入り込んで、小屋を建てようとしているようなものです。単に「ここはうちの庭だ、やめてくれ。」と言うだけでは、気の強い隣人はやめるわけがありません。こういう時には、境界線に立ちはだかって、庭に入り込んでこようとする隣人を力づくでも静止するしかありません。もちろん自民党政権の時でも、そんな毅然とした対応を示していたとは思いませんが、今の政府は余りにも無策です。政府が領土防衛の指針を示さないかぎりは海上自衛隊も何もできません。政府が腹をくくれない国は、どんどん領土を奪われていくでしょう。と言いながらも、自分のブログで意見を書く程度しか出来ない自分にも歯がゆさを覚えます。

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コメント

ハルさまへ。非常にデリケートな問題ですよね。私たちの社会生活においても、国家であっても、隣人(国)とは仲良くしていかなければなりません。が、しかし…
意見を尊重する事と言いなりになる事は、全く違いますもんね。
理不尽な要求や行動には、抗議しなければなりません!
韓国の反日教育のせいなのか、韓国のタレントで、日本の過去における韓国への弾圧を涙ながらに許せない、日本が憎いというニュアンスの事を絶叫してた女性がいました(数年前の話です)不謹慎なのを承知で書きますが、その時私が思ってしまったのは、じゃあなんで、そんなに憎い日本で芸能活動してるんだい?っていう事でした。勿論、日本を愛してくれて、震災以後は義援金に協力して下さるタレントさんも、非常にたくさんおられますので、この方がたまたま言っただけにすぎないのまでしょうが…ハル様の記事への意見としては外れた事で申し訳ありません。
過去のあやまちに遠慮して言いたい事も言えないみたいな、弱腰政府はNGですね。大問題が山積 の今こそ、ガンバレ日本政府!

投稿: From Seiko | 2011年4月17日 (日) 16時37分

Seikoさん、こんにちは。

いえいえ、全然外れたコメントではありませんとも。
もちろん隣国とは仲良くしなければなりません。ですが、国境を交えているからこそ余計に難しい問題が起きてしまうのですね。お隣どうしの家でもよく起きる問題です。
そんな時に毅然とした態度が取れないと思われたら、相手にいいようにされてしまいます。それでは国や家は守れません。
問題が山積みの今だからこそ死にもの狂いで頑張ってほしいんです。そうでなければ、最初から政権交代なんて目指さないで欲しかったんです。キュウリの丸かじりパフォーマンスなんてどうでもいいんですよ。

投稿: ハルくん | 2011年4月17日 (日) 18時46分

私たちも悪いのかも知れません。
こんな代議士たちばかりにしてしまったのは。

国会議員と言いながら、実態は利権屋ばかり。
国(=国民)のことよりも、自分の利権
しか考えていない。
だから利権のことなら言えるけど、
国のことは無理、ムリ。

国をあずかる国会議員は、他から有識者と認められる
人がならなきゃおかしい。
それを、世襲・・・・・・(怒)

みんなが、もっと賢く、怒りましょう。

投稿: 四季歩 | 2011年4月18日 (月) 20時08分

四季歩さん、コメントを沢山ありがとうございます。

自国の領海の島を実効支配されて、手をこまねいて見ているだけなら、自衛隊は必要有りません。何も先に攻撃をしかけろと言うつもりは毛頭有りませんが、「たとえ戦火を交えても領土を守るぞ」という気構えを他国に示さなければ、国の存続は有り得ません。
そういう意思決定こそが「政治主導」だと思うのですけれどねぇ。

投稿: ハルくん | 2011年4月18日 (月) 22時32分

竹島問題は、困った問題ですね。

近い国で、文化の共通点も多いのですが、それだけに、食い違いも多いと思います。
中国の尖閣諸島問題同様、米国に、日韓の間に、はいってもらうことも必要かもしれません。ただ、それに伴い、沖縄基地問題という頭の痛い問題も考えなければいけません。

何度か韓国に仕事で行きましたが、日本で習ったこと以外のいろいろな近代史の闇の部分があることや、韓国では教えない歴史、例えば蒙古襲来の径路問題など、両国の政治の都合に埋没した過去がたくさんありそうなことも分かってきました。

今の「竹島の問題」への毅然とした対応と、一般の文化交流(音楽交流もその一つ)を同時に行いながら、良い距離を保って付き合うしか、ないのでしょうね。

音楽が、両者の理解の架け橋になることを願ってやみません。

投稿: ViolinPaPa | 2011年4月23日 (土) 01時52分

ViolinPaPaさん、こんにちは。

コメントをありがとうございます。
近い国だからこそトラブルが起きてしまうのですよね。何も問題が無くて、友愛関係を保てれば理想的なのですが、実際には難しいことです。頼みの米国も尖閣では日本支持ですが、竹島には中立ではないでしょうか。
僕が言いたかったのは、(日本の主張する)領海域内の竹島を韓国が実行支配している事実と、色々な建設を更に進めれば二度と島から離れることは無くなるということです。長い年月が経てば、世界も韓国の領土と認めざるを得なくなるのは明らかです。北方領土並みに問題が難しくなることと思います。
平和交流の一方で毅然とした態度・行動が不可欠だと思います。

投稿: ハルくん | 2011年4月24日 (日) 09時47分

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