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2011年3月 2日 (水)

ブラームス 交響曲第1番ハ短調op.68 名盤(ステレオ録音編)

ブラームスの交響曲第1番の愛聴盤ご紹介ですが、前回の「モノラル録音編」に続いて今回はステレオ録音編です。懐かしい往年の名指揮者が順に登場しますが、これらは全くの僕個人の趣味ですので、ご了承ください。

Xat1245253140 エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管(1958年録音) 最近は、すっかり忘れ去られた感のあるベイヌムですが、僕が学生の頃には中々に人気が有りました。引き締まって切れの良いリズムが非常に魅力的でした。このブラームスも速めのテンポで躍動感の有るスタイルで、後述のベーム/ベルリン・フィルに共通していますが、少々引き締まり過ぎていて、もう少しゆったりとした余裕が欲しい気がします。

Walter3200081099 ブルーノ・ワルター指揮コロムビア響(1959年録音/CBS SONY盤) 僕はワルターのニューヨーク・フィルとのモノラル盤は好みません。かつての柔らかいヨーロピアン・スタイルとはかけ離れたアメリカ的な激しい表現だからです。その点ステレオ盤では、ゆったりとした雰囲気を取り戻していて、非常に魅力的です。曲のどこをとっても柔らかく美しい表情で一杯です。オケの音の薄さも不思議と気になりません。晩年のステレオ盤では2番と3番は音が荒くいただけないのですが、この1番と4番はとても出来が良いと思います。

41ce7fgfjsl__sl500_aa300_ カール・ベーム指揮ベルリン・フィル(1959年録音/グラモフォン盤)  ベームがまだ60代の壮年期の演奏です。後年の演奏よりもテンポが速く、活力に溢れています。当時のベルリン・フィルもドイツ的な暗い音色を残していてブラームスに適しています。ただ、音が余りに凝縮され過ぎているので、聴いていて息苦しさを感じます。一つはスタジオ録音のせいでもあるでしょう。個人的には後年のライブ録音の方に強い魅力を感じます。

Brahms_kempe ルドルフ・ケンぺ指揮ベルリン・フィル(1959年録音/EMI盤) ケンぺは晩年のミュンヘン・フィルとの録音も有りますが、響きが薄く好みません。その点、暗く厚い音を持つ当時のベルリン・フィルとの演奏には満足できます。厳格なイン・テンポでじわじわと高揚させてゆく辺りはやはりドイツ人です。それでいてベーム/ベルリン・フィルのような息苦しさも感じません。僕が持っているCDは東芝EMI盤なので高音に強調感が有ります。現在はテスタメント盤が出ていますので、これから購入される方はそちらを選ぶべきです。

Brahms1_konvic フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管(1962年録音/シャルプラッテン盤) コンヴィチュニー最晩年の録音です。ベートーヴェンやシューマンであれほど素晴らしいドイツの音を聞かせた全盛期のゲヴァントハウスとのブラームス全集が無いのは痛恨の極みですが、唯一録音が残された1番は、期待通りの演奏です。弦も管も古色蒼然としたオケの音色が最高で、特に終楽章冒頭のホルンには言葉を失います。テンポはもちろん厳格なイン・テンポ。これでこそブラームスの音楽は生きます。それにしても、この素晴らしい演奏が廃盤なのはドイツ音楽ファンにとって大きな損失です。

4105110900 カレル・アンチェル指揮チェコ・フィル(1962年録音/スプラフォン盤) 1楽章の導入部は速めですが主部に入るとじっくりと進行します。リズムやアクセントの厳格な刻みがドイツのオケ以上なのに目を見張ります。推進力が有りますが、決して上滑りしないのはブラームスに適しています。チェコ・フィルの清涼感の有る音色は悪くありませんが、管楽器の大きなビブラートが目立つのは微妙です。終楽章でもイン・テンポでじわじわと高揚する辺りは聴き応えが有ります。僕はこの演奏は意外に好きです。

Brahms_bohem_1 カール・ベーム指揮バイエルン放送響(1969年録音/オルフェオ盤)  ミュンヘンでのライブ録音です。ベームのこの曲の録音の中でも最も燃えに燃えている演奏です。ある評論家が「まるで阿修羅のようだ」と記述していましたが、とても的を得た表現です。老境に入る前のベームがライブでひとたび燃え上がるとどれだけ凄かったかが良く分かる最高の記録でしょう。但しその分、晩年の演奏に比べて音楽の翳りがやや乏しい面が有ります。バイエルン放送響の音色は幾分明るめに感じられますが、違和感は有りません。録音は年代相応というところです。

4110061114クルト・ザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1971年録音/DENON盤) 全盛期のSKドレスデンをブラームスの音楽を最も得意とするザンデルリンクが振った演奏です。やや遅めでインテンポを守りますが、アフフタクトを強調して念押しするような強固なリズムや、ドイツ的なマルカート奏法が重厚さをもたらしています。それでいて推進力を失いませんので、終楽章などは充実感で一杯です。SKドレスデンの典雅な響きも最高です。柔らかく目のつんだ弦の音に管が完全に溶け合って、実に厚みのある音を聞かせます。終楽章の弦の主題の高貴さは類例がないと思います。管のソロ奏者達も皆上手く極めて魅力的です。録音から40年経た今でもこの音と演奏を越えるものは未だに聴いたことが有りません。

Sander416 クルト・ザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1973年録音/TDK盤) SKドレスデンの初来日時のライブ録音です。テンポといい鳴らし方といい、2年前のスタジオ録音と全く変わりません。録音は大差有りませんが、柔らかく深い響きはドレスデンのルカ教会で録音されたスタジオ盤のほうが勝ります。後述のベーム/ウイーン・フィルと並んで、過去日本で演奏された最上のブラームスだと思いますが、どちらかを選べと言われれば、僕は迷うことなく’71年のスタジオ録音盤をとります。

Cci00014b_2 カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1975年録音/グラモフォン盤) 日本公演のライブです。NHKホールのこの時の演奏はオールドファンの語り草となっています。バイエルン放送響盤よりもゆったりとしたテンポでスケールが非常に大きいのですが、一方で高揚感も充分に有ります。また、ウイーン・フィルらしからぬ重厚な響きも大変に魅力的です。厳格なプロシア風とは言い難いですが、雄大なアルプスを感じさせる演奏です。これはベームの最上の演奏記録だと思います。NHKの録音も低域まで充実していて非常に優秀です。

Brahms_bohem_14 カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1975年録音/グラモフォン盤) ベームとウイーン・フィルは日本公演から2か月後にウイーンで全集録音を行いました。音楽の造りはほぼ同じです。ムジーク・フェラインの美しい響きを捉えた録音も素晴らしいのですが、少々落ち着き過ぎている印象はあります。実演になると別人の如く気合の入るベームですので、この曲に関してはやはりNHKのライブ盤のほうを第一に取りたいと思います。

Brahms1_381 オイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ響(1981年録音/WEITBRLICK盤) ヨッフムはブルックナーほど多くの録音を残してはいませんが、ブラームスも重要なレパートリーです。幾らかテンポの浮遊感を感じますし、リズムの念押しも普通なので、特別に重厚な印象は有りません。古典派よりも幾らかロマン派に傾倒した演奏です。金管も部分的に強奏されます。人によっては好まれるのではないでしょうか。但し終楽章でフルートとホルンが聴きどころで音が不安定になるのは頂けません。ベルリン・ドイツ響はかつてのフリッチャイの西ベルリンの放送響です。レーグナーの東ベルリンの放送響とは異なります。

515r2b7qvll__ss500_ ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響(1983年録音/オルフェオ盤) ミュンヘンでのライブの全集盤です。冒頭のテンポが速いので「これは爆演タイプかな」と警戒していると、主部では念押しした重圧なリズムになるので安心します。あとは最後までインテンポを通すのは我が意を得たりです。ホールトーンを生かした柔らかい録音なので響きがとても美しく心地よいです。終楽章の終結部で金管が開放的に奏されますが、騒々しくなることは無く許容範囲内と言えます。

Brahms1_karajan_1988 ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィル(1988年録音/テスタメント盤) 実は高校時代に初めて買ったブラームス全集はカラヤンの最初のグラモフォン盤でした。但しそれは1年後ぐらいに友人のフルトヴェングラーのEMIの全集と交換してしまいました。これはカラヤン晩年のロンドンでのライブ録音です。この時は、会場への楽器の到着が遅れるアクシデントが有ったために、リハーサルなしの本番だったとのことです。その影響が有ったかどうかは知りませんが、全体にカラヤンにしては遅めのテンポで堂々としています。但し古典派よりもロマン派に傾倒した演奏です。終楽章の弦の主題がいい例でレガートに歌うのでムード的です。BBCの録音のせいか、響きはいつものベルリン・フィルのように騒々しくは感じません。ところが終楽章では何事かと思うような凄まじい金管の強奏とティンパニの強打で本来のカラヤンに戻るので、耳にこたえます。

F0123532_851327 オトマール・スウィトナー指揮シュターツカペレ・ベルリン(1988年録音/Altus盤) スウィトナーがパーキンソン病で引退する2年前のサントリーホールでのライブ録音です。この人はモーツァルトを演奏すると非常に軽快ですが、このような重厚な音楽はその通り忠実に演奏します。1楽章のドイツ風に念押しするリズムは、さながらザンデルリンクのようです。ただ、2楽章以降は造形性が幾らか緩やかになります。特に終楽章ではテンポの揺れが有ったり、部分的にフォルテを強調したりとロマン派調に傾きます。弦に管が溶け合う響きはやはりドイツのオーケストラです。

Vcm_s_kf_repr_500x500 クルト・ザンデルリンク指揮ベルリン響(1990年録音/カプリッチオ盤) SKドレスデン盤から18年後の再録音全集です。テンポが非常に遅くなりました。そのうえで念押しするリズムは変わりませんので、かなりもたれます。1楽章などは推進力が全く失われているので、じれったいほどです。2楽章以降もやはり同様にもたれています。但し終楽章の弦による主題以降は推進力を感じます。ベルリン響の音については、このCDを推薦する評論家は「真にドイツ風の響きだ」と言いますが、イエスキリスト教会の深い響きに助けられているだけです。オケの魅力はSKドレスデンに遥かに及びません。

41mqvx5jevl__sl500_aa300_ カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ウイーン・フィル(1991年録音/グラモフォン盤) 全集盤の録音です。遅いテンポでイン・テンポを守り、一音一音念押しするリズムがいかにもブラームスです。1楽章は緊張感と重厚な響きが素晴らしく、ベストを争うほどの出来栄えです。2楽章はゆったりとして、ウイーン・フィルがとても美しいです。4楽章もスケールが大きく、緊張感を保っていて良いです。カンタービレがやや過剰気味なのが自分の好みから離れてしまいますが、全体的には非常に良い演奏です。

869 ベルナルト・ハイティンク指揮シュターツカペレ・ドレスデン(2002年録音/Querstand盤) 実はハイティンクは余り好きでは無いのでこのCDは購入していませんでした。それを昨年末にsource manさんからディスクを頂戴したのです。考えてみれば、ブラームスに最適なSKドレスデンですので、これまで聴かなかったのは不思議です。これはドレスデンでのライブ録音ですが、当然音質は優秀です。オケの響きも管が弦に完全に溶け込むSKDサウンドです。元々自己主張を強くしないハイティンクはSKDには向いているかもしれません。但し、この演奏がザンデルリンク盤を超えるかというと、そうとは言えません。剛直なプロイセン魂をザンデルリンク盤には感じますが、ハイティンクには残念ながらそれは感じません。SKDも40年前の方がドイツ的な体質をより強く保持していたのは否定できません。ディスクとして比較すると、どうしてもそんなことを感じてしまいます。けれども、これは最新の録音で聴くことが出来る最上のブラームスだと思います。このCDをお贈り頂いたsource manさんに改めて御礼申し上げます。

51qxycs6il__sl500_aa300_ 小澤征爾指揮サイトウ・キネン・オーケストラ(2010年録音/DECCA盤) 小澤さんの若い頃の演奏は非常に若々しくフレッシュでとても好きでした。ところが年齢を重ねるにつれて、それほど好きでは無くなりました。しかし食道癌との闘病後の昨年末にニューヨークのカーネギーホールで行った復帰コンサートをCDにされては聴かない訳にはいきません。このオケはもちろん常設団体では有りませんが、今回のメンバーは特に管楽に世界の著名オケの首席クラスが大勢加わっています。彼らが齋藤秀雄氏に関係が有るのか無いのか良く分かりませんが、スーパーヴィルティオーゾ・オーケストラと呼ぶのに躊躇いは有りません。演奏は遅めのテンポでゆとりが有りますが、メンバーの非常に高揚した気分を感じます。管楽はさすがに素晴らしいです。常設オケのような同一性や熟した印象は無くとも、逆に緊張感を感じます。弦楽も細部の表情がとても豊かで感心します。小澤さんの指揮にはドイツ的な音のタメこそ有りませんが、新鮮さの有るブラームスです。全体の響きがまろやかなのも良く、これは決して録音によるだけでは無いと思います。この演奏をこれから何度も繰り返して聴きたくなるかどうか現時点では分かりませんが、何年か後に自分がどう感じるか楽しみな1枚です。

ということで、この曲の所有CDを改めて聴き直しましたが、モノラル/ステレオ盤を合わせてのマイ・フェイヴァリットは、やはりザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンの1971年盤でした。これは自分にとっては完全無欠の「ブラ1」です。そして2番目はベーム/ウイーン・フィルの1975年NHKライブです。これも本当に素晴らしく、正に記念碑的な演奏だと思います。3番目グループとしては、フルトヴェングラー/北ドイツ放送響の1951年盤、コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管の1962年盤、シュミット-イッセルシュテット/北ドイツ放送響の1967年盤、ハイティンク/SKドレスデンの2002年盤が続きます。それ以外も、実はみな好きな演奏です。やはり自分はブラームジアーナーに間違い有りません。

<追記> ジュリーニ盤を後から加筆しました。この演奏は3番目グループに加えたいと思います。

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今年聴いたブラームスの交響曲のCD

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ブラームス(交響曲第1番~4番)」カテゴリの記事

コメント

ハルさん、こんばんは。

昨日(1日)、またタイに帰ってきました。先月よりタイは蒸し暑く、ブラームスの音楽とは全くマッチしない気候です。

ハルさんと同様に私のブラ1のベスト盤はザンデルリンク=SKDです。

初めてこのCDの演奏を聴いたときは、それまで聴いてきた他の演奏とは違い、正にこれこそブラームスという演奏に度肝を抜かれたことをよく覚えています。そして、このCDをドイツのミュンヒェンで購入し、その場で聴いたことも、感動を助長させたことは否めません。

ザンデルリンク=ベルリン響のCDも所有していますが、テンポが遅いだけで、あまりパッとしない印象です。

このSKDとの演奏を超えるCDは、皆無だと思います。これこそゲルマン民族のサウンドですね。

投稿: たろう | 2011年3月 2日 (水) 23時29分

ハルさんおはようございます。
我が家には、レヴァイン/ウィーン・フィル盤(CDショップにこれしか置いてなかった)と、家内の実家から譲ってもらったバーンスタイン・ブラームス交響曲全曲集のLPがあります。以前、知人から「レヴァインは軽いよ」とは言われていました。確かに重厚な演奏ではないかもしれないですね。それでもきっとこの指揮者のファンはいて、彼の指揮に何か魅力を感じているのでしょうね。僕はまだわかっていません。
小澤さんのブラームスはまだ聴いていませんが、この方のブルックナーの7番を聴いていると、本当に細部を丁寧に表現しておられますよね。それが、小澤さん、サイトウキネンの魅力なのでしょうか。
お邪魔しました。

投稿: sasa yo | 2011年3月 3日 (木) 05時57分

こんにちは。

前のブログで「感心はするけど感動しない演奏」という話がありましたが、小澤ブラームスは私にとってそれに近いかもしれません。いえ、とても好きなのです。でも少しだけ蒸し暑いのです。

また、この曲に限って言えば、ホルンやフルート奏者の音色が好きかどうかということも重要です。その点ではサイトウキネンもすばらしい。しかし、ドレスデンのホルンは昔から好きです。

投稿: かげっち | 2011年3月 3日 (木) 12時36分

ハルくんさん、こんにちは。

ベームの75年の来日公演、一生懸命FMで録音して聴いた思い出があります。あのときはマイスタージンガーの素晴らしさに感動しました。
ブラームスですが、最近NHKで放送があったので録画して聴いてみました。
最高のウィーン・フィルの演奏で素晴らしかったです。ヘッツェル、キュッヒルのダブルコンマスで弦の響きの美しいことは例えようのないもの。
この曲では最高の演奏だと思いました。ベームのベルリン・フィルのCDはあまり好みではありませんが、これはいいですね。
ザンデルリンクはもちろんいいですよ。今度はベルリン交響楽団の全集も購入したので、これから聴いてみる予定です。

投稿: sarai | 2011年3月 3日 (木) 18時12分

やはり、ずらっと挙がりましたね。
すごい。
ザンデルリンク指揮シュターツカペレ・ドレスデンの1971年盤は知らないので、
これは絶対入手したいです。

カール・ベーム&ウィーンフィルのNHKホール、
映像で持ってるのが自慢できますね。

サイトウ・キネン・オーケストラは、ヴィオラの野沢直子さんが
言っていましたが、皆さん銘器を持ち寄るので、
音がすごいそうですね。
それが細部の音のヒダに現れるんでしょうね。

投稿: 四季歩 | 2011年3月 3日 (木) 20時01分

たろうさん、こんばんは。

タイに帰られた(?)のですか。(笑)
ブラームスにはマッチしないでしょうが、遠い祖国を想い「新世界より」を聴かれるにはよいご心情なのでは?

ザンデルリンク/SKDをドイツの地で聴かれれば、それは雰囲気が出ますね。本当にドイツ的で素晴らしい演奏ですからね。
ベルリン響との新盤は滅多に聴きませんが、今回改めて聴き直しています。SKDに比べると、ちょっとオケに差が有りますよね。

投稿: ハルくん | 2011年3月 3日 (木) 23時27分

sasa yoさん、こんばんは。

レヴァイン盤は聴いたことがありませんが、確かに重圧でないブラームスを好む方も世の中にはいらっしゃるはずです。

小澤さんの演奏は、特に弦楽の表情が豊かですね。少しも枯れた感じがしません。爽やかさを感じるほどです。少しも渋くないブラームスです。

投稿: ハルくん | 2011年3月 3日 (木) 23時34分

かげっちさん、こんばんは。

小澤さんのブラームスには、確かに北ドイツの暗さは感じません。南ドイツの明るさを感じます。

昔日のドレスデンにはホルンのペーター・ダムや、フルートのヨハネス・ワルターなど大好きな奏者が大勢いました。その点でも当時のベルリン・フィルを凌いでいました。もちろん現在でも素晴らしいですけれどね。

投稿: ハルくん | 2011年3月 3日 (木) 23時41分

saraiさん、こんばんは。

ベームの75年の来日公演は僕も毎日FMにかじりついて聴いていました。現在ではこうしてCDで楽しめるのが素晴らしいです。先日のNHKのTV放送は僕も観ましたが、映像がつくと一層懐かしさを感じますね。

ザンデルリンク/ベルリン交響楽団の全集は好みが分かれると思います。いくらなんでも遅過ぎだと感じられて仕方が有りません。でもご感想を是非お聞かせ下さい。

投稿: ハルくん | 2011年3月 3日 (木) 23時52分

四季歩さん、こんばんは。

ザンデルリンク/SKD盤は是非とも聴かれてみて下さい。ご感想を楽しみにしています。

楽器が良いだけで全体が良い音になるわけでも無いでしょうが、今回のサイトウ・キネンは弦も管も飛び切り豪華ですね。

投稿: ハルくん | 2011年3月 4日 (金) 00時00分

こんばんは

今回は、凄い名盤の数ですね。
ご紹介されているもの以外にも色々聴かれているのでしょうね。
私などまだまだです。

最近になりようやく、SKドレスデンのサウンドがブラームスの1番によく会うなあと思い始めたところです。ブロムシュテット/SKドレスデンのライヴ盤が物凄く気に入ってきたのです。たぶん、今ザンデルリンク/SKドレスデンのCDを聴けば感想は以前と随分違ってくると思います。改めて聴きなおしてみようと思います^^

いつも良い情報ありがとうございます^^
フルトヴェングラー/北ドイツ放送響のものも聴いてみます。

投稿: kurt2 | 2011年3月 4日 (金) 00時01分

kurt2さん、こんばんは。

ここに挙げたディスク以外は全て手放してしまいました。FMも含めると何を聴いたか覚えていません。

ブロムシュテット/SKドレスデンのライヴ盤は未聴ですが、このオケは誰が指揮しても実に素晴らしいです。ブラームスには最高のオケですね。

フルトヴェングラー/北ドイツ放送響はこの人にしかちょっと出来ない演奏ですね。お聴きになられたご感想を楽しみにしています。

投稿: ハルくん | 2011年3月 4日 (金) 00時11分

ハルくん、こんにちわ

ステレオ録音のブラ1番ですか。上げられた内で持っているのは、ベームの来日公演です。これ、私もFMの実況放送で聴きました。

上げられていないものでは、マタチッチの最終来日公演も中々、良いと思います。

投稿: matsumo | 2011年3月 4日 (金) 19時45分

ハルくんさん、こんばんは

この曲に関しては、どの演奏が一番好きということはないのですが、最近聴いたもので印象に残っているのは、ケンペ/バイエルン放送交響楽団、それとジュリーニ/ロスアンゼルス・フィルの演奏録音です。前者は”燃える”ケンペの演奏で、第1ヴァイオリン群と第2ヴァイオリン群が両翼になっているので、第4楽章の始めのほうで下降する旋律を交互に弾くところでは、目が回ります。
後者は、独特の”意味深長”な演奏で、これも集中力があって一気に聴き通します。
いい演奏録音があり過ぎて、聴く時間がなくて困るほどで、懐かしい響きのフルトヴェングラー/ウィーン・フィル、意外なほど重厚な響きでテンションの高いトスカニーニ/NBCから、入手したものの、まだよく聴いていないものまで、レコード棚、CD棚で出番を待っています。

投稿: HABABI | 2011年3月 4日 (金) 23時04分

matsumoさん、こんばんは。

ベームの来日公演は思い出深いですね。連日FM放送を聴いては感激していました。

マタチッチはN響ですよね。ブラームスは聴きませんでしたが、ワグナーを生で聴いて響きの凄さに驚嘆した覚えが有ります。素晴らしい指揮者でしたね。

投稿: ハルくん | 2011年3月 5日 (土) 00時12分

HABABIさん、こんばんは。

ケンぺはたぶんミュンヘンフィルではないでしょうか?それならば一度購入しましたが、手放してしまいました。この曲はベルリンフィル盤のほうが好みでなんです。
ジュリーニ/ロスフィルは未聴です。バイエルン放送とのライブ盤は購入して聴きましたが、これも手放してしまいました。
HABABIさんもトスカニーニはお好きなのですね。ファンは意外に多いのですね。

投稿: ハルくん | 2011年3月 5日 (土) 00時24分

ハルくんさん、おはようございます

我が家には、ケンペのものが3種類あり、その中にバイエルン放送交響楽団との録音があります。そのCDには録音データが付いていませんが、ネットで調べると同じ組み合わせのもので1965年録音というデータがあるので、それかもしれません。オーケストラを自在に指揮している、という印象で、録音ははっきり録れていますが、薄めの響きです。多分ライブ録音だろうと思います。一緒にモノラル録音のラヴェルの「ボレロ」が入っています。
トスカニーニは、時々独特の音の処理が出ますが、やはり凄い演奏だと思います。こちらにも聴く元気が求められるようですが。HABABI

投稿: HABABI | 2011年3月 5日 (土) 06時21分

HABABIさん、おはようございます。

ケンペとバイエルン放送響との演奏が有ることは知りませんでした。ミュンヘンフィルとは違うのですね。それならば聴いてみたいですね。
わざわざお調べ頂いてありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2011年3月 5日 (土) 07時08分

こんばんは。待ってましたッ。

ザンデルリング/SKDの東京ライヴは、終楽章の爆発が、逆にソレだけの印象になってしまい、全集盤も1番だけ未聴でした。

いま聴き終えて...録音状態が予想以上いや最高レベルなのが嬉しく、冒頭から、円やかなのに重厚な響きに脳が直接反応した感覚。コレは他では聴けまセン、予備をお譲りしたハイティンク盤でも。冒頭のテンポの遅さに若干の違和感を感じた以外は文句の付けようがナイ。

ベーム/VPO'75年来日盤を超え【ネ申】殿入りです。

ザンデルリング新録、クーベリック/Orfeoは録音に不満で一夜限りの関係に。特に前者は残念で、20年前の旧録が遥かに上って...。

アンチェル/チェコ・フィルにハマった日々も在ったけど、もう戻れません。

旧録全集を、20bit/Denon盤や、船ジャケのRCA盤でなく、肖像画のBMG盤(69220-2-RV)で一度聴いてみて欲しいです。

投稿: source man | 2011年3月 6日 (日) 19時50分

source manさん、こんばんは。

ザンデルリンク/SKDの旧盤の響きにいちど取りつかれると、もう離れられませんね。
冒頭のテンポも新盤ほど遅過ぎずに僕は好きですよ。あのテンポで名人ゾンダーマンが革張りのティンパニーを一音一音叩く音の響きが最高だと思います。BMG盤は知人のCDでしたので船で聴いたか肖像画で聴いたか記憶が定かではありませんが、69220-2-RVを改めて聴いてみたいです。最近Blue-spec CDが出ましたが、1、4番のみですので購入をためらっています。

投稿: ハルくん | 2011年3月 6日 (日) 21時44分

ハルさん、こんばんは。

お薦めの「新世界より」をノイマン=チェコ・フィル(ハルさんに薦めて頂き、購入した60年代後半の録音です)を聴きました。そもそも、海外にいてもあまりホームシックになる性質ではないようで、郷愁の想いはありませんでしたが、素晴らしい演奏だと改めて思いました。

話を戻して、ブラームスの第1ですが、ザンデルリンク=SKDは冒頭のテンポも秀逸ですが、終楽章のコーダのテンポも絶妙だと思いますね。若手指揮者や熱演系の指揮者が振るとどうしても終楽章のコーダのテンポを煽りに煽ってしまいます。

これではドイツ魂を表現できないと個人的には思っています。

その点、ザンデルリンクは絶妙なテンポ取りで煽らずとも、素晴らしいクライマックスを表現していると思います。

投稿: たろう | 2011年3月 6日 (日) 23時48分

たろうさん、こんばんは。

ノイマン/チェコ・フィルの「新世界より」でしたら1971年のライブのことですね。あれは良いですよね。アンチェルやターリッヒとベストを争うと思います。

ザンデルリンクは普通の指揮者がテンポを煽るところをどっしりとインテンポを守るので、逆に遅くなったような印象を受けますね。頑固で融通の利かないゲルマン気質そのものみたいですよね。

投稿: ハルくん | 2011年3月 7日 (月) 00時39分

source manさん、先のコメントに対するお返事が遅くなってしまいました。

ザンデルリンクの旧全集ですが、肖像画のBMG盤(69220-2-RV)を購入して聴いてみました。
印象は、20bit/Denon盤とはかなり近い音だと思いました。以前聴いた船ジャケのRCA盤のほうは、音の感じが異なって、悪く言うと分離が悪いけれど、良く言えば渋さが有りました。
BMG盤(69220-2-RV)と、20bit/Denon盤についてはどちらか片方有れば構わないと思います。ただ自分の装置では、69220-2-RVは僅かにヴァイオリンの音に強調感が有るのと、Denon盤のほうが良い意味で音に色を感じることから、Denon盤が一番好きです。Blue-spec CDが更に良い可能性は有りますが、1番と4番しか無いので購入していません。全曲出たら購入すると思います。

投稿: ハルくん | 2011年4月 9日 (土) 19時55分

こんばんは。

わざわざ購入されたなんて...。( ̄○ ̄;)!
copy差し上げるべきでした...。○| ̄|_

斉藤和義サンの【替え歌】動画観られましたか?

芸能人が揃って「元気を」「耐えて」というのが、勿論否定しませんが、【正しい情報】を知るにつれ、なんか気持ち悪さを感じ始めていました。こういう感覚って自分だけなのでしょうか...。ソレだけじゃないだろっていう...。

投稿: source man | 2011年4月 9日 (土) 22時15分

source manさん、こんばんは。

いえ大好きな演奏は、色々と違ったリマスターで聴いてみたいですから、しばらく置いておくと思います。「一度食べて二度おいしい」では有りませんけど。(何のこっちゃ??)

斉藤和義の替え歌、いま観てみました。
傑作ですね。最近感じていることがそのまま歌詞になっています。ホントに原発を何とかしてもらいたいです。

投稿: ハルくん | 2011年4月 9日 (土) 23時46分

こんばんワニ。

ワルター/CBS盤を入手。重心低く悠然と進む冒頭から堪能できました。

1番だけは厳かさと、素朴さ温かさが共存して欲しく、中々ないんですよね、コレが。

4楽章の強奏で、弦でも音割れがするのが残念で、そう思うと、ザンデルリング旧録は全てが最高レベルで、3,4番以上に惚れてます。

貴Blogと出逢わなければ、ザンデルリングとワルターで1番は聴かなかった。HMV購入者評やweb上の中心は、前者は旧録で3,4番、後者は4番ですし。特に前者を体験せずに音楽生活を終えてたらと思うと恐ろしい。

投稿: source man | 2011年5月 6日 (金) 20時00分

source manさん、こんばんは。

ワルター/コロムビア響盤聴かれましたか。こういう演奏はワルターにしかできませんね。やっぱり好きですよ。

ザンデルリンク/ドレスデン盤については、ドイツ的な演奏が好きな人には、まず理想の姿と言えますね。絶対に音楽(演奏スタイル)に国境は失って欲しくないと思います。「ザンデルリンク盤を体験せずに音楽生活を終えてたらと思うと恐ろしい」というお気持ち、正に同感です。

投稿: ハルくん | 2011年5月 6日 (金) 22時05分

一番好きな交響曲を一曲選べと言われたら
ブラームスの第一番で決まりですね(笑)。
小生も沢山聴きましたが、結局ベーム・BPO盤に帰りますね。最も大事なフィナーレの爆発が一番かっこよく決まってますから(笑)。確かに緊張感を強いる厳しい演奏ですが。バイエルン放送SOやウィーン・フィルの来日ライヴも好きで偶に聴きますけどね。ザンデルリンク新盤のテンポの遅さにはへきへきして論外ですが、旧盤の音色は渋くていいですね。但し残念ながらフィナーレの爆発が物足りないですよ(失礼)。迫力があればいいわけじゃなくて、ミュンシュ盤は好みじゃないですね。貴殿のことだから聴いてるかも知れませんが、海賊盤CD-Rの72年イッセルシュテット・BPOのライヴ盤が気に入ってます。出だしの音が安定していませんがベルリン・フィル全開の迫力ある演奏ですね。カラヤンのロンドン・ラスト・コンサート盤の上を行くと思ってますが。
いい加減なコメント失礼しました。

投稿: シーバード | 2012年7月 5日 (木) 15時32分

シーバードさん、コメントを沢山ありがとうございます。

この曲がマイフェイヴァリット・シンフォニーなのですね。もちろん僕も大好きですが、浮気性ですので、おそらく他にも10曲は下りません。

ベームの演奏はどれも素晴らしいですね。
ザンデルリンクはやはりSKD盤で決まりです。ご不満のフィナーレも僕には丁度良い「爆発」に感じられます。
ミュンシュ/パリOは僕も全く好みません。
イッセルシュテットは好きな指揮者ですが、BPOのライヴ盤は未聴です。72年のBPOというのが少々微妙ですが、NDR盤はモノラルですし、聴いてみたいです。ただ、カラヤンのロンドン・ライブの爆発でさえ自分には許容範囲を越えていますので、それ以上となるとどうでしょうか。


投稿: ハルくん | 2012年7月 5日 (木) 22時51分

ハルさん、こんばんは。私がこの曲を知ったのが中学のときで、ピアノ曲以外にあまりなじみがなかった時に唯一好きな交響曲でした。一番好きな演奏は、フルトヴェングラーのライヴですが、二番目に聞いたザンデルリンク旧盤にかなり感動した記憶があります。特にクライマックスはかなり感動しました。その時は恥ずかしながら知っている指揮者が小澤征爾氏と佐渡裕氏あとはカラヤンとバーンスタインだけというようなときで、そういうわけか僕もザンデルリンクには結構思い入れが深いのです。ミュンシュは最初は感動しましたが、後々聞いてみるとティンパニがあざとく聞こえてあまり聞いていません。正直この曲は若干食傷気味で未聴のジュリーニ盤は気が向いたときに聞いてみたいと思います。

投稿: RR | 2012年10月 7日 (日) 22時32分

RRさん

この曲では僕の好みと近いように思います。本文にも書いていますが、ザンデルリンクの旧盤が最も好きです。フルトヴェングラーのライヴも良いですね。

この曲は僕もしばらく食傷気味になった時期が有りましたが、最近はそれを通り越して、何度聴いても良い曲だと思うようになりました。もちろん好きな演奏で聴いた場合に限りますが。
ジュリーニも良いですよ。機会あれば是非。

投稿: ハルくん | 2012年10月 7日 (日) 23時01分

ハルくん様

morokomanです。

『2013年1月 3日 (木)
ブラームス 交響曲第1番 テンシュテットの1992年ロンドン・ライブ盤』のコメント欄で、ハルくん様は以下のようにお書きになりました。

>ザンデルリンクとの役者の違いを感じた記憶が有ります。

それを読んだmorokomanの心は、強烈なショックを受けました。

>役者の違いを感じた記憶

>役者の違いを感じた

>役者の違い

……と、まるでエコーがかかったようにmorokomanの頭に響きました。

続いて次のコメント欄では

>自分の場合には、ザンデルリンク(特にSKDとの)ブラームスは「神技」に思えます。

>ザンデルリンク(特にSKDとの)ブラームスは「神技」

>「神技」

……と、またまたmorokomanの頭に「神技」という言葉にエコーがかかりました。


       そんなにすごいのか! これは聴くしかない!!


そこで、実に数年ぶり(7~8年ぶり)に、ブラームスの交響曲のCDを購入しました。もちろん、最高評価のドレスデンSKのもの。あのブラームスの肖像画の表紙のCDです。


          なるほど……素晴らしい……!


「役者の違い」「神技」のお言葉、うなずけます。もっとも「神技」の言葉については、もっともっと沢山の録音を聴けば、更に一層実感が湧くとは思いますが。

ただmorokomanの心の中で、ワルターやミュンシュほどの超一流演奏家の録音を一蹴したヴァントのブラ1ですら、「役者の違い」に同意せざるを得ないと思ったほどですから、これから先どれほどの録音を聴いたとしても、「神技」のお言葉を追認する結果だけになりそうな気がします。

野球に例えると、ヴァントのブラ1は「怪物級の剛速球投手」です。常に150~160キロ台の剛速球を1回から9回まで投げ込むかのようです。相手打者のバットを次々にへし折ってミットに収めてしまう感じですね。ただ、剛速球と言っても体全体を使って投げ込む感じですので、投球に無駄な「力み」など感じさせません。

一方のザンデルリンクの場合、剛速球を投げる力は持っているのですが、ほとんど投げない。八分の力しか使わないで、カーブ、スライダー、フォーク、緩いボールなどを使い、ストライクゾーンの四隅を存分に駆使して相手打者を抑えます。

そして、ここぞという時にズバッと剛速球を決めて確実に三振を取りにいきますね。

ですから、良い意味で力が抜けており、常に「余裕」が感じられるし、それが却って底知れない実力の高さを感じさせられます。

ザンデルリンクはなぜか日本の評論家連中の評価が低く、中村紘子さんが憤慨されていた、という話を聞きます。

morokomanも、彼についてはシベリウスの演奏でしか知りませんでした……その時は「良い演奏だと思うけど……」で止まってしまいました。我が不明を恥じるのみ。

と、言うわけで……7~8年前にヴァントの全集をもって「もう、これ以上ブラームスの交響曲を聴くことはないだろう」と思ったmorokomanですが、例外的にザンデルリンクの全集を聴くことになりそうです……。(^^;)

投稿: morokoman | 2013年1月28日 (月) 23時21分

morokomanさん、こんばんは。

僕の場合は、ザンデルリンクをブラームスで感激した後からシベリウスを聴いたので、全くの期待外れでした。この人は一時期ロシアで活躍していましたが、根っからドイツ的な演奏家ですね。とりわけブラームスが一番適しています。
いわゆる「爆演」は世の中に幾らでも有りますが、これほど味わい深く「含蓄」の有る演奏は中々有りませんね。
是非他の曲も聴かれてみて下さい。特に3番、4番ですね。

投稿: ハルくん | 2013年1月29日 (火) 00時03分

ハルくんさん、こんにちは。
前々から是非聴いてみたかった、コンヴィチュニーの ブラ1をようやく入手。(唯一、取引のあるタワレコで1ヶ月程待ち、諦めかけていましたが。)
現在、聴き込んでいます。
ブラームスと言えば ザンデルリンク/SKD盤ですが、この コンヴィチュニー盤は SKDの演奏から"まろやかさ"を取り除いたような印象ですね。(なんと武骨でドイツ的な響きなのでしょうか。)
この演奏もまた、真のブラームスだと思います。
コンヴィチュニーが全集を残していない事が 非常に残念です。

投稿: ヨシツグカ | 2014年2月16日 (日) 15時18分

ヨシツグカさん、こんにちは。

コンヴィチュニーのブラ1を入手されましたか。それはラッキーでしたね。
いわゆる真正ドイツ風の演奏が好きな人にとっては正に宝物ですよね。そういう点ではザンデルリンクSKD盤と双璧だと思います。
どうしてこういう演奏が埋もれてしまうのか理解に苦しみます。あと1年でも長生きしてくれたら全集録音も夢では無かったと思うと残念でなりません。

投稿: ハルくん | 2014年2月17日 (月) 11時54分

流石に名曲だけあってずらりと名盤が並びましたね。
個人的にはステレオ録音だとベームBPOが一番好きです。これは好みの違いですね。ザンデルリンクももちろん好きですが。
ベーム来日ライヴは二種類あるのがにくいですね。私が所持しているのは16日の方ですが、知人に聞くと22日と微妙にニュアンスが違うとか・・・。
カラヤンBPOには私もそれほど感心しませんでした。カラヤンならVPOとのデッカ録音がベストだと思います。

投稿: ボナンザ | 2014年4月22日 (火) 21時09分

ボナンザさん

ブラ1はついついCDを買ってしまいます。
ベームの演奏はどれも気に入っています。ベルリンPO盤も好きですよ。ただ、75年日本公演の16日のほうは有りません。22日とそれほど大きな違いは無さそうに思いましたので。

カラヤンのVPO盤は、昔LPで持っていました。DECCA録音は透明感が有って良いのですが、反面響きが薄く感じられるのですね。バックハウス/ベームの第2協奏曲なんかにも同じ不満が残ります。カラヤン/VPOは多少緊張感不足にも感じますが、力づくにならないのは良いですね。

投稿: ハルくん | 2014年4月23日 (水) 12時32分

こんばんは。
ずーっと気になっていたコンヴィチュニー/ライプツィヒ盤を入手。重く推進力の在る1楽章、2楽章の深さも印象に残りました。

ザンデルリング旧録-哀愁といった感想です。耳が鳴れた2楽章からは気にならなくなりましたが、1楽章では若干モヤっとした音にも感じるので、極上の録音を遺してくれたザンデルリング旧録の技師に深謝。

投稿: source man | 2014年5月26日 (月) 22時01分

source manさん、こんにちは。

source manさんもコンヴィチュニーのブラ1を入手されたのですね。良かったです。
このCD、このサイトだけの密かな話題盤になっているようですね。(笑)

同じ東独録音でもザンデルリンク盤とは10年近くの開きが有りますから、中々同じという訳には行きませんね。でも、元々古色蒼然とした響きの楽団ですので、録音の古さのマイナスが最低限に抑えられるように感じます。

投稿: ハルくん | 2014年5月26日 (月) 23時24分

別添の通り、お薦めに沿って購入したザンデルリンク&SKドレスデンが良い旨を拙blogに記載し、リンクを張ることを致しました。ご諒承ください。

http://blog.goo.ne.jp/leikon/e/1401f6aba7ee8548b77e0db019660fcd

投稿: Leikon | 2014年12月30日 (火) 16時17分

Leikonさん

ザンデルリンク/ドレスデン盤を気に入られたとのこと、良かったです。また、こちらのブログをご紹介下さりありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

投稿: ハルくん | 2014年12月31日 (水) 00時40分

ハルくん さん

ご快諾、有難うございました。
これからも更に、音楽のこと、CDのこと、諸々のご発信をお願い致します。楽しみにしております。

よいお歳をお迎えください!

投稿: Leikon | 2014年12月31日 (水) 06時29分

ハルさん

ご無沙汰しております。

ハルさんはカラヤン&ベルリンの1963年の録音をお聴きになったことはありますか?

1970年代以降のカラヤンと比べると、その力みの無さと素直さに驚くところです。
また音響的にも、教会の響きに支えられた天に召されるが如き美しい響きと、これぞドイツ(「ドイツ」が意味する内容がハルさんと異なっていたらすみません。)というような重厚な響きがマッチしており、私の愛聴盤のひとつです。
もし、まだハルさんがお聴きになっていないのでしたら是非聴いて頂きたいと思います。
カラヤンに対する見方が変わるかもしれませんよ。

投稿: パズー | 2015年9月 3日 (木) 20時25分

バズーさん、こんばんは。

初めて購入した全集が、カラヤン/BPOのグラモフォン盤で、1番はその63年録音のものだと思います。当時のLP盤で聴いていたときは良い音だと思っていましたが、その後のCDで聴いたときには音が貧弱に感じました。
演奏はレガート気味なのがやや気になりますが、いたってオーソドックスで良いと思います。世評の高いミュンシュ/パリ管よりも遥かに良いと思います。
ただ、ドイツを代表する名演かと言うと正直そこまでには感じません。
それでも仰られる通り70年代以降の演奏と比べると確かに見方は変わるでしょうね。

投稿: ハルくん | 2015年9月 5日 (土) 00時32分

流石です、既に聴かれていたのですね。

仰る通り、とても魅力的で好きな演奏ですが、私もドイツを代表する演奏かと聴かれたらそうではないと思います。
ハルさんのブログに出会いザンデルリンク&ドレスデンの演奏を聴いてからは、それまでブラームスでは余り好まなかったテンポの遅い演奏なのに、確たる推進力があり、「これがドイツの音なのか」と気付かされました。

これはブラームスの二番についても同じで、フィナーレのインテンポながらも推進力や躍動感があり、他の録音にはない味わいがあるのに驚きました。
今では私のベスト盤です。

メリハリがあり、遅めのテンポなのに高陽感を感じさせる様は、私の大好きなテンシュテットのマーラーのようで、貴ブログに出会わなければ、ザンデルリンク&ドレスデンのブラームスをちゃんと聴くことはなかったと思います。

改めて、御礼申し上げます。
長文失礼致しました。

投稿: パズー | 2015年9月10日 (木) 18時36分

バズーさん、こんにちは。

お返事が遅くなり申し訳ありません。

>テンポの遅い演奏なのに、確たる推進力があり、「これがドイツの音なのか」と気付かされました。

(遅いテンポによる)造形の大きさvs推進力、この相反する要素の両立というのは実に難しいですね。それを成し遂げるのがすごいと思います。しかしザンデルリンクも再録音全集では造形は更に大きくなった半面、推進力が失われています。ですのでドレスデンとの録音はまさに一期一会の宝物ですね。

こちらこそ嬉しいコメントを頂きましてありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2015年9月14日 (月) 12時33分

お早うございます。

HALLOOという怪しげなレーベルに戸惑うも苦笑、テンシュテット/北ドイツの組み合わせに賭けました。ブルックナー8番との2枚組ですし。

名前の響きもあり=爆というイメージがどうしても付いてきますが、2曲ともむしろ深奥に落ちていきます。加工感の無い音もイイです。ザンデルリング旧録の、温かさをも感じるドレスデン特有の音色とはまた違った魅力です。

こんな演奏を指揮できるのですから繊細なヒトだったのだろうと想います。細部に渡って感じます。

ブラームスを終えて、聴衆の拍手が静かに立ち上がる感覚、ヨッフム/ミュンヘンンのブルックナー9番と同じです。引き込まれていて、我に戻るまで少しの時間が必要なのでしょう。妙な間が在るのです。

ブルックナーは少し睡魔モードにもなっていたので、改めて最初から聴きたくて途中で切りました。また改めて書き込みます。

品番で検索しても、或る指揮者にフォーカス充てた有名なブログでしか書かれていないのです。もっと広く知れ渡って欲しい録音です。

投稿: source man | 2017年6月18日 (日) 07時39分

source manさん、こんにちは。

HALLOOは海賊CDRの名レーベルです。
昔はマニア筋で人気が有りました。

テンシュテットはブラームス、ブルクナーともマーラー程には惹かれませんが北ドイツ放送ともなれば必聴ですね。
良いものを見つけられました!
いずれ正規盤が出る可能性もあるかもしれませんが。

投稿: ハルくん | 2017年6月20日 (火) 16時54分

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