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2011年1月21日 (金)

ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番ニ短調op.30 名盤 ~ロシア音楽紀行~

早いもので大寒に入りました。ここまでくれば厳しい寒さももう少しの辛抱ですね。さて「暖炉にあたった気分でロシア音楽を聴きましょうシリーズ」も第5回です。僕が冬の季節にチャイコフスキーと並んで聴くのが好きなのはラフマニノフです。昨年末に「ピアノ協奏曲第2番 名盤」の記事を書きましたので、今回はその続きということでピアノ協奏曲第3番です。

Rachmaninov_2 (写真:左端から順にラフマニノフ、ウオルト・ディズニー、ホロヴィッツ)

ピアノ協奏曲第3番は、成功を収めたピアノ協奏曲第2番から8年後の1909年にニューヨークで初演されました。独奏はもちろんラフマニノフ本人です。曲の雰囲気は第2番とほぼ同じと言えますが、甘さがだいぶ減少して憂鬱と孤独な雰囲気が強まったように感じます。ロシア的な雰囲気もより強いように思います。ピアノ技術的には更に難易度が高まりましたので、腕前を披露する格好のレパートリーです。この曲はヴィルトゥオーゾが好んで演奏します。一般的には第2番のほうが人気は高いでしょうが、この第3番もラフマニノフ好きにはたまらない魅力が有ります。1楽章の憂鬱と孤独と激しい切迫感、2楽章の寂寥感、3楽章の情熱と迫力はいずれも魅力的で、やはりピアノ協奏曲の名作です。

それでは、僕の愛聴している演奏のご紹介です。

Rachmaninov_naxos_8110601_2 セルゲイ・ラフマニノフ独奏、オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1939年録音/NAXOS盤) 作曲者本人の演奏を聴くことができるというのは大変な参考になります。後年の演奏家がこの録音を聴かずに演奏することはまず考えれらません。ラフマニノフの弾くテンポは大変な快速なのですが、少しも性急に聞こえないのはさすがに自分の曲です。第2番の演奏と同じように、ロマンティックな部分での歌い回しもごく自然に心に浸みこんできます。伴奏指揮はオーマンディに変わったので幾らか甘さが控えめになりました。NAXOS盤のSP盤からの復刻は、やはり明確な音質です。

4108080495 ウラディミール・ホロヴィッツ独奏、オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1978年録音/RCA盤) これはカーネギーホールで開かれたホロヴィッツのアメリカ・デビュー50周年記念コンサートのライブ演奏です。奇しくも伴奏を務めるのは40年前にラフマニノフ盤の伴奏をしたオーマンディ/フィラデルフィア管です。それだけでも記念碑的な演奏だと言えます。ホロヴィッツの演奏は非常に貫禄が有りますし、3楽章の終結部の迫力などは相当に凄まじく圧倒されます。但し残響の少ない会場での録音条件の悪さが全体の印象に少々マイナス影響しているのが残念です。

Cci00014b マルタ・アルゲリッチ独奏、シャイー指揮ベルリン放送響(1982年録音/フィリップス盤) ベルリンでのライブ演奏です。1楽章は遅めにゆったりと開始されます。デリカシーに溢れた歌いまわしに非常に魅了されます。感情の大きな波が徐々に高まってゆく表現が素晴らしいです。一方、フォルテ部分ではロシア人ピアニストにも負けないほどの豪快さで、女性でこれだけ力強く弾ける人は他にはまず居ないでしょう。シャイーの伴奏指揮もロシア的ともアメリカ的とも違いますが、ロマンティックな情緒に富んでいてとても美しいです。

Eresco_rachmaninov ヴィクトール・エレスコ独奏、プロヴァトロフ指揮ソヴィエト国立響(1984年録音/メロディア盤) エレスコの録音したピアノ協奏曲全集の中の演奏です。テクニック的にも不満はありませんし、デリカシーにも富んだ良い演奏です。1楽章のテンポは速めでラフマニノフ並みですが性急な感じは有りません。2楽章はロマンティックな味わいがとても良いです。3楽章はゆったりと構えていて、興奮よりは味わい重視という印象です。指揮もオケもロシア勢によるロシア的な土の香りと哀愁の味が濃く、アメリカの都会的な雰囲気は薄目です。

51lsgj7ocl__sl500_aa300_ 中村紘子独奏、スヴェトラーノフ指揮ロシア国立響(1985年録音/SONY盤) 同じコンビのピアノ協奏曲第2番のCDは僕の愛聴盤ですが、モスクワ録音の第3番も素晴らしい演奏です。スヴェトラーノフがこの人にしては速めのテンポで比較的淡々と演奏している印象ですが、それでもオーケストラから滲み出るロシアの香りは充分です。中村紘子のピアノはオーソドックスなもので、テクニックにも不足しませんし、歌のセンスや力強さにも不満は有りません。録音も良いので、ニュートラルな演奏としてお薦めすることが出来ます。

764 アンドレイ・ガヴリーロフ独奏、ムーティ指揮フィラデルフィア管(1986年録音/EMI盤) 明るくゴージャスな響きのフィラデルフィア管をムーティが歌わせると、まるでハリウッドの映画音楽みたいです。ここにはロシアの土の香りは全く有りません。ガヴリーロフは冒頭はゆっくり入ってきますが、徐々に高揚してゆき、中間部の両手で和音を叩きつける部分は驚異的な高速で凄まじい迫力をもって弾き切ります。ここは思わず鳥肌が立ちます。ですが一転して2楽章のようにデリカシー溢れる部分も実に見事です。そして3楽章のピアノとオケのからみの迫力の凄いこと。ここまで徹底されると脱帽です。

以上の中で一番凄いと思うのは、ガヴリーロフ/ムーティ盤です。ピアノの余りの凄まじさとオーケストラのゴージャスな音と表現力が有無を言わせません。ピアノのみに関してはデリカシー溢れるニュアンスが抜群のアルゲリッチにも強く惹かれます。オーソドックスでロシアの香りに溢れる中村紘子/スヴェトラーノフ盤も愛聴盤に仲間入りします。

<補足>
中村紘子/スヴェトラーノフ盤をあとから加筆しました。

<関連記事>
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番 ラザール・ベルマンの名盤
第1回チャイコフスキー・コンクール・ライブ ヴァン・クラィバーン 

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ラフマニノフ」カテゴリの記事

コメント

ハルさんこんにちは。ややご無沙汰してしまいました。この作品を取り上げて頂いてありがとうございます。さて、我が家は、自作自演盤、ホロヴィッツ/ライナー、キーシン/
小澤、小山実稚恵/チャイコフスキー記念モスクワ響、ラン・ラン、を所有しております。キーシン盤は作曲者の意図した演奏でなくともとにかく美しい音色と感じ何度も聴きましたが、ちょっと食傷気味になってしまい、日本人でこの難曲に挑んでる人は?と探して、小山さん盤を購入しました。インパクトはさほどなくても良いCDだと思いました。もちろんラフマニノフ/オーマンディ盤は外せません。ラン・ランはあまり聴かないです。
家内も大好きなピアニスト、アルゲリッチのをまだ持っていなかったのに気がついて、それを先に買うべきだったと後悔しております。


投稿: sasa yo | 2011年1月21日 (金) 13時53分

ハルくん、こんにちわ

ラフマニノフの第3番ですか。あまり聴かない曲ですので、持っているのは、自作自演(RCA盤)、ギーゼキング(メンゲルベルク指揮)、アルゲリッチ(シャーイ指揮、映像)の3種です。その中では、録音状態を考慮すると、ギーゼキング盤がお気入りです。

投稿: matsumo | 2011年1月21日 (金) 16時41分

こんばんは。ラフマニノフは「第2番」が当たり前のようですが、「第3番」もなかなかです。映画「シャイン」でヘルフゴットの音源が使用されたとか。
フェルツマン、メータ。ワイセンベルク、バーンスタイン。コチシュ、デ・ワールトと豪華ラフマニノフ弾きと名指揮者。現存販売でロシアの女性ピアニストのジルベルシュテイン、アバド。やはり、音質はいいし、凍りつかず疲れないので初めて聴かれるには最適。
廃盤から2種挙げたいです。
チェルカスキーがテミルカーノフ、ロイヤル・フィルをバックにした生涯最後の録音。無理のない軽々とした奏で方にダイナミックなオケ。ロシアのグランドマナーで生涯現役で通した名演。安心して聴けます。
アシュケナージのピアノはマンネリですが、フランスのティボーデを独奏にクリーヴランド管と共演したものは指揮者としてラフマニノフの魂が入っている。ティボーデもラフマニノフをよく研究するのも先述のチェルカスキー同様ロマン派ピアニスト。
かなりスピード感があるので聴いてるだけで汗が出てきます。(笑)

投稿: eyes_1975 | 2011年1月21日 (金) 20時51分

ハルさん
こんばんは

仰るとおりこの曲の雰囲気は第2番とよく似てますね。私も2番同様にこの曲が好きです。
私はムーティが好きなので、ガヴリーロフ/ムーティ盤は非常に気になります。購入リスト入りですね。売ってればの話ですが...

投稿: kurt2 | 2011年1月21日 (金) 22時12分

sasa yoさん、こんばんは。

いえいえ僕は3番も元々大好きですので。
ホロヴィッツはライヴ盤しか聴いていないのですが、ライナー盤も前から聴いてみたいと思っています。
アルゲリッチの演奏には実は好き嫌いが相当ありますが、この曲はとっても好きなんです。宜しければ是非お聴きになられてみてはいかがでしょう。

投稿: ハルくん | 2011年1月21日 (金) 22時26分

こんばんは

3番は2番同様に大好きな曲です。
やはり自作自演盤、ホロヴィッツ盤(2種)と
ジャニス盤がいいと思います。
ガヴリーロフ/ムーティ盤は聴いてみたくなり
ました。

投稿: メタボパパ | 2011年1月21日 (金) 22時46分

matsumoさん、こんばんは。

ギーゼキング/メンゲルベルク盤というのは、聴いたことが有りません。演奏のみでなく録音状態も良いみたいですね。聴いてみたいですね。

投稿: ハルくん | 2011年1月21日 (金) 23時17分

eyes_1975さん、こんばんは。

この曲の随分色々な演奏を聴かれていますね。
やはり曲が良いせいでしょうか、誰の演奏を聴いても違った魅力を感じられるのでしょうね。
もっと色々と聴いてみたくなります。

投稿: ハルくん | 2011年1月21日 (金) 23時22分

kurt2さん、こんばんは。

ムーティがお好きでしたら、ガヴリーロフ盤は楽しめると思いますよ。ピアノも凄いですから。
是非聴かれてみて下さい。

投稿: ハルくん | 2011年1月21日 (金) 23時25分

メタボパパさん、こんばんは。

3番もいい曲ですよね。
ホロヴィッツの旧盤は是非聴いてみたいと思っています。
ガヴリーロフ/ムーティ盤は僕は大好きです。是非お聴きになられてみてください。

投稿: ハルくん | 2011年1月21日 (金) 23時30分

おはようございます。

何かの番組のテーマ曲だったのだろうと思うのですが、以前よくラジオでラフマニノフの「ヴォカリーズ」が流れていました。伴奏はオーケストラ編になっていたように思います。独等の雰囲気があり、何かの拍子に思いだし聴きたくなります。
ピアノ協奏曲第3番は最近はほとんど聴いていませんが、かつてホロヴィッツ/オーマンディの輝かしい演奏を繰り返し聴きました。HABABI

投稿: HABABI | 2011年1月23日 (日) 05時10分

HABABIさん、こんにちは。

「ヴォカリーズ」は心に染み入るような名曲ですね。僕の持っているCDもオーケストラ版なんですが、時々取り出して聴きたくなります。

3番のホロヴィッツ/オーマンディはいいですね。録音がデッドなのがちょっと気になりますけれど凄い演奏です。

投稿: ハルくん | 2011年1月23日 (日) 21時35分

ラフマニノフは40歳前後の作品が一番素晴らしいと思います。ヴォカリーズもそうですし、前奏曲もそのあたりの作品は書法が入念で、音楽も渋い。初期の前奏曲しか有名でないのは不思議です。ピアニストの清水和音さんは協奏曲の2番と3番では格が違うと言ってました。プロの目から見るといろんな意味でそうなのでしょうね。昔の清水さんは面白かったです。ラフマニノフはロシアを出てから作品数があまり増えていませんので、結果的に3番は絶頂期の傑作なのですね。

投稿: NY | 2012年10月19日 (金) 22時56分

NYさん、こんにちは。

名ピアニストが演奏する機会は、やはり3番が多いように感じますね。それだけ演奏家にとっては魅力なのでしょう。
2番の甘い旋律にも効し難い魅力を感じるので、結局はどちらも大好きです。

ラフマニノフが似合う季節がもうじき訪れますね。

投稿: ハルくん | 2012年10月20日 (土) 08時54分

こんばんわ、まつやすです。
ラローチャとプレヴィンの演奏
はどうでしょう。
私はホロヴィッツやアルゲリッチなどの演奏を聞いていいと思ったことは実は一度もありませんでした。
このラローチャの演奏にはまってしまいました。え〜っ、という声が聞こえそうですがしっくりきたのです。プレヴィンはアシュケマージと録音したあと数年で今度はラローチャと再録音。アシュケナージのものより私には驚きで何度も最近聴いているのです。おかげでアルベニスやグラナドスにまではまり今はモーツァルトのピアノソナタまでききまくっています。今、ラローチャに開眼してしまいました。ぜひとも一度ラフマニノフの3番のピアノ協奏曲きいてみてください。

投稿: まつやす | 2013年6月13日 (木) 23時00分

まつやすさん、こんばんは。

ラローチャとプレヴィン盤!
いやぁ、ノーマークでした。(汗)

この曲のピアノがすさまじいのは超人ガヴリーロフだと思いますが、ラローチャの演奏も別の意味で大変興味深いです。是非聴いてみたくなりました。ありがとうございます。

ところで、実はラローチャのブラームス「2番」にも以前から興味が有るのですが、あれはお聴きになりましたか?

投稿: ハルくん | 2013年6月13日 (木) 23時55分

ブラームスの2番のコンチェルトは未聴です。
いつか聴いてみたいですね!
いまは彼女のスペインものとモーツァルトにはまり中です。特にモーツァルトは今までクラウス、ハスキルと言っていたのが覆されるほどの素晴らしさです。まさに天才の演奏は癒しにうってつけ。疲れた時にこの演奏はたまりません。スペインものでEMIの8枚組を注文してしまいました。あとテイルソン・トーマスとのベートーヴェン1番のコンチェルトの映像をみました。これまたリハーサルも含めて大変素晴らしいものでした。

投稿: まつやす | 2013年6月14日 (金) 23時16分

まつやすさん、おはようございます。

ブラP2は是非とも聴いてみたいですが、モーツァルトも聴きたいですね。

>モーツァルトは今までクラウス、ハスキルと言っていたのが覆されるほどの素晴らしさです。

おおっ!それは興味芯々です。モーツァルトは確かに女流が良いような気はしますね。男性でも良い演奏が無いわけでは有りませんけど。

投稿: ハルくん | 2013年6月15日 (土) 10時44分

ハルくんさん、こんにちは。
先日は 記事と直接関係のないコメントを投稿してしまい、申し訳ありませんでした。今後はこのような事のないように気をつけます。
 
クライバーンの演奏は聴いたことがないので、私の大好きな、ラフマニノフの第3番を 愛聴盤の ホロヴィッツ盤や マツーエフ/ゲルギエフ盤と聴き比べをしようと思います。

投稿: ヨシツグカ | 2014年1月21日 (火) 12時50分

ヨシツグカさん、こんにちは。

いいえ、こちらこそ申し訳ありません。
もちろん何でも自由にコメントをお書き頂きたいと思っていますが、記事から離れた内容が余り長々と続くのも出来れば避けたいと思います。
明確な基準もありませんし、戸惑われることと思いますが、適時ご判断下さればという程度です。お気になさらないでください。
あっ、でもレヴァインのガーシュウィン作品集のご紹介、ありがとうございました。

ラフマニノフ3番の聴き比べ感想も楽しみにしています。

投稿: ハルくん | 2014年1月21日 (火) 13時56分

ハルくんさん、こんばんは。
早速、クライバーンのコンクール・ライブ盤を入手し、聴いてみました。
正直、チャイコフスキーの方は「普通」の演奏に感じましたが、(20代の若者の演奏としては素晴らしいですが…)このラフマニノフは良いですね。この曲のロマンティックな面を表現しようとしているのは好感が持てます。今日、聴き比べをしたCDの内、アシュケナージ/ハイティンク盤より私は好きです。
でも、普段愛聴している マツーエフ/ゲルギエフ盤の"ロシア的"な演奏や ホロヴィッツ/オーマンディの"大人のロマン"の方が 私にはさらに魅力的なのですが…。
もちろん クライバーンも気に入ったので、時々、聴く事になりそうです。

投稿: ヨシツグカ | 2014年1月26日 (日) 23時20分

ヨシツグカさん、こんにちは。

クライバーンのコンクール・ライブ盤を聴かれたのですね。ご感想ありがとうございます。

たとえ、コンクールの優勝者と言えども、その時点で名だたる名盤と同じ土俵で比較するのは(もちろん悪いことは有りませんが)少々酷ですよね。あのポリーニですら、そのようには感じますから。
ですので、チャイコフスキーなら3年後の1962年のロシア・ライブの方がやはり良いと思います。

そういう意味ではラフマニノフも同じですが、20代の若者の演奏としては大したものですよね。

投稿: ハルくん | 2014年1月28日 (火) 13時13分

クライバーンはDVDで二番三番を連続して見ました。モノラルというハンデをものともしない熱演でホロビッツオーマンデイがかすんでしまいました。CDだと印象に残るものは僅少ですがモギレフスキーのメロディア盤がすごく印象に残っています。メンゲルベルクは第2番の方がアプローチとしては成功していると思います。(ただボルタメントに慣れなくてはいけないですが)

投稿: k | 2014年10月 6日 (月) 20時26分

Kさん

クライバーンのライブは熱演で凄いですね。
ただ、ホロヴィッツよりも凄いかと言うとちょっと・・・というところでしょうか。

モギレフスキーは聴いていませんが、ロシアのオーケストラ伴奏に乗った演奏であれば良さそうですね。

投稿: ハルくん | 2014年10月 9日 (木) 00時03分

ブックオフで、アンスネス/パッパーノ/ロンドン交響楽団演奏のCDを見つけ、買うか迷っているんですが、ハルくんさんは、聴かれたことがありますか。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E7%AC%AC3%E7%95%AA-%E7%AC%AC4%E7%95%AA-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%8D%E3%82%B9-%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B4%E3%82%A7/dp/B003YY8KD8

投稿: t2 | 2015年3月25日 (水) 23時26分

t2さん、こんばんは。

CDで聴いたことはありません。
あくまで一部WEB試聴だけですが、余りにスッキリし過ぎの印象を受けました。これはロシアの冬と言うより北欧の春?かな。もっと不健康さが欲しいと思います。
でも僕個人の感想ですので鵜吞みにはされないでください。

投稿: ハルくん | 2015年3月26日 (木) 01時34分

こんばんは。

第3番は曲の完成度・密度という点では
むしろ第2番を上回っているかもしれませんね。
どちらも大好きです。

2009-2010年の録音のヴァレンティーナ・リシッツァの全集
(パガニーニ変奏曲含む)DECCA盤は
全5曲むらのない優れた演奏でおすすめです。

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%8E%E3%83%95-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E5%8D%94%E5%A5%8F%E6%9B%B2%E5%85%A8%E9%9B%86-%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8A/dp/B00B8XYUV8/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1463402228&sr=8-5&keywords=%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%A1

投稿: 影の王子 | 2016年5月16日 (月) 21時40分

影の王子さん、こんにちは。

第2番、第3番は性格の違いもあり、甲乙付けがたいところです。どちらも素晴らしいですね。

試聴した限りではリシッツァは余り暗く沈んだ印象を受けなかった(要は明るい印象だった)ので、全集盤ではルガンスキーを聴いてみたいと思っています。

投稿: ハルくん | 2016年5月17日 (火) 23時05分

初めまして
ラフマニノフの3番はやはりホロヴィッツが好きです

私にとって、ホロヴィッツの演奏は78年盤よりも明らかに51年盤の方が好ましいと思うのですが、78年盤の方が好きな方も多いので、音楽の好き嫌いというものは面白いものだなあと思わされます

ホロヴィッツの51年盤は、録音と演奏のバランスが最も取れていると感じています(と言っても、それほど良い音質なわけでもありませんが)

演奏の白熱度で言えば、ホロヴィッツとバルビローリによる42年の放送録音盤が最上のものだと思います
極めて音質劣悪ではありますが、20世紀のヴィルトゥオーゾの面目躍如たる演奏で、初めて聴いた時には圧倒されてしまいました
彼らしく癖は強いですが、一聴の価値有りかとは思います

投稿: Vasilevich | 2016年6月12日 (日) 00時12分

Vasilevichさん、はじめまして。
コメントを頂きまして誠にありがとうございます。

音楽の好き嫌いは本当に面白いものですね。
自分が「えっこんな演奏を!」と思うようなものを好きな方もいらっしゃいますが、それはそれで尊重しないといけませんね。逆のことも有るわけですから。

ホロヴィッツの’51年盤は以前から聴きたいと思っていて聴かずじまいでした。せっかくコメントを頂いた機会にさっそくアマゾりました。
聴きましたら感想を記事に加えたいと思います。’42年盤はそれからとします。
それにしてもホロヴィッツ、ハイフェッツ、フルトヴェングラー・・・昔は本当に凄い時代でした。

宜しければ是非またお気軽にコメントください。楽しみにお待ちしています。

投稿: ハルくん | 2016年6月12日 (日) 23時32分

こんばんは。

今日、アマオケでこの曲を聴いたのですが
ピアノがオケにかき消されることなく
滅茶苦茶すばらしい競演でした。
アマオケというか日本のオケにありがちな金管の弱さが皆無で
協奏曲の醍醐味を心から味わいました。

しかし、この曲のロシア情緒とでも申しますか?寂しげな風情は
なにものにも代えがたいですねぇ・・・
ラフマニノフの4曲のピアノ協奏曲で第4だけ物足りないのは
アメリカで作曲されたからでしょうか?
やはりロシアあってのラフマニノフ?

ちなみにこの曲含めすべて20世紀のロシア音楽だったのですが
1,000円しか払っていないのが心苦しくなるコンサートでした。

投稿: 影の王子 | 2016年11月26日 (土) 23時50分

影の王子さん、こんにちは。

ラフマニノフのピアノ協奏曲ではやはり2番と3番の出来が出色ですね。一般的には2番の人気が高いですが、3番の魅力にも抗しがたいです。やはりロシア臭さが抜けたラフマニノフというのは正直あまり頂けません。

この曲をアマオケで堪能されたとは幸運です。よほどレベルの高いアマオケだったようですね。確かにアマオケのレベルは昔と比べて随分と上がっています。その割にはクラシック音楽全般の人気が高まっているかというと疑問なのが気になります。

投稿: ハルくん | 2016年11月27日 (日) 12時33分

私は今年の8月に2台ピアノで聴きました。

実川風・関本昌平(オーケストラパート)というコンビでした。

ラフマニノフをCDで聴いていると睡魔に襲われる私ですが、この時は反対に覚醒しました。

「たった2000円でこんなものが聴けていいのだろうか?」と呆気にとられたコンサートでした。

投稿: blue monk | 2016年11月27日 (日) 21時48分

blue monkさん、こんばんは。

ピアノ以外の協奏曲でもオケパートのピアノ版というのは結構多いのですが、コンサートで実際に演奏されるのは案外少ないですね。もっと演奏されて良いと思うのですけど。

ピアノ協奏曲の場合には2台ピアノになるわけで、この曲などはさぞや凄い迫力でしょうね。呆気にとられたコンサートというのもわかるような気がします。

投稿: ハルくん | 2016年11月28日 (月) 00時52分

ハルくん様
この曲は、アシュケナージのソロとオーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団の、最近¥1080盤で再発された盤で聴いております。
Deccaがオッフェンバック/ホフマン物語をサザーランド主演で録音した際、当時RCA専属のドミンゴを相手役で借用し、それのバーターで実現したレコーディングらしいです。アメリカのオケ・ユニオンの規定か、当時脂の乗りきっていたピアニストの自信ゆえか、たった一日で完成しています。
演奏自体も技巧と抒情性のバランスが取れた、言うことなしの名演奏ですね。

投稿: リゴレットさん | 2018年6月13日 (水) 06時46分

リゴレットさん

アシュケナージのこの曲はプレヴィン盤、ハイティンク盤(ともに全集ですが)を購入してありますが記事にはUP出来ていません(汗)。

オーマンディ盤はコンサートの直後に録音したのなので、もうリハーサルの必要も取り直しの必要も無かったのでしょうね。
実際そうした録音条件の方がむしろライブ的な感興が高まり魅力的になることが多いですね。

投稿: ハルくん | 2018年6月13日 (水) 12時59分

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