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2010年12月18日 (土)

ブラームス ピアノ協奏曲第2番 続・名盤

すっかり冷え込んできました。北国や山では雪だそうです。いよいよ本格的な冬の到来ですね。晩秋に聴くのが最高のブラームスもそろそろ賞味期限切れ(?)です。冬にはやはりロシア音楽ですからね。さあ年末のブラームス祭りもいよいよ本日限りです。とすれば、やはりこの曲になるでしょう。

古今の数多くのピアノ協奏曲の中で僕の最愛の曲は何かといえば、間違いなくブラームスの第2協奏曲です(もちろんチャイコフスキーも大好きですし、モーツァルトの何曲かも別格ですけど)。交響曲以上に好きかもしれません。以前にも旧記事の「ブラームス ピアノ協奏曲第2番 名盤」で愛聴盤をご紹介しましたが、その中でもバックハウス/ベーム盤は、何度聴き返しても飽きるどころか、毎回新たに良さを発見するという最高の名演奏だと思っています。とは言うものの前回触れなかった演奏にも、とても気に入ったものがありますので、その続編としてご紹介したいと思います。

Brahs250 ハンス・リヒター=ハーザー独奏、カラヤン指揮ベルリン・フィル(1958年録音/EMI盤) オールドファンには知られた演奏だそうですが、僕が聴いたのは割と最近です。バックハウスよりもドイツ的だという記事も見かけたことが有り、ある部分言い得ていると思います。但しバックハウスが一貫して堂々としているのに対して、この人の場合は、時にせわしなくなる部分が顔を出します。とは言え、情緒的な部分は美しいですし、これだけ立派な演奏にもそうそうお目に掛れないと思います。録音年代のわりにはピアノの音がしっかり録れていますし、ベルリン・フィルの響きも少々こもってはいますが標準的なレベルです。

1198010917 ゲザ・アンダ独奏、フリッチャイ指揮ベルリン・フィル(1960年録音/グラモフォン盤) アンダはこの曲を得意としていたようで、幾つもの演奏が有ります。’67にはカラヤンとも録音していますが、フリッチャイ/ベルリン・フィルと’60に録音を残してくれたのは嬉しいです。フリッチャイのゆったりと深みのある伴奏に乗って、アンダの実に男っぽいながらもデリカシーを持ち合わせた素晴らしいピアノを味わえます。正にブラームスを聴く醍醐味です。録音も良いので当時のベルリン・フィルのドイツ的な響きが聴けるのが大変嬉しいです。

Brahms_pcon_anda ゲザ・アンダ独奏、クーベリック指揮バイエルン放送響(1962年録音/オルフェオ盤) フリッチャイ盤から2年後のミュンヘンのヘラクレス・ザールでのライブ録音です。一瞬ステレオかと聴き間違える位に明晰なモノラル録音です。この演奏もとても魅力的です。堂々たる演奏なのですが、ライブならではの即興性を感じてとても楽しめます。クーベリックの指揮の影響か、フリッチャイ盤よりもテンポは速めです。熱気が非常に有りますが、勇壮さと陰影の深さが素晴らしく、ブラームスの音楽に非常に適しています。

Schucci00019b ジュリアス・カッチェン独奏、フェレンチク指揮ロンドン響(1967年録音/DECCA盤) カッチェンと言えばやはりブラームス。早逝する前にこの曲の録音を残してくれていたのは嬉しいです。非常に力強いタッチがブラームスにピッタリです。荒々しさを感じますが、決して乱暴には聞こえません。沈滞する部分では共感を持って美しく奏でています。この人はやはり天性のブラームス弾きだったと思います。フェレンチクの指揮は悪くありませんが、ロンドン響の音は時に薄く聞こえてしまい、ブラームスの分厚い響きを再現するにはやや物足りない印象です。

51dx28dv2fl__sl500_aa240_ ブルーノ・レオナルド・ゲルバー独奏、ケンぺ指揮ロイヤル・フィル(1973年録音/EMI盤) ドイツ音楽を得意とするゲルバー32歳の時の録音です。どうしてそんな若さでこれほど大人のブラームスを表現できるのか不思議です。タッチも美しいですが、何よりゆったりとした構えで少しもせわしなさを感じません。問題はロイヤル・フィルの音が薄いことです。ケンぺの指揮をもってしてもどうにもならなかったようです。ピアノは素晴らしいのに残念です。但し、このEMI廉価盤には独奏曲の「16のワルツ」作品39が収められていて、通称「ブラームスのワルツ」の第15曲が聴けるのが嬉しいです。

Brahms_gilels エミール・ギレリス独奏、ヨッフム指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管(1973年録音/AUDIOPHILE盤) コンセルトへボウ・シリーズの1枚ですが、同じコンビのグラモフォン盤の翌年のライブ録音です。以前にも書きましたが、グラモフォン盤のベルリン・フィルの音はうるさくてとてもブラームスを聴いた気がしないので、こちらのコンセルトへボウのほうがずっと好きです。ギレリスの弾くピアノはほぼ同じです。深みが一見有るようでいて余り無いのがこの人の特徴ですが、いわゆる「鋼鉄の音」の迫力は健在です。録音はグラモフォン盤に比べれば劣りますが、ライブ録音としては年代相応です。

Brahmspf2_2 マウリツィオ・ポリーニ独奏、アバド指揮ウイーン・フィル(1976年録音/グラモフォン盤) 僕はそれほどには感じませんが、この曲はブラームスのイタリアへの憧れが反映されていると言われます。その点、イタリアン・コンビの演奏はドイツ的な晦渋さからは解放されています。若きポリーニのピアノも切れの良いテクニックで颯爽としているので、沈滞するようなブラームスらしさは感じません。時にはこういうブラームスも良いのかもしれませんが、筋金入りのブラームス好きには幾らか物足りないかもしれません。ウイーン・フィルの響きが厚く捉えられた録音なのは嬉しいです。

795 ミシェル・べロフ独奏、ヨッフム指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1979年録音/WEITBRICK盤) このディスクの目当ては実はSKドレスデンでした。オケの重心の低い響きは圧倒的です。ヨッフムとしても、前述のコンセルトへボウやベルリン・フィルと比べると雲泥の差です。ベロフもドビュッシーなどを弾くときとは別人のような熱演ぶりです。打鍵は荒々しいぐらいでテンポも前のめりなのですが、不思議と惹きつけられます。難点はマスタリングが、恐らくはイコライジング過多だと思いますが、高音強調型なことです。これではせっかくのSKドレスデンの音色の魅力が半減です。とは言え、それでも尚、魅力的なことには変わりません。

51utxbxft6l__ss500_ クリスティアン・ツィマーマン独奏、バーンスタイン指揮ウイーン・フィル(1984年録音/グラモフォン盤) 若きツィマーマンの演奏です。初めて冒頭の何十小節かを聴いた時は、「なんて凄い演奏だ!」と思いました。表情の彫の深さといい、打鍵の美しさといい申し分無かったからです。ポリーニのほうがよほど青二才に思えました。けれどもだんだん聴いているうちに、特にゆったりとした部分で間がもたないのですね。こういう処はバックハウスや他の巨匠の至芸には及びません。なので徐々に幾らか飽きが来てしまいます。バーンスタインも力演ですが、やはり音楽に含蓄の深さは有りません。でも、とても美しく分かりやすい演奏なので、初めてこの曲に親しもうという方にはお勧めできます。

というわけで、この中から愛聴盤1部リーグへ昇格させて良いのは、アンダ/フリッチャイ盤です。ベロフ/ヨッフム盤にも大いに惹かれるのですが。

<後日記事>
「ブラームス ピアノ協奏曲第2番 続々・名盤」
「ブラームス ピアノ協奏曲第2番 新・名盤」

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ブラームス(協奏曲:ピアノ)」カテゴリの記事

コメント

ハルくんさん

こんばんわ。
ハルくんさんの言うとおりブラームスの
ピアノ協奏曲№2は、何と言ってもバックハウス・ベーム・ウィーンPOですよね。
私もこの演奏以上のものに出会ったことが
ありません。これは、すべてのピアノ協奏曲
の模範であり、これを超える演奏はそう簡単には出現しそうにありませんね。
 この演奏ほどではありませんが、ゼルキン・セル・クリーブランドOもいい演奏だと思います。セルの指揮もかなり熱っぽくて
すばらしい盛り上がりをみせています。
ぜひ聴いてみて下さい。

投稿: コバ | 2010年12月20日 (月) 21時33分

 こんばんわ。

今日はブラームスのピアノ協奏曲第2番をピアノ独奏ホロヴィッツ:指揮トスカニーニ:NBC交響楽団によるカーネギー・ホールでの1940年録音CDを聴きました。

一言でいえば壮絶な演奏と申しましょうか。
ホロヴィッツの完璧で技巧的なピアノと一糸乱れぬオーケストラが、お互いに一歩も妥協しないで、ブラームスの音楽を芸術した。と感じました。

圧倒されるような感じを受ける場面もありましたが、ブラームスをきちんと歌っていたと思いました。

私は、絶対音感がありませんので、移動ドで心の中で聴きます。
第2楽章のヴァイオリンの旋律ですが。
ミーファ ミーファ ミレド ミーファ ミーファ ミーラ ソファミ レーファ ミレド シーー............
これは、もの悲しさはありますが、明るいので、ブラームスとしては珍しい旋律かなと、思います。
たまにしか聴かない、このピアノ協奏曲、取り上げていただいたお陰で真剣に聴きました。
芸術性の高さを改めて知らしめられました。

私の勝手な感想ですが、貴ブログにコメントさせていただきます。「うーん、名曲!!」

投稿: たつ | 2010年12月20日 (月) 22時01分

コバさん、こんばんは。

コバさんもバックハウス/ベーム盤がお好きなのですね。本当に素晴らしいですよね。

ゼルキン/セル盤は旧記事で取り上げました。これもまた素晴らしい演奏です。僕も大好きですよ。

投稿: ハルくん | 2010年12月20日 (月) 23時04分

たつさん、こんばんは。

ホロヴィッツのブラームスは聴いたことが無かったと思います。この人はこの曲を弾いても凄いでしょうね。

この人の旋律はセンチメンタルですが、決して陰鬱にはなり切らないですね。ですので聴いていてもとても楽しめます。ホントにこの曲は大傑作だと思います。何度聴いても飽きませんから。ではご一緒に、「う~ん、名曲!」(笑)

投稿: ハルくん | 2010年12月20日 (月) 23時11分

ハルくん、こんにちわ。四季歩さんのところから来ました。

さて、ピアノ協奏曲第2番ですが、ステレオでは、やはり、バックハウス・ベーム盤が最も好きです。ただし、私はLPでしか聴いたことがありませんが。

1950年代のモノラル録音だと、バックハウス・シューリヒト盤、1940年代だとフィッシャー・フルトベングラー盤が好きですね。

投稿: matsumo | 2010年12月21日 (火) 19時05分

アンダ/フリッチャイ盤が欲しくなりました。

なにしろ、私が持っているのは、
ギレリスのグラモフォン盤です(笑)

まあまあ、気に入っていたんですが、
これは、やはりもっといろいろと聴く
必要がありますね。

投稿: 四季歩 | 2010年12月21日 (火) 19時52分

matsumoさん、はじめまして。
コメンを頂きましてありがとうございます。

バックハウス/ベームいいですよね。
むしろLP盤のほうがバックハウスの柔らかく美しい音が聴けるんじゃないでしょうか。

シューリヒト盤は自分も昔LPで聴きました。良いのですが、やはり晩年のステレオ盤の深い境地に惹かれます。
フィッシャー/フルトヴェングラーは録音が悪いのと、演奏そのものにも余り惹かれません。

この曲は全部の演奏を聴きたいぐらいですが、さすがにそこまでは行きませんね。

投稿: ハルくん | 2010年12月21日 (火) 22時57分

四季歩さん、こんばんは。

いえいえ、これはあくまでも自分の好みですので。
ギレリスのグラモフォン盤は好きな方は凄く多いですよ。
好きな曲はやはり最低でも2種類は、それもタイプの違う演奏を聴かれると良いですよね。
そういう意味では、アンダ/フリッチャイとかバックハウス/ベームとかはお勧めできますね。

投稿: ハルくん | 2010年12月21日 (火) 23時18分

ブラームスの第2番は、第1番の次に好きなので、CDはかなり集めました。
ツィメルマンは懐かしいですね~。この曲を学生時代に初めて聴いたのが、このツィメルマンのCD。ショパンみたいに流麗な感じがしますが、わかりやすいし、テクニックは確かなので、初めて聴くには良い演奏ですね。

あまりメジャーでない録音の方が気に入ることが多いので、結局聴くのは第2番はカッチェン、アラウ(BBCのライブ録音)、アンダ(フリッチャイの方)。たまに、前回紹介されていたゼルキンというところに落ち着きました。

アンダは、フォルテで弾くところは男性的ですが、弱音や緩徐部分は優美で繊細な感じがします。アンダらしく明晰ですが、理性と感情が拮抗しているようなところが面白いです。特にアンダは音が綺麗でニュアンスが豊かですね。クーベリックとのライブ録音も聴きたくなってきました。

アラウはスタジオ録音は緩々してますが、ライブ録音ではテンションが高くて、まるで別人。もうすぐ第1番&第2番のロシアでのライブ録音が出るので、それも期待してます。

投稿: yoshimi | 2010年12月23日 (木) 22時29分

yoshimiさん、こんばんは。

さすがに色々と聴かれていますね。
僕はどうしてもオケの響きが厚くないと駄目なほうなので、カッチェン、ゲルバーはピアノは好きなので残念です。その点でアンダは得をしています。クーベリック盤は指揮者の違いでテンポ設定が大分違いますのでフリッチャイ盤との聴き比べは面白いですよ。
アラウのライブは聴いてみたいですね。特に、新しいロジェストヴェンスキーとのモスクワライブというのは興味津々です。オケの響きは想像がつくのでどうかなぁと少々不安はありますが。

投稿: ハルくん | 2010年12月23日 (木) 22時50分

アラウのロシアライブの音声が、Youtubeにあります。第2番はなくて、第1番だけですが、ご参考にどうぞ。

http://www.youtube.com/watch?v=a0MTj4L_TGQ

"with Gennadi Rozhdestvensky, may 31, 1968 at the Moscow Conservatoire."と説明があるので、doremiの新譜と同じ音源だと思われます。

第1番は、1964年のクーベリックとのライブ録音の方が、音がクリアで綺麗ですね。
ロシアライブでは、ひと晩に第1番&第2番を弾いたそうなので、第2番も音質はこんな感じなんでしょう。

投稿: yoshimi | 2010年12月23日 (木) 23時30分

yoshimiさん、こんにちは。

アラウの音源紹介ありがとうございます。
結構良い音じゃないでしょうか。バランスもいいですし。ノイズからするとアナログ盤みたいですので、過去メロディアが一度LPで販売したかテスト盤を出した可能性もありそうです。Dremiならロシア放送のマスターを使うでしょうから、音も異なる可能性があるのでは?
オケもピアノもこれを聴く限りでは気に入りました。

投稿: ハルくん | 2010年12月25日 (土) 09時00分

おはようございます。昨日はありがとうございました。また妻を引っ張り出して申し訳ないのですが、昔のレコードでは、バックハウス、ポリーニが良かったということです。
話が大きくそれて申し訳ありませんが、ポリーニがチャイコフスキーやラフマニノフを録音しないのは、思想的理由なのか、芸術観かよくわからないのです。無知ですいません。
これからも宜しくおねがいします。

投稿: sasa yo | 2010年12月26日 (日) 07時55分

sasa yoさん、おはようございます。

この曲のバックハウスは一つの定番と言えそうです。僕自身も大好きですが、いまだに多くのファンがいらっしゃるのを改めて認識しました。
ポリーニはブラームスらしい晦渋さを余り感じない演奏なので、好き嫌いが分かれるでしょうね。もっともそれはバックハウスについても言えるでしょうが。爽やかな演奏であれば僕はツィマーマンが更に良いように思っています。ポリーニはロシアものは演奏しませんね。たぶん芸術感なのじゃないでしょうか。チャイコフスキーやラフマニノフを弾く演奏家はおおよそ何でも弾きますよね。極端に言えば「腕前を披露する題材はなんでもかまわない」ということかもしれません。この辺は演奏家の奥様のご意見が参考になるかもしれないですね。

投稿: ハルくん | 2010年12月26日 (日) 08時17分

あちこちに失礼します。(笑)

うちのバックハウスはシューリヒト&ウィーン・フィルです。いやぁ、バックハウス、彼のベートーヴェンは苦手だったんですが、このブラ2を聴いて思いの外面白かったのでオドロキでした。
ブラ2は自分にとって雄大な山のある風景なんですが、山を知り尽くすおじいさんのガイドに案内されながら山を登って里に下るような楽しみがありますね。空模様を楽しんだり、山の花を見せてもらったりみたいなディテールも余裕です。

ギレリスのは...スケールが大きいのですが空虚な感じが現代的なガラス張りの美しいビルみたいです。キラキラしていてモダンで肌触りも硬質で。オケが柱でピアノがガラス窓みたいな関係ですね。密接せずにところどころくっついてる、みたいな距離を感じます。構築的で繊細なんですが人を感じない、みたいな。

ツィメルマンのは面白いんですが苦手です。バーンスタインの個性のせいもあるとは思うのですが、ファイト一発のお兄ちゃん二人が大きな山を何度も超えるようなハードさを感じます(笑)。クライマックスが幾つもあって迫力満点な難関がいくつもあり「どこまで続くの?」みたいな見通しの悪さが問題です。
二人のやりとりもキャッチボールをしている感じで、風景を二人で歩く感じではないんですね。最終楽章でお互いに「どうだ?」ってボールを投げ合ってる感じが馴染めません。
二人の技量は聴いていて面白いんですけどね。特にツィメルマンの音の分離とかとにかく素晴らしくてそっちに耳が行ってしまう。彼のショパンは構築的で良いんですが、同じ方向性でブラームスは弾いてはいけない気がします。

やはりそうなると前にも申しましたけどコヴァセヴィッチ&サヴァリッシュになってしまいます。雄大な山々を低く二人で飛んでる感じが好きです。とにかく見通しが良い演奏で高みに持っていくのも見えるしディテールやテクニックも完璧で何よりピアノとオケの流れがよどまなく美しくストーリーを持って流れます。サヴァリッシュがスマートなので迫力を求めてしまうと物足りないかもしれませんが。HMVで1400円程で2枚組で売ってるみたいなので、是非オススメします。

投稿: ひゅーい | 2011年3月 5日 (土) 01時03分

ひゅーいさん、コメントを沢山ありがとうございます。

バックハウスは大好きなピアニストですし、ベートーヴェンはブラームス以上に好きですよ。
ブラームス2番のシューリヒト盤はモノラル録音でピアノの音色が鈍いですし、音楽の深さもベーム盤には及ばないと思っています。山を登って里に下るような楽しみであれば、正にベーム盤こそがそれだと思います。

僕はギレリスのDG盤は頂けないですね。ピアノは音楽的にセンシティブなところが有りませんし、ベルリンフィルの咆哮は耳にうるさく感じます。ツィメルマン/バーンスタインのほうがよほど好きです。

投稿: ハルくん | 2011年3月 5日 (土) 01時21分

やっぱり趣味趣向も年齢的な傾向からは逃れられないんですね

投稿: unknown | 2012年1月19日 (木) 00時07分

unknownさん、こんばんは。
コメントをどうもありがとうございました。

名クラリネット奏者カール・ライスターが語っていました。「ブラームスは、その音楽を理解するために、長い時の流れを必要とする作曲家であると思います。私の若いころにブラームスの音楽を理解していたとはとても思えません。ブラームスの音楽に対する理解は年齢とともに変わってゆき、年齢とともに違った愛し方をするようになるでしょう。」だそうです。

ですので、仰られることはある意味正しいと思いますよ。

投稿: ハルくん | 2012年1月19日 (木) 00時20分

アンダ/フリッチャイを買いました。

演奏はぶったまげすごい。
ソロの迫力がこんなの初めてって感じです。

友人に早速、お薦めしておきました。
カラヤン盤は昔聞いたのですが、
(同じベルリンフィル) これ程までではなかった思いがあります。
最新リマスターで1200円 お買い得です。

投稿: dick | 2013年4月22日 (月) 23時56分

DICKさん、こちらへもコメントありがとうございます。

アンダ素晴らしいですよね。男性的な力強さと繊細さを兼ね備えているのが良いです。
フリッチャイも本当に素晴らしいですしね。

この曲の場合は他にも好きな演奏は多いのですが、アンダ盤がトップグループの演奏であることは間違いありません。

また何でも構いませんのでお気軽に書き込みください。
楽しみにお待ちしています。

投稿: ハルくん | 2013年4月23日 (火) 12時46分

ハルさん、こんにちは。
又ブラームスにコメントします。
実は、ブラームスの4大コンチェルト(wコンチェルト含む)は超愛聴曲なんです。
今日も2番を車で聴いて帰って気ました。(自慢の6スピーカー+ボディソニックです。)今日の演奏は
ギレリス、ライナーの1958年盤、これも超お勧めです。
3楽章はシュタルケルのチェロ独奏も聴けます。
みなさん、ギレリスはグラモフォン盤が多い様ですが、
こちらのRCA盤が手に汗握るドラマチックな展開が凄いです。 ぜひ聴いてほしいところです。。。

投稿: DICK | 2013年4月27日 (土) 00時46分

DICKさん、おはようございます。

ギレリスの演奏するロシアものは大好きなのですが、ドイツものは大抵の場合に好みと違うのです。
この曲では先に聴いたヨッフム盤が好きでなくなった為に、ライナーとの旧盤は聴いていませんが、機会あれば聴いてみようと思います。
どうもありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2013年4月27日 (土) 06時36分

こんばんは。

この曲を聴く機会が少ないのですが
ツィマーマン&バーンスタイン盤は
メリハリが利いているのと
オーケストラの美しさで
優れていると思います。

個人的にはこの曲は長くて、少し苦手なため
他の盤を聴いていないので
あまり発言できませんが・・・

投稿: 影の王子 | 2014年10月12日 (日) 22時07分

影の王子さん、こんにちは。

自分もこの曲は最初のうちは中々馴染めませんでしたが、いつの間にか最も好きなピアノ協奏曲になってしまいました。
演奏も好きなものは色々と有るのですが、やはりバックハウス/ベーム盤が一番好きです。ツィマーマン/バーンスタイン盤ももちろん名演ですが、幾らか飽きがきやすいような気がします。

投稿: ハルくん | 2014年10月13日 (月) 14時07分

初めて投稿します。ベロフ/ヨッフム/ドレスデンSKの演奏、素晴らしいですね。私も好きなCDです。ところで、バレンボイム/バルビローリ/ニューフィルハーモニア(1967 EMI)が話題になっていないのですが、この演奏はいかがでしょうか。ブラームスの交響曲で好演したバルビローリの指揮ぶりは期待を裏切らず、遅めのテンポでしっとりと聴かせてくれます。バレンボイムもロマンチックが止まらない(笑)という趣でこの曲と相性がいいようです。オケも弦のほの暗さが好ましくブラームス好きにはたまりません。アンダもいいですね。

投稿: 関西人 | 2017年5月14日 (日) 11時31分

ハルくん様。「仏の顔も三度まで」と𠮟られそうですが、四度目の書き込みをさせて頂きます。御笑読頂ければ幸いです。

ブラームスのピアノ協奏曲第2番は僕も大好きで、手持ちCDも10枚くらいあります。
その中で僕の愛聴盤は以下の通りです。

①バックハウス、シューリヒト/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1952年録音 UCCD9181)

②アラウ、ロジェストヴェンスキー/モスクワ放送交響楽団(1968年ライヴ録音 DHR7890)

③アンダ、クーベリック/バイエルン放送交響楽団(1962年ライヴ録音 ORFEOR271971)

①は子供の頃、レコードで初めてこの曲を知り、何度も繰り返して聴いたものです。幸い、CD化され、今でも愛聴しています。録音も当時のものとしては優れている方だと思います。

ロジェストヴェンスキーは、旧共産圏の指揮者としては珍しく、曲に感情移入したスケールの大きな音楽を聴かせる人です。
②も冒頭の管楽器にヴィブラートをかけたりするなど極めてユニークな伴奏をしています。アラウのピアノは常に引き締まったもので、個性的な名盤となっています。

アンダはこの曲を得意としていたようで、数種類の録音がありますが、僕はクーベリックとのライヴ録音である③が最も好きです。

また長々と書いてしまいました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投稿: motosumiyosi | 2017年5月14日 (日) 15時09分

関西人さま、はじめまして。
コメント頂きましてありがとうございます!

考えてみたらバレンボイムのブラームスの協奏曲は何種類かあるのに1枚も持っていませんでした。何故かなー?
EMI盤に関しては、バレンボイムはモーツァルト以外は余り熱心には聴いていないこと、バルビローリのブラームスが曲により好き嫌いに差が大きいこと、オケがニューフィルハーモニアであること等からだったのかもしれません。しかしお奨めのこの盤はあらためて聴いてみたいです。ご紹介下さりありがとうございました。

いつでもまたお気軽にコメントお寄せください。楽しみにお待ちしております!

投稿: ハルくん | 2017年5月15日 (月) 11時11分

motosumiyosiさん、こんにちは。

いえいえご遠慮なさらないでください(笑)。毎回ご丁寧な書き込みを楽しく拝見しております!

①のバックハウス、シューリヒト盤は私も昔LPで聴いていました。ただ好みでいうとベームとのステレオ盤が音質の優秀さ、重厚な演奏スタイルが圧倒的に好きなのです。

②のモスクワ放送響の管楽器の派手なビブラートは通常の演奏スタイルですね。ロシアのオケのブラームスというとフランスやアメリカのオケ以上についつい敬遠してしまいます。

③のアンダ、クーベリックも素晴らしいですね。フリッチャイとのステレオ盤が有るので損をしていますが素晴らしい演奏です。

またぜひコメントください。ご遠慮は無用ですので!

投稿: ハルくん | 2017年5月15日 (月) 11時26分

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