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2010年11月18日 (木)

ショパン・コンクール2010 受賞記念コンサート ユリアンナ・アヴデーエワ

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ショパン生誕200年記念の今年は、5年に一度開催されるショパン・コンクールの年でもありました。今回の優勝者はロシア出身のユリアンナ・アヴデーエワ嬢です。彼女の受賞記念コンサートの曲目は、通例のピアノ協奏曲第1番です。その演奏は、コンクールのホームページで全曲を通して聴くことが出来ます。聴いてみましたが、やはり素晴らしい演奏ですね。テクニックはもちろん確かなのですが、驚くほどの切れ味とか凄みとかは余り感じません。ハッタリの無いとても堅実な弾き方です。けれども歌いまわしに関してはものすごく繊細です。しばしば登場する、大きなルバートをかけてじっくりと聴かせる部分などは思わず涙腺が緩んでしまいました。こういう表現が自然に感じられる演奏って、相当なベテランでも中々に難しいと思いますが、若い彼女はそれをさらりとやってのけます。今後とても注目したいピアニストが現れたような気がします。

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ショパン(協奏曲) 」カテゴリの記事

コメント

こんばんは、saraiです。

あんまりショパンコンクールとか関心が低いのでユリアンナ・アヴデーエワもつい見逃すところでした。

日曜にNHKハイビジョンで彼女の日本デビューコンサートをやっていたので録画して先程聴きました(ショパンのピアノ協奏曲第1番)。ハルくんさんのおっしゃる通り、第2楽章の美しい演奏には涙腺がゆるむ思いでした。凄いテクニシャンとかではなくて美しいタッチで弾くだけでも何かを持っているピアニストですね。強いて言えば気品に満ちた演奏というところでしょうか。それに節回しがとてもうまく聴きいってしまいました。
生で聴けばよかったと後悔しています。次の機会には是非聴きに行こうと思っています。
また、新しい才能に出会ったような気がします。

投稿: sarai | 2011年1月19日 (水) 21時40分

saraiさん、こんばんは。

アヴデーエワいいですよね。僕も日本でのコンサートをTV放送で観ましたけど、やはり2楽章が最高でした。緩徐部分の歌い方の上手さは天性のものですね。思わず引き込まれてしまいます。
僕も生で聴きたかったのですが、予定が合わずに断念せざるを得なかったのが非常に残念です。ホントに次回は是非とも行きたいです。

投稿: ハルくん | 2011年1月20日 (木) 00時30分

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