« ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調op.60 名盤(モノラル録音編) | トップページ | 中国漁船衝突問題 »

2010年9月20日 (月)

ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調op.60 名盤(ステレオ録音編)

B0134905_6151917さて、モノラル録音編に続いて、今度は「ギリシアの乙女」のステレオ録音盤を聴いてみます。モノラルとステレオでは、単純に比べればステレオのほうが良いに決まっています。それは映画であれば、モノクロのスクリーンがカラーになるようなもので、登場する人物の肉感がずっとリアルに感じられるのと同じです。ところが、それにもかかわらずモノラル録音時代の名演奏に相変わらず惹かれ続けるというのは、演奏そのものの持つ力がどれだけ凄いかということでしょう。とはいえ、ステレオ録音盤にも素晴らしい名盤が幾つも有ります。それらを順番に聴いていくことにしましょう。
それはともかく、やっぱりギリシアの乙女って素敵ですよね~。うーん、思わず見とれて??しまいます。

031 ブルーノ・ワルター指揮コロムビア響(1958年録音/CBS盤) もちろん激しさや迫力に欠ける訳では有りませんが、シューマンがこの曲を表現した「ギリシアの乙女」のイメージを一番感じる演奏です。何と優雅で優しさを湛えていることでしょう。ワルターはあるときは誰よりも壮絶な演奏をすることもありますが、優しく歌うような演奏にかけてはこの人の独壇場となります。2楽章にも深刻さは無く、幸福感に満たされています。同じ曲を演奏してもフルトヴェングラーとは正反対の印象です。3楽章スケルツォさえ何とも優雅です。シューマンが感じた第4番はこのような音楽だったのでしょうね。

Beethoven_cluytensアンドレ・クリュイタンス指揮ベルリン・フィル(1959年録音/EMI盤) 全集盤に収められている演奏です。この演奏もまた「ギリシアの乙女」的な演奏です。第1楽章導入部の重々し過ぎない開始から主部に入っても常に余裕が有ります。第2楽章では牧歌的な美しさを味わえます。第3楽章、第4楽章もテンポにゆとりが有り、夢中に成り過ぎない落ち着きが心地良く感じられます。けれども決してもたつくわけではありません。自然な音楽の生命力も持ち合わせています。録音は余り明瞭では無く、リマスターが高域型で音が軽く感じられますが、演奏のスタイルから抵抗感は少ないです。

Cci00055 フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管(1960年頃録音/edel classics盤) これも全集盤に収められている演奏ですが、相変わらずゲヴァントハウス管の音色が魅力的です。木管といい金管といい古色蒼然としています。いやー何という古風な音なのでしょう。これこそは古き良き時代のドイツの響きですね。コンヴィチュニー親父の強固な統率によって古武士軍団が堂々と進軍するさまには鳥肌がたつほどの迫力を感じます。第1、3、4楽章は圧倒的です。

Wacci00001b オットー・クレンペラー指揮ウイーン・フィル(1968年録音/テスタメント盤) 1968年のウイーンでのライブです。晩年のクレンペラーが指揮をすると北欧の巨人の間のギリシアの神様というイメージです。アレグロに入ってもじっくりと遅いテンポなので、あたかも巨大な神殿を見上げるかのようです。けれどもアダージョまでは良いとしても、スケルツォもフィナーレも一貫して遅いイン・テンポを通すのでだんだんもたれてしまいます。クレンペラーのファン以外には少々厳しいのではないでしょうか。

976 カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1969年録音/オルフェオ盤) ザルツブルク音楽祭でのライブです。演奏そのものは’72のグラモフォンの録音に近く、更に力が有って良いような気がするのですが、録音に混濁感が有るのと高音部が強調されているのに抵抗を感じます。これはたぶんオルフェオのマスタリングのせいかもしれません。ですので、ベーム/ウイーン・フィルの4番を楽しみたい場合には、僕はグラモフォン盤を選択します。

Behm815 カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1972年録音/グラモフォン盤) グラモフォンへの全集に収められています。ベームがウイーン・フィルと70年代に残したスタジオ録音は、60年代までのベルリン・フィルとの録音やあるいはライブ演奏の緊張感は有りません。けれども逆にウイーン・フィルの音の持つ優雅さや潤いとが、ほど良いバランスを保っていて僕は好きです。この演奏もクレンペラーほどもたれませんし、音楽を落ち着いてゆったりと楽しめる点で素晴らしいと思います。

Beetho4_mura エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(1973年録音/メロディア盤) ムラヴィンスキーはベートーヴェンを何曲も指揮していますが、個人的には4番の演奏が一番好きです。余分な脂肪分を削ぎ落とした実に凛としたスタイルがこの曲に適しているのだと思います。ロシアの若く美しい乙女ナターシャ(誰だそれ?)を見るかのような気がします。これは’73年モスクワでのライブ録音です。モスクワでは他に’72年の録音も有り、どちらも素晴らしいのですが、’73年のほうが録音の響きが柔らかいのでベートーヴェンに向いているのと、演奏自体も更に優れていると思います。

189 エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル(1973年録音/Altus盤) モスクワでの録音のちょうど一月後に日本にやってきて、東京文化会館で演奏したときの録音です。当時のNHKによる録音は優秀なので、文化会館の響きを忠実に再現して、ステージの上のオーケストラが目に浮かぶような臨場感です。演奏については’73年モスクワ盤とどちらが上かは難しいところです。これから聴かれる方はどちらでも良いですし、興味のある方は両方とも聴かれればベストだと思います。

0184442bc ヘルベルト・ブロムシュテット指揮シュターツカペレ・ドレスデン(1978年録音/Berlin classics盤) これも全集盤に収録されている演奏です。ドレスデンのルカ教会で録音された、このオケのいぶし銀の響きを堪能できる良い演奏です。弦も管もティンパニーも柔らかく溶け合った実に美しい響きです。造形的にもとても立派な演奏なのですが、ブロムシュテットはここでも自分の個性を全く感じさせません。元々このオーケスラは誰が指揮しても演奏を変えようとしないので、「まるで牛車みたいだ。」と言った名指揮者が昔いたそうです。現在なら「大型ベンツみたいだ」となるのでしょうかね。

786 カルロス・クライバー指揮バイエルン国立管(1982年録音/オルフェオ盤) シュターツカペレ・ドレスデンがベンツなら、これはさしずめバイエルン・モーター(BMW)です。しかも大変なスピード狂でハイウェイを突っ走ります。まるでディープ・パープルを聴くような快感を感じますが、これが果たしてベートーヴェンかというと??というのが実感です。アレグロでは余りの速さでオケは前のめりにコケまくっていますし、シンコペーションもグチャグチャです。この演奏が非常に人気が有るのは知っていますが、僕は正直好みません。クライバーのオペラ演奏は好きなのですが、管弦楽曲はベートーヴェンもブラームスも余り好みとは言えません。

というわけで、クライバーを除いてはどれも皆好きな演奏ですが、ワルター、コンヴィチュニー、ムラヴィンスキーの3つは特に好きです。

次回は、もちろん・・・第5です。フルトヴェングラーなどのモノラル録音盤から聴いていきます。

|

« ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調op.60 名盤(モノラル録音編) | トップページ | 中国漁船衝突問題 »

ベートーヴェン(交響曲第4番~6番)」カテゴリの記事

コメント

今夜は、ハルくん様。秋の夜長、ザグレブ・フィルハーモニーのベートーベン全集を横に置き4番を聞いているところでございました。
一昨年、某大型スーパーのCDショップが閉店する際に、購入した代物でして…定価\5000が半額以下だったかな?
まぁ、そんな訳で音に厚みが無いと言うか軽いと言うかですわ↓
有名指揮者&オケ=名演奏とは申しませんが、名もなく(失礼ですよね)貧しく、美しくとはいかなかった様で…ハルくん様の推薦盤を探してみよっと!

投稿: From Seiko | 2010年9月20日 (月) 22時06分

Seikoさん、こんばんは。
朝晩はだいぶ涼しくなりましたね。
秋の夜長のベートーヴェン!いいですね~。
ザグレブ・フィルは大野和士さんが常任時代に関心がありましたが、聴き逃しました。
音の厚みと重さ軽さは録音とか指揮にもよりますが、それにしても¥2500以下の全集というのは中々少ないでしょうね。予算を含めて色々と探してみてくださいね。

投稿: ハルくん | 2010年9月20日 (月) 22時51分

ギリシア美人、素敵です。
ただ、私は現地では余り見かけなかった気が...運が悪いんですかね。
美人と云えば、私はウクライナ、スペイン、ロシアの順です。
一説に拠れば、ギリシア彫刻の如き、八頭身も顔立ちもあくまで古代ギリシア人の「理想」を表したに過ぎず、実際とは違うとも。さすがはプラトン「イデア」の国ですね(笑)。
また、古代ギリシアの美女フリュネ(蟇!)はその美貌故に裁判で無罪になったとか。美しい肉体には美しい徳が宿っているはずであり、罪を犯すはずがないと。是非は別としてギリシアのその徹底した合理主義は凄いです。
音楽界で、ギリシア系と云えば、マリア・カラスにミトロプーロス。やはり、ヨーロッパ文化発祥の地。突出した天才を生み出しますね。カラスは美人ですね。クラシック界では私にとって1番かも。一方、日本ではエピソード以外、余り人気のないミトロプーロスは30年来、愛好しています。近代化したクナッパーツブッシュと云った感じ、ゴジラ対メカゴジラと云った感じでしょうか?
私は寡聞にして知りませんが、この2人のベートーヴェン4番の録音は見当たりません。残念です。

投稿: シャルリン | 2010年9月21日 (火) 19時13分

シャルリンさん、こんにちは。

ウクライナに単身赴任中の友人によれば、確かに街を歩く若い女性すべてが美人なんだそうです。年齢を重ねるとそれなりに貫禄が付くのでしょうけれど。

「ギリシア彫刻の美人が古代ギリシア人の理想を表したに過ぎない」という説は興味深いですね。何となく信頼に値するような気もしますし。でも「美しい肉体には美しい徳が宿っているはずで、罪を犯すはずがない」というのは、単に裁判官が美女を処罰するのがしのびないというこじつけのようですね。法の番人が美女に弱くては困ります。自分も弱いですが、法の番人ではありませんから。(苦笑)

若いころのカラスは本当に美しいです。それにあの歌ですからね。ちょっと匹敵する人は出そうにないです。ミトロプーロスお好きですか。ギリシアの哲人はマーラーとか意外なレパートリーが素晴らしいですね。しかしクナと並べてゴジラ対メカゴジラというのは傑作です!(爆)

投稿: ハルくん | 2010年9月21日 (火) 21時33分

ありがとうございます。
メカゴジラというのは、ミトロのオーケストラがNYPが多かったり、金管を分離して鳴らすので人工的、メタリックに感じたからです。現代物のプロですし。
クナは逆ですね。全体が巨大な塊となりマッシヴに向かってくる。生々しい。
仰る通り、ミトロのマーラーは素晴らしいです。特に、51年の1番、53年の3番ですね。フルトヴェングラーのベートーヴェンのように曲の本質を更にえぐり出す切迫感があります。
余談ですが、ミトロの下地があってこそのバーンスタインでしょう。(私は苦手です)

確かに、ウクライナは美人が多いですね。ご友人、羨ましい限り。しかし、私も何回か親密で深い(笑)お付合いをさせて頂きましたが、気の強さも世界有数です。やはり、国際◯◯は難しい。女性に於いて美しさと優しさは中々同居してくれません(笑)。4番の演奏なら、ワルターのような美しく優しい稀有な例もありますが。

ベートーヴェンの4番。ムラヴィンスキーのプラハでライヴ盤も凄かった気がします。ミケランジェリの「皇帝」とカップリングされていました。

ハルさんのカルロスへの批評、正鵠を射ていらっしゃいますね。カルロスなら何でも誉めそやす日本人が今でも多い中、ベートーヴェンとブラームスを斬って捨てて頂き、痛快の極みです。よくぞ言って下さった!
ハルさんのご意見、ソフトタッチながら、常に本質を突いていらっしゃる。
さすがです。

投稿: シャルリン | 2010年9月22日 (水) 17時19分

シャルリンさん、コメントを沢山ありがとうございます。

いやー羨ましいですね。ウクライナ美人とならば、どんなに気が強い方でもお付き合いをしてみたいものです。伴侶とするにはちょっと考え物ですけれどね。あっ、これは失敗体験からです。(笑)

ミトロのマーラーはウイーンPOとの8番とケルン放送との6番しか聴いていませんが、どちらも素晴らしいと思いました。晩年のLIVE盤も色々ありますよね。聴いてみたくなりました。

Cクライバーについてですが、どうも有り難うございます。僕も余りの激評の多くにずっと疑問を感じていました。もちろん決してファンの好みを否定する訳ではないのですけれども。ベートーヴェンではウイーンPOとの5番は良かったと思いますが、しばらく聴いていませんので、次回に改めて聴き直すつもりでいます。

投稿: ハルくん | 2010年9月22日 (水) 19時04分

ハルくんさん、こんばんは

この曲に関しては、ハルくんさんが最初に取り上げたワルター/コロンビア響のものが、中学生の時に聴いて以来いまだに最も好きな演奏です。
最近、気に入っているものとしては、セル指揮クリーブランド管弦楽団の、古典的ともいえる形のきちっとした中にも味わいを覚える演奏があります。音の形とでもいうような、流れとバランスの大変整った中に、確固たるものが凝縮しているような、聴きごたえのある演奏を聴かせてくれていると思います。

投稿: HABABI | 2010年9月22日 (水) 23時28分

HABABIさん、こんばんは。

ワルターのベートーヴェンは本当に個性的だと思います。悲壮感よりは幸福感や優しさが前面に出ていて他の演奏家と随分違うのですよね。昔はフルトヴェングラーと比べて物足りなく感じたものですが、今はどちらの良さもそれぞれ楽しんでいます。

セルは昔聴いた7番が余りにきっちりし過ぎていて窮屈に感じたので、以来他の曲は余り聴いていません。今聴き直したら印象が変わるかもしれませんが。でも4番のほうが向いてそうですね。

投稿: ハルくん | 2010年9月23日 (木) 00時13分

クレンペラーの指揮する交響曲第4番を聴くのなら、バイエルン放送交響楽団との1965年のミュンヘンでのライブ録音をぜひ聴いて欲しい。(EMI盤、ステレオ録音 廃盤?)
クレンペラーの数多い録音の中でも最高のものかもしれない。1968年のウィーンフィルとのライブ録音より上であるのは間違いありません。

投稿: オペラファン | 2010年9月23日 (木) 22時18分

オペラファンさん、こんばんは。

クレンペラーのバイエルン放送LIVEは確かにメンデルスゾーン3番は素晴らしかったです。マーラー「復活」は余りピンと来ませんでしたけれど。
ベト4は良いですか。こんど中古店で見つけたら聴いてみます。

投稿: ハルくん | 2010年9月23日 (木) 22時31分

初めて投稿させてもらいます。
いつもたくさんのレコード紹介有難うございます。大変参考になってます。
コンヴィチュニー、ゲバントハウス愛聴盤です。
今後とも宜しくお願いします。

投稿: よーちゃん | 2010年9月25日 (土) 13時27分

よーちゃんさん、はじめまして。
コメントをどうもありがとうございます!

コンヴィチュニー/ゲヴァントハウス管盤は素晴らしいですよね。僕も大好きなんです。
これからもお気軽にコメントよろしくお願いします。

投稿: ハルくん | 2010年9月25日 (土) 16時29分

お久しぶりです。
ベームの3枚目が私の愛聴盤です。もっともそれは、私のパート(クラ)に注目しているためかもしれません、他にも名演はありますから。
そしてクライバー最悪の一枚がこの4番だと思います(笑)この曲は実はものすごくむずかしい造形と色彩が要求されるので、がぶり寄りで勝負、あるいはジェット機のような演奏ではいけませんね。

投稿: かげっち | 2010年10月 8日 (金) 22時10分

かげっちさん、お久しぶりです。

そうですね。かげっちさんなら、やはりクラ・パートに注目!でしょうね。(笑)

Cクライバーの演奏は好き嫌いが大きく分かれるでしょうね。音楽ファンのCDレヴューだと、絶賛評が大多数ですけど、反対に好まない人も随分と多いんだなぁと今回あらためて感じました。

投稿: ハルくん | 2010年10月 8日 (金) 23時07分

C.クライバーの名演にはどこか斬新な解釈があります。ただそれを、変わったことをやってると思わせないほど自然にやるところがすごい。でも4番に関しては、そういう必要は少なく、書いてる通りにやるのがむずかしい曲、そしてこの録音に関してはオケが上手くない(指揮者の要求通りかどうかはさておき)と思います。そういえば彼の伝記がでましたが上下各4000円は高いかも。

投稿: かげっち | 2010年10月10日 (日) 21時46分

かげっちさん、こんにちは。

Cクライバーの演奏って、自然にやって気が付かせないものもありますが、結構気がついてしまう場合も有る気がします。そういう時のこの人は悪く言うと姑息な印象を受けてしまうのですね。あの華麗な指揮ぶりそのものにも随分誤魔化されますし。
伝記が上下で¥8000!ってどういうことでしょうね。絶対高過ぎますよ。

投稿: ハルくん | 2010年10月11日 (月) 15時14分

ハルくんさん、こんばんは。 最近、ハルくんさんオススメの ベートーヴェン交響曲全集のブロムシュテット/SKD盤を キングのハイパー・リマスター盤でようやく全曲、揃える事が出来たので、ここの所 他の演奏との聴き比べを楽しんでいます。
ブロムシュテットの表現は ベートーヴェンとしては大人しいので 偶数番号、特に第2、4、8番が素晴らしいと思いました。
「第4番」では SKDの響きが美しく録られている(空気感が伝わって来そうです。) ので 第2楽章が特に、素晴らしいです。
今回、聴き比べをしたCDのなかでは"音色"は一番ですね。
しかし、 "好きな"演奏となると、 ワルター/コロムビア響盤と クリップス/コンセルトヘボウ管盤というのは変わらなかったです。 どちらの演奏も 優雅で、しなやかな 「ギリシャの乙女」というのが ぴったり来る演奏だと思います。

投稿: ヨシツグカ | 2013年3月11日 (月) 21時01分

ヨシツグカさん、こんばんは。

クリップス/ACOのコンビはモーツァルトのシンフォニー選集が非常に気に入っているのでWEBで調べてみました。1953年録音なのですね。さわりの部分の試聴をすると、確かに素晴らしいです!なんといってもベイヌムやEクライバーが指揮していた時代ですものねぇ。
良い演奏のご紹介をありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2013年3月11日 (月) 23時57分

ステレオ録音も中々激戦区ですね。
クライバーはそもそもこれ一曲だけで出すあたりに自信を感じますが・・・。私のリズム感とはあわないです。
クレンペラーは評判が良いのはVPO盤ですが、個人的にはバイエルン盤と1960年チクルス盤を好みます。
とはいえやはり最も好きなのはムラヴィンスキー盤です。このコンビのベートーヴェンは他も良い演奏だとは思いますが、この曲に関しては最高としか言いようがないです。
ベームなら来日ライヴが熱気があって良いですね。

投稿: ボナンザ | 2014年6月25日 (水) 17時09分

ボナンザさん

私もかつてベト4はムラヴィンスキー崇拝の時代が有りましたが、最近は他にも好きな演奏が随分と広がりました。
フルトヴェングラーは別にしても、ワルター、コンヴィチュニー、Cデイヴィス、ティーレマンあたりです。もちろんこの他にも。
”ギリシアの乙女”は許容度が広いということでしょうか。(笑)

投稿: ハルくん | 2014年6月25日 (水) 23時47分

こんにちは。
ワルター、ムラヴィンスキー/Victor、勢いで笑フルトヴェングラー/EMIを昨夜続けて聴きました。

ワルターについては、まず録音の良さ。解説書によるとソニーのマイクだそうで、誇らしいッ!
ソレもあってか弦楽器に厚みを感じます。木管の独奏も心地良い。マーラー夫人に「貪欲の豚」と揶揄されていた人物の指揮とは思えない笑。

ムラヴィンスキーはキレ、に尽きます。ベートーヴェンの曲と思わせてくれます。

フルトヴェングラーは、ただならぬ雰囲気の序奏から、別格とまではいかないものの別モノといった趣を感じます。カップリングは、先日開眼した2番だったので掛けてみると音が...笑、即停止ボタンでした。

投稿: source man | 2015年3月15日 (日) 13時05分

source manさん、こんにちは。

ワルター、ムラヴィンスキー、フルトヴェングラー・・・まずは定番中の定番ですね。
録音条件に差はあれども、どれもが個性的で魅力十分。将来もずっと聴き続けてゆくであろう演奏ばかりです。

フルトヴェングラーの2番に関してはちょっと弁護の余地のない録音状態ですね。

投稿: ハルくん | 2015年3月17日 (火) 12時41分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1080200/36796392

この記事へのトラックバック一覧です: ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調op.60 名盤(ステレオ録音編):

« ベートーヴェン 交響曲第4番変ロ長調op.60 名盤(モノラル録音編) | トップページ | 中国漁船衝突問題 »