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2010年4月29日 (木)

映画「オーケストラ!」 ~チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲~

Orhestra

記事にするのが遅くなりましたが、日曜日に公開中の映画「オーケストラ!(原題:Le Concert)」を観てきました。以前、予告編を見てとても観たいと思ったからです。これは2009年製作のフランス映画ですが、本国では大ヒットとなった作品だそうです。

ソヴィエト共産主義時代にボリショイ交響楽団で主席を務めた天才指揮者が、共産党指導部のユダヤ人音楽家排斥に抵抗した為に、指揮者を解雇されて、劇場の清掃員に成り下がってしまいましたが、どうしても指揮への想いを断ち切ることが出来ずにいました。そんなある日、劇場の事務所に外国のオーケストラから出演依頼のFAXが届きましたが、それを隠して一人で勝手に出演を承諾してしまいます。ところが、いざコンサート会場のパリへ向かったのは、彼と昔一緒に仕事をして、今では落ちぶれてしまった同僚達でした。彼は何と寄せ集めのメンバーで、偽のオーケストラを編成したのです。そのメンバー集めからパリのコンサートへ向うまでを、面白おかしく話を進めますので、すっかりこの映画はコメディ映画なのかと思いきや、最後に感動的なドラマが待ち受けていました。これからご覧になる方の為に、そのストーリーは書きません。

この映画は色々な新聞や雑誌で紹介されたみたいで、映画館にはお客さんが随分入っていました。途中までのドタバタ調は個人的にはいまひとつ付いて行けませんでしたが、話の結末と、舞台で演奏されるチャイコフスキーのバイオリン協奏曲が非常に感動的でした。元々好きな曲なのですが、映画の中で大変効果的に使われているので、曲の良さを改めて思い知らされた気がします。参考までに、実際に素晴らしいバイオリンの演奏を行なっているのは、フランス国立管弦楽団の第一コンサートマスターである、サラ・ネムタヌさんという女流演奏家です。フランスの女流とは思えないような、ロシア風のたっぷりとした歌いまわしと激しい情熱のほとばしりが、従来の数多くの名演奏さえをも凌ぐ素晴らしさに感じてしまいました。彼女の演奏するこの曲のCDは現在まだ有りませんが、将来出した時には是非聴いてみたいですね。

なお、この曲の推薦CDについては下記の記事をご参照ください。僕の愛聴盤、名盤の数々をご紹介しています。

補足:その後、サラ・ネムタヌさんのCDがリリースされました。下記の記事をご参照ください。

<関連記事>
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 名盤
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 サラ・ネムタヌの新盤

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映画(音楽映画)」カテゴリの記事

コメント

この映画、良いみたいですね。
我が家では1日にカミさんと娘が見てきました。
帰ってきたら、私にチャイコのバイ協を
かけさせて聴きいってましたね。

実は、「行こうぜ」と私が言っていた映画です。
それがずっとテニスできなかったので、
この日テニスと重なって、私はテニスに逃亡(笑)
カミさんの怒ること、怒ること(笑)

私も見にいかねば。

投稿: 四季歩 | 2010年5月 3日 (月) 20時14分

四季歩さん、こんばんは。

奥様とお嬢様をお誘いになられていて、ドタキャン→テニスですか!?それはいけませんんね~。でもお二人ともチャイコのV協に聴きいられてたとのこと、とても良かったですね。ほんとに帰宅してからむしょうにこの曲を聴きたくなる映画ですよ。ぜひご覧になられてください。

投稿: ハルくん | 2010年5月 4日 (火) 00時12分

5連休も残すは1日。
ハルくんは、ラ・フォル・ジュルネには行かれましたか?今年は東京に先駆け、私の地元でも開催され行って来ました!
ハルくん一押し美人諏訪内晶子さんに勝るとも劣らない美人ヴァイオリンニスト奥村愛さんの演奏が聞きたくて、チケット予約センターに電話したら、概にソールドアウト↓おそらく、美人に弱いおじ様達が殺到したのでしょう。
で、シンフォニア・ヴァルソヴィアの演奏会へ…
そこでアブデル・ラーマン・エル=バシャさんのピアノを聴きました。素晴らしい演奏でした。テクニックも、美しい音色も、あふれ出る情感も…レバノン出身という事で、ちょっと興味本意の目で見てしまった自分を恥じています。良い演奏家に出会った幸せを感じました(たまには真面目な事も言うでしょ)
しかしながら、美しい女性好きな私は、奥村愛さんの生演奏が見たかった(聞きたかったとすべき?)宮本笑里ちゃんも可愛いけど若すぎる。諏訪内晶子さんは私生活のゴタゴタで少しやつれ気味。今、一押し美人ヴァイオリンニストは奥村愛さんですよ。
もしも諏訪内、奥村に囲まれたら、ハルくん。鼻血ブー高木ブーものでしょう!

投稿: From Seiko | 2010年5月 5日 (水) 02時00分

Seikoさま、楽しいコメントをありがとうございます。

ラ・フォル・ジュルネには行っていません。聴きたいプログラムは結構あるのですが、チケットがやはり大人気のようでして。

奥村愛さん、美人ですよね。ピアニストの場合はあんまり気にしないのですけど、ヴァイオリニストって演奏する時に向きを変えたり、背中をくねらせたり、腕で弓を上げたり下げたりと、とっても動きが色っぽいでしょう?そうしたら、やっぱり美人がイイですよ~。不純といわれようが何だろうと!(笑) 諏訪内晶子さんのやつれ方もおじさん的にはイイですよ。なんだか横で支えてあげたくなってしまって。(余計なお世話??)(笑)
諏訪内さんと奥村さん、それにSeikoさんに囲まれたら、鼻血ブブブーで大量出血死は間違いありませんね。(大笑)

投稿: ハルくん | 2010年5月 5日 (水) 07時08分

ハルくん様々。美人が演奏すれば男性なら2割増しに聞こえて当然でしょう(笑)ヴァイオリンニストに限らずの筈ですが…しかしながら、私ごときを畏れ多くも諏訪内、奥村の両美女と並べて頂き痛み入ります。さすがにおじ様は女性の扱いに慣れておいでです。照れますですよ。
私なんぞは、諏訪内晶子と言うよりも…パンチDEデートの桂三枝風に(お分かりかしら?)吸わない煙草と言う感じ…ですかね?何言ってんだかL(・o・)」
音楽の話そっちのけで美人の話ばっかり↓
次はちゃんと音楽の話題コメント致します。お許し下さいませ。

投稿: From Seiko | 2010年5月 5日 (水) 22時13分

Seikoさん、こんばんは。

「諏訪内晶子と言うよりも…桂三枝風に"吸わない煙草"!いやー出ましたね。座布団三枚進呈です。
別に音楽の話題でなくて全然構いませんからね。実に楽しいです。なんなら脱線しっぱなしで行きましょう!

投稿: ハルくん | 2010年5月 5日 (水) 22時48分

こんにちは。

この映画、私の町では来月上映だそうです。
郷里の同級生が並んでいたら、市長夫妻も並んでいたとか。

奥村さん、宮本さんに限りませんが、弾いている時の表情は、営業用のポートレートとまた違いますよね。もちろんそこがいいのですが。

投稿: かげっち | 2010年5月 6日 (木) 13時07分

かげっちさん、こんにちは。

「オーケストラ」来月上映ですか。
この映画はミニシアター系なのに凄く人気がありますので、是非ご覧になってください。
最後のヴァイオリン演奏が素晴らしいのですが、実際の奏者の名前が分かりません。もしも分かったら教えてください。かげっちさんは調べるのが上手ですので。(笑)

投稿: ハルくん | 2010年5月 7日 (金) 05時58分

はじめまして、

この映画を見て感動し、いろいろ調べているうちにこちらのサイトに辿り着きました。

おすすめの「オイストラフ/ロジェストヴェンスキー盤」を早速 Amazon で注文しちゃいました。クラシックは超初心者なのでいろいろ参考にさせてもらいます。

また、映画中のヴァイオリン演奏者について、私も気になっていたので調べてみました。

http://fr.wikipedia.org/wiki/Le_Concert_(film)

によると、Sarah Nemtanu という方のようです。
女優の Melanie Laurent も Sarah から演技指導を受けていたようです。

ご参考までに。

投稿: しゅー | 2010年5月 9日 (日) 00時49分

しゅーさん、はじめまして。
ようこそお立ち寄りくださいました!

映画のラストにはほんと感動しました。
Sarah Nemtanuという人が演技指導をしたとは書いてあったのですが、演奏もそうなのかどうかは判らないでいました。やっぱりこの人が弾いていたのですね。ありがとうございます。
あの演奏は実に素晴らしかったです。全部聴いてみたいのでCDが出れば良いのですけれど。
ご購入されたオイストラフのCDも素晴らしいのでゆっくりお聴きになられてください。

投稿: ハルくん | 2010年5月 9日 (日) 08時08分

ソロの奏者が誰なのかネット検索ではわかりませんでした。

「フランス国立管弦楽団の第一奏者、サラ・ネムタヌではないか」という記事を見つけましたが確証はありません。

映画のサントラ盤が出ているようなので、これを入手したらわかるかもしれませんね。

投稿: かげっち | 2010年5月 9日 (日) 22時56分

かげっちさん、こんにちは。

サラ・ネムタヌさんで間違いないと思います。仮にあれを他に奏したヴァイオリニストが居て、名前が全く記述されないのはおかしいですから。それにしても本当に素晴らしい演奏なのです。

投稿: ハルくん | 2010年5月10日 (月) 06時12分

ハルくんさま。座布団返し有り難うございました。確かに受け取りましたよ!「…返し」と言えば「微笑返し」→となれば、「キャンディーズ」ハルくん世代は、ど真ん中でしたよね?
ハルくんがファンだったかは解りませんが、もしも三人の中で誰か良いかと聞いたら、ハル一番は美樹ちゃんという答えじゃないかと、勝手に想像してます。三人の中で目立たなくて、おとなしいイメージだったけれど、実は一番美形で歌が上手くて、芸能界ずれしていない美樹ちゃんを、ハルくんなら選ぶじゃないかと。ブルックナー&マーラーが大好きって、ちょっと渋好みな感じがするんですもん。
「…返し」で唐突にこんな事考えてました。近頃の私、分裂気味?

投稿: From Seiko | 2010年5月14日 (金) 22時59分

Seikoさん、こんばんは。
またまた楽しいコメントありがとうございます!

僕はキャンディーズ世代ですよ。なにしろ僕の生まれたのは丁度三人の誕生日の間ですからね。
で、ご質問の「誰がお好みですか?」ですけど、実はブブーでした。ランちゃんなんですよー。なんでと聞かれても困りますが、まあ「好み」としか言いようが無いですね。ランちゃんも既に55歳。彼女だけが僕のお姉さんです。「年し~たのおとこのこ~♪♪」になりきっちゃいますね。(笑)


投稿: ハルくん | 2010年5月14日 (金) 23時17分

ハルさん、こんばんは。

漸く今日(5/16)渋谷で『オーケストラ!』(原題『Le concert』)を観てきました。実際に映画を見て、映画のタイトルが日本では何故『オーケストラ!』になってしまったのだろうという素朴な疑問があったものの(『コンチェルト』でいいのに。。。)、チャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトを堪能できたので、満足できました。
映画の最後の演奏は、曲の抜粋でなく、全曲演奏してもらいたいと思ってしまいましたねー(笑)。
それ位、ヴァイオリン・ソロは素敵な演奏でした。

投稿: たろう | 2010年5月16日 (日) 21時38分

たろうさん、こんにちは。

映画、ご覧になりましたか。
あのヴァイオリン演奏は素晴らしいですよね。これまで聴いてきた演奏よりも良かったような気さえしました。あの奏者のCDが出れば、直ぐにも買いたい位です。全曲を通して聴いてみたいですからね。

投稿: ハルくん | 2010年5月17日 (月) 00時04分

何と素晴らしい! コーガンもトレチャコフも大好きです。残念ながら前者の生演奏には接することができませんでしたが、後者には間に合いました。「ゴリゴリとエグく」まさにそれこそが旧ソヴィエト圏のヴァイオリニストの持ち味だと思っています。また遊びに来ますね♪

投稿: keiko | 2010年6月 6日 (日) 02時49分

keikoさん、はじめまして。

トレチャコフを生で聴かれましたか!羨ましいですね。
旧ソヴィエト時代の演奏家はヴァイオリンもチェロもピアノもエグイ人たちばかりですね。連邦国家崩壊後は演奏家たちのスケールも小さくなった気がします。

貴女のブログもちょっと覗かせて頂きましたが、クラシックの興味深い記事いくつかに目が止まりました。僕もマーラーの「復活」にはとても思い入れがあるのですよ。お話はまたあらためて。今後ともよろしくお願いします。

投稿: ハルくん | 2010年6月 6日 (日) 07時26分

ゴトーユニットで普段はジャズを流しているお店(cafe birzyy)ですが、月に一度クラッシックを聴く会を開いています。先日はショパンで中道郁代さんと小山実稚恵の聴き比べと話題のチャイコフスキーのバイオリン協奏曲を流しました。その際音源は薦める方がいらして演奏者HILARY HAHN ロイヤルリバプール管弦楽団にしました。でも私自身は映画の方がかなり良かったような気がしました。音源を捜している時なにげに目にしたハルさんのブログにハルさんのご意見を伺いたくメールさせて頂きました。

投稿: birzyy | 2010年6月28日 (月) 14時27分

birzyyさん、はじめまして。
お立ち寄り下さいましてありがとうございます。
Jazzのお店とは素適ですね。月に一度のクラシックを聴く会というのも、また素適です。お店の場所はどちらなのでしょう?行ってみたいものです。

映画の演奏は本当に素晴らしかったです。感興豊かにヴァイオリンを歌わせて、しかも音楽の流れが実に自然に感じました。あれはかなりの名人芸だと思います。もちろん全曲を通して聴いたわけでは無いですし、映画の中というプラスアルファが有ったとは思いますが、名演奏に間違い有りません。
ヒラリー・ハーンさんのこの曲のCDは聴いていませんが、他の曲の印象では自分の好みのタイプでは無さそうです。音楽が真面目過ぎて青さを感じる、といったら言い過ぎかもしれませんが、この曲の演奏も何となく想像はしてしまいます。

投稿: ハルくん | 2010年6月28日 (月) 23時05分

ハルさん
お暑うございます。
HILARY HAHNさんのご意見有難うございました。(お礼が随分遅くなってしまいましたね)
あれから2・3度CDを聴きましたがやはり私も堅い感じが残りました。早く「オーケストラ」がレンタルにならないかなぁって思っています。
映画からは話が外れますが、昨日月一回のお店の「クラシックを聴く会」では夏の曲を集めました。
●バーンスタイン キャンディード序曲
  バーンスタイン指揮 ロスアンゼルス・フィル
●フォーレ 「夢のあとに」「月の光」
  ジェラール・スゼー(B) ポールドウィン(P)
●メンデルスゾーン
  序曲「真夏の夜の夢」リハ付
  ラファエル・クーベリック指揮/バイエルン放送交響楽団
●ヘンデル 「王宮の花火の音楽」
  ラフェエル・クーベリック指揮/ベルリンフィル
●ホルスト 組曲「惑星」から木星
  松居直美(パイプオルガン)吉原すみれ(打楽器)
●シベリウス
  序曲「フィンランディア」
  ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリンフィル
他々・・・

如何でしょうか? ご感想お聞きしたいですね。
ちなみにお店は吉祥寺ですがハルさんは遠いですか?

投稿: birzyy | 2010年7月26日 (月) 14時58分

birzyyさん、こんばんは。

今回の「クラシックを聴く会」も素敵な曲目構成ですね。時代、お国も、とてもバラエティに富んでいますし。お客さんもさぞ喜ばれたでしょう。

吉祥寺は普段は通りませんが、中古CD店目当てに時々立ち寄ることはあります。
機会あればお店に是非お寄りしたいです。

投稿: ハルくん | 2010年7月26日 (月) 23時38分

ハルさん、はじめまして。つい数時間前、飯田橋のギンレイホールで「オーケストラ」を見てきたばかりです(この映画館はロードショーの上映をしていません)。ラストの演奏があまりに素晴らしく、感動し、家に帰ってすぐにネット検索をしていたらこのサイトに出会いました。私はヴァイオリンの音色が大好きなのでよけいにあの演奏には心奪われたのですが、ハルさんのブログに寄せられたコメントを読んでその演奏者がわかったので嬉しくなりました。私はクラシック音楽初心者です。ハルさんは詳しくご存知にも関わらずブログの雰囲気が優しく温かいので、さっそくお気に入り登録させていただきました。少しでもクラシック音楽に親しみたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

投稿: shoko | 2010年10月16日 (土) 18時51分

shokoさん、はじめまして。

「オーケストラ」をご覧になったのですね。ホントにラストのチャイコフスキーは素晴らしかったですね。あのヴァイオリン演奏をしたサラ・ネムタヌさんのCDが出ていないのが残念ですが、ヨーロッパで人気急上昇らしいので近いうちにきっとCDが出るんじゃないかと思います。是非全曲を通して聴いてみたいですからね。あの映画を見に行った方は皆そう言っています。映画「のだめカンタービレ」もそうですけど、クラシック音楽は思ったほどとっつき難いことは無いんですよ。ぜひ少しづつ聴いていってください。
どんなコメントでも構いませんのでお気楽に書き込みしてください。お待ちしています!

投稿: ハルくん | 2010年10月16日 (土) 20時42分

ハルさん、こんにちは。さっき、このサイトを見つけました。
http://www.musicme.com/#/Sarah-Nemtanu/
このページの右側の再生ボタンを押すと、結構長く曲が聴けました。私はクラシック音楽について殆ど知らないのですが、いくつか気に入った曲があり、そのひとつがモンティのチャルダッシュです。初めて東欧を旅行した時、カレル橋の上で辻音楽師にチャルダッシュをリクエストしたら、この橋には合わない、と断られました。その次に訪れた街、ブダペストでは、橋のたもとにあるカフェ(ブラスリー)で数人が生演奏をしていて、この時はチャルダッシュ、弾いてくれました。
ところで冒頭に紹介したサイトの、サラさんのチャルダッシュ、どう感じられましたか。もしよければ感想をきかせてもらえますか?ハルさんはブログの中で「○○の曲ならこのCDがお薦め」と書かれていますが、聴き比べができるレベルまでいくと、クラシックが愉しめますね。

投稿: shoko | 2010年10月17日 (日) 18時35分

shokoさん、こんばんは。

チャルダッシュはハンガリーのジプシーダンス曲なので、チェコのカレル橋には似合わないということだったのでしょうね。その辻音楽師はきっとハンガリー人なのでしょう。

ありがとうございます。サラさんのチャルダッシュ聴きましたよ。映画での弾き方と同じですね。技術よりも歌心を大切にする人だと思います。技術だけならハンガリー出身のヨーゼフ・レンドヴァイという人が最近人気が有りますが、どうも技術が上手すぎます。変な言い方ですが、カフェで楽しく聴かせてくれるような雰囲気はサラさんのほうがよく出ていると感じました。僕は音楽って、味わいがとっても大切だと思うんです。

投稿: ハルくん | 2010年10月17日 (日) 21時44分

ハルさん
はじめまして。

私も飯田橋のギンレイホールで「オーケストラ」を見て、バイオリン協奏曲の演奏に感動し、演奏者を探しているうちにこのサイトに出会いました。

実は、私は映画自体は「ずいぶん底の浅い映画だなー」などと批判的に観ていたのです。しかし、最後のバイオリン演奏に入った途端、なぜか涙が溢れ出てきて止まらなくなってしまいました。このようなことは滅多にありませんので、何が自分の内に起きたのか、体を感じたり考えたりしています。
心の奥まで響くバイオリンの音色そのものや、演奏の巧みさもあると思いますが、もう一つ、チャイコフスキーが何をどのように考え、表現しようとしてこの曲を作ったのか、知りたくなりました。私はクラシック音楽は全くの初心者です。もし、チャイコフスキー自身や、彼がこの曲を作ったときの状態、作曲姿勢などについて解説した良書があればお教えください。
ハルさんの解説、「ロシア民族の情熱を余すところなく歌い上げる」は興味深く拝読いたしました。

私も、shokoさんが紹介してくれたサイトでSARAH NEMUTANUの演奏を聞かせてもらいました。CsardasやAirs Bohemiens (Zigeunerweisen)が良かったです。また、YOUTUBEではCsardasを演奏している動画も見ることができました。初心者にもかかわらず僭越ですが、全体として、激しいけれど、抑えの効いた演奏と感じました。
追伸>
今日、図書館から借りた、諏訪内晶子(アシュケナージ指揮、チェコフィル)とクリスチャン・フェラス(カラヤン指揮、ベルリンフィル)のCDを聞き比べました。随分、違うものですね。

投稿: ある | 2010年10月25日 (月) 03時13分

あるさん、はじめまして。

あるさんも「オーケストラ」ご覧になられたのですね。
この映画は僕も記事中に書きましたが、途中まではどうもついていけませんでしたが、最後の演奏シーンでは確かに感動しました。
長いブランク後で調子が出ないオーケストラが、彼女のヴァイオリンに触発されて見事に調子を取り戻す経過に心を打たれたのだと思います。元々曲が良いことと、ヴァイオリン演奏が素晴らしかったことも要因に挙げられます。サラ・ネムタヌさんが弾くヴァイオリンには、どの曲も本当に心を感じます。

チャイコフスキーの人生に関する「良書」というのは残念ながら思い当りませんので、Webで探されてみてはいかがでしょうか。お役に立てずに申し訳ありません。

諏訪内さんもクリスチャン・フェラスも好きなヴァイオリニストですが、演奏家が違うと別の曲にすら聞こえますね。それを楽しむのもクラシックを聴く醍醐味です。できればロシア系のヴァイオリニストを聴かれるとまた違いを感じられますよ。

投稿: ハルくん | 2010年10月25日 (月) 23時59分

ハルさん あるです。

アドバイス有難うございます。

チャイコフススキーの本は探してみます。

昨日、五嶋みどり、(クラウディオ・アバド指揮、ベルリンフィル)も聞いてみました。
この人の演奏もまた違いますね。私は、ネムタヌ、フェラス、五嶋、諏訪内の順で演奏が好きです。

オイストラフ、レーピン、コーガン、トレチャコフも出来る限り聞いてみます。

五嶋みどりのCDジャケットの解説(デイヴィット・グレイソン)に、チャイコフスキーがこの曲を書いた時にパトロン(フォン・メック未亡人)に送った手紙の一文が紹介されていまた。「今日どこから来るとも知れない、炎のような霊感に襲われました。・・・それだからこそ、今日書いたものは全て、心の中に入り込む力を持ち、いつまでも忘れられないものになると、私には今から解るのです。」
その通りになっていますね。

投稿: ある | 2010年10月28日 (木) 18時43分

あるさん、こんばんは。

パトロンに送った手紙の内容は、正にその通りですね。ですから聴き手を感動させるためには、同じ「炎のような霊感」が必要なのだと思います。

色々な演奏家の自分の好き嫌いが認識できると、鑑賞していて本当に面白いでしょう?
その時の気分で変わることも有りますし、年月を経てみて好き嫌いが変わってしまうことも有ります。
オイストラフ/ロジェストヴェンスキー盤は割に入手し易いですし、僕の大好きな演奏ですので、是非お聴きになられてみてください。

投稿: ハルくん | 2010年10月28日 (木) 22時36分

ハルさん こんばんわ。

早速、レコード店に行き、オイストラフを見つけたのですが、ユージン・オーマンディー指揮、フィラデルフィア管弦楽団盤しか置いてありませんでした。これを購入し、聞いてみたのですが、印象は、音が実にまろやか、正確・均一で、且つ私の好きな「貯め」もあるすばらしいものでした。(シロウトの表現済みません。)
勝手ながら、ネムタヌの次に好きになりました。
インターネットのFACE BOOKに彼女が登録しているのを発見したので、私も新規登録し、「とても感激しました。日本での演奏やCDを楽しみにしている人がたくさんいます。」とラブコールを送って置きました。もし返事をくれれば、来日予定やCD制作予定が解ると思います。
因みに、彼女の好きな音楽家にOISTRAKHが2番目に入っていました。

ではまた。

投稿: ある | 2010年11月 3日 (水) 00時57分

あるさん、こんにちは。

オイストラフをお聴きになられたのですね。
記事の中では随分良くないようなことを書いていますが、それはあくまでライブとの比較の上で、演奏自体はとても素晴らしいものです。
ネムタヌさんの歌いまわしは独特なので非常に魅力的ですが、テクニックにおいてはオイストラフがずっと上です。テクニックと音の美しさ、歌いまわしの上手さなど総合的にはやっぱりこの人が一番ではないでしょうか。ライブ盤はそこに「気迫」が加わっています。
ネムタヌさんの2番目のお気に入りがオイストラフなんですね。ちなみに1番は誰なのでしょう?

投稿: ハルくん | 2010年11月 3日 (水) 08時14分

ハルさん。こんばんわ。
あるです。

朗報です。

先日、FACEBOOKからSARAH NEMTANUさんにLOVE CALLを送ったところ、早速、翌日に以下の返信が来ました。

Thank you so much! really!
my first cd released 4month ago but i don't play tchaikozsky in it..
i play a lot of eastern music because my origins are Rumanian. You can find it on I tunes. Also, you can find the soundtrack of the moovie witch name in europe is "le concert" on internet or i tunes too!
i will soon have a website and probably record tchaikowsky concerto!!
for the moment i have no plan to come in Japan as a soloist, but it hope it will happend soon! I did concerts in Tokyo 4/5 years ago.

Thank you again!
Sarah .

昨晩、返信をし、お礼方々「CsardasやAirs Bohemiens 」を楽しんだことや、CDや来日のスケジュールが決まり次第連絡をくれるように依頼しました。
また、、彼女が一番好きなPIANISTとVIOLINISTもお聞きしています。

彼女のようなSOLISTを日本に呼ぶには、どうしたらよいのでしょうか。一般的にはどのように決まるのでしょうね。私にお金や力がる訳ではないのですが、とても興味があります。あの素晴らしい演奏をライブで聴けたらと思うとわくわくします。

追伸)
オイストラフ/ロジェストヴェンスキー盤(ライブ)も入手して聞いてみます。

投稿: ある | 2010年11月 5日 (金) 23時42分

あるさん、こんばんは。

えー、本当に返事が来たのですね。すごいです!
やはりチャイコフスキーのレコーディングは直にしそうですね。
日本に招聘するには、本人か所属マネージメント会社と契約すればいいだけですが、企画している日本の事務所は無いのかなぁ。知り合いのいる事務所があるので聞いてみようかと思います。
本当に実現するといいですね。

投稿: ハルくん | 2010年11月 6日 (土) 00時14分

ハルさん、お邪魔します。

オーケストラ チャイコフスキーの検索でここを
発見! 同じ思いの感想を、、

偶然に何の脈略、予備知識も無く、「オーケス
トラ」DVDと「ヒラリーハーン、バイオリン演奏
(チャイコフスキー版)」CDを購入。
何気なく「オーケストラ」から視聴したが、
ラスト13分で絶句、、、そしてなぜだか涙が、、、
なんだ、なんだこれは?なんだこの感動は、、
その日以来毎日 DVD の最後13分演奏
を聴いてます。
(映像を消して、ちなみに今朝はすでに2回)


チャイコフスキー バイオリン協奏曲CDは
複数所有しておりますが、アンネ・ゾフィー・ムター
(カラヤン版とムター版)、ミルステイン、ヤッシャ・
ハイフェッツ、ジュリア・フィッシャー、ヒラリー・
ハーン(チャイコフスキー版)
それぞれ聞きなおしましたが、、、
やはり一番は「オーケストラ」のラスト13分の演奏
になってしまったのです。バイオリンも超すばらしく
音楽監督:アルマン・アマール 
なぜこのような感動的な演奏に編集出来るのか?
賞賛してやみません。なおバイオリンの音色は
モダンバイオリン形状によるものではないで
しょうか?名機といわれる音色と異なると感じ
ます。楽器としてはバイオリン形状は大きく変わっ
ておらず指板が長く角度が大きくなり、大演奏会場
用になったモダンバイオリンではないかと考えます。

若い楽器による、若い演奏家の新しい演奏
バイオリン協奏曲ぜひとも同じテンションでの全3
楽章のCD化を望んでやみません。
ややバイオリンが強調されておりますが、これは
映画主題の一つがバイオリンであるので、逆に
これくらいでないと埋没してしまうと思います。

ヒラリーハーンの演奏はたしかに、やはりバッハ
向きですかネ

ところで「ハルさん」は同じNHでインナーホン関係
に書き込みをなさっていないでしょうか?

投稿: ホンズ | 2010年12月 4日 (土) 17時48分

ホンズさん、はじめまして。
コメントを頂きましてありがとうございます。

「オーケストラ」のDVDとヒラリー・ハーンのCDですか。それはまた凄い偶然ですね!それにしても映画のラストは感動的ですね。これは編集というよりはサラ・ネムタヌさんの演奏するヴァイオリンの力が大きいと思います。この曲を良く知る人も絶賛しています。
楽器の音ですが、会場で生で聴かないと本当の音は中々わからないと思いますよ。映画やCDの場合はサウンド編集で音色も音量も変わりますから。ただしネムタヌさんの表情づけの魅力自体は変わらないと思います。

すみません、ご質問の「インナーホン関係」という意味が分らないのですが。どいうものでしょうか?たぶん自分では無いと思いますけど・・・

投稿: ハルくん | 2010年12月 4日 (土) 21時24分

TVで「オーケストラ」を放送していました。なにげなく、何の前知識もなくダラッと見ていましたが、最後の協奏曲はすごかったですね。たまげて、WEB検索して、ここへ来ました。普段はクラシックとは縁がなくて、あの曲の「イメージ」は、重苦しい朝礼の印象だったのですが、一変しました。 ところで、あのオーケストラはモスクワへ凱旋したということなのでしょうか?ホントの話が下地ですか?昔の「愛と悲しみのボレロ」みたいに。

投稿: とも爺4u | 2013年2月11日 (月) 23時51分

とも爺4uさん、始めまして。
コメントを頂きましてありがとうございます。

チャイコフスキーの演奏シーンは本当に素晴らしかったですよね。曲も素晴らしいですから是非改めてお聴きになられてください。

あの話ですか?もちろんフィクションです。あの時代背景のソヴィエトで、あんなことが許されるはずは有りませんからね。

投稿: ハルくん | 2013年2月12日 (火) 15時44分

突然のメール失礼します。
実は、最近になって、映画「オーケストラ!」を見たのですが、一つ、曲名が分からなくて、是非教えて頂きたくて投稿しました。
映画の中で、リハーサルをしようとしていた際に、衣装や楽器を用意して登場したコンサートマスターのラテン系の男性が、女性ヴァイオリニストの周りを歩きながら弾く曲目を御存じではありませんか?
もし、御存知でしたら、是非教えて頂けないでしょうか?
宜しくお願い致します。

投稿: ゆうこ | 2014年2月24日 (月) 10時59分

ゆうこさん、はじめまして。

映画「オーケストラ!」ご覧になりましたか。
あのシーン、なんだか面白い顔のコンマスでしたが、それはたぶんパガニーニの「24のカプリース」の第24番のことだと思います。YouTubeで確認してみて下さい。
あの曲は名ヴァイオリニストはよくレパートリーにしていますね。

それではまた。いつでもお気軽に書き込みください。

投稿: ハルくん | 2014年2月24日 (月) 13時26分

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