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2010年3月11日 (木)

ブルックナー 交響曲第6番イ短調 名盤

Bru156 ブルックナーは第5交響曲において、孤高の高みに一気に到達しました。それは後期3大交響曲である第7、第8、第9にも引けを取らないほどの傑作です。それでは、その傑作群の狭間となる第6番の位置づけは果たしてどうなのでしょうか。一般のクラシック音楽ファンはもちろんのこと、よほどのブルックナー・ファンでない限りは、この曲はまずお聴きにならないと思います。その一方で、熱烈なブルックナー・ファンの間では後期の曲に準じる人気が有りますし、第2楽章アダージョに限っては本当に美しく魅力的な音楽です。けれども曲全体を見渡してみると、どうしても大傑作の5、7、8、9番と比べると聴き劣りします。よほど優れた演奏でないと曲の魅力が余り伝わって来ないのです。

この曲は1883年に何故か未完成のまま第2、3楽章だけがウイーン・フィルによって演奏されました。その後1899年にマーラー指揮のウイーン・フィルが全曲初演を行いましたが、その時には相当の楽譜のカットが有ったそうです。でも聴いてみたかったですよね。マーラーの指揮でしたら。結局、完全な全曲初演が行われたのは1901年のウイーンだそうです。

第1楽章 マエストーソ この楽章は不思議な曲です。弦の特徴的なリズムが厳格に刻まれた後に、同じリズムを打楽器が引き継ぎ、その上を派手な金管によって主題が奏されますが、それが何だか映画「ベン・ハー」とか「スパルタカス」、あるいは「信長の野望」か何かのテーマ音楽のように聞こえるのです。僕は正直言って、この部分は未だにそれほど好きになれないでいます。ところがそれが一転して弦による美しく深みの有る曲想に変わります。どうもこの大きな落差にとまどうのですね。

第2楽章 アダージョ これは後期のブルックナーにも通じる深遠な雰囲気を持つ絶美の曲です。ほの暗く深い寂寥感を感じさせますが、真に魅力的な楽章ですので何度聴いても飽きません。

第3楽章 スケルツオ このスケルツオ楽章は主題がシンプルで楽しいです。但しトリオは色々な主題の寄せ集めのようで、何となく散漫な印象を受けます。 

第4楽章 快活に/速すぎず この楽章の主題として出てくるファンファーレも随分と派手です。この楽章にもまとまりの無さを感じてしまうのです。恐らく第1、第4楽章の作曲が遅れてしまった理由はブルックナーに良いインスピレーションが沸かずに苦労したからではないかという気がします。

この曲の所有CDはそれほど多くは有りませんが、ご紹介します。

Bru_yoh06 オイゲン・ヨッフム指揮バイエルン放送響(1966年録音/グラモフォン盤) グラモフォンへの一度目の全集の中の演奏です。僕が最初に買った演奏でした(アナログLPでしたが)。バイエルン放送の音はブルックナーに良く適しています。弦楽はとても瑞々しいですし、金管の音も柔らかく溶け合っています。特に第3楽章アダージョは深い情感を湛えていて非常に美しいです。深い祈りを感じさせます。残りの楽章も素晴らしく、全体的にとても良い演奏だと思います。

Cci00010 ラファエル・クーべリック指揮バイエルン放送響(1970年代/METEOR盤) 海賊盤ですがクーベリックのブルックナーの録音は少ないのでご紹介しておきます。同じバイエルン放送でも指揮のせいか、ライブのせいか、力演になっています。1楽章は金管を大いに鳴らしていますし、ティンパニーも強めなので幾分騒々しく感じます。2楽章も悪くは有りませんが、ヨッフムのあの深みと比較をしてしいますと少々分が悪いと感じます。3、4楽章でもオケをよく鳴らしていますが、ここでは騒々しくなるぎりぎりの所で踏みとどまっています。この海賊CDの録音は良好です。

9101bc9bc5aa51ad68815093ee6a489c1 オイゲン・ヨッフム指揮ドレスデン国立管(1978年録音/EMI盤) ヨッフム二度目の全集の中の演奏です。当然グラモフォンの旧盤との比較になるわけですが、この新盤は弱音部で音が痩せ気味なのがどうも気になります。金管も何となく引き締まっていない気がします。全体的にドレスデンの美しい音が上手く生かし切れていません。第2楽章の深みもバイエルン盤に比べると大分劣ります。録音についても、むしろ旧盤のほうが明快で優れています。この曲に関してはグラモフォンの旧盤を選ぶべきだと思います。

Cci00029 オイゲン・ヨッフム指揮アムステルダム・コンセルトへボウ管(1980年録音/TAHRA盤) ヨッフム/コンセルトへボウのライブ選集に含まれています。第1楽章では金管を強く吹かせているにもかかわらず、派手過ぎには感じません。むしろ厚い響きによる音楽の充実感が素晴らしいです。これは名門コンセルトへボウでこそなし得る業でしょう。第2楽章も音楽がどこまでも深みに入ってゆくようで実に感動的です。第3、第4楽章の音楽の充実度も素晴らしいです。この演奏で聴くと第6番の良さが最も感じられますし、曲の品格が一段上がった感じがします。録音も優れているのでもっと広く聴かれると良いのですが、埋もれた感じで大変残念です。

Buru6 セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(1991年録音/EMI盤) チェリビダッケの晩年の演奏はどれも遅過ぎて息苦しくなり嫌いだと、さんざん書きましたが、この曲に関してはそれほど遅くはありません。また、ライブにもかかわらず非常に良く整った響きの演奏はさすがです。特に2楽章の主部の耽美的とも言える美しさはとても魅力的です。けれども1楽章や4楽章のような、ブルックナーとして演奏の難しい音楽になると、”音響体”としての響きの凄さは有っても、ヨッフムのようなブルックナーの良さは余り感じられません。従って何度も聴きたくなる演奏ではありません。

41pakvk0anl__sl500_aa300_ スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー指揮ザールブリュッケン放送響(1997年録音/ARTE NOVA盤) スクロヴァチェフスキーはギュンター・ヴァントと同時代を生きてどちらもブルックナーを得意としました。指揮者としての名声はヴァントの方がずっと高いですし、それは誰も否定できません。けれども、スクロヴァチェフスキーにも非常に良い演奏が有ります。その代表格がこの第6番の演奏です。全体的に響きが美しく、第1楽章も少しも派手に陥りません。第2楽章の美しさ、祈りの深さも傑出しています。第3楽章も中間部が非常に美しいです。終楽章も豪快な感じは有りませんが、その代りに実に美しい演奏です。この演奏は非常に気に入っています。

以上の中の僕のベストは、ヨッフム/コンセルトへボウ盤です。但し、これは単売されていないと思いますので、これから購入されようという方にはスクロヴァチェフスキー盤を是非お薦めしたいと思います。それに、もう一つ上げるとすれば、ヨッフム/バイエルン放送響盤です。

この他では、ヴァント/北ドイツ放送も良かったのですが所有をしていません。あとは余談になりますが、第1楽章が最も派手で正に「スパルタカス」を感じさせるのは、ハインツ・ボンガルツ/ライプチヒ・ゲヴァントハウス管(Berlin Classics)です。ブルックナーの音楽には全く聞こえないこの演奏を推薦している音楽評論家がおられたのには正直言って驚きました。

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ブルックナー(交響曲第4番~6番)」カテゴリの記事

コメント

ハルくんさん、こんばんは。

どういうわけか6番は、まだ聴いていませんでした。5番でヨッフム/コンセルトヘボウの素晴らしさを知ったので、6番も聴いてみたいところですが、分売されていないのですね。うーん…また中古店を探してみようかなあ。 

投稿: ANNA | 2010年3月13日 (土) 23時28分

ハルさん、おはようございます。

ブルックナーの「第6」も「第5」と「第7」に挟まれ、地味な存在ですが、好きな曲の1つです。

先日、ハルさんから譲って頂いたヨッフム=ロイヤル・コンセルトヘボウ管のCDの演奏も素晴らしいですね。

ただ私のベストCDは、ハルさんも挙げられているスクロヴァチェフスキ=ザールブリュッケン放送響の演奏です。比較的地味な曲の魅力を存分に引き出していると思います。緩除楽章のメロディーもしっかり歌わせて、金管の抉りの効いた表現にも好感が持てます。

ところで、ハルさんが第6を取り上げられたので、昨日(13日)、ヴァント=ケルン放送響(RCA)のCDを久し振りに聴いてみました。このCDの演奏は、最近購入したヴァント=ミュンヒェン・フィルとのCDの表現とは異なり、金管をやや強調し、速めのテンポでとても若々しい表現なのです。
この表現が曲とマッチしてとても良かったです。

ということで、2010年3月14日時点の私のベスト3は

①スクロヴァチェフスキ=ザールブリュッケン放送響
②ヴァント=ケルン放送響
③カイルベルト=ベルリン・フィル

になります。③は、第6交響曲の良さを教えてくれたということでランクインですscissors

投稿: たろう | 2010年3月14日 (日) 09時24分

ブルックナーの6番、マイナーですよね(^^;
自分はカイルベルト/ベルリンフィルくらいしか所持していませんが、結構好きな一曲です。

第1楽章のあの部分も実は嫌いじゃ無いです。
ブルックナー的かといわれたらそうでないのかもしれませんけど。


6番はあまり言及されないので次はどこに手をつけようかと思いましたが、(たぶん)入手しやすいスクロヴァチェフスキから手を出してみようと思います。

投稿: ライト | 2010年3月14日 (日) 11時55分

ANNAさん、こんにちは。

6盤については色々と書いてしまいましたが、ブルックナーを好きになった方にはやはり是非ご自分の耳でお聴きになられてみたいと思います。
ヨッフム/コンセルトヘボウは一番好きですけど、バイエルン放送とのグラモフォン盤でも充分素晴らしいですよ。
それにスクロヴァチェフスキー盤もお薦めです。

投稿: ハルくん | 2010年3月14日 (日) 21時57分

たろうさん、こんにちは。

スクロヴァチェフスキー盤は素晴らしいですよね。曲の良さが本当に良く引き出されていると思います。

ヴァントの6番は北ドイツ放送しか聴いていませんが、この人のブルックナーに悪い演奏は有りませんからね。ケルン放送もミュンヘンフィルもどちらも良いでしょうね。

カイルベルト盤も聴いていません。これもきっと良さそうな気がします。

投稿: ハルくん | 2010年3月14日 (日) 22時08分

こんばんは

6番ファンの自分としては、この曲がマイナーであることにがっくりきます。

自分が好きになってしまった原因はどうもブルックナーの演奏としては邪道?ともいえるムーティ&ウィーンフィルのライヴをFMで聴いたことにあるようです。というのもこの演奏以外ではほとんど感動できないですから。ヨッフム&バイエルン盤でもムーティほどの感動はできません。でも演奏は邪道の部類に入るかも...

妙なコメント失礼しました。

投稿: kurt2 | 2010年3月14日 (日) 22時36分

kurt2さん、こんばんは。

僕はムーティ/ウィーンフィルの演奏は聴いていないので何とも言えませんが、ご自分が気に入っていれば邪道だろうが何だろうが構わないのではないですか?
しかし、その演奏を一度聴いてみたいものですね。

投稿: ハルくん | 2010年3月14日 (日) 22時52分

ライトさん、こんにちは。

6番は確かにポピュラーではありませんがお好きな方は多いですね。
自分はカイルベルト盤は聴いていませんが、スクロヴァチェフスキーはお勧めできますよ。

投稿: ハルくん | 2010年3月15日 (月) 07時01分

考えてみたら私は、めったに6番を聴くことはありません。
ただ、第2楽章のアダージョの美しさは言葉に表せません。
ベストはヨッフム指揮バイエルン放送響によるグラモフォン盤です。朝比奈隆の演奏は立派なのですが、アダージョの美しさは、やはりヨッフム盤が勝っていると思います。

投稿: オペラファン | 2010年3月18日 (木) 14時16分

オペラファンさん、こんにちは。
トラックバック頂きまして有り難うございます。僕は朝比奈さんの第2は聴いていないので判りませんが、ヨッフム/バイエルンは本当に素晴らしいですね。コンセルトへボウ盤が一押しですが、バイエルン盤も時々むしょうに聴きたくなります。名演奏はやはりそれぞれかけがえの無い良さが有ると思います。

投稿: ハルくん | 2010年3月18日 (木) 23時35分

ハルくんさん、こんばんは。

6番ですが、ヨッフム/コンセルトヘボウ盤、スクロヴァチェフスキー盤共に求めることができました。

私は、ブルックナーを聴き始めて 日が浅いので分からないことが多いのですが、ブルックナーの緩徐楽章ってほんとうに美しいですね。
ブルックナー・アダージョにすっかり夢中になっています。

投稿: ANNA | 2010年3月20日 (土) 23時12分

ANNAさん、こんばんは。

ヨッフム/コンセルトヘボウ盤とスクロヴァチェフスキー盤とどちらも入手されたのですか!ブルックナーワールドにどんどんハマって行かれてますね~。(笑)
でも本当にブルックナーの緩徐楽章は美しく魅力的ですよね。僕も改めて色々と聴きなおして、つくづくそう感じています。

投稿: ハルくん | 2010年3月20日 (土) 23時57分

ハルくん今晩は。ブル6はレベル0の私なんぞ出る幕ではないと思いますのでパスさせて頂きます。今日は東京交響楽団定期公演に行って参りました。秋山和慶さん指揮で、二期会のソプラノ安井陽子さんの歌とバンドネオンの小松亮太さんという、仲々凝ったプロでした。安井陽子さんの転がる様な美しい歌声(残念ながら佐藤しのぶさんと違って露出の少ない衣装で今回は深い胸の谷間なしでした)小松亮太さんとオケのコラボも素晴らしく、秋山和慶さんも相変わらずのロマンスグレーぶり…今時ロマンスグレーって言葉死語でしょうか?…7月の公演は待ってましたオールブルックナーの演目です。ノバーク版の9番とテ・デウムハ長調…すいません。この曲知りません。これを機会に勉強しますので良いCDご紹介下さいませ(^_^)
ハルくん、もうひとつ待ちに待ってた映画シャネル&ストラビンスキーが我が町に北上してくれました。来週は見に行くつもりです。
昨日、NHKBSでやっていたコバケンさんと奥様の桜子さんプロデュースの障害をお持ちの方とプロの演奏家の方との〔こころのオーケストラ〕によるハルくんのお好きなシベリウスの演奏に涙しました。コバケンさん素晴らしい活動をされておられるんですね。
明日はお彼岸。先週まで月曜日10時に再放送していた中村橋之助様主演、御宿かわせみ(歌舞伎ではお目にかかる機会が皆無ですが時代劇は好きで欠かさず録画して見てました)が終わったのでその時間にご先祖様の御霊を供養して参ります。長々つまらない話を、またもやしてしまいました。どうぞお許しくださいませm(_ _)m

投稿: From Seiko | 2010年3月21日 (日) 22時41分

Seikoさん、こんばんは。

東京交響楽団の定期は随分楽しまれたようで良かったですね。小松亮太さんは、10年前のデヴュー当時は和製ピアソラという印象でしたが、すっかり活躍の巾を広げたようで素晴らしいです。
7月も楽しみですね。ブルックナーの「テ・デウム」は、そんなには聴いていないので判りませんが、オイゲン・ヨッフム/ベルリンフィルの第1交響曲と一緒に収められているCDが良いと思います。(UCCG3992/ユニヴァーサル・ミュージック盤)

「シャネル&ストラビンスキー」も楽しみですね。ぜひお見逃しされませんように!

コバケンさんはとても好きな指揮者です。自分が学生時代に他の大学オケのエキストラに行った時に、コバケンさんの棒で練習をした事が有ります。ホントに燃えるようで凄かったですよ。本番はアシスタント指揮者が代役で振ったので、がっかりでしたけれど。


投稿: ハルくん | 2010年3月22日 (月) 00時25分

こんばんは。

クレンペラー/NPO→スクロヴァチェフスキーと聴きました。
前者は重厚、強奏での音割れが残念...。
後者は美しい。大音量で聴いてみたい。

>優れた演奏でないと曲の魅力が余り伝わって来ない

確かにそうでしょうね。

投稿: source man | 2010年3月25日 (木) 17時57分

source manさん、こんばんは。

僕はクレンペラー盤は聴いていません。オケがNPOというのが、いまひとつ自分に敬遠させてしまっています。
6番は1楽章や4楽章で、大抵の演奏でうるささを感じてしまいますが、スクロヴァチェフスキー盤はボリュームを上げて聴いてもうるさく無いですし、いいですよ。

投稿: ハルくん | 2010年3月25日 (木) 23時32分

お早うございます。

>1楽章や4楽章で、大抵の演奏でうるささを~
クレンペラー盤の音割れは一部だけで、うるささは感じません。

ニュー何とかって、ホテルみたいだし。私も期待値が急降下↓↓。
また何か差し上げる機会に、クレンペラー盤も。

スクロヴァチェフスキーを大音量で聴ける住宅環境でないのが残念無念。

投稿: source man | 2010年3月26日 (金) 09時35分

source manさん、こんばんは。

ニュー何とかですか。確かにそうですね。
「新日本フィル」が「ニュー・ジャパン・フィル」とか、「新日本紀行」が「ニュー・ジャパン・トラベル」じゃ、なんだかサマにならないですものねぇ。(笑)

投稿: ハルくん | 2010年3月26日 (金) 23時53分

こんばんは。大変ご無沙汰しております。dokuohです。覚えていらっしゃるでしょうか。

ハルくんさんのブログは相変わらずの盛況ぶりですね。これだけ継続しているのはすごいことだと思います。

私もヨッフムとコンセルトヘボウのブル6が今のマイベストです。TBさせていただきました。最近は音楽に緻密さよりも大らかさを求めるようになりました。歳ですかね。^^;

またボチボチブログを更新していきたいと思います。

投稿: dokuoh | 2014年8月 1日 (金) 00時24分

dokuohさん、お久しぶりです!

ときどきは貴ブログを覗かせて頂いていましたが、更新が無く寂しい想いをしていました。これからまたドイツ・オーストリア音楽の名演奏紹介が楽しみです。

TBありがとうございました。
ブル6はヨッフムとコンセルトヘボウ盤、良いですよね。神経質さの無いおおらかさは大きな魅力ですね。久しぶりに聴き直してみたくなりました。

あらためて今後ともよろしくお願いします。

投稿: ハルくん | 2014年8月 1日 (金) 07時22分

第二楽章の美しさにすごく感動します。愛聴盤はカイルベルト、ホルストシュタイン、クレンペラーです。カイルベルトが一押しかな…

投稿: k | 2014年9月22日 (月) 18時54分

こんばんは。

ヴァントのライヴ録音を発売しているProfilレーベルの
ベルリン・ドイツ響との「第6」を聴きました。
ベルリン・フィルハーモニーでの
1995年4/30&5/1の「編集」ライヴ盤です。

ヴァントの死後、ライヴ盤が次々と発売され、映像も含めると
どの曲が何種類あるのか知りませんが
自分の聴いた範囲では
「ヴァントが聴いたら発売を許可するのか?」
と首を傾げる演奏もあります。

この「第6」も緊張感や推進力、オケの魅力に欠けています。
「編集ライヴ」のせいか録音も今一つ。

誰がどう録音をチョイスして発売を許可しているのか不明ですが
「死人に口なし」盤にはあまり期待しないことにしました。

演奏の良し悪しは当然のこととして
故人が生前に発売を「許可」した録音をまず尊重すべきでしょう。

投稿: 影の王子 | 2015年4月 4日 (土) 20時23分

影の王子さん、こんばんは。

ヴァントのブル6は北ドイツ放送響盤しか聴いたことが有りませんが、ミュンヘンPOも良さそうなので購入候補に上げています。ベルリンドイツ盤にはそれほど触手が伸びないのですが、余りお気に召さなかったですか。
故人が生前に許可をしないものでも良いものは世の中に多々あるのでしょうが、それを販売する側には、何でも売ろうとするような「金儲け主義」に走らない義務と責任がありますよね。

投稿: ハルくん | 2015年4月 5日 (日) 23時32分

>故人が生前に許可をしないものでも良いものは世の中に多々あるのでしょうが、それを販売する側には、何でも売ろうとするような「金儲け主義」に走らない義務と責任がありますよね。

仰るとおりです。
チェリビダッケの正規録音の第1弾
(EMIによるミュンヘンPOとの録音)が発売された時
チェリビダッケの息子は「発売する理由」として
1.海賊盤を駆逐するため
2.収益金は財団に入れる
と「公約」していたにも拘わらず
その後、シュットットガルト放送響やスウェーデン放送響
フランス国立管弦楽団・・・との録音を
他のレーベルに次々発売しています。

海賊盤を駆逐するためなら、同曲異演盤まで発売する必要はないでしょうに・・・
やはり「味をしめる」とやめられないのでしょうか?

投稿: 影の王子 | 2015年4月 6日 (月) 00時42分

影の王子さん、

故人本人が世に出すつもりが無くて、遺族が世に出してしまうことは良くあることですが、そもそもそれを聴きたいと思うファンが居るからでしょう。
僕は特にチェリのファンと言うことはありませんが、(チェリに限らず)そんなファンの気持ちを理解できないことは有りません。
けれども販売者側は録音演奏内容を良く吟味してからにしてほしいですね。

投稿: ハルくん | 2015年4月 8日 (水) 00時40分

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