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2010年1月 3日 (日)

ブルックナー 交響曲第3番ニ短調 名盤

Bru226058822早いもので新年三が日も今日で終わり、明日からはまた仕事です。今年も頑張りましょう!

さてニューイヤーの「新世界より」で中断したブルックナー&マーラー特集でしたが、ブルックナーの第3番から再開です。ブルックナーの交響曲は第3番から第6番までが中期と呼べるでしょうが、その中での最高峰が第5番というのは誰もが認めるところです。けれども、この第3番も中々に人気があります。楽想の豊かさでは第4、第6を凌ぐかもしれません。

この曲は初稿がワーグナーに捧げられた為に「ワーグナー交響曲」の愛称で呼ばれます。実際に初稿ではワーグナーの旋律が引用されていましたが、現在一般に演奏されている晩年に改定を行った第3稿では全て省かれています。その為か、この曲は何となく全体のスタイルが統一感に欠ける印象も拭い切れませんが、やはりとても美しくチャーミングな佳作です。ちなみに初稿でのCDも発売されてはいますが、個人的には一度聴いたらそれで充分と言う気がします。

第1楽章<中庸の速さで躍動的に> 弦のトレモロに乗って吹き鳴らされるトランペットで始まり、スケール大きく響き渡るトゥッティとなる楽想は中期の魅力で一杯です。後期の曲ほどに深刻でないので理屈抜きに楽しめますが、反面深さに欠けるのはやむを得ません。頻発する二連と三連音符の組み合わさった美しい動機は典型的なブルックナーの楽曲です。

第2楽章<アダージョ・クワジ・アンダンテ> アダージョですが、後期と違って幸福感を湛えた明るさが有ります。自然や神への祈りをも感じるとても美しい楽曲です。

第3楽章<スケルツオ> 初期の曲よりも段違いに充実しています。激しいリズムの主部に対比されるトリオのゆったりとした舞曲は明るく素朴で何とも魅力的です。

第4楽章<フィナーレ・アレグロ> 急速で厳しい響きの第1主題が終わると、明るいヴァイオリンの伴奏に乗って荘重なコラールが歌われます。この部分も大変にチャーミングで、初中期ならではという感じです。終結部は例によって壮大に鳴り響いて感動的なエンディングとなります。

それでは僕の愛聴盤をご紹介します。

Brucci00010 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウイーン・フィル(1954年録音/DECCA盤) 昔から宇野功芳先生が推薦している有名な演奏です。僕も学生時代にLP盤を購入してよく聴きました。モノラル録音にしては良好な音質で昔のウイーン・フィルの陶酔感溢れる美音がこぼれ落ちるようですが、現在となってはやはり音質への不満が無いわけではありません。第1~3楽章まではクナにしては速めのテンポで進めていて緊張感も有って良いのですが、第4楽章に緊張感が不足するのが大きなマイナスです。後述のライブ盤の凄演を知っているファンにとってはこの"ゆるい"スタジオ録音盤に満足するのはちょっと難しいと思います。

Bru899 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウイーン・フィル(1960年録音/Altus盤) 楽友協会大ホールでのライブ録音です。演奏だけを取ればDECCAの54年盤よりも格段に優れた出来栄えです。ウイーンフィルの甘くこぼれるような美音と晩年のクナのスケールの大きさを兼ね備えた理想的な演奏だからです。第1楽章の二連/三連主題の弦の柔らかさはDECCA盤以上ですし、トゥッティの緊張感を持つ響きには凄みすら感じさせます。但し問題はマスタリングで、中音部の抜けた高音強調型の音がキンキンうるさいことです。データを見るとエンジニアが巷で悪評の高いアイヒンガー&クラウスとあります。これでは貴重な音源の発掘価値がぶち壊しというもので非常に残念です。 

Burukunacci00011 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮北ドイツ放送響(1962年録音/Music&Arts盤) 晩年のハンブルクでのライブ録音です。音質が非常に良いのが嬉しいです。60年盤と違って中低音がぶ厚い録音(マスタリング)なので、クナのスケールの大きさが充分に感じられます。第1楽章の前半では遅いテンポに緊張感がまだ付いていきていませんが、後半は緊張感が増してスケール壮大となります。第2楽章もたっぷりとして良いのですが、ウイーン・フィルの柔らかく魅惑的な表情と比べると聞き劣りがします。第3楽章は一転して厳しく豪快なリズムが素晴らしいです。音楽がオケに合っているのでしょう。終楽章も同様で遅いテンポで巨大な音楽となっています。コラールも非常にゆったりとして懐かしさを感じさせて素晴らしいです。

■ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ミュンヘン・フィル(1964年録音) 写真が無いのは現在はCDを持っていないからです。以前、ゴールデンメロドラム盤で聴いていましたので触れておきます。この演奏は中野雄先生が実際にお聴きになられたコンサートとのことで、著述もされています。曰く「地鳴りのような響きの記憶は鮮明に耳の奥に残っている」です。Gメロドラム盤の音質が余りに貧弱なので手放しましたが、いつか正規録音盤が出ないかと期待をしています。クナのこのミュンヘンでのラストコンサートは貧弱な音からもその凄さを知る事が出来ますし、中野先生の記憶が全くその通りであろうことが良く判ります。この最晩年のクナの演奏はウイーンでの1960年盤と並ぶかそれを越えるものである気がしますので、それを正規音源で確かめたくてなりません。

0021512bc クルト・ザンデルリンク指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管(1963年録音/Berlin classics盤) かつてゲヴァントハウスの首席指揮者を務めたコンヴィチュニーがブルックナーの5番、7番に名盤を残していますが、これは彼が他界した翌年の録音です。ですのでオケの響きがコンヴィチュニー時代そのままの質実剛健で古色蒼然としたものです。ウイーンスタイルの柔らかさは有りませんが、素朴で下手な味付けの無い音色に逆に惹かれます。それでも第1楽章の二連/三連部分などは弦もとてもよく歌っています。若きザンデルリンクの豪快さも凄いですが、個人的な好みでは少々音を鳴らし過ぎで、管の強奏がやや耳につきます。第2楽章の弦の素朴な音色は良いですが、盛り上がりのカロリーは中々高めです。第3楽章は速めのテンポで実に豪快ですが、トリオではゆったりと歌っています。第4楽章はじっくりとやや遅めのテンポですが迫力は満点。後年のザンデルリンクのスタイルを感じさせます。クナ以外では最も豪快な演奏と言えるでしょう。但しコラールはゆったりと魅力的です。

Bruchcci00010 カール・シューリヒト指揮ウイーン・フィル(1965年録音/EMI盤) 同じウイーン・フィルを振ってもクナの豪傑型のスタイルとは全然異って実にスッキリと端正な演奏です。初期の曲という点ではシューリヒトの方が正統的なのではないかと思ったりもします。シューリヒトが同じEMIに残した8番、9番と比べると出来栄えは落ちるかもしれませんが、これも60年代のウイーン・フィルの美感を捉えた名演だと思います。トゥッティになっても音の柔らかさと張りを兼ね備えていて実に素晴らしいです。第2楽章の純粋な美しさも非常に印象的ですし、第3楽章の良い意味で"軽み"の有るリズムも素晴らしいです。第4楽章は少しもうるさくならずに徐々に高揚してゆく辺りは流石にシューリヒトの匠の技です。録音は古めですが、僕の持っているドイツプレス盤はしっとりとした音でさして不満は感じません。。

41z9svllqklカール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1970年録音/DECCA盤) この演奏は昔聴いた時には金管の音が金属的に感じられて余り良い印象は有りませんでしたが、いま改めて聴くとやはり素晴らしい演奏です。ベームの引き出す厳しく引き締まった響きは音楽の穏やかさや陶酔感を遠ざけるものの、造形感や構築力が見事で、音楽が立派に聞こえることこの上もありません。とても迫力が有りますが荒さは感じません。ウイーン・フィルの音の美しさ、繊細さを生かしながら豪快さと両立をさせていて聴き応え充分の名演奏です。

Cci00007 オイゲン・ヨッフム指揮ドレスデン国立歌劇場管(1977年録音/EMI盤) 当時の同じ東ドイツの楽団としてゲヴァントハウスを聴いた後に聴くと、いかにもふっくらと柔らかい音に感じます。と言ってもウイーンの洗練された艶っぽさとは異なるずっと素朴な音です。オランダプレスの全集盤ではその音をそのまま味わう事ができます。トゥッティでの溶け合った美しい響きには法悦感さえ感じます。ゲヴァントハウスでは残念ながらこういう感覚は得られません。但し70年代のヨッフムの指揮はスケールが大きい訳ではなく、第1楽章の最後などはややアッチェレランド気味なのでスケールは小さくなります。第2楽章以降はヨッフムがことさら何かをしている訳ではなくオケの美しい響きに任せているという印象です。ですので聴いている時にはとても心地が良いのですが、聴き終えた後にそれほど強い印象は残りません。

Bru951 ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響(1980年録音/SONY盤) ドイツ音楽を得意にするクーベリックだったのにブルックナーのスタジオ録音は僅かにSONYへの3番、4番のみでした。これは大変に残念な事です。遅めのテンポでゆったりとスケール大きくオケを響かせますが、弦と管が上手くブレンドさせて美しく、トゥッティでもうるさくなることが有りません。ミュンヘン・フィルといいバイエルン放送といい南ドイツのオケは本当にブルックナーに適正を感じます。唯一気に入らないのは4楽章のコラール部分のヴァイオリン伴奏です。少々ぶっきらぼうでいじらしさに欠けている気がします。クーベリックには他に70年のライブ録音(Audite)も有るのでとても興味が有りますが未聴です。

Brucknersymphonie3wsmataciccoverロブロ・フォン・マタチッチ指揮ウイーン響(1982年録音/METEOR盤) 海賊盤ですが上げておきたいと思います。マタチッチの第3にセッション録音は有りませんが、このMETEOR盤の他にはBBCレーベルから出たフィルハーモニア管との1983年ライブ盤が有ります。この1982年盤は録音もまずまずですし、ウイーン響の音にはしなやかさが有って中々に良いです。マタチッチですので豪快さとおおらかさを兼ね備えて余り神経質にならないのはこの曲には好ましいです。ライブ特有の演奏の傷は散見されますが気になるほどでは無いですし、何よりマタチッチの演奏を聴けるだけでも有難いです。

Bruckner71lp1ko6byl__sl1429_ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送響(1985年録音/Profile盤) ヴァントのブルックナーは出来不出来が少なく常に高次元を保っていると思いますが、この演奏からは意外に感銘を受けませんでした。大きな理由としては金管のハーモニーがそれほど美しく感じられないからです。かといってクナッパーツブッシュのライブのような豪快な迫力も有りません。実演で聴けばともかく、CDで聴く分にはライヴ録音のデメリットが出てしまったようです。同じ北ドイツ放送響とのライヴに1992年録音(RCA盤)も有って自分は未聴ですが、そちらのほうが恐らく出来映えは良いのではないでしょうか。

Chli_bru3 セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(1987年録音/EMI盤) クナッパーツブッシュやクレンペラーのテンポの「遅さ」が凄いと感じるのは、通常早い部分で遅くなるからです。元々遅い部分では驚くほど遅くはないのです。ところが晩年のチェリビダッケの場合は、元々遅い部分が更に遅くなります。それで聴いていて息が詰まってしまうのです。この3番の演奏も典型的な晩年のスタイルです。スケールの大きさを感じるよりも、聴き通すのに長さを感じてしまいます。この演奏に関しては、オケの響きも特別に美しいとも思いません。

実は第3番にはベストと呼べるCDが有りません。強いて言えば一番楽しめるのはクナッパーツブッシュ/ウイーン・フィルの1960年ライブ盤というところです。これが良質なマスタリングのステレオ録音だったら良かったのですけれど・・・。
そこで現段階で上げておくのはベーム/ウイーン・フィル盤です。

<後日記事>
ヘルベルト・ケーゲルのブルックナー交響曲第3番

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ブルックナー(交響曲第0番~3番)」カテゴリの記事

コメント

あけましておめでとうございます。
昨年は本当にお世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
新年のご挨拶が遅れて申し訳ございません。

今年はブルックナーのお勉強にも励むつもりですので、ぜひご教示お願いいたします。
このお正月、ブルックナーは7番でした。
この記事を知っていれば、3番を聴いたかもしれません。
まずは手持ちのカラヤンでブルックナーを聴きまくることから・・・

投稿: はるりん | 2010年1月 3日 (日) 22時02分

はるりんさん、明けましておめでとうございます。
こちらこそ宜しくお願い致します。

ブル7を聴かれましたか。お正月には明るいブル3は悪くないですよ。シューマンの合い間にでも色々と聴きまくってくださいね。


投稿: ハルくん | 2010年1月 3日 (日) 22時45分

これから、ブルックナーに本腰を
いれるところです。
まだ、持ってるのが4番、7番、8番
しかない始末で(汗)

3番は、ぜひクナッパーツブッシュで
いきたいなと思います。

これからも、いろいろと教えてください。

投稿: 四季歩 | 2010年1月 4日 (月) 00時59分

四季歩さん、おはようございます。

アドヴァイス差し上げるのもおこがましいですが、4、7、8番から聴き始められたのは理想的だと思います。あとは3、5、9番でしょうね。
フルトヴェングラーを聴かれていらっしゃるから大丈夫かもしれませんが、3番のクナッパーツブッシュはモノラル録音ですのでむしろセカンドチョイスにされて、他のステレオ録音盤から入られる方が良いかもしれません。
ゆっくり色々と聴かれてください。

投稿: ハルくん | 2010年1月 4日 (月) 06時10分

ハルくんさま お早うございます

年始の挨拶はすでにしましたよね
まだだったでしょうか?ボケかけていますので〜

3番、良い曲ですよね、私もU大先生の言に従い、クナ盤を大昔に聴きました、爆〜。クナの演奏、LPの方が音が良かったように思うんですよ、CDよりも〜。

ベーム盤が私は好きです、それにショルティ盤も〜。ショルティ盤は楽譜が異なっていて面白かったです。
クーベリック盤も良いですよね〜。

ミ(`w´彡)

投稿: rudolf2006 | 2010年1月 4日 (月) 07時23分

おはようございます。

初めて「第3」を聴いたのは、確かヴァント=北ドイツ放送響(RCA)だったと思います。ブルックナーにハマる前の段階だった為、4番や7番に比べ、曲想に対し、退屈な記憶しかありませんでした。

その後、ヨッフム=シュターツカペレ・ドレスデン(EMI)等のCDを聴きましたが、愛聴するところまではいかず・・・。

この曲に対する思いを変えてくれたCDは、ザンデルリンク=ライプツィヒゲヴァントハウス管(ドイツシャルプラッテン)でした。古き良き旧東ドイツのオケのサウンドとザンデルリンクの豪快な表現が曲ととてもマッチし、この曲を堪能させてくれました。私のベストCDはこの演奏です。

他には、マタチッチ=フィルハーモニア管(BBC)の豪放磊落な表現のCDもあります。オケがロンドンのオケの為、ゲヴァントハウス管と比べると・・・ですが、マタチッチの表現がザンデルリンク以上に巨大な表現で、なかなか楽しいです。

個人的には初稿(第1版)も好きで、ティントナー=ロイヤル・スコティッシュ管(NAXOS)が秀逸な演奏です。

投稿: たろう | 2010年1月 4日 (月) 09時17分

rudolfさん、ご挨拶は済ませていましたね。でもまあ、ボケかけているのは僕も大して変りありませんので。(笑)

クナ盤はLP盤のほうが良かった印象は確かに有りますね。アナログ録音はデジタルリマスターで良くも悪くもなりますから仕方がないですね。

ベーム/ウイーンフィルは抜かしましたが、確かに良い演奏でしたね。DECCAのパリッとした録音で金管が金属的に聞こえるのが大分気になりましたけれど。
僕はショルティのブルックナーって全く聴いていません。ブルックナー以外ではCDを持っているものも無いわけでは無いのですが・・・。


投稿: ハルくん | 2010年1月 4日 (月) 20時55分

たろうさん、こんばんは。

ザンデルリンク/ゲヴァントハウス盤は記事に書いたように、僕の場合はゲヴァントハウスの金管がどうもうるさく感じてしまいます。けれど「これが一番好き」とおっしゃる方も確かに多いと思います。

マタチッチ/フィルハーモニア管盤は聴いていません。マタチッチも好きな指揮者で、記事では触れませんでしたが3番にはウイーン交響楽団との1982年ライブが海賊盤(METEOR)で有ります。やはりスケールの大きな演奏ですし、味わいも有るので案外好きな演奏です。

投稿: ハルくん | 2010年1月 4日 (月) 21時08分

おそらく
初めまして?
モアイ♪です(=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

ブルックナーですか。
たまには
オーケストラも
いいですね☆

投稿: モアイ♪ | 2010年1月 5日 (火) 08時53分

モアイさん、はじめまして。ようこそお立ち寄りくださいました。

オーケストラはいいですよ〜。普段はどんなものを聞いていらっしゃるのですか?

投稿: ハルくん | 2010年1月 5日 (火) 11時19分

ああ、こうしてみると、名盤としてあげられている指揮者は、みんな重厚な方ばかりですね。そもそもそういう人でなければ録音などしないのかもしれませんが。

投稿: かげっち | 2010年1月 8日 (金) 13時41分

改めまして明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

ブル3は基本はザンデルリンクですかね。LGO盤とともに海賊盤の晩年のBRSO盤を聴いています。LGO盤はまだ多少呼吸が浅い気がしますが、BRSO盤はさすがに深いです。でもLGO盤の音の素晴らしさには抗し難いです。あとはチェリのシュトゥットガルト放送響盤、マタチッチのMETEOR盤、ティントナーですかね。もちろんクナのどれも好きです。

投稿: dokuoh | 2010年1月 9日 (土) 11時48分

dokuohさん、明けましておめでとうございます。

ザンデルリンク/バイエルンといえば正規盤の4番も中々良い演奏でしたが、3番の演奏は聴いていません。ゲヴァントハウス盤は金管楽器の音がうるさく感じられる為、むしろバイエルン盤の方が自分には向いているかもしれません。正規盤が出ると良いと思います。

投稿: ハルくん | 2010年1月 9日 (土) 23時32分

クーベリックの録音は本当に懐かしい。私が初めてCDプレーヤーを購入した時、一緒に5組のCDも購入しましたが、その中の1枚です。
おそらく、エーザー版をまだ聴いたことが無かったという理由だと思います。一度だけ聴いて、そのままになっています。

クナのデッカでの録音はご指摘の通り、何か、ゆるさがあり曲の魅力を最後まで伝えきっていない、もどかしさがありますが、ブルックナーの3番を語るには避けて通れない録音だと思います。
今後、昨年の「ワルキューレ」第1幕のように音質の良いレコードからの復刻を強く期待したいものです。

投稿: オペラファン | 2010年1月18日 (月) 11時41分

オペラファンさん、こんばんは。

トラックバック頂きましてありがとうございます。オペラファンさんの朝比奈隆の記事は毎回良い補完をして頂いていると思っています。
クナのDECCA盤は第3番の歴史の上では本当に避けて通る事は出来ませんね。フィナーレが「ゆるい」とか言いましたが、永遠に忘れ去られない名盤だと思います。

投稿: ハルくん | 2010年1月18日 (月) 20時19分

こんばんは。

チェリビダッケ/RSO/The Bell~盤を聴いてます。
後にDG盤が正規盤化したのを知らずsweat01¥600に釣られ...。

遅くナイし美しく、とても自然な音good
DG盤はOIBPだし、Bell盤で大正解でした。

未聴でしたら、ワルター/復活と一緒に送ります。

投稿: source man | 2010年7月18日 (日) 19時51分

source manさん、こんにちは。

チェリビダッケのシュトゥットガルト放送盤は聴いたことがありませんので、ぜひお送りください。
色々とありがとうございます。何かの機会にお返ししますね。
それではよろしくお願いします。

投稿: ハルくん | 2010年7月19日 (月) 07時23分

こんばんは。

念願クナッパーツブッシュ/VPO/Decca盤を。
入手した'96年ハイパーリマスタリング盤(KICC 2504)は理想の音lovely
実は、モノラル好きなんです。

冒頭から音の塊が押し寄せ、4番の音が細かっただけに...。
Σ( ̄ロ ̄lll)

こーなると、4番もハイパーリマスタリング盤で聴いてみたくなりますthink

1~3楽章程の音の塊が、4楽章には感じずも、聴き終えた後は交響曲、ブルックナーを聴いたなーという満足感がconfident

先に聴いていたら、ザンデルリングやチェリビダッケのをgoodと書き込んでたかどうか...coldsweats01

投稿: source man | 2010年7月24日 (土) 23時05分

source manさん、おはようございます。

僕のクナッパーツブッシュDECCA盤はハイパーマスタリング以前の旧盤ですが、モノラルにしては録音は良いですし、当時のウイーンフィルの柔らかく美しい音は最高です。
ご指摘の4楽章はリミッターがかかったような印象です。

CD Copyを頂戴したザンデルリンク/BRSO盤もいい演奏だと思います。チェリビダッケ/SRSOは、表現意欲が余りに旺盛過ぎて音楽そのものに入り込めません。面白いことは無類ですが。
けれどもこれだけ個性的な演奏を聴き比べられるのはクラシック鑑賞の醍醐味です。
ありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2010年7月25日 (日) 08時57分

お早うございます。

チェリビダッケ早速聴いて下さり恐縮です。

>ザンデルリンク/BRSO盤もいい演奏だと~。
午後にでも改めて聴いてみます。

解説を読むと、終楽章は敢えて抑えたんデスね。
てっきり、録音日が違うのかとsweat02

ところで、ワルター/NYPのマーラー復活。病気で仕方ナイとはいえ、録音日が丸1年も違う演奏を合わせて作品として出すのはどうかと...。

投稿: source man | 2010年7月25日 (日) 10時03分

source manさん、再びコメント頂きましてありがとうございます。

スタジオでのセッション録音は一発勝負のライブとは違いますので、良くも悪くも部分録りになりますよね。であれば間が空いたとしてもそれほど抵抗は感じません。音質に違いが出てしまうのだけは困りますけれど。
既に高齢で体調が万全とはいかなくなったワルターの場合は、ステレオ録音があれだけ残されただけで画期的だと思います。
フルトヴェングラーがあと10年長生きして、ステレオ録音を多く残してくれていたらレコード界は大きく違っていたかもしれません。

投稿: ハルくん | 2010年7月25日 (日) 13時53分

こんばんは、ハルさん。

水曜日に読響、スクロヴァチェフスキでこの曲を聴いてきました。
コンサートでは一度も聴いたことがないので、何日か前から聴こうとしたのですが、チェリビダッケのものしか持っていないことに気づきました。
ハルさんの記事でチェックすると一応取り上げていらっしゃるので、何となく安心して(笑)ずっと聴いていました。
残念ながら格段の印象は持てず(聴く耳を持たない者の悲しさです)、コンサート当日になりました。
最初のトランペットがとても悲しげに響き、ずっとその旋律が耳について離れません。ベートーヴェンの交響曲1番を初めて聞いた時のような初々しさを曲に感じました。
ところで、ブルックナーの時は男性客が多いですね。男性用トイレは長蛇の列だったようです。

投稿: 雪子 | 2012年3月 9日 (金) 00時31分

雪子さん、こんばんは。

僕もスクロヴァチェフスキのブルックナーは8番を生で聴きましたが、とても素晴らしかったです。3番は美しい曲ですし、とても良いものをお聴きになられましたね。

チェリビダッケは非常に個性的ですので、好き嫌いが分かれると思います。3番の演奏は、うーん、正直あんまりかなぁ・・・。

ボーイフレンドを募集するのには、ブルックナーの演奏会が一番です。どのコンサートも男性ばかりですし、ブルックナー本や、チェリビダッケ本なんかを片手にロビーでたたずんでいれば必ず男性から声をかけられます。と、行きたいところですが、彼氏は一方的にブルックナー論を語って、そのまま帰っていってしまうかもしれません。(笑)
とにかく、それほどブルックナーの女性ファンが希少であるのは間違いありません。どうしてでしょうね?


投稿: ハルくん | 2012年3月 9日 (金) 23時01分

僕のこの曲との出会いはセル/クリーブランドです。ブルックナーらしくないと散々酷評をうけているみたいですが奇をてらったところが一切なく安心して聞けます。ブルックナーの曲にはオルガン的な響きが不可欠と思いますがその点では他の追従を許さないと思います。ただ年数の経過によりセル自体が過去の人と思われているみたいで残念です

投稿: k | 2014年9月10日 (水) 20時02分

Kさん

セルが過去の人とは思いません。それならば私なんかは過去の人ばかり聴いているリスナーです。
アメリカのオーケストラのブルックナーのディスクは1枚も所有していませんが、中ではクリーヴランドが一番抵抗は少ないでしょうね。
セルもブルックナーはよく取り上げていたようですし、先入観を持って敬遠してはいけないですね。ご紹介ありがとうございます。

投稿: ハルくん | 2014年9月11日 (木) 00時13分

早速、ナクソス・ミュージック・ライブラリーでヤノフスキを検索すると
スイス・ロマンド管弦楽団とのブルックナーの交響曲1-9番がありました。

「スイス・ロマンド管弦楽団かよ・・・」と思いつつ、第3を聴きました。

確かにオケの音色は明るめ。しかし、華やかの手前。
むしろ、曲の地味さを救っている気がします。
ヤノフスキの指揮は、ヨッフムのようなテンポの急変は一切無し。
しかし、リズム感がしっかりあるので間延びせず退屈しません。
「エロイカ」同様の指揮ぶりと思えました。

オケの音色の明るさはかなり好悪を分かつと思いますので
決して万人向けではないですが、僕は気に入りました。
もしかすると、僕の「第5」嫌いも治るかも?と期待します。

投稿: 影の王子 | 2017年12月11日 (月) 23時10分

影の王子さん、こんにちは。

ヤノフスキにはブルックナーの交響曲全集が有るのですか。
確かにスイス・ロマンド管というのはインパクトが薄いですが、仰る通りに重厚な大伽藍のブルクナーが苦手の方には良さそうですね。
僕は5番は大好きな曲なのでどう感じるかは分りませんが、試しに一度聴いてみたいです。

投稿: ハルくん | 2017年12月13日 (水) 15時04分

ハルくん様、sourceman様
ワルター最晩年のステレオ再録プロジェクトは、老匠の御高齢と持病を慮って、一日3時間で隔日のペースで進められていたそうですよ。
ですから、多数の共演者を伴う歌劇や声楽作品は、録音が難しかったのでは?ベートーヴェンの第9や、ブラームスのアルト・ラプソディと運命の歌のような、収録曲もございますが…。

投稿: リゴレットさん | 2018年4月 2日 (月) 12時46分

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ブルックナー 交響曲第3番 ニ短調「ワーグナー」 第1楽章 より遅く、神秘的に 第2楽章 アダージョ 第3楽章 スケルツォ 第4楽章 アレグロ 第3番はブルックナー自身が「ワーグナー・シンフォニー」と呼んでいた作品。作曲者が、さんざん失敗を繰り返したあげく、やっとこさ彼の尊敬するワーグナーに捧げた交響曲だからである。ところがワーグナーに献呈する作品が2番だったか3番だったか分からなくなりワーグナーに尋ねてしまった。 「トランペットで主題で始まるニ短調のほうでしょうか?」 それからというもの、ワー... [続きを読む]

受信: 2010年1月18日 (月) 11時28分

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