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2009年11月19日 (木)

マーラー 交響曲第1番ニ長調(「巨人」) 名盤

Mah26803 マーラーが完成させた交響曲は全部で10曲です。第1番から第9番までと、8番の後に書かれた番号の付いていない「大地の歌」が有ります。どの曲も本当に愛すべき傑作ばかりですが、聴く回数が多いという点では、1番、2番、5番、6番、9番、大地の歌、ですね。その基準は自分でも良く分かりませんが、音楽的な内容とは必ずしも関係が無いような気がします。ということで、ここはやはり若きマーラーの記念すべき交響曲第1番からスタートしたいと思います。

この曲は初めは2部構成、全5楽章の交響詩として書かれました。それが第1稿です。その後それを改訂したのが第2稿で、その時に副題として「巨人(タイタン)」が付けられました。ですが最終的な第3稿では全4楽章構成として「交響曲第1番」とされました。削除されたのは元の第2楽章「花の章」です。それと合わせて副題の「巨人」も削除されました。

この交響曲は、併行して書かれていた歌曲「さすらう若人の歌」ととても密接な関係に有ります。第1楽章には歌曲の第2曲「朝の野辺を行けば」が使われています。心が浮き浮きするような実に爽やかなメロディです。何年か前にミュンヘンに行った時、早朝にイングリッシュガーデン(市の中心部に有るだだっ広い自然公園)を散歩したのですが、緑の草っ原や小川の脇を歩いていると、頭の中にこのメロディが流れっぱなしになりました。この楽章の中では、ある時は美しく、ある時は力強く壮大に鳴り響きます。僕は歌曲と共に大好きです。
第2楽章はスケルツォに相当しますが、ゆったりとしたとても楽しい楽章です。
第3楽章はコントラバスの独奏でユニークに始まる葬送行進曲です。ですが余り暗さはなく、懐かしい哀愁が漂っています。中間部にはやはり歌曲の第4曲「愛する人の青い2つの瞳が」が使われていますが、震えるほどに美しい音楽です。
第4楽章は「嵐のように」と指示が有り、激しく壮大な曲です。音楽が少々派手に過ぎて、こけおどし的にも感じられますが、何か若者の止むに止まれぬ情熱を耳にしているようなので許せてしまいます。終結部の前の静かなロマンも大変に魅力的です。なお、最近は「花の章」を2楽章に入れる録音が多く見受けられますが、僕はやはりマーラーの意図を尊重して除外すべきだと思っています。

ところで、もしも史上最高の「交響曲第1番」を選ぶとすれば誰の曲だと思いますか?ブラームス?やはり最有力でしょう。他にはブルックナー、シューマン、シベリウス、チャイコフスキーと秀作が色々と有りますが、僕はブラームスとマーラーが双璧だと思っています。番外としては番号無しのベルリオーズの「幻想交響曲」が有りますけれど。

それでは愛聴盤をご紹介させて頂きます。

Marcci00002 ブルーノ・ワルター指揮コロンビア響(1961年録音/CBS盤) 「巨人」(と敢えて呼びます)と言えばワルターと言われるほど有名な演奏です。ゆったりとしたテンポで旋律をたっぷりと歌い切っていて、心の底からこの曲を堪能させてくれます。かといって音楽がもたれるような事も決してありません。若い時代にマーラーから指揮者としての才能を高く評価されていたワルターの素晴らしさを改めて認識します。コロンビア響の実力は最上とは言いがたいのですが、実際に聞こえてくる物理的な音からはかけ離れた実に感動的な音楽が響きます。そういう点で、この演奏はワルターが同じオケで録音した「田園」のように正に神業としか言いようがありません。

105 レナード・バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィル(1966年録音/CBS盤) バーンスタインは恐らく史上最高のマーラー指揮者でしょう。その彼が若い頃にCBSに録音した旧盤です。この曲の持つ「若い情熱のほとばしり」を最も端的に表現し切った演奏です。全楽章に渡ってテンポの緩急は大きく自由自在です。テンポアップする箇所では、なだれ込むような迫力を見せてバーンスタインの独壇場です。よく言われるように、オケのアンサンブルに甘い部分は有りますが、音楽の勢いの前には余り気にはなりません。バーンスタインは後年にもコンセルトへボウ管とこの曲を再録音しましたが、自分はニューヨーク・フィルとの旧盤のほうを好んでいます。

Mahcci00045 イーゴリ・マルケヴィッチ指揮フランス国立管(1967年録音/PECO盤) パリのシャンゼリゼ劇場でのライブ録音です。ストラヴィンスキーなどの近代音楽も得意にしていたマルケヴィッチのマーラー演奏を興味深く聴くことが出来ます。第1楽章はテンポがかなり早めで、もう少し歌って欲しい気がします。第2楽章も同様でせかせかし過ぎています。第3楽章では哀愁漂う鄙びた曲の雰囲気がよく出ています。第4楽章はマルケヴィッチに向いているのか、とても緊迫感の有る演奏です。録音は残響が少なめなのでオケの粗さが聞き取れてしまいますが、当時の標準には達しています。

Cd233 小澤征爾指揮ボストン響(1977年録音/グラモフォン盤) 小澤がまだ40代の初め、ボストン響の常任指揮者に就任した直後の録音です。当時はLPで購入して随分と愛聴しました。現在聴いても、若々しさに溢れて瑞々しく中々に良い演奏だと思います。終楽章のオケの壮麗な鳴りっぷりも実に見事です。ひたすら健康的な音楽であるのがいかにも小澤らしいですが、マーラーでも、この曲の場合にはさほどマイナスには成りません。CD化されてLPの時にはカットされていた「花の章」も追加されました。

Marcci00002bクラウス・テンシュテット指揮北ドイツ放送響(1977年録音/First Classic盤) 海賊盤ですが、マニアの間では同じ北ドイツ放送との「復活」と並んで有名な演奏です。衝撃度では「復活」に適いませんが、第1番の演奏としてはやはり群を抜いています。テンシュテットは疑いなく最も偉大なマーラー指揮者の一人ですが、どんなにスケールが大きくても晩年のバーンスタインほどには重く粘りません。その為に演奏に自然に引き込まれていき、最後には感動と共感で一杯に満たされます。北ドイツ放送はやや地味な音色ですが、テンシュテットに叩き込まれた細部にまで徹底的にこだわった表現を忠実に再現しています。第2、第3楽章もとても美しいですが、終楽章の壮大な盛り上がりとスケールの大きさは最高です。海賊盤ですが録音も大変優秀です。

4d7eda94486dc5df5d8531552ea8e633 ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響(1979年録音/audite盤) ミュンヘンのヘラクレスザールでのライブ録音です。クーベリックはグラモフォンにスタジオ録音の全集を残していますが、この人が本領を発揮するのはやはりライブですので、auditeがミュンヘンでのライブをCD化してくれたのはとても大きな喜びです。第1楽章は案外と落ち着いて進みますが、終結部の爆発力はさすがにクーベリックです。第2楽章はゆったりとしていてとても味が有ります。第3楽章は少々ピアニシモが弱過ぎて味が薄くなってしまいましたが、クーベリックの本領発揮は終楽章です。後半の壮大な盛り上がりが実に見事で感動的です。

Mahcci00045b ロリン・マゼール指揮ウイーン・フィル(1985年録音/CBS盤) 後期ロマン派の音楽を演奏した時のウイーン・フィルの魅力は絶大です。1950年代までのあの甘く柔らかい音は失われてしまいましたが、依然として魅力的な音なのには変わり有りません。第1楽章は弱音に傾き過ぎて幾らか旋律線が弱くなっています。けれどもゆったりとした第2楽章では本領発揮です。ところが第3楽章はまたしても弱音に傾き過ぎて楽しめません。終楽章ではようやくウイーン・フィルが全開ですが、決して冷静さを失うことは有りません。マゼールの表現は長短相半ばですが、ウイーン・フィルの美しい音は欠点を全てかき消してくれます。

894レナード・バーンスタイン指揮コンセルトへボウ管(1986年録音/グラモフォン盤) バーンスタインのCBS時代の旧盤は「若々しい情熱のほとばしり」を表現し切った名演でした。それから20年後のこの再録音ではスケールは巨大ですが、テンポが遅く、リズムも粘って重ったるく、表情がかなりくどくなり、およそ若者のイメージとはかけ離れてしまいました。しかしコンセルトへボウの上手さ、音の美しさ、響きの厚さは申し分ありませんし、このカロリーの高い演奏を日常的に聴くのはしんどいですが、気分が乗った時に心して聴くのには良いと思います。

4109010847 クラウス・テンシュテット指揮シカゴ響(1990年録音/EMI盤) テンシュテットがシカゴ響に客演した際のライブ演奏です。彼は手兵のロンドン・フィルを振ってマーラーの交響曲全集やライブ録音を数多く残していますが、北ドイツ放送やこの演奏を聴いてしまうと、やはりロンドン・フィルには非力さを感じずにはいられません。その点、これはオーケストラ・ビルダーのライナー、ショルティに鍛え上げられたシカゴ響がテンシュテットの要求に120%応えている凄い演奏です。全楽章を通じて音の彫りが非常に深く、終楽章の壮大さも驚異的です。但し、やはりドイツ・オケの北ドイツ放送響のほうが音そのものに含蓄の深さを感じます。

Marcci00001 小林研一郎指揮ハンガリー国立響(1992年録音/CANYON盤) これは小林研一郎(通称コバケン)が音楽監督の時代に来日してサントリーホールで行ったライブ演奏です。このコンビのマーラーは何年か前に「復活」の実演を聴きましたが、素晴らしいオーケストラでした。マジャール民族の熱い血とコバケンの熱い血が組み合わさった最高のコンビだったと思います。その後オケの名称もハンガリー国立フィルハーモニーに変わりましたが、このコンビはもっと長く聴いていたかったです。この録音も曲の若々しさ、清清しさを充分に湛えて、尚且つ激しさと振幅の大きさを備えた素晴らしい演奏です。ところで余談ですが、コバケンが某アマチュアオケを指揮してこの曲を演奏するのを聴いたことが有ります。それは凄まじい演奏でした。この人はアマオケを振るとリミッターを取り払った情熱200%の演奏をするので、感動の度合いはむしろプロ以上になります。コバケンが指揮するアマオケのマーラー、チャイコフスキーは必聴です。

Marcci00001b 小林研一郎指揮チェコ・フィル(1998年録音/CANYON盤) コバケンの活動の中心はハンガリーからチェコに移りました。個人的にはボヘミアン(チェコ)よりもマジャール(ハンガリー)の方がコバケンの良さが最大限発揮されると思っています。とは言えチェコ・フィルは世界的にも優秀な楽団ですので、そこで長期間活躍出来るというのは彼の実力に違い有りません。この演奏は非常に美しく、デリカシーを一杯にたたえた表情に溢れています。ボヘミアの自然を爽やかに感じさせながらも壮大なスケールを併せ持っている素晴らしい演奏です。もしかしたら、この曲のイメージに最も近いのかもしれません。

以上の中で特に好きなのは、ワルター/コロムビア響盤、バーンスタイン/ニューヨークPO盤、テンシュテットの北ドイツ放送響盤およびシカゴ響盤、それにコバケン/チェコPO盤です。

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マーラー(交響曲第1番~4番)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
1番は、第1楽章の最後、ファンファーレが鳴る感じがスゴく好き。
初体験がワルター/CBS盤の為、他盤に興味をもてずも、先日クーベリック/Audite盤を入手し正解。

Auditeレーベルの音質は好きで、クーベリック/運命も大正解でした。

投稿: source man | 2009年11月20日 (金) 20時07分

こんばんは
さすが色々聴きこんでらっしゃいますね。
ご紹介のCDではコバケンのを聴いてみたいです。
HMVで検索してみたらコバケンと日本フィルのがありました。
チェコ盤が欲しいです。

投稿: kurt2 | 2009年11月20日 (金) 22時25分

source manさん、おはようございます。

クーベリックの一連のライブが聴けるAudite盤は有り難いですね。グラモフォンのスタジオ録音も良いのですが、やはりライブ盤を聴かないとクーベリックの真価は判らないと思います。

投稿: ハルくん | 2009年11月21日 (土) 08時11分

kurt2さん、おはようございます。

コバケン/日フィルのマーラーは何度か生演奏を聴きましたが、CDで繰り返して聴くとなると、ちょっと…だと思います。
チェコフィル盤は素晴らしいですよ。是非お聴きになられてみて下さい。

投稿: ハルくん | 2009年11月21日 (土) 08時15分

ハルさん、おはようございます。

実はハルさんが挙げられているCDは、全て持っていませんし、聴いたこともないんですcoldsweats01バーンスタインの新録音(ロイヤル・コンセルトヘボウ管)は、かろうじて持っています。

マーラーの第1に関しては、どうも私の天邪鬼の性格が出てしまい、世間で評判のCDは殆ど持っていません。

ワルターも有名なコロンビア響との録音ではなく、バイエルン州立管とのライヴを持っています。演奏自体悪くないのですが、曲としてステレオで聴きたい気持ちがあり、普段あまり聴きません。

普段聴く機会が多いのは、インバル=フランンクフルト放送響ですね。特に個性が光る演奏ではありませんが・・・。

ここはやはりワルター=コロンビア響のCDを買わなくてはいけませんねーhappy01
少し素直にならなくてはsmile

投稿: たろう | 2009年11月21日 (土) 09時26分

こんにちは。

いよいよ始まりましたね。
マーラーは僕にとって未開拓に近い作曲家です。
こうして演奏比較をしていただくと今後購入していく際に参考になります。

今日紹介の中ではクーベリック盤を持っています。

次回以降が楽しみです。

投稿: よんちゃん | 2009年11月21日 (土) 09時35分

たろうさん、おはようございます。

バーンスタイン/コンセルトへボウが良いという方も多いとは思います。僕の場合は好みでは有りませんが。
ワルター/コロンビアだけは好みの問題を越えてまずは必聴でしょうね。後はテンシュテットのどちらかも是非にです。

投稿: ハルくん | 2009年11月21日 (土) 09時47分

よんちゃんさん、おはようございます。

マーラーの音楽は特に個性が強いので人によって好みは分かれるかもしれませんが、一度その魅力に取り付かれると正に底無しです。
是非色々とお聴きになられてみて下さい。

投稿: ハルくん | 2009年11月21日 (土) 09時50分

本当にどの曲も聴きこんでいらっしゃるので嘆息します。言葉で表しにくいとは思いますが、ハルくんさんにとって、マーラーの交響曲の魅力は何だとお思いですか?

私が感じるマーラーの交響曲の特徴(好き嫌いはさておき)を言葉にすると、
歌唱性(裏を返せば器楽的な奏法は少ない)
標題性(歌や言葉を伴うことが多い)
対位法的(旋律の掛け合いが多くコラール的な部分は少ない)
非構造的(伝統的なヨーロッパ器楽曲の形式を用いない)
不安定と寸断(唐突に侵入してくる楽想がある)
非物語性(高い標題性と対照的に幻想交響曲のようなストーリーが語られることはない)
楽器の種類にこだわる(マンドリンなど他で使わない楽器を少しの楽句のために投入する=別楽器による模倣では満足しない)

巨大オーケストラの隅っこでEsクラなぞを膝に載せ、自分の出番のない楽章を聴いていると、世紀末における人間と疎外について考えさせられます(笑)。マーラーの交響曲で最もやり甲斐のあるパートは、おそらく指揮者でしょう。

投稿: かげっち | 2009年11月21日 (土) 16時52分

↑マーラーに悪意はないので念のため。すばらしい旋律美、管楽器奏者にはおいしいパッセージがてんこ盛りです。ただ、他に類を見ない音楽であることは確かなので、いったいどういう人だったんだろうとは思います。

投稿: かげっち | 2009年11月21日 (土) 16時55分

いつもながら、すごいリストですね。

私は、マーラーにまだ手が届きませんが、
いつの日にか追いかけてるでしょうね。

ブラームスを追いかけてると、マーラーにも
突き当たります。

コバケンのを聴きたいと思います。
良いだろうなと、想像してます。

投稿: 四季歩 | 2009年11月21日 (土) 19時52分

ひゃ~~~。出遅れたました\(;゚∇゚)/
するとですね。
マーラーのお勉強用としては、φ(・ω・ )メモメモ
ワルター/コロンビア
う~~ん、個人的にはクーベリック/バイエルンなんだけど、ぱぱりんの先輩にあたるコバケンも捨てがたいな~~~。
って、いったいどこの先輩?決して大学ではないです!!!

投稿: はるりん | 2009年11月21日 (土) 21時17分

こんばんは。
週1でパトロールに行く中古屋に、バーンスタイン/NYフィル盤が在り即買い。

コレはイイっ。バーンスタインは、コンセルトヘボウとの9番(DG)が合わなかった為に5番以外は避けてました。またしても貴殿に謝々。

投稿: source man | 2009年11月21日 (土) 23時52分

かげっちさん、こんばんは。

マーラーという人は相当に精神分裂的なところが有ると思います。喜びと悲しみのサイクルの短かい、精神的に不安定な人なのでしょうね。ですので彼の音楽も、喜びに満ちていたかと思うと、いきなり悲しみの底に落ち込んだりということの繰り返しが特徴です。
むろん一貫して幸福感が続く曲、悲劇性が続く曲というのも有りますが、「不安定性」というのは大きな特徴であり魅力です。
歌謡性とも呼べるメロディの良さも魅力です。管弦楽の革新性、声楽を含む多彩な楽器編成もむろんなのですが、それはあくまでも音楽そのものに奉仕する形での魅力です。

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 00時59分

四季歩さん、こんばんは。

たぶんマーラーぞっこんのファンはもっと多くの演奏を聴いていらっしゃると思いますよ。僕は元々浮気性で何でも聴きたいので、マーラーにこれ以上集中(投資?)する訳にもいきません。
とは言え、マーラーに一度取り付かれると熱病状態になりますよ。お覚悟のうえで是非!

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 01時08分

はるりんさん、こんばんは。

お勉強用ということならどのCDでもOKです。でもワルターだけは外してはいけないですね。「ワルターを聴かずしてこの曲を語ることなかれ」だと思います。

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 01時13分

source manさん、こんばんは。

バーンスタイン/NYP盤、気に入りましたか?それは良かったです。
でもコンセルトへボウの9番は、僕は非常に素晴らしいと思うのですけれど。そのことについてはいずれ9番の時に詳しく書くことにします。

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 01時19分

再びこんばんは。

コンセルトヘボウ盤がというより、9番みたく長い曲(2枚組)が苦手で...。

ZeppelinでもSteely Danでも、2枚組以上のLive盤は1枚に編集します。CD入れ替え作業が、音楽を切ってしまう感覚になるからで...。

でも、classicの場合はそうはいかないので、CDが2枚に渡る長い曲は避けてます。唯一聴く9番は、1枚で収まっているワルター/EMI盤です。

投稿: source man | 2009年11月22日 (日) 01時36分

source manさん、おはようございます。

なるほど、独自のご鑑賞ポリシーをお持ちなのですね。
クラシックの曲は大抵の場合に楽章の切れ目が有りますので、CDの切り替えに違和感は感じないのですけれどね。でも交換が面倒くさいのは確かです。

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 08時32分

こんにちは。

ポリシーという程でなく、単に同じMusician(演奏)を1時間以上聴くのが苦手なだけで...笑って下さい。ベッドに寝て聴くので、交換が面倒なのも確かに在ります。

昨日バーンスタイン/NYPと同時に、Sale品になってたケーゲル/ドレスデン盤も購入。如何にもドレスデンな演奏でした。

投稿: source man | 2009年11月22日 (日) 12時30分

source manさん、なるほどです。納得しました。(笑)

ケーゲルの1&2番ですね。存在は知っていますが聴いたことは有りません。ケーゲルには熱烈なファンがいらっしゃいますが、僕自身は今まで特に印象に残った演奏は有りません。どうなのでしょうか。

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 15時14分

再びこんにちは。
ケーゲル/ドレスデン...買われてまで聴く必要はナイかと。
バーンスタイン/NYPを聴いてしまったら尚更に。

旧盤でなく、ハイパーリマスタリング盤ならばまた違うカモ知れまセンが。

投稿: source man | 2009年11月22日 (日) 16時32分

source manさん

それではケーゲルの購入は止めておきましょうか。元々余り好きとも言えませんし。
どうもありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2009年11月22日 (日) 16時39分

小澤征爾指揮ボストン響のドイツ・グラモフォン盤のコメントがあり、懐かしさで一杯です。ワルターに開眼するまでの愛聴盤でした。
レコードの初回の発売の時に購入したので「花の章」は含まれていません。確かボストン響との初めての来日の時の来日記念盤だったはずです。CDで買い直していませんが、たいへん素晴らしい録音だったことを強く記憶しています。

投稿: オペラファン | 2009年11月22日 (日) 23時30分

オペラファンさん、こんばんは。

小澤/ボストン響のその時の来日公演では「巨人」とベルリオーズの「幻想」のプログラムだったはずです。僕は文化会館で「幻想」の方を聴いた記憶が有ります。
「巨人」のLP盤は僕もとても愛聴したものです。

投稿: ハルくん | 2009年11月23日 (月) 00時10分

こんにちは。
HPをたまに見ています。

大学時代にオケ部に所属(トランペット担当)、今は社会人3年目、もっぱら聴くことに徹しています。音楽関係の本もたまに見たりして楽しんでいます。

この音楽日記は、とてもクラシック(ロックなど、他も)が好きなんだなあ、と気持ちが伝わってきます。こちらももっとクラシック音楽に親しくなりたいと思います。テレビをかオーディオ機器を買おうか迷っているのですが、日記を見るとオーディオに心が傾きます(笑)

ちなみに、最近はPaavo yarviのベートーヴェンやジョスカン・デ・プレなど、繰り返し聞いています。マーラーはかじりはじめたばかりです!日記、楽しみにしています♪

投稿: tkhs | 2009年11月23日 (月) 03時37分

tkhsさん、はじめまして。ようこそお越し頂きました!
大変嬉しい内容のメールをどうもありがとうございます。

僕も大学時代はオケに入部していました。もう30年も前の話なので、世代はだいぶ離れていますが、音楽を愛する心は同じですからね。
クラシックは本当に奥が深いので一生の楽しみ、財産になりますよ。ぜひ先にオーディオ機器のほうを!(笑)

これからもどうぞお気軽にお立ち寄りください。宜しくお願い致します。

投稿: ハルくん | 2009年11月23日 (月) 07時40分

はじめまして いつも覗き見させて頂いてます。CD一枚をとても丁寧に聞き込まれる姿勢と、深い解説には頭が下がります。

今回のお話の中で、私が敏感に反応したのが「史上最高の交響曲第1番」でのご意見に凄く同感です。
私はブラームス、マーラーの1番は共に絶対的にバーンスタインさまの演奏を支持しています。ベルリオーズは、まだお気に入りの演奏と出会うことができません。
これからも楽しく参考にさせて頂きますね。長々と失礼しました。

PS 私はケーゲルの「巨人」、スタジオ・ライブともに好きです。

投稿: みー太 | 2009年11月23日 (月) 19時32分

みー太さん、はじめまして。
大変有り難いコメントを頂戴致しまして誠にありがとうございます。大変嬉しく思います。

バーンスタインのマーラー、ブラームスですね。重厚な演奏がお好きなようですね。
僕はベルリオーズの「幻想」も大好きですし、様々なタイプの演奏が存在するので、いずれ記事にしたいと思っています。

ケーゲルの「巨人」はお好きですか?そう聞くとやはり一度聴いてみたくなりますね。

貴ブログも拝見しました。これから時々寄らせて頂きます。
みー太さんも、どうぞまたお気軽にお立ち寄りください。
今後とも宜しくお願い致します。

投稿: ハルくん | 2009年11月24日 (火) 09時08分

バーンスタイン&コンセルトヘボウ

久々に聴いて感動を新たにしました。
オケの響きが暖かく「春」の様です。
とにかく生命の伊吹でむせかえりそうです。
これが嫌いな方がいらっしゃると思いますが
この曲はこれくらいがいいと感じます。

同じくバーンスタイン指揮

ニューヨーク・フィル盤は
何故か第4楽章だけ録音が良くなく
全曲の感銘が物足りません。

ウィーン・フィルとのDVDは
オケとうまくいってない感があり感動できません。
ホルン奏者の仏頂面が印象的です。

バーンスタインの録音ではやはりコンセルトヘボウが一番です。

投稿: 影の王子 | 2013年5月 4日 (土) 21時38分

影の王子さん、コメントありがとうございます。

バーンスタイン/コンセルトヘボウ盤の好きな方も多いでしょうね。オケの響きは素晴らしいのですが、自分にはテンポがどうにもです。マラ9の場合はこのコンビが最高に思いますが。ただ、バーンスタイン/コンセルトヘボウ盤もしばらく聴いていませんので、また聴き直してみたいとも思います。

その人の曲に対するイメージの違いが有りますから、皆さん演奏に好き好きが生じて当然です。例えばワルターのコロムビアSO盤などはオケが下手で嫌だと仰る方が居ても不思議は有りませんが、一方で熱烈なファンも多いです。様々な感想が生まれるのが音楽鑑賞の面白いところです。

またお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしています。

投稿: ハルくん | 2013年5月 4日 (土) 22時21分

ハルくんさん、こんにちは。
今年の夏は 意外と短かったようで、ずいぶんと過ごしやすくなっています。最近は 交響曲などの大きな編成の曲を聴いています。
マーラーの第1番は ワルター/コロムビア響で聴いてきましたが、(GRAND SLAMの復刻盤が素晴らしい出来です。)ウィーン・フィルの演奏で聴いてみたいと思い、クーベリックが若い頃に振ったものを購入しました。
'54年の録音なのでモノラルですが 全盛期のVPOの魅惑的な響きは なにものにも代え難く、中間の2つの楽章などは もう、この世のものとは思えません。
私は しばらくは このCDの虜になりそうです。(笑)

投稿: ヨシツグカ | 2014年8月31日 (日) 13時43分

ヨシツグカさん、こんにちは。

ワルター/コロムビア響盤は不滅の名盤ですからね。GRAND SLAM盤はオープンリールテープからの復刻盤でしたね。音質は良さそうですね。

この曲はウイーンフィルで聴きたいところですが、ステレオ録音ではパウル・クレツキかロリン・マゼールしか思いつきません。クーベリックは以前から注目していましたがモノラルなので購入をためらっていました。でもワルターの「大地の歌」の例も有る様に、名演であれば問題ないかもしれませんね。
是非聴いてみたいです。ありがとうございました。

投稿: ハルくん | 2014年9月 1日 (月) 23時00分

Bravo!
巨人のマニアックなインプレを読みました。僕もコバケン、バーンスタイン聴いてみます。
個人的にはアバドとインバルで固着しちゃっていますので(笑)。
どうもありがとう。

投稿: さの | 2015年4月24日 (金) 23時57分

さのさん、コメントありがとうございました。

名曲の演奏には色々なアプローチの仕方が有りますし、好みはもちろん人それぞれですが、コバケン、バーンスタインも是非聴かれてみてください。

この曲にコメントを頂いたので、購入してしばらくしまい込んで置いたクーベリック/VPO盤の記事をアップしました。ありがとうございます。
また、いつでもお気軽に書き込みください。楽しみにお待ちしています。

投稿: ハルくん | 2015年4月26日 (日) 15時45分

こんばんは。

昨日NHK Eテレで放送された「北ドイツ放送交響楽団 来日公演」
での1893年ハンブルク稿(第2稿・5楽章)を聴きました。

結果・・・
4楽章の最終稿の素晴らしさを改めて思い知りました。
北ドイツ放送交響楽団のネーム・バリューとしてはアンサンブルが
粗い印象があったので、なおさら。
映像でしたので楽しめましたが、音だけで聴くと退屈するでしょう。

やはり作曲家が「OK」したものには勝てません。

投稿: 影の王子 | 2015年9月14日 (月) 21時28分

影の王子さん、こんばんは。

この作品以外にも最終稿以前の版を使う演奏家は良くおられますが、大抵は物珍しさ、面白さを抜け出たものではありませんね。
作曲家が最終的に「完成」させた音楽で「勝負」して貰いたいと思いますが、そこまで自信が無いのでしょうかね?

ヴァント時代の北ドイツ放送響はそれは素晴らしかったですが、最近はレベルが落ちているのかな?それとも今回の指揮者のせいでしょうか。
放送を見損なったで何とも言えまえんが。


投稿: ハルくん | 2015年9月16日 (水) 23時19分

マゼールのマーラーは激烈さやメリハリには欠けますが
ゆったりとしたテンポでウィーン・フィルの美麗さを
活かしていると思います。
まさしく第1楽章は夢見るような美しさでうっとりします。
ここはワルター以上かも?
しかしながら終楽章はそれが裏目に出てしまって物足りません。
これは曲を聴くというよりはウィーン・フィルを味わうべき
かも知れませんが、自分は好きです。

投稿: 影の王子 | 2016年9月 9日 (金) 20時41分

影の王子さん、こんにちは。

ウイーンフィルにぴったりの曲だと思うのですが、不思議と録音が少ないですよね。パウル・クレツキ盤なども有ったかとは思いますが、クーベリックがDECCAにモノラルで残した演奏は、昔のウイーンフィルの音が楽しめてとても魅力です。もちろんこのマゼール盤も同様に魅力的で好きですね。

投稿: ハルくん | 2016年9月12日 (月) 12時35分

こんばんは。

6/4放送のルイージ&N響
「また巨人かよ・・・」と思いつつ観ましたが
なかなか良いのです。
なんだか、いつものN響より響きが柔らかい気がします。
基本的にテキパキと進みますが、テンポをグッと落として歌う
ところは歌うのですが、そこが自然
(ティーレマンはここが良くないと思う)。
全体的にはオーケストレーションの色彩感を活かした好演でした。
これは次週のブラームス「第4」も楽しみです。

投稿: 影の王子 | 2017年6月 6日 (火) 23時08分

影の王子さん、こんにちは。

ファビオ・ルイージはSKドレスデンと来日した時にRシュトラウスを聴きに行きましたが、特に好きな指揮者ということはありません。
ただソツなくまとめる手腕は有りますね。
来週はブラームスですか。どうでしょうね。

確かにティーレマンにはテンポの切り替えの際に不自然になる欠点をしばしば感じます。けれども一方でホームラン級の当りを飛ばすのでやはり好きですね。


投稿: ハルくん | 2017年6月 7日 (水) 10時46分

(ここ十数年、ガリシア交響楽団の動向から目を離すことが出来ない。いつのまにか欧州のメジャーの上位に付けた感じのするこの楽団。
 数年前からネット上でも同団の公式チャンネルからの配信があり、その演奏に浸ることが出来る。

 特に、ここ数年はマゼール、インバル等々、超一流の名指揮者の招聘もあり。またソリストも超メジャー級が次々と共演している。)

上の文はコピーですが、マゼール指揮でマーラーの交響曲1番素晴らしかったです(YOUTUBEです)
音質が素晴らしく、何度も最終楽章の大迫力を堪能してます。
ホールの音響がいいのかもしれません。

投稿: pp | 2017年8月22日 (火) 19時31分

PPさん、こんにちは。

スペインの国立交響楽団や放送オーケストラではファリャやロドリーゴに以前から愛聴をしている名演奏が有ります。
ただお国もの以外はほとんど聴いたことが無いですね。

ガリシア交響楽団、どこにでもあるような演奏でなく個性的な味のある演奏をこれから沢山聴かせてくれると良いと思います。

投稿: ハルくん | 2017年8月23日 (水) 12時55分

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