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2009年11月 1日 (日)

シューマン 交響曲第4番ニ短調op.120 名盤 ~浪漫と幻想~ 

Schumann_3
シューマンは生涯に交響曲を4曲書きました。僕はそのうち第1番「春」や第2番もとても好きですが、第3番と第4番を特に好んでいます。第3番「ライン」については以前、j自分自身のドイツ・ライン地方への旅行記としてご紹介したことが有りました。
<旧記事>
シューマン 交響曲第3番「ライン」 ~ハルくんのラインへの旅~

そこで今回は第4番について書きます。この曲は最もシューマンらしいシンフォニーだと思います。シューマンの最大の特徴である「ロマン的で、幻想的」な要素が一番よく出ています。正にシューマネスクな作品です。この曲には「幻想的交響曲」とでも副題を付けたいところですが、ベルリオーズに先を越されてしまいましたからね。

それにしても、この曲は1楽章の導入部から、なんとも幻想的です。ほの暗いロマンの香りが濃密に漂います。「生き生きと」と指示のある主部に入っても、危うい香りがそのまま続いて行きます。音楽の屈折した雰囲気は正にシューマンの本領発揮です。

第2楽章「ロマンス」は、タイトルどおりロマンの極みです。孤独感いっぱいに沈滞します。オーボエとチェロのユニゾンによる主題も美しいですが、中間部のロマンティックなヴァイオリン独奏もこたえられません。

第3楽章スケルツォにも「生き生きと」と指示が有りますが、まるで楽しい雰囲気にはほど遠い印象です。何か運命的な重みを感じずにはいられません。しかしこの楽章も極めて魅力的です。

第4楽章の遅い序奏部を終えると「生き生きと」と指示された主部が始まります。この楽章でようやく明るさを取り戻します。途中から始まる、付点付きリズムは「交響的練習曲」の終曲に代表されるシューマンのお得意のリズムです。

さて、僕の愛聴盤ですが、この曲にはフルトヴェングラーの歴史的名盤が有りますので、それを中心にご紹介したいと思います。

41zjc1rtd0l__ss500__2 ウイルヘルム・フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル(1953年録音/グラモフォン盤) フルトヴェングラーが亡くなる前の年の演奏です。「シューマンの4番と言えばフルトヴェングラー」と言われるぐらい有名な録音です。比類無いほどにロマン的で情熱的な演奏ですが、とにかく凄いのはオーケストラがまるで生き物のように自由自在。楽器の音が全くせずに音楽そのものしか感じさせません。この曲の第1楽章は中間部がとても鳴りにくく、しばしば演奏に失望することが多いですが、フルトヴェングラーの場合は情熱が迸るように立派に鳴り渡ります。第2楽章のロマンも最高。当時のベルリンフィルのコンサートマスター、ジークフリート・ボリスの奏でるヴァイオリン・ソロは甘いポルタメントを効かせて耳がとろけるようです。過去最高の演奏と言えるでしょう。第4楽章も極めてドラマティックであり、中間部の付点リズムの生命力も他の指揮者とは次元が異なります。既に50年以上も昔の録音ですが、いまだに最高の演奏であり続けています。モノラル録音ですが、フルトヴェングラーの録音の中でも最も音質の良い一つなので鑑賞には全く差支え有りません。

Cci00034 フランツ・コンヴィチュニー指揮ライプチヒ・ゲヴァントハウス管(1960年録音/BerlinClassics) ゲヴァントハウスの音が魅力的です。管楽器と弦楽器とが美しく一体にブレンドされたくすんだ響きは伝統的なドイツの音です。ここまで古風な音は現在ではちょっと聞けないと思います。コンヴィチュニーの指揮も同様にオーソドックスで良いです。けれども、この曲にしては少々落ち着き過ぎている気はします。第2楽章はもっと強いロマンの香りが欲しいですし、第3、4楽章は更に情熱の高ぶりを見せたほうが魅力が増したと思います。

4543638002245 ハンス・クナッパーツブッシュ指揮ウイーン・フィル(1962年録音/Altus盤) クナッパーツブッシュ/ウイーン・フィルのライブ盤はどうしても外せません。評論家の福嶋章恭さんが最高の演奏と述べておられる演奏です。確かに余りのスケールの大きさに度肝を抜かれますし、これはフルトヴェングラーに対抗し得る唯一の演奏だと思います。但し、クナ特有の大きな間の取り方や、時に最強奏する金管がまるでワーグナーを感じさせてしまい、シューマネスクな演奏という点ではやはりフルトヴェングラーのほうが上かなと感じるのです。これまでは海賊盤でしか聴くことができませんでしたが、Altusから正規録音盤がリリースされました。モノラルですが音質は極上の素晴らしさで、演奏の凄さが改めて認識されます。

976 カール・ベーム指揮ウイーン・フィル(1969年録音/オルフェオ盤) ベームには約10年後のグラモフォン盤も有りますが、これはザルツブルグでのライブ録音です。音質は年代相応ですが、幾らか高音に硬さを感じます。60年代のベームにしては意外に解放感があり堅苦しさを感じません。ウイーン・フィルのしなやかな美しさも魅力です。シューマンの音楽に本来ベームの資質は合わないような気もしますが、ウイーン・フィルの音が中和させているように思います。終楽章の序奏で管のピッチが合わないのはご愛嬌ですが、続く主部のシューマン・リズムの味わいが忘れさせてくれます。

P2_g3245420wウォルフガング・サヴァリッシュ指揮ドレスデン国立歌劇場管(1972年録音/EMI盤) 3番「ライン」でも書きましたが、シュターツカペレ・ドレスデンの全盛期の音を聴くことが出来る素晴らしい録音です。柔らかくも厚みが有り、正に「いぶし銀」としか表現のしようの無い素晴らしい音です。ゲヴァントハウスを「野武士」の響きとすれば、ドレスデンはさしずめ「大納言」の響きでしょう。その響きを忠実に捉えた名録音でもあります。サヴァリッシュは早めのテンポで若々しく新鮮な指揮ぶりで、ドレスデンの響きと融合して魅力的です。但しその反面、余りに健康的過ぎるので、彼らの全集の中では1番や3番のほうが曲想に適していると思います。 

Cci00034b ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送響(1979年録音/SONY盤) クーベリックは60年代にベルリンフィルとこの曲を録音しましたが、それは緊張感の無い演奏で好きではありませんでした。このバイエルンとの新盤の方が優れていると思います。管と弦とが柔らかく混じり合った響きも魅力的です。第1楽章はゆったりし過ぎていて情熱の高まりに不足を感じますが、第2楽章や第3楽章のほの暗いロマンの香りは良く出ています。終楽章も付点リズムの処理にシューマネスクな味が良く出ていますし、徐々に高まっていく情熱が見事です。

Cci00035b セルジュ・チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(1988年録音/EMI盤) 遅いテンポによるいかにもチェリビダッケらしい演奏です。第1楽章は柔らかい響きでスケールが大きいのは悪くないのですが、情熱の高まりが感じられないのが気に入りません。第2楽章の深々としたロマンの香りは魅力的です。ヴァイオリン・ソロも味わい深いです。第3楽章は遅いテンポで暗くロマンティックな雰囲気に満ちていて良いと思います。極端に遅い第4楽章冒頭のブリッジ部分はユニークですが違和感を感じます。主部も遅いテンポで聴いていて段々もたれてくるのも事実です。但し、最後は普通にアッチェレランドして終わります。一貫性の無さを感じないでもありません。

Schuman_vonk_654 ハンス・フォンク指揮ケルン放送響(1992年録音/EMI盤) オランダの名匠フォンクが、ケルンの街のオーケストラを指揮した演奏です。フォンクは難病を乗り越えて苦労して活動をしている人ですが、苦悩と浪漫を感じさせるこの曲には向いています。ケルン放送の音はくすんだ北ドイツ的な響きで曲に適しています。1、2楽章は暗いロマンの味わいが有って中々に素晴らしいです。3楽章もリズムに重みが有ります。終楽章はテンポが速めで活力が有ります。全体的に地味な印象が残りますが、この演奏はそこが良いのです。

Cci00036 クリストフ・エッシェンバッハ指揮北ドイツ放送響(1999年録音/RCA盤) ハンブルグを本拠地とする北ドイツ放送響は今では数少ない古風でドイツ的な音を持つオーケストラです。柔らかく混じり合ったほの暗い響きはシューマンの音楽に適しています。エッシェンバッハも暗くロマンティックな演奏を得意としているので、やはりシューマンに向いています。第1楽章は中間部の爆発力はフルトヴェングラーには及びませんが、全体としては優れています。第2楽章は深々というよりも早めのテンポで軽いながらも優しい雰囲気が独特です。第3楽章も早めですが暗い情熱を感じて悪く有りません。終楽章の情熱の高まりも大変素晴らしいです。

<追記>クナッパーツブッシュのウイーン・フィル盤を正規盤に書き替えました。 

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シューマン(交響曲)」カテゴリの記事

コメント

ハルくんさん。こんにちは(o^-^o)
はるりんは、なんだかんだ言ってもシューマンの交響曲の中では、この4番が一番好きです。
そりゃ2番がとか3番とか1番とか、それぞれに魅力的ですが、
やっぱり~~4番です!!!
このたびはるりんもCDのご紹介、きゃ~~(/ω\)ハズカシーィ
などを始めましたが、まずこの4番を選びました ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ

ハルくんさんのご紹介する上から4枚は私も大好きです。
でもなにげ好きなのがショルティ ヽ(*≧ε≦*)φ /VPOです。
わ~~言っちゃったぁ・・・Σ( ̄ロ ̄lll)
あとハイティンク/コンセルトヘボウもちょっと気に入っています。
あとサヴァリッシュ/フィラデルフィア・・・

私もおいおい紹介していきたいと思っていますので、よろしくね!!!

最後に~~、やっぱりフルヴェンが最高です!!!

投稿: はるりん | 2009年11月 1日 (日) 11時42分

こんばんは。

シュー4はフルトヴェングラーのものを聴きまして、こういう曲だったのかと感動しました。ハルくんさんのレビューを読む限り、クナッパーツブッシュのものも聴いてみたくなります!

ところで、ホームページを作成公開しまして、ハルくんさんのブログをシューオタ同盟ということで勝手にリンクさせていただきました。

投稿: kurt2 | 2009年11月 1日 (日) 20時17分

はるりんさん、こんばんは。

僕の場合は3番と4番が同率首位ですが、よりシューマネスクな4番はやはり素晴らしいですね。
フルトヴェングラーの演奏は他の指揮者には絶対に真似が出来ないと思います。

投稿: ハルくん | 2009年11月 2日 (月) 00時27分

kurt2さん、こんばんは。

クナッパーツブッシュの4番は1962年ウイーンフィル盤が良いのですが、中古店でも滅多にお目にかかれない代物です。見かけたら是非!

リンク頂きましてどうも有り難うございます。大変光栄です。今後ともどうぞ宜しくお願いします。

投稿: ハルくん | 2009年11月 2日 (月) 00時35分

ハルさん、お久しぶりです。

今日(1日)の午前中までは日本にいましたが、先程ジャカルタに戻って(?)きました。

東京はすっかり秋が感じられる日が多くなってきて、シューマンの第4交響曲を聴くにも良い季節になってきましたね。

さて、ハルさんが挙げられているCDは、クーベリックを除いて全て所有しています。
個人的に好きな演奏は、サヴァリッシュ=シュターツカペレ・ドレスデンですね。このオケのサウンドを聴いてしまうと他の演奏が聴けなくなってしまいます(笑)。

陳腐な表現ですが、いかにもドイツらしい曲をドイツのオケが演奏している印象があります。

この曲に限らず、シューマンのシンフォニーはドイツのオケが演奏すれば、ほぼ及第点は間違いないような気がします(笑)。

投稿: たろう | 2009年11月 2日 (月) 00時46分

たろうさん、お久しぶりです!

相変わらずお忙しそうですが、お元気のご様子で何よりです。以前はシューマンは明るい曲を春先に聴くことが多かったのですが、最近はほの暗い曲を秋に聴くのが心に染み入ります。やはり年齢を重ねて益々センチメンタルになってきたようです。(笑)

ドイツのオケ、それもSKドレスデンがシューマンを演奏すればさぞや素晴らしいかと思いきやですが、気に入らなかった演奏が有ります。カラヤンのザルツブルク・ライブの4番です。前のめりのせわしないテンポが何とも聴きづらかったです。その演奏はタワーレコードがCDリリースした貴重盤です。(笑)

投稿: ハルくん | 2009年11月 2日 (月) 18時33分

お久しぶりです。

ハルくんさんもハルリンさんも、シューマンが心底好きなお方は、4曲のうち4番が一番好きと言うに違いない、と信じていました。やっぱり・・・(笑)

私は冷静に聞けない、自分が奏いたらということばかり考えてしまうので、どれも難しそうだな~と考え込んでしまいます。でも無心に聴けば4番は素晴らしい曲ですね。

という難しい曲なので、オケはべらぼうに上手くなければいけません。その点、上の名盤はすべて満足ゆく水準なんでしょうね。私はクーベリックしか持っていないので、それに満足していますが・・・シューマン自身はどんなふうに弾いてほしかったんでしょう?

投稿: かげっち | 2009年11月 5日 (木) 12時32分

かげっちさん、こんばんは。

シューマンの交響曲では4番だけを演奏した経験が有りますが、弦楽器の立場から言えば弾いていてとても楽しい曲です。

シューマンが弾いて欲しかったのは、ゆかりのゲヴァントハウス管あたりのイメージではないでしょうか。フルトヴェングラーはシューマンも想像できなかった凄演だと思いますが、もしも聴いたら大感激することと思いますよ。

投稿: ハルくん | 2009年11月 6日 (金) 01時16分

フルトヴェングラーのシューマン4番

実はドイツグラモフォン111周年記念セット
に、しっかり入っているんですね(嬉)
これはすごいですよね。
だって、一枚266円なんですから。

うっほん

と言いたくなっちゃいますね。

たしかにすごいです。
何度も聴いてしまいました。

投稿: 四季歩 | 2009年11月 6日 (金) 23時28分

四季歩さん、こんばんは。

ドイツグラモフォン111周年記念セットは良いですね。録音も良いものが多いですし、コストパフォーマンス抜群ですね。

フルトヴェングラーの4番は本当に凄いですね。聴けば聴くほどに凄さが更に分かってゆくと思います。

投稿: ハルくん | 2009年11月 7日 (土) 00時45分

再びこんばんは。
シューマンの4番、何か欲しいと思ってました。
フルトヴェングラー盤が中古屋になかった代わりに、ヘレヴェッヘ盤を。

ジュリーニ/DG盤で曲自体の良さが解からなかったフォーレ/レクイエムを開眼させてくれたのが、ヘレヴェッヘだったからです。

フルトヴェングラー盤は気長に中古を探します。

投稿: source man | 2009年11月 9日 (月) 00時35分

をを、4番を演奏なさいましたか!
弦楽器にとっては楽しい曲なんですか。木管にとっては伸び伸びと吹きにくいストレスのたまりやすい曲なんですよね。

投稿: かげっち | 2009年11月 9日 (月) 17時20分

source manさん、ヘレヴェッヘのフォーレは素晴らしいですよね。僕もとても好きな演奏です。
彼のシューマンの4番は聴いていませんが良かったですか?
この曲のフルトヴェングラーは何を置いても聴かねばならぬ名演奏だと思いますので是非。

投稿: ハルくん | 2009年11月 9日 (月) 20時02分

かげっちさん、こんばんは。

シューマンの4番はブルックナー3番の前プロとしてやりました。なかなかボリューム満点のプログラムで弾き応えが有りましたよ。

よく考えたら3番ラインも弾いたことが有りました。演奏する分には4番のほうがずっと面白かったです。

投稿: ハルくん | 2009年11月 9日 (月) 20時06分

こんにちは。
ヘレヴェッヘ/レクイエムは、原典版で小編成の方です。
4番を試聴→レクイエムと同じ雰囲気が在り即買い。
オリジナル楽器のオーケストラで演奏、と帯に書かれています。
他の演奏を知らないので比較できませんが大正解。
カップリングのチェロ協奏曲は未聴。

レクイエムはジャケットも最高です。
いまホント少ないですよね...センス在るジャケット。

投稿: source man | 2009年11月11日 (水) 10時34分

source manさん、こんばんは。

僕の持っているヘレヴェッへのフォーレは1893年稿の方です。
他では昔から定評の有るミシェル・コルボ/ベルン響盤も非常に素晴らしいと思います。

CDジャケットは小さいので昔の大きなLPのようなこだわりが製作者にきっと無いのでしょうね。

投稿: ハルくん | 2009年11月11日 (水) 23時38分

こんばんは。

ボクのも1893年版です。紛らわしい表現で失礼しました。
素晴らしい演奏を表したかの様なホントに素敵なジャケットです。
こういうジャケット作る人まだ居るんだと嬉しくなりました。

CDは小さいからジャケットに拘らなくなってる...同感です。


投稿: source man | 2009年11月12日 (木) 00時34分

こんにちは。
フルトヴェングラー/DG盤、西独盤を入手し聴きました。
冒頭から録音の良さに驚きました。彼の音源では最高クラスでは。
後はヴァイオリンのソロ。イィ音色です。
まさに不滅の演奏。

対照的なヘレヴェッヘの静かな炎も好きですケド。

投稿: source man | 2009年11月19日 (木) 09時29分

source manさん、こんばんは。

フルトヴェングラーは彼のベートーヴェンの演奏と同じく正に神業としか言いようが無いですね。
ジークフリート・ボリスのヴァイオリンソロも最高でしょう。アドルフ・ブッシュと同じようにドイツロマン派の最後の時代の名手だと思います。

投稿: ハルくん | 2009年11月19日 (木) 19時47分

フルトヴェングラー盤は二種類所持していますが、どちらも凄まじい演奏だと思います。私もシューマンの四曲ではこれが1番好きですが、フルトヴェングラーに勝る演奏はついに聴いたことがありません。
カラヤンVPOなど中々いい線をいっているのですが、最後の最後でやはりフルトヴェングラーのような混沌が足りませんでした。
他に聞くのはミュンシュ、テンシュテットといったところ。クナ盤は聞いたことがないので聞いてみたいと思います。DRよりアルトゥスの方が音質いいんでしょうか?

投稿: ボナンザ | 2014年3月16日 (日) 23時26分

ボナンザさん

フルトヴェングラーはルツェルン盤も凄いですね。人によってはベルリン盤より好む人も居るかもしれませんね。

私もフルトヴェングラーが一番好きですけど、クナ盤の凄さはことによるとそれを凌いでいます。Altus盤の音質は極上だと思います。是非お聴きになられてください。

投稿: ハルくん | 2014年3月16日 (日) 23時59分

フルトヴェングラー・/BPOが一押しです。シューベルトのグレート・ブルックナー交響曲第9とともにDG録音の十指に入るのでは…特に第3楽章から第4楽章に変わる所は他の追従を許さないと思います

投稿: k | 2014年9月30日 (火) 06時50分

Kさん

フルトヴェングラーの演奏を聴かれた方であれば10人のうち9人はこれをベストに上げるでしょうね。スタジオ録音ですが、全曲通し演奏での一発録りなので緊張感が半端でありません。それになによりシューマネスクなことこの上ありません。
もう一つ上げるとすれば、やはりクナッパーツブッシュ/VPOですね。

投稿: ハルくん | 2014年9月30日 (火) 22時35分

 こんばんは。先程は、有難うございました。
 シューマンの交響曲第4番は、カラヤン/BPOのCDを持っているんですが、フルトヴェングラー指揮のものも聴いてみたいと思い、ブックオフで探してみました。すると、POCG-2358というおそらくハルさんが紹介されているCDより、以前にリリースされたCDが置いてあったんですが、音質などに違いは、あるんでしょうか。また、SACDも発売されているようですが、そちらはどうなのでしょうか。

投稿: t2 | 2015年3月17日 (火) 22時34分

t2さん、こんにちは。

これはフルトヴェングラーの物としては録音状態は良いので、よほどこだわらないかぎりは、どのCDで聴いても大差はないと思います。
SACDについてはプレイヤーを持たないのでわかりませんが、おそらくCDよりも良いものと思われます。
どちらにしてもぜひフルトヴェングラーのシューマン体験をなさってみてください!

投稿: ハルくん | 2015年3月18日 (水) 09時06分

こんばんは。 

フルトヴェングラーのシューマン第4番 グラモフォン(DG)盤の音の傾向についてですが、フルトヴェングラーの他のDG盤は2000年代に入って、リマスタリングが いわゆる"ドンシャリ"の方向へ変わってしまい、解像度は高いものの 彼の演奏で一番 大切な 「音の分厚さ」「音の雰囲気」が抜け落ちてしまっているように感じています。SACDでも同様です。
ですので、DG盤では POCG2358(1991年発売)はお薦め出来ると思います。
ただ、グランドスラム盤や、MYTHOS盤などの 上質な"盤おこし"CDがありますので、現在では そちらの方が良いように思います。
 
ただ、CDの音に関しては オーディオ装置や、好みの関係がありますので、ご参考まで……。

投稿: ヨシツグカ | 2015年3月18日 (水) 23時25分

ヨシツグカさん、詳しくありがとうございます。
t2さん、こちらをご参考にされると良いと思います。

実は僕が実際に所有しているCDは古い西独盤427 404-2です。厳密に言えば音の傾向は異なるでしょうが、「オーディオ装置や好みの関係がある」というのが結論になるのでしょうね。

投稿: ハルくん | 2015年3月18日 (水) 23時38分

はるさん、初めまして。

私も4番が一番好きです。
ですが、フルトヴェングラー盤はあまりピンと来ませんでした。
全てを聴いたわけではありませんので、これからもっと好きな盤が出てくるかもしれませんが、今のところ、カラヤンの80年代のVPOとの録音が最も好きです(石を投げられそうですが)。

投稿: くま | 2015年4月16日 (木) 23時32分

くまさん、初めまして。
コメント頂きましてありがとうございます。大変嬉しく思います。

フルトヴェングラー盤はピンと来ませんでしたか?もちろん好みや感じ方は人それぞれですからね。
カラヤンはベルリンPO盤とSKドレスデン盤を聴いて気に入りませんでしたが、ウイーンPO盤は未聴です。機会あれば聴いてみたいですね。誰も石など投げませんよ。(笑)

今後ともどうぞよろしくお願いします。何でもお気軽にコメント下さい。楽しみにお待ちしています。


投稿: ハルくん | 2015年4月17日 (金) 00時40分

はるさん、こんばんは。

最近、2番の交響曲がとても気になっているのですが、記事に纏められる御意向はありますか?

投稿: くま | 2015年9月27日 (日) 00時17分

くまさん、こんにちは。

そういえば2番のみ記事にしてませんでしたね。アダージョなどは凄く良いのですが、聴く頻度は少ない曲です。
ですので、申し訳ありませんが今のところ予定はしていません。相当先になってしまうでしょうか。

投稿: ハルくん | 2015年9月27日 (日) 09時33分

了解しました。

なかなか不器用な感じの曲ですが、
第一楽章とか若々しく前に進んでいく曲なので、
今度、聴いてください!

投稿: くま | 2015年9月27日 (日) 12時55分

くまさん、

何度も聴いていますよ。(^^)
他の曲ほどには肌に合わないというだけのことです。

投稿: ハルくん | 2015年9月27日 (日) 22時17分

フルトヴェングラー&ルツェルン祝祭管とのライヴ録音のaudite盤
「マンフレッド」序曲(完全初出)と交響曲第4番は
すでにベルリン・フィルとの決定盤ともいえる名演(特に後者)
には及ばない気がしました。もちろん名演ですが
(戦後、チェリビダッケがメンテナンスした)ベルリン・フィル
との巧みな技は無いと感じます。
このライヴ録音に価値が無いわけではなく
ベルリン・フィル盤が「凄過ぎる」ということですね。

フルトヴェングラーに関しては今後もこうした良質な録音が出てほしいです。

投稿: 影の王子 | 2018年1月27日 (土) 19時48分

影の王子さん、こんにちは。

こちらのシューマンはターラ盤で持っています。
もちろん凄いですが、私もやはりベルリンフィル盤を上位に置きます。
それは今回の新盤で聴いても変わらないのではないでしょうか。

投稿: ハルくん | 2018年1月28日 (日) 17時40分

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