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2009年9月19日 (土)

シューマン 「幻想曲」ハ長調op.17 名盤 ~幻想と情熱~ 

Syumans 随分と秋めいて来ましたね。夏の暑い間はクラシックを余り聴きませんでしたが、芸術の秋ともなると無性に聴きたくなります。それも特にドイツ・ロマン派の音楽にどっぷりと浸りたいところです。なんとなく寂しく思えて人が恋しくなる今頃の季節には、何といってもロマンティックで心の奥底に優しく染み入って来るようなロベルト・シューマンの音楽が最高です。実は自分はブログ友達のはるりんさんが主催する「シューオタ同盟」の一員なのですが、その割りにこれまでシューマンの記事をほとんど書いていませんでした。そこで好きな曲を中心に記事にして行きたいと思います。

シューマンは、もちろん様々な編成の曲を書いてはいますが、シューマンの最もシューマンらしい音楽と言えばやはりピアノ曲だと思います。そして個人的にはピアノ曲に限ってはベートーヴェンよりもショパンよりもシューマンが好きなのです。感覚的に一番しっくり来ますし、最も僕の心を打つのです。その中でも特に好きな曲といえば、何を置いても「幻想曲」ハ長調です。僕はこの曲と心中しても構わないほどです(古い表現だなぁ)。たとえベートーヴェンのどんなピアノ・ソナタを持ってきてもこの曲のほうが好きなのです。

この曲は元々は1836年ボンでベートーヴェンの没後10年の記念碑を建てる計画が持ち上がった時にシューマンが募金集めの為に書いたソナタでした。ですが出版の時に「幻想曲」とされたのです。この頃、シューマンは後に夫人となるクララ・ヴィークと恋人関係でしたが、クララの父親に結婚を反対されて「別れなければシューマンを殺す」とまで言われたそうです。そんな不安定な心とクララへの愛と情熱とが入り混じってこの作品は書かれたのでしょう。第1楽章には「非常に幻想的、情熱的に」と記されています。シューマン自身もこの楽章を「クララを失ったといううめきに突き動かされて書いた」と述べています。音楽的にも劇的に変化に富んだ実に素晴らしい楽章です。第2楽章は一転して輝かしい音楽になりますが、どことなく屈折した翳りを感じます。第3楽章はひたすら静かに続くモノローグですが時に胸の高鳴りが押さえ切れなくなります。

それでは僕の愛聴盤です。さすがにこの曲には良い演奏が目白押しです。

41dm63skc4l__ss500_スヴャトスラフ・リヒテル(1961年録音/EMI盤) シューマンはリヒテルの最も得意とするレパートリーの一つです。この人はモーツァルトやベートーヴェン、ブラームスの場合にはしばしばガサツな演奏をしますが、シューマンでは繊細で心のこもり切ったピアノを聞かせます。非常にスケールが大きく、この曲の枠を少々はみ出すほどですが、立派さという点では比類が有りません。第1楽章ではシューマンの心のうめきを他の誰よりも激しく感じさせます。第2楽章もスケールの大きさと高揚感とが共存して素晴らしいですし、第3楽章の深い祈りも最高です。録音は少し古めかしさを感じますが、演奏の素晴らしさではいまだに群を抜いていると思います。

Schucci00019 スヴャトスラフ・リヒテル(1980年録音/カナダDOREMI盤) 輸入マイナーレーベル盤です。EMI盤も素晴らしいのですが、それを更に上回る演奏です。ブダペストでのライブですが音質には充分満足できますし、ピアノの音はEMI盤よりもよほど好きです。EMI盤の音楽の深さとスケールの大きさをそのままに、実演の高揚感を更に増した稀有な名演奏だと思います。よほど絶好調だったようで、完成度が高く目立つミスもほとんど有りません。リヒテルには1969年のライブ録音も有りますが、出来栄えはこちらのほうがずっと優れていると思います。

41rkeftwicl__ss500_ ウラジーミル・ホロヴィッツ(1965年録音/CBS SONY盤) ホロヴィッツが12年という長いブランクから復帰したカーネギーホールでのライブ録音です。この人もシューマンを非常に得意にしていて、美しいピアノタッチと千変万化の表現力には圧倒されます。ピアニスティックな面白さではリヒテル以上です。それでいてシューマンのある種不健康なロマンの香りも漂わせているために、聴いていて音楽にどっぷりと浸ることができます。さすがは20世紀を代表する大ピアニストです。ミスタッチは非常に多いのですが、この素晴らしい表現の前では気にもなりません。録音はとても良く録れています。 

Cci00020 ウィルヘルム・ケンプ(1971年録音/グラモフォン盤) この人のピアノの音はとても好きです。最近のピアノの音はみな大ホールに響き渡るような輝かしい音色になりましたが、僕は小さめのホールで柔らかく綺麗に響くような音の方が好きです。たとえばバックハウス。あの人やケンプの音にはとても安らぎが有ります。かと言ってケンプの演奏が聴き応えの無いなよなよした演奏ということでは決して有りません。無駄な力みが無いので自然に音楽に入っていけるということです。これは堅実なドイツピアノの良さが満喫できる名演奏だと思います。勝手な想像ですがシューマン本人のピアノはこんな感じだったのではないでしょうか。 

Dg2032thumb300xauto マウリツィオ・ポリーニ(1973年録音/グラモフォン盤) 若い頃の演奏ですが、この人としては標準レベル以下のような気がします。特に第1楽章に感心しません。タッチが固くて伸びやかさの無い、なにか非常に力みを感じるピアノの音なのです。元々そういう傾向が無いわけでは無いですが、ショパンなんかでは気にならないこの人の特質がシューマンでは気になるということでしょうか。当然ピアニスティックなタイプの演奏ですが、それがどうも音楽に奉仕していない気がします。ケンプの演奏とは対照的です。

Schumann_argerich マルタ・アルゲリッチ(1976年録音/RCA盤) この人の若い頃の演奏は、感性と直感に任せた非常に素晴らしいものが有ったり、逆に気の乗り切らないものが有ったりと、波が非常に大きかったと思います。この演奏は例によって気の赴くままに自由自在に泳ぎ回っていますが、時に矮小さを感じさせてしまうのです。感じている以上に指が小細工をしているとでもいうのでしょうか。不安定な気分はシューマン的と言えない事もないのですが、どうも音楽に前面奉仕していない気がしてなりません。第2楽章も案外平凡で高揚感に欠けます。ただしリヒテルではスケールが大きすぎてどうもという方には逆に向いているのかもしれません。

093 レイフ・オヴェ・アンスネス(1995年録音/EMI盤) 現在の若手ピアニストの中でとても好きな人です。この演奏も正攻法でとても優れています。しかも既にどこか熟した演奏家の雰囲気を持ち、若手によく感じられる拙稚さが感じられません。テクニックも非常に素晴らしいです。ただ少しだけもの足りなく感じるのは音楽の「うめき」でしょうか。その点だけが残念です。もしかして彼は恋をして、もだえ苦しんだ経験がまだ無いのかもしれませんね。 

Schucci00019b ジュリアス・カッチェン(1957年?録音/DECCA盤) 肺がんで42歳という若さで世を去った天才ピアニストです。特にブラームスの演奏に定評の有った人ですが、シューマンのこの曲も録音を残しました。この人は当時よくも悪くも「衝動にかられて情熱的に演奏する」と評されたそうです。そんな危なっかしさがシューマンの音楽に適しています。随分と即興的な弾き方ですが、それがアルゲリッチに見られるような矮小さは感じさせません。これは自然に彼の心から出た表現だからだと思います。

以上、つれづれなるままに色々と書きましたが、「幻想曲」の演奏でたったひとつ選ぶとすれば迷うことなくリヒテルの1980年のライブ盤です。もちろんEMI盤も素晴らしいですし、更に挙げるとすればホロヴィッツです。それにケンプも好きですし、結局この曲はどの演奏を聴いてもやっぱり魅了されてしまうのです。

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シューマン(器楽曲)」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。ハルくんさん。
私の大事なローベルト特集をありがとうございます。
とっても楽しみにしておりました。( ^ω^ )

幻想曲ハ長調。実に素晴らしい曲です。
クララへの深い心の嘆きが聴こえてくるようです。
壮大なリヒテルさんの幻想曲も大好きなのですが、やはりケンプさんの幻想曲は捨てがたいですね。
> 勝手な想像ですがシューマン本人のピアノはこんな感じだったのではないでしょうか。
これは私も同感ですので座布団1枚で~~す。

若い頃だったら間違いなくアシュケナージさんの幻想曲が一押しだったと思うんですけれど・・・最近思ったことなのですが、あの方はどうやらシューマンはあまりお好きでないのかも・・・。ワタシ的にはイマイチ好きになれないけれど、スッゴイ幻想曲にはマチガイないです。

投稿: はるりん | 2009年9月19日 (土) 13時48分

すごいですね。

やはり好きな曲となると、
CDの紹介も半端ではありませんね。

そのなかで、いちばん興味があったのは、
ホロヴィッツのカーネギーホールです。
ぜひとも、これは早く聴きたいと思います。

やはり、秋はドイツ・ロマン派というのは
確かです。
私はブラームスを追及したいなと
思っています。

投稿: 四季歩 | 2009年9月19日 (土) 20時23分

はるりんさん、こんにちは。

ローベルト特集お待たせしました。(笑)
この時期のピアノ曲にはどの曲もクララへの想いが込められているようで、たまらないですね。

「ケンプさんのピアノはシューマン本人のピアノの感じでは」へ同感頂き有り難うございます!座布団2枚お返ししま~す。(笑)

アシュケナージのタッチは珠を転がすように余りに滑らかなので、僕にはピアノというよりはまるで電子ピアノに聞こえます。音に「情念」というものを感じられないのですよね。やはり好き嫌いが出ると思います。

投稿: ハルくん | 2009年9月20日 (日) 07時09分

四季歩さん、こんにちは。

ホロヴィッツのカーネギー盤は当夜のコンサートの全貌を聴くことができます。ぜひお聴きになられてみて下さい。

ブラームスは秋に似合います。それも秋が深まるにつれて一層相応しくなりますね。僕も昨秋はブラームスばかりを聴き続けましたが、今年は少し別のものを聴こうかと思っています。

投稿: ハルくん | 2009年9月20日 (日) 07時55分

ハルくんさん、こんにちは。
私もシューマン「幻想曲」大好きです。シューマンの器楽曲の中でいちばん好きなほどです。
演奏は自分が好きなのはナットとアラウだと思います。特にアラウには魅かれます。
もっとも御紹介のあったポリーニ、アンスネス、カッチェンは聴いたことがなく、特にアンスネスはいちど聴いてみたいです。

投稿: アルトゥール | 2009年9月20日 (日) 09時30分

アルトゥールさん、こんにちは。

トラックバック頂き有り難うございました。
「幻想曲」は本当によいですよね~!
同じご意見に大変嬉しく思います。

僕は逆にナットとアラウは聴いたことが無いです。本来なら全ての演奏を聴いてみたいところですが、なかなかそうも行かないですからね。

投稿: ハルくん | 2009年9月20日 (日) 17時02分

ハルくんさん、saraiです。
シューマンのピアノ曲は大好きです。正直、この《幻想曲》だけ選ぶことはできません。《子供の情景》も《クライスレリアーナ》も《謝肉祭》もみんな好きです。
《幻想曲》はホロヴィッツ、リヒテル、アルゲリッチ、ケンプは聴きましたが、やはり、ケンプが意外によかったですね。
その他、ヴィルサラーゼの演奏もなかなかです。
現在、イェルク・デムスのシューマン作品集を聴いているところですが、これも意外になかなかいいですよ。超廉価盤だし・・・
結局、シューマンも誰の演奏もそれぞれ味があって、いいってとこでしょうか。
何となく、シューマンはこれが究極の1枚っていう作曲家ではないようにも思います。

あと、本題から外れますが、歌曲も大好きです。

投稿: sarai | 2009年9月21日 (月) 01時33分

saraiさん、こんにちは。

僕もシューマンのピアノ曲はどれもみな好きですよ。
とりわけ「幻想曲」が一番好きということです。
「究極の一枚」という言い方は余り好きではなく、自分自身の最高の一枚と思っていれば良いのではないでしょうか。なのでシューマンの曲でも、そのように信じる一枚は幾つか存在しています。

シューマンは歌曲も素晴らしいですよね。「詩人の恋」や「リーダークライス」などみな大好きです。

投稿: ハルくん | 2009年9月22日 (火) 23時04分

内田光子、クライスレリアーナは録音しているけれど、幻想曲はまだのようですね。ライブからして、期待できそうに思うのですが。

投稿: かげっち | 2009年9月23日 (水) 16時49分

かげっちさん、こんにちは。

内田光子は人気が非常に高いですが、僕は昔からあの重苦しい(顔の)表情がどうも苦手なんです。出てくる音楽もなんだか暗く重いですし。最近はほとんど聴いていないので、聴かず嫌いになってはいけないなぁとは思うのですが。

投稿: ハルくん | 2009年9月23日 (水) 20時04分

あはは、顔ですか

私がピアノをあまり好きになれない理由の一つは、感情がすぐ音になってしまう(あまりのストレートさ)という点です。そこに楽器自身の主張や奏者自身の理性が関与してほしい、と思うのは、私の屈折した性格のゆえなんでしょうが。

そういうわけで、肉体派の音楽は好きじゃないけれど、内田光子は好きなんです、はい。

投稿: かげっち | 2009年9月24日 (木) 12時24分

もうすでにご存知かもしれませんが10月21日、RCAから発売予定のホロヴィッツ未発表カーネギーホール・ライブ[2]に「幻想曲」が収録されているとの事です。
今年はホロヴィッツ没後20年の年なので、いろいろと発売されるようです。

投稿: オペラファン | 2009年9月24日 (木) 17時26分

オペラファンさん、情報ありがとうございます。
ホロヴィッツの未発表音源が色々と出てくるのは楽しみですね。全盛期の演奏はどれもが大変に価値が有ると思います。早く聴いてみたいものです。

投稿: ハルくん | 2009年9月24日 (木) 23時17分

ハルくんさん

こんにちは。おひさしぶりです。
以前こちらにコメントに伺ってから、おそらく一年以上たっていると思います。


いろいろな事情で、しばらく音楽から遠ざかっていましたが、最近すこしずつ音楽を聴くようになりました。またぼちぼちと音楽が楽しめたらいいなと思っています。


さて、リヒテルの幻想曲を聴いてみたのですが、ほんとうにすばらしかったです。
初めて聴いたときの衝撃は、言葉になりません。

リヒテルは大好きなピアニストの一人なのですが、シューマンはこれまで聴いたことがなかったのでした。


緩徐楽章の好きな私ですので、3楽章をとりわけ好んでいますが、深い瞑想と幻想的な世界の美しさといったらたとえようがありませんね。

他の楽章も、高揚しながらも音楽のフォルムが決して崩れない演奏というのでしょうか、
ほんとうにすばらしいです。

リヒテルは、スケールの大きい勇壮な表現も上手ですけれど、叙情的、詩的で繊細な表現もまた優れているなあと思います。彼の表現の幅の広さ、音色の豊かさが、私はとても好きなのです。

今は、この第3楽章を取り出しては、その美しさに浸っています。

すばらしい演奏に出逢えました。心より感謝いたします。ありがとうございました。

投稿: ANNA | 2012年2月20日 (月) 10時15分

ANNAさん、こんにちは。

本当に久しぶりにコメントを頂けて、とても嬉しく思います。
どんなに好きな音楽でも、どうしても近寄れない時も有りますね。でも時が経つと、いつの間にかまた音楽に触れています。やっぱり、かけがえのない物だと思います。
ANNAさんも、以前のようにまた色々な音楽を楽しめるようになられることを心から願っています。

「幻想曲」は本当に好きな曲です。リヒテルのピアノで聴くと、毎回心が震えるほど感動してしまいます。同じように感じて頂けて嬉しいです。

投稿: ハルくん | 2012年2月20日 (月) 22時29分

実は私は幻想曲はいまひとつ好きではないのであまり聴かないのです。ほぼ同じ時期に書かれた交響的練習曲のほうが作曲家の技量がよく出ている気がします。あれは素人が作った主題がもとになっていますから、それを名曲に仕上げたシューマンの実力には底知れぬものがあります。

幻想曲のようにピアノソナタ的な構成に近いものはシューマンやブラームスの時代にはだんだん流行らなくなっていくんですね。ロマンとソナタ形式はあんまり相性が良くない。それとも人間が忙しくなって演奏時間が長いものが流行らなくなっていったと考えるべきなんでしょうか。

ロマン派以降のソナタではリスト(ロ短調)が素晴らしいですが、これは一種の幻想曲みたいなものですね。

投稿: NY | 2012年2月22日 (水) 00時27分

NYさん、こんばんは。

「幻想曲」「交響的練習曲」「クライスレリアーナ」の3曲は、それぞれ構成が全く異なりますが、どれもがシューマンの書いた大傑作だと思います。
「交響的練習曲」と「クライスレリアーナ」は器楽的(ピアノ的)に書かれた面白さが素晴らしいですが、「幻想曲」はソナタ風なのはフォルムだけで、逆に音楽の中身は最も濃厚なロマンティシズムを湛えていると思います。そこが一番の魅力なんですね。

リストのソナタも確かに幻想曲風ですね。でもシューマンの「幻想曲」に比べると、やはりピアニスティックな面白さを強く感じます。

投稿: ハルくん | 2012年2月22日 (水) 21時44分

最近リヒテルの壮年期のCDばかり聴いてます。まずは何と言っても熱情ですね。60年のスタ録が総合的に1番ですが、59年プラハ・ライブ、60年モスクワ・ライブも音はおちますが迫力の凄まじさといったら・・・。ところでシューマンの交響的練習曲はLPを売りとばして以来聴いてなくてCDを買いたいと思ったらやはり再発されてなく中古はベラボーに高いですわ(笑)。色々検索してたらハルさんのブログにヒットしましたよ。幻想曲と言えば、リヒテルのスタ録とホロヴィッツのヒストリック・リターン以外は用無しでしたが、ハルさん絶賛の80年の演奏は知りませんでした。スプラフォンの59年プラハ・ライブはよく聴きますが、ハルさんは聴かれましたか?。それにしても50年代後半から60年代前半のリヒテルは強烈過ぎて、嵌ったら麻薬みたいに抜け出せなくなりますわ(笑)。

投稿: シーバード | 2013年1月16日 (水) 12時27分

シーバードさん、こんばんは。

リヒテルのRCAの「熱情ソナタ」は昔LP盤で聴きました。凄い演奏なのは間違いありませんが、個人的には、やはりバックハウスやアラウの方がベートーヴェンを聴いたという気になります。これは好みの問題ですね。

「交響的練習曲」はオイロディスク録音なので虐げられていますね。あれほどの名演奏が非常に惜しまれます。

「幻想曲」のプラハ・ライブは聴いていません。80年のブダペスト・ライブは記事中で絶賛しましたし、もちろん大好きですが、一般的には、やはり条件の整ったEMI盤が良いと思います。

投稿: ハルくん | 2013年1月16日 (水) 23時20分

シーバードさん、追伸です。

amazonの下記でリヒテルの「交響的練習曲」がライセンス販売されているようです。よろしければ、ご参考に。
http://www.amazon.co.jp/Schumann-Piano-Works-R/dp/B004JWWTA4/ref=sr_1_sc_1?s=music&ie=UTF8&qid=1358393140&sr=1-1-spell

投稿: ハルくん | 2013年1月17日 (木) 12時37分

ハルさん、情報有り難うございます。
早速注文しました。リヒテルは平均律は別にして壮年期ばかり聴いていましたが、70年代も久しぶりに聴いてみたいと思ってます。LPを売って以来聴いていないシューベルトのピアノ・ソナタ第21番やショパンのスケルツォ集もCDを買わなければいけないですね。小生は素人なので、ハルさんと違って
リヒテルのど迫力に釣られてしまいがちなのが珠に瑕ですね(笑)。

投稿: シーバード | 2013年1月18日 (金) 19時30分

シーバードさん、こんばんは。

このアルトレーベルの前にライセンスを出していたレジスレーベルのCDを幾つか持っていますが、マスタリングは悪くないと思いますよ。安価なのが嬉しいですよね。

リヒテルのど迫力はイイじゃないですか。好みは人それぞれですから。

投稿: ハルくん | 2013年1月18日 (金) 20時34分

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» アラウのシューマン「幻想曲作品17」 [クラシック音楽のある毎日]
シューマンの「幻想曲ハ長調作品17」を聴いてみた。演奏はクラウディオ・アラウで、1966年9月の録音である。アラウはシューマンのピアノ曲を多数録音しているが、これはその最初期のものである。... [続きを読む]

受信: 2009年9月20日 (日) 09時41分

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