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2009年2月 7日 (土)

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35 名盤

立春と言っても名ばかりで寒い日が続いています。まだまだチャイコフスキーを聴くのに適した気候ですね。寒い外から帰って来て、冷えた体をウオッカで(と言いたいところですが、実は芋焼酎で)暖めながら、ロシア音楽を聴く楽しみは格別です。

チャイコフスキーはヴァイオリン協奏曲にも名作を残しました。曲の激しさにおいてはブラームスと双璧でしょう。ブラームスはジプシー民族の情熱を、こちらはロシア民族の情熱を余すところなく歌い上げます。第1楽章のポロネーズ調に爆発するところなどは何度耳にしても興奮させられます。第2楽章の感傷的なメロディにも心惹かれますし、第3楽章のどんどん高揚してゆくパッションも比類がありません。ところがこの曲は、チャイコフスキーが最初に楽譜を見せた大ヴァイオリニストのアウアーから「演奏不能」だと言われてしまいます。初演後にも散々酷評されて、曰く「余りに酷い曲で周囲に悪臭が漂う」とまで言われたそうです。恐らくは演奏が非常に難しくて、実際にそのような演奏だったのでしょう。それでは曲の真価は判りませんものね。事実、現在でも本当に良いと思える演奏は少ないと思います。テクニックが欠けていれば騒音にしか聞こえませんし、情熱が欠ければ退屈しますし、繊細さに欠ければ楽しめませんし、オーケストラの音がしっかりしていないと拍子抜けしますし、おまけにロシアの味わいも求めたい、などとこれら全ての条件を満たして初めてこの曲の魅力が伝えられると思います。

それでは、僕の聴いている演奏をご紹介させて頂きます。

123 ブロニスラフ・フーベルマン(Vn)、オーマンディ指揮フィルハーモニア(1946年録音/Music&Arts盤) 古い録音ですが音はとてもしっかりしています。これは正真正銘「世紀のヴルトゥオーゾ」の名に相応しい演奏です。但しテクニック的には現代の演奏家と比べると結構おおざっぱで、おおらか。とにかく凄いのは表現力が実に豊かで音楽が大きいことです。その自由奔放な弾き方は現在ではとても考えられない程です。3楽章の追い込みも迫力が凄まじいです。これは是非一度は耳にしておくべき演奏だと思います。 

Tchiko_kogan レオニード・コーガン(Vn)、ネボルジン指揮ソヴィエト放送響(1950年録音/Arlecchino盤) ソヴィエト共産党時代に西側に登場して衝撃を与えた演奏家は多く存在しますが、バイオリニストでオイストラフと並び立ったのはコーガンです。録音の数に余り恵まれなかったのと、その後にレコード会社が力を入れなかった為に、だいぶ忘れ去られた存在ですが、実力はピカイチです。これほど凄みのあるヴァイオリンは、ハイフェッツ以外には聞いたことがありません。音そのものは、鋼のように引き締まっていて非常に厳しいのですが、第2楽章などでは悲歌の感情を一杯に湛えて歌わせています。本当に凄い演奏なのですが、オーケストラの音が極端に後ろに引っ込んでいるのが欠点です。僕のCDはイタリアのArlecchino社がアナログ盤から復刻したものです。         

429_2 ヤッシャ・ハイフェッツ(Vn)、ライナー指揮シカゴ響(1957年録音/RCA盤) いつもながらの快速超特急の演奏です。ハイフェッツのバイオリンは全ての音符を粒立ちの良い明確な音でどんどんすっ飛ばしてゆくので、とても爽快ではあるのですが、ゆったりと情緒的に歌って欲しい部分までも同じように飛ばして行くのでおよそ味わいというものが感じられません。こういう演奏は幾ら凄くても僕の耳には少々辛すぎます。

Isaac_vc_アイザック・スターン(Vn)、オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1958年録音/CBS SONY盤) スターンはユダヤ人ですがウクライナ生まれなので、生後間もなく米国に渡ったとはいえども、ロシアに近いルーツを持ちます。1楽章と3楽章では全盛期の完璧な技術に裏付けされた爽快なスタイルですが、2楽章での歌いまわしにはそこはかとなくロシアの土地の味を感じさせます。やはり素晴らしいヴァイオリニストだったと思います。オーマンディのバックは綺麗ですが迫力に少々物足りなさを感じます。

81l6xhwghl__aa1436_レオニード・コーガン(Vn)、シルヴェストリ指揮パリ音楽院管(1959年録音/EMI盤) 一度聴いた時のインパクトにおいては1950年の録音に敵いませんが、繰り返して聴くにはこちらの新盤の方が良いです。ヴァイオリンの凄みとキレは僅かに衰えた感無きにしもあらずですが、まだまだ他のヴァイオリニストに比べれば凄いものです。2楽章では、沈み込んだ虚無的な弾き方がユニークです。オーケストラの音色は明るいですが、シルヴェストリのロシアのオケも真っ青のパワフルな指揮ぶりが見事です。

163 ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、オーマンディ指揮フィラデルフィア管(1959年録音/CBS SONY盤) オイストラフという人は、もちろん非常に上手いのですが、スタジオ録音だとどうも気合が入らずに、ぬるま湯的な演奏になることが多いのです。それはオーマンディもしかりです。このCBS盤は、昔は名盤と呼ばれてベストセラーでしたが、後年の素晴らしいライブ演奏が出ている以上、今では存在価値が薄くなってしまったように思います。

41ctgtjzgvl__sl500_aa300_ダヴィッド・オイストラフ(Vn)、ロジェストヴェンスキー指揮モスクワ・フィル(1968年録音/メロディア盤) これはライブ録音なので、CBS盤のようなぬるま湯の雰囲気は全く有りません。常に緊張感を持ち続けますが、それでいて歌心に溢れ、ちょっとしたスケールまでが味わい深いのです。とにかくフレージングが大きく自然で、千両役者に思えます。オーケストラの演奏も最高で、荒々しさやロシアの雰囲気もたっぷりです。とにかく、この曲の魅力を全て表現し尽した稀有な名演奏だと言えます。オイストラフには同曲異演盤は多く有りますが、演奏と録音の両方に優れた代表盤であるのは間違いありません。 

053 チョン・キョンファ(Vn)、プレヴィン指揮ロンドン響(1970年録音/DECCA盤) チョン・キョンファのデビュー直後の録音です。彼女の若い時代の演奏はどれもが非常に好きでした。端正で凛としていて、それでいて凄みが有るほどの切れ味の良さを見せるヴァイオリンが実に魅力的です。もちろん後年の円熟した深みのある演奏も素晴らしいのですが、若い頃の演奏で聴ける瑞々しさは本当にかけがえの無いものだと思います。

51zdwyktgel_2ギドン・クレーメル(Vn)、キタエンコ指揮レニングラード・フィル(1971年録音/Master Tone Multimedia盤) クレーメルが1970年のチャイコフスキー・コンクールに優勝した翌年のライブ録音です。この頃には、これほど激しく演奏をしていたのかと驚くほどの熱演ぶりです。弓を荒々しく弦にぶつけるので、松脂が飛び散るのが見えるようです。スケールの音程はハズレ気味ですし、音を間違えている箇所も有りますが、それを忘れさせるほどの強烈な魅力が有ります。キタエンコもレニングラード・フィルを鳴らし切っていて爽快です。録音も明瞭で優れています。

51wjhflunzl__ss500_ ナタン・ミルステイン(Vn)、アバド指揮ウイーン・フィル(1972年録音/グラモフォン盤) この人はウクライナ生れで、ロシアのアウアー門下の割には、弾き方が派手ではないですし、歌い方も大げさでありません。どちらかいうと優雅な弾き方のフランコ・ベルギー派に近い印象です。この演奏は2楽章ではさすがにロシア風のエレジーを奏でていますが、他の部分では優雅な歌いまわしで一環しています。ですので、チャイコフスキーの音楽の持つある一面は良いのですが、ロシア的な荒々しさは余り望めません。アバドも全く同じです。

Tchiko_trecyakof ヴィクトル・トレチャコフ(独奏Vn)、ウラディーミル・フェドセーエフ指揮ソヴィエト放送響(1984年録音/MELODIYA盤) コーガン盤は東西冷戦時代の演奏ですが、トレチャコフ盤はずっと後のソヴィエト連邦解体が近づく時代の演奏です。この人は1966年のチャイコフスキーコンクールの優勝者ですので、腕前は確かです。その上、たっぷりとした歌い回しが特徴ですので僕の好みです。それにフェドセーエフがオケをいかにもロシア風にゴリゴリとエグく演奏してくれているのが最高です。なお、トレチャコフにはこの3年前のライブ録音(指揮はマリス・ヤンソンス)も有りますが、録音、演奏ともにこの’84年盤のほうがずっと優れていると思います。

205 諏訪内晶子(Vn)、キタエンコ指揮モスクワ・フィル(1990年録音/TELDEC盤) チャイコフスキーコンクール優勝記念のライブ演奏です。はっきり言ってヴァイオリンは非常につたないです。テクニック上の問題というよりも、フレージングがどうにもギクシャクしているのです。ただし、それではこの演奏はつまらないのかと言えばそんなことは有りません。何しろこの当時の彼女は本当に可憐でした。目の中に入れても痛くないぐらい可愛い少女がひたむきに弾く演奏にはオジサンとしてはちょっと参ってしまうのです。3楽章の盛り上がりも中々どうして興奮させられます。

Suwanai__1 諏訪内晶子(Vn)、アシュケナージ指揮チェコ・フィル(2000年録音/フィリップス盤) コンクールから10年の時を経た再録音盤です。すっかり大人の女性になった彼女は実に美しいですね。美女に弱いハルくんは参ってしまいます。ここには10年前のぎくしゃくしたフレージングは既に無くなり、端正な弾き方が何となく現代音楽を思わせてユニークです。2楽章の深い情緒の表出や、3楽章の熱気も相当のものです。現在はこの録音から既に9年が過ぎていますが、その間に彼女は結婚、出産、DV、離婚訴訟と私生活では天国と地獄を味わいました。最近は美しい顔が随分疲れた表情に見えるのが気の毒なのですが、音楽は逆に深みが増しています。やはり音楽には生きざまが表れるようです。

753 ワディム・レーピン(Vn)、ゲルギエフ指揮キーロフ管(2002年録音/フィリップス盤) これはライブ録音です。レーピンは以前からテクニックには申し分が無かったですが、最近は円熟を増して音楽が実に深くなってきました。歌いまわしの上手さなどはオイストラフにも迫ると思います。それでいて繊細さはレーピンの方が上なのです。そしてなんと言ってもゲルギエフのオーケストラ伴奏はおよそ過去のあらゆる演奏の中で最高の素晴らしさです。これほど立派で情緒と表情が豊かな演奏は初めて耳にしました。

以上の中から僕のベスト3はというと、第1位オイストラフ/ロジェストヴェンスキー盤、第2位レーピン/ゲルギエフ盤です。そして第3位には美人なので贔屓して諏訪内晶子/アシュケナージ盤、それにコーガン/シルヴェストリ盤としたいです。番外としてはコーガン/ネボルジンの凄演を上げておきます。

<後日記事> 映画「オーケストラ」についての記事の中で、サラ・ネムタヌの弾くこの曲の演奏について触れています。

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コメント

おはようございます。
この曲、凄腕のおじさん達の演奏もいいですが、若いころのチョン・キョンファ等、女性による演奏もいいですね。ソリストが自分の音を聴きながら音楽を作っていく様子を感ずることがあります。
一番最近入手したのは、レオニード・コーガンのものでシルヴィストリ指揮、1959年録音のCDです。オケは結構熱演です。コーガンのヴァイオリンは、まさに鋼のような響きで、綺麗ではありますが美音というほどでもなく、力は感じますが熱演型でもなく、と言ってクールという訳でもなく、しばらく捉えどころのない感じで聴いていました。今日、改めて聴き始め、ちょっと思ったのですが、この人、感傷を避けて強い人間として音楽を表現したかったのではないか、と。

投稿: HABABI | 2009年2月 7日 (土) 11時52分

HABABIさん、こんにちは。

コーガンは硬派だと思います。大きなヴィブラートをかけて甘く歌う人が多いロシアのヴァイオリニストの中では異色と言えるのではないでしょうか。またピアニストで言えば丁度ギレリスのように常に安定した演奏を行うタイプという気がします。一方オイストラフはリヒテルに似てムラっ気が大きく、気分が乗れば凄まじい演奏をする反面、気乗りのしない演奏も随分見受けられます。似たもの同士で多くアンサンブルを組んでいたのは面白いです。
でもコーガンのチャイコフスキーは素晴らしいですね。残念ながら協奏曲の演奏は持っていないのですけれど、ピアノトリオは最高でした。

投稿: ハルくん | 2009年2月 7日 (土) 23時42分

こんばんは。

ボクも諏訪内ちゃんと再婚したーい(笑)。
冗談はさておき、私はこれまた美人のユリア嬢の演奏が好みです。なんでユリア嬢はDECCAなどに移籍してしまったのでしょうか。クライツベルクとベートーヴェンを残して欲しかった!

投稿: dokuoh | 2009年2月 8日 (日) 22時06分

dokuohさん、こんばんは。

ユリアさんですかー。やっぱり再婚するならドイツ人より日本人が良いですねぇ。宮本笑里ちゃんなんて可愛くて好みだけど、ちょっと若すぎかな。千住真理子さんも最近すっかり色っぽくなったし、腰の周りの肉付きかげんなんておじさん好みだなぁ。(笑)
などと危ない冗談はこれぐらいにしましょう。(冷や汗)
実は美人に滅法弱い私は、男性奏者の場合と違って客観的に演奏を評価出来ないで困っています。だから女性奏者についての記事は余りあてにならないかも。(笑)

投稿: ハルくん | 2009年2月 8日 (日) 22時30分

ハルくんさま こんにちは

コメントが遅くなりました。
チャイコフスキーのヴァイオリン・コンチェルト、これも凄い名曲ですよね〜。
初演時に評判が悪かったのは、演奏が良くなかったのかもしれませんね〜。

私は、一番好きなのは、フランチェスカッティの演奏です。あの美音で名旋律を弾かれると、うっとりしてしまいます。
ハルくんさんは、この演奏はいかがでしょうか?

諏訪内さんは、NHKでどこかのオケストラの来日公演で、この曲を弾いておられるのを聴いたことがあるように思うのですが〜。あああ、思い出しました。フランス国立の来日公演だったと思います。オケストラの伴奏も素晴らしかったので、録画しておけば良かったと後悔しました。

オイストラフ・オーマンディ盤も、私は割と好きなんですが〜

ミ(`w´彡)

投稿: rudolf2006 | 2009年2月 9日 (月) 10時53分

rudolfさん、こんにちは。

初演の評判が最悪だったのは、間違いなく演奏が酷かったのでしょう。でもこの曲を短い練習で弾かされたら無理はないと思います。

この曲もフランチェスカッティ盤は未だ聴いていません。何となくこの人は後回しになってしまうのですね。決して嫌いと言う訳ではないのですが・・・。

オーマンディ盤でのオイストラフはどうも緊迫感が欠ける気がしてなりません。私はやはりこの人はライブでの入魂の演奏の方が好きなのですね。

投稿: ハルくん | 2009年2月 9日 (月) 22時28分

この曲は譜面を読んだことがないので聴いた直感ですが、よほど上手く弾かないと痩せ細った音楽になってしまいそうな気がします。演奏者は細身でもいいのですが音楽はボリュームがなければ・・・

その意味でコンクール入選時の諏訪内などは、まだまだという感じでした。同じ一門のヴァイオリン奏者の音色に共通する特徴として私は「音色の酸味」を感じるのですが(舌が金属に触れたときの酸味に近い)それが耳について嫌でした。今はすっかり成熟した音色、音楽ですね。同じような音色の成長は千住にも感じます。

曲に話を戻せば結局、グラマラスに弾くかアグレッシヴに弾くか、二つの方向性があるような気がします。キョンファなどは後者の典型ですね。その方向性を指揮者・オケが共有していないと容易にソロを潰してしまう曲でもあると思います。ソロは良いのに伴奏が酷くて思わず団員の顔を見たくなるようなライブが時々あります。(TrpとかObとか)

投稿: かげっち | 2009年2月11日 (水) 12時34分

かげっちさん、こんにちは。

この曲はえらく難しいですよ。
記事でも書きましたが、テクニック/歌心/パッションのいずれもが無いと駄目です。

諏訪内さんの現在のヴァイオリンは、かつてハイフェッツが使ったストラディヴァリウスの「ドルフィン」ですが、生の音はとても素晴らしいですよ。録音だと割りと細身に聴こえますが、実際には脂肪分、贅肉の無い弾き方にもかかわらずホール全体に広がる凄い音なのです。某在京オケのトゥッティよりもよほど良く音が通っていました。

協奏曲の場合、特に実演だとバランスの悪い演奏はよく有りますね。方向性が違うので「協奏」でなく「競奏」となって案外面白い場合も有りますが。

投稿: ハルくん | 2009年2月11日 (水) 13時35分

 はじめまして。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、肩が凝らなくて気楽に聴けていいですね。
名盤は、色々あるようですが、何枚かLPでありましたが、CDになってからは、ムターとカラヤンのコンビ盤を何も考えず手にしました。まあ不満なところは無いですね。何よりこの協奏曲が聴きやすいので、ながして聴いています。

ところで、この協奏曲のタイトルにニ短調とありますが、私が知るかぎりニ長調のようです。
もっともチャイコフスキーさんに聞かないと本当のことは解らないですが。

余計なことを申し上げて、すみません。

投稿: たつ | 2010年11月25日 (木) 14時30分

たつさん、はじめまして。
コメントを頂きましてありがとうございます。

この曲は二短調ではなくニ長調の間違いですね。これはチャイコフスキーに聞く必要は全くありません。今まで全然気がつきませんでした。いやお恥ずかしい。早速修正致しました。どうも有り難うございます!

ムター&カラヤン盤は非常に充実した、いわゆる定番といい得る演奏でしょうね。僕はローカル的な演奏が好みなので、ロシアの演奏家がより好きではありますけど。

またお気軽にコメントを頂けると嬉しいです。今後とも宜しく御願いします。


投稿: ハルくん | 2010年11月25日 (木) 22時52分

へぇー、私なら1位から3位までがキョンファ、番外でフーベルマン&オーマンディというところでしょうか。
ムターもデュメイもオイストラフも好きですけどね。全盛期キョンファの熾烈な演奏はちょっと別格です。

投稿: みらく | 2011年6月30日 (木) 06時12分

みらくさん、こんにちは。
コメントを頂きまして、どうもありがとうございます。

僕もキョンファは大好きですよ。ただ、僕はこの曲にロシア風の歌いまわしと、オーケストラの分厚くエグイ音を求めますので、記事に挙げたオイストラフ&ロジェヴェン、レーピン&ゲルギエフ、それにトレチャコフ&フェドセーエフあたりが一番好みに合います。
フーベルマン&オーマンディが番外なのはその通りでしょうね。

投稿: ハルくん | 2011年6月30日 (木) 19時12分

いやー、どうもどうもです。

私ももちろんロシア色の濃い演奏は大好きですよ・・・というか、この曲の醍醐味の一つはソコですしね。それも踏まえた上で別格ということかな。エグイ音ならオケよりもソリストに求めたい、、なんてね(笑)。

それと、オイストラフならコンドラシンと組んだ58年盤が好きです。ロジェストヴェンスキー盤よりもオイストラフは燃えているし、コンドラシンの指揮もエネルギッシュで最高に値します。

レーピンですか。あの演奏はゲルギエフ様様でしたね。もちろんレーピンにもそれに応える力量があったからこそですが。私はここ10年くらいならルセヴがお気に入りかな。実演ではぶっ飛びましたから。

投稿: みらく | 2011年7月 7日 (木) 02時26分

みらくさん、こんにちは。

やはりこの曲はロシア色の濃くエグイ演奏がイイですよね。僕は独奏にもオケにもとことん求めてしまいます。
オイストラフのコンドラシン盤は聴いた覚えが有りませんが、きっと素晴らしいでしょうね。
ロジェストヴェンスキー盤については、録音の良さも含めて大いに気に入っています。

ルセヴという人は残念ながら聴いたことが有りませんが、この曲を生で聴かれたのですか?曲を問わず是非一度聴いてみたいものですね。貴重な情報を教えて頂いてどうもありがとうございます。

投稿: ハルくん | 2011年7月 7日 (木) 19時34分

こんにちは。

ルセヴは03年にすみだトリフォニーでした。レーピンのチャイコフスキー協奏曲も06年にみなとみらいで聴いてたりします。

コンドラシン盤は、併録のメンデルスゾーンも中々ですので機会があれば是非。

投稿: みらく | 2011年7月17日 (日) 15時54分

みらくさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

ルセヴは随分前から日本に来ているのですね。次回には聴きに行ってみたいです。

オイストラフ/コンドラシンのチャイコンとメンコン盤ですね。見かけたら聴いてみましょう。

投稿: ハルくん | 2011年7月18日 (月) 09時47分

>僕は独奏にもオケにもとことん求めてしまいます。

あらあら、この部分を読み飛ばしていました。
独奏にもオケにも…そんなことは当たり前です。口に出すまでも無い。
但し協奏曲の場合、ソロは優秀だがオケはイマイチの演奏なら聴き通せますが(ムターとマズアのブラームスのように)、その逆は聴いていられないということです。
したがって、協奏曲ではソロにエグイ音を求める(どちらかと言えばソロに比重を置きたい)と言ったまでです。曲解しないで頂きたい。私はあなたよりもとことん求めているかもしれませんよ?

それから「見かけたら聴いてみましょう」という言い回しはどうなんでしょう?
相手に対し失礼だとは思いませんか?例えば私があなたよりも年長だったらどうします?あなたは普段の生活の中でもこういった対応をとりますか?

自分が作った小さな箱の中で天狗になるのは構いません。でもその箱の中身を他人に見せるのであればそれなりの分別が必要です。

投稿: みらく | 2011年8月11日 (木) 20時26分

みらくさん、こんばんは。

中々限られた言葉で真意を理解することは難しいですね。
ソリストとオケの比重の話の内容がようやく理解できました。曲解と仰られればその通りなのですが、書かれた言葉の正しい理解は案外難しいことでもありますので、どうぞご容赦ください。

言い回しの点ですが、お気に触りましたら謝ります。ただ「機会があれば是非」に対して「見かけたら聴いてみましょう」ではいけませんか?もしも実社会で僕が年長の音楽評論家と話したとしても、同じように言いますよ。ましてネット世界には、社会的地位も年齢も全く関係ありませんから、みなさん同じレベルでざっくばらんにコメントを楽しめば良いのではないかと思います。

投稿: ハルくん | 2011年8月12日 (金) 00時18分

たまたま、ブログ見つけました。

コメント参加していいですか?
チャイコンは名盤多いですね。
ざっと40枚位は聞きました。
ハルさんのお薦めもほとんど聞きました。

私のお薦めは、パールマンとラインスドルフの共演。シャハムとシノーポリも思い浮かびます。

ハルさんまだ聞いてなかったらぜひ聞いてみて下さい。

投稿: DICK | 2013年4月22日 (月) 23時43分

DICKさん、ようこそお越し頂きました!

もちろんコメント大歓迎ですよ。古い記事への書き込みは非常に嬉しいです。

40枚とは凄いですね!僕はそこまで聴いていませんが名盤は多いと思います。
パールマンは昔は大好きでしたが、最近は余り聴かなくなりました。チャイコフスキーの演奏はロシア演奏家のものが好きなこともあって未聴です。
シャハムも同じような意味で未聴ですが、機会あれば聴いてみたいですね。

投稿: ハルくん | 2013年4月23日 (火) 12時34分

ハルくんさん、こんにちは。
オリンピック、終わってしまいますね。
今大会は 色々考えさせられるオリンピックだったように思います。もちろん 選手達の頑張りは感動的でしたが…。
 
チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は 大好きなので 色々な演技を聴いています。
ロシアの演奏では コーガン/ネボルジン盤 オイストラフのロジェストヴェンスキーとコンドラシン 2つのライブ盤、レーピン盤は どれも 素晴らしく 私の愛聴盤になっていますが、もう一枚 、ムター/プレヴィン VPO盤というCDを気に入っています。この演奏は、人によっては"あざとい"と思うでしょう。けれど その甘く、ロマンティックな演奏は、聴いていると 「やはり この曲はこうでなくっちゃ!」と思ってしまいます。

投稿: ヨシツグカ | 2014年2月23日 (日) 13時50分

ヨシツグカさん、こんにちは。

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、いいですよね~。

コーガンはシルヴェストリ盤も好きですね。
トレチャコフ/フェドセーエフ盤も非常に好んでいます。

ムターは上手いのですけど、どうもネアカに感じられるのがちょっとでしょうか。パールマンと似ています。
でも甘くロマンティックな演奏はやはり良いですよね。

投稿: ハルくん | 2014年2月23日 (日) 15時02分

こんばんは!

ハイフェッツの協奏曲録音はカタログから消えたことがない
でしょうけど、どうもピンときませんね・・・
「ヤッシャよ!何をそんなにいそぐのだ?」と言いたくなりますね。
彼ならばもっとじっくりと構えた名演が出来ると思うのですがねぇ・・・
まさか「さっさと切り上げて呑みに行く」とか思ってないでしょうけど。
少なくともチャイコフスキーを聴く演奏ではないと思います。
スターンの旧録音の方がはるかに上です。

投稿: 影の王子 | 2017年7月 1日 (土) 20時32分

影の王子さん、こんにちは。

ハイフェッツはロシア系のはずなのに全くその情緒感がありませんね。そういう要素を求めなければ確かに凄い演奏なのですが、音楽を楽しむことは出来ません。

オイストラフ、コーガン、スターンなど、この曲を楽しめる演奏家は幾らでも居ます。

投稿: ハルくん | 2017年7月 3日 (月) 15時12分

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